ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

≫ EDIT

積雪期しか歩けない縦走路: 毛無山~西毛無山その1 

2017年3月13日(日) 岡山県新庄村 毛無山(標高1219m) 日帰り単独行 


20170312kenasiyama.jpg
岡山県北の鳥取県との県境に位置する毛無山はブナ林が美しい山です。毛無山の山頂から東へと延びる稜線には登山道があり、白馬山から金ヶ谷山を経て朝鍋鷲ヶ山までの長い縦走が楽しめますが、反対の西方面へは登山道がありません。毛無山の南西には標高1216mの無名の山がありますが、一般的には西毛無山と呼ばれているようです。毛無山から西毛無山を経て稜線を縦走し、適当なところから登山口のある田浪キャンプ場へ下山するという周回コースがとれるので、日曜日に歩いてきました。


IMG_6979.jpg
8:43 駐車場を出発します。ここまでの道のりは積雪や凍結箇所はなく、そろそろスタッドレスをノーマルタイヤに交換してもいい時期かもなあと運転しながら思ったのでした。もう春になったということです。登山口の駐車場には、自分の車のほかには3台ほど停まっていただけなので、この時点では入山者は数名だけのようです。


IMG_6980.jpg
登山口へと続く道は除雪されていたのですが、駐車場から雪原をショートカットして直進します。朝は気温が低かったので、雪は締まっていて踏み抜くこともありませんでした。美甘(みかも)のあたりを走っていたときにマイナス2度の表示が出ていたので、登山口の気温もそれぐらいだったのではないかと思います。日差しがあるため、全然寒いという感じはありませんが。


IMG_6981.jpg
登山道へと続く道はアスファルトが見えていました。


IMG_6982.jpg
しかし、毛無山山の家を過ぎたところで除雪区間は終わりです。


IMG_6983.jpg
8:59 スノーシューコースとの分岐点となる看板のある場所まで来ました。夏道の登山道はこのまま直進ですが、今回は夏道を使わずに登るつもりです。2012年2月に途中で敗退している山頂まで続く尾根筋に再チャレンジしようという計画なのです。前回は新雪が深く、ラッセルがきつかったことに加えて、今考えると軽装過ぎて体温調節に失敗し、冷えすぎて眩暈を起こしてしまったのではないかと思うわけです。2012年といえば冬山登山を初めて2年目ですから、装備も知識も経験もまったく足りていなかったわけで、敗退もやむなしだったのでしょう。


IMG_6984.jpg
看板の場所から左へと進みます。スノーシューの跡がありましたが、奥からこちらへきている足跡なので、先行者はいないようです。


IMG_6985.jpg
スノーシューの跡はコースに沿って続いているので、このあたりで右へ折れて尾根にとりつくことにしました。


IMG_6986.jpg
しばらくは足跡すらないきれいな雪尾根を登ることができましたが、やがて古いトレースの跡が現れました。しかし、時々足跡がわかるという程度の状態なので、少なくとも1週間以上は前のもののようです。


IMG_6987.jpg
足跡のないきれいな尾根を一人でのんびりと登っていきます。実は、天気もいいし大山の縦走も考えたのですが、快晴の日曜日の大山は人が多すぎてうんざりするのでやめました。稜線を縦走する人はあまりいませんが、それでも狭い稜線ですれ違ったり、せっかくの稜線を誰かの後ろをついて歩くなんてのはあまりうれしくありません。


IMG_6988_20170313115003fd9.jpg
9:23 やがて、見覚えのある場所に着きました。比較的平坦で広い場所です。前回、引き返した場所です。風もなく日差しが暖かくて気持ちいいので、ここで休憩をとることにしました。

20170312kenasiyama2.jpg



IMG_6990.jpg
気温は6度。多少日差しの影響を受けて高めになっているかもしれませんが、まあそんなものかなという感じです。ちなみに、以前使っていた黄色のものは、いつの間にか紛失してしまったので、あたらしく黒色のものを購入しました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_6992.jpg
9:34 休憩を切り上げて出発です。この先は傾斜が急になるので、ここからが本番といえます。


IMG_6994_201703131150488d3.jpg
登るにつれてさらに傾斜が増してきました。歩きやすそうな場所を選んで行くと、自然と古いトレースとかぶるようで、見た目にはトレースがなくても足を置くと急に沈み込んだりしてけっこう難儀しました。古いトレースは雪が柔らかいときについたものらしく、割と深い足跡が多く、その上に雪が積もって隠してしまったため、一種の落とし穴のようになっていてむかつきます。そのため、できるだけトレースがなさそうな場所を選んで歩くようにせざるを得ないのがつらいところです。


IMG_6997.jpg
標高900mあたりになると、きれいなブナ林が目につきます。毛無山のブナ林は原生林だそうで、太くて立派なブナが距離を開けて立ち並んでいます。一本一本が大木なので枝振りが広く、生育するのに一定の空間が必要になるわけです。自然はうまくできています。


IMG_6998.jpg
尾根上に立ちはだかるように立つブナの大木。24㎜相当の焦点距離だと、この程度しか写せません。やはり16㎜相当がほしいところですが、コンデジではこれが限界。今回は昼間のトレッキングということで、一眼レフは置いてきました。


IMG_6999.jpg
982ピークの手前の斜面が一番きつい傾斜でした。たまにズリッと滑ったりもしましたが、雪質がまだましだったので、ツボ足のまま登りきることができました。


IMG_7000.jpg
982ピークの近くにあった枝振りのいいブナの大木です。背後に見えるのが今日の目的地、西毛無山だと思われます。急斜面の登りで大汗をかいてしまったので、休憩をとり、上着も脱いでモンベル ジオラインLWのアンダーウェアだけになりましたが、全然寒さは感じません。


IMG_7001.jpg
982ピークから先は尾根の傾斜もゆるくなり、明るいブナ林の中をのんびりと登っていきます。


IMG_7002.jpg
ここまで全く人に会っていません。静かで気持ちのいいトレッキングを楽しみます。しかし、さらに進んで夏道との合流点近くになると、遠くの方から男性の叫ぶ声が時折聞こえてきました。何を言っているのかと聞き耳を立ててみると、「おーい、早く来い!」などと怒鳴っているようです。彼らが見えるようになると、その状況がわかりました。二名のパーティーらしく、一人が先行し、もう一人が遅れていて、先行する男性が後ろの人(性別不明)に怒鳴っていたのです。静かな山がぶち壊しです。


個人的な意見をいえば、こういう性格の人と山に登るのはやめた方がいいと思います。複数人でパーティーを組むときは一番弱い人(遅い人)にペースを合わせるべきで、強い人(早い人)が自分のペースで勝手に登り、遅れた人を急がせるというのは一種のパワハラです。やいやい言われながら登っても楽しいはずがありません。登るペースは体力や体調によって個人差が大きいものです。体調が悪かったり体力がないのに無理なペースで登り続けた挙句、具合が悪くなってしまったらそれこそ生死にかかわることもあります。


また、一部の人が勝手に先行してパーティーが分断してしまうと、道迷いなどが発生する可能性も高くなり、いいことはひとつもありません。自分勝手に先行してしまうような人は、結局自己チューな性格でしょうから、何かあった時に信用できるかどうかも疑問です。そういう人と一緒に登っても、疲れて不愉快になるだけで楽しくはないと思うのです。あくまでも個人の考えですが。


ちなみに、かくいう僕も基本的には自己チューです。だから、単独で登ってます。しかし、誰かと登る場合は自己チューをコントロールするぐらいの自制心はもっています。皆いい大人なんだから、自己チューであっても自制心ぐらいは持ちたいものです。


IMG_7003.jpg
10:36 九合目避難小屋まできました。扉に外からつっかえ棒がかけてあったので、中に人はいないようです。山頂まですぐなので、小屋には寄らず通過します。


IMG_7004.jpg
真っ青な空と雪の稜線が見えてきました。山頂はもうすぐです。


IMG_7009.jpg
10:45 毛無山山頂です。登ってきたときは年配のご夫婦がいましたが、すぐに下山されたので貸切になりました。


山頂の標柱そばで休憩すると誰か来たときに写真を撮る邪魔になるし、にわか観光カメラマンをやらされる羽目になりがちなので、少し離れたところにバックパックを降ろしました。


しかし、後から登ってきた単独男性は標柱そばに荷物を降ろして休憩していたため、さらに後から登ってきた人に案の定カメラマンをやらされていました。しかも、縦構図も撮ってくれとか、あっちの方角も入れてとかけっこう注文が細かくて聞いていてイラッとするぐらいでしたが、文句も言わずにスマホのシャッターを押していました。ご苦労様です。


IMG_7010.jpg
貸切状態のときに、ひとまず自撮り。


IMG_7006.jpg
今日はびっくりするぐらいいい天気で、空気も透明感があって抜群の展望です。大山と烏ヶ山が驚くほどクリアに見えています。


IMG_7015_20170313115720ed1.jpg
右に目を移すと、鏡ヶ成の擬宝珠山と象山、皆ヶ山と続きます。


IMG_7014.jpg
そして、蒜山三座もきれいに見えていました。


IMG_7008.jpg
これから向かう西毛無山への稜線もきれいです。


つづく。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

登山用品・アウトドア用品専門店 好日山荘《公式通販》

| 2017年3月 毛無山・西毛無山 | 12:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

好日山荘WebShopで寝袋の15時間限定セール(終了しました)

kojitu_web.jpg

好日山荘WebShopで、3月11日18時から12日9時までの15時間限定で、寝袋のセールが始まりました。


astro-2.jpg
先日ここで紹介したドイターのアストロ-2がなんと2万円切りの17,712円(税込)で出てます。う~ん、24,000円で安いと思って買ったのに、なんだか悔しい・・・


マウンテンエキップメントのヘリウム800RZ(コンフォート-4度/リミット-11度)が半額の24,840円だったり、ドイターのアストロ-8(コンフォート-3度/リミット-9度)が同じく半額の25,380円だったりと、GWの日本アルプス2000m級のキャンプ場でテント泊できるレベルの寝袋が安いですね。女性用のショートサイズのモデルも40~50%オフでいくつか出ています。この春に雪山デビューを考えている人によさそうです。


寝袋選びの注意点は、リミット温度までぬくぬくで寝られるということはまずないので、基本的にはコンフォート温度を目安にしておいたほうが無難です。男性でもコンフォート温度+アルファぐらいのつもりのほうがいいと思います。僕が使っている-25度対応の厳冬期用寝袋(プロモンテ製)は、730フィルパワーのホワイトグースダウン90%・フェザー10%で羽毛量1,000gのものですが、体調にもよりますが-10度を下回ってくるとダウンの上下を着ていてもけっこう寒い思いをしたりします。なので、ヘリウム800RZやアストロ-8で安眠できるのは、実質マイナス5度ぐらいだと思います。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村






| ヤマネタ・ニュース | 18:55 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

テント場通信簿: 徳澤キャンプ場(冬期)

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要



● 徳澤キャンプ場・冬期

清潔度:5
快適度:5
施設充実度:2
ロケーション:4
総合評価:4

この評価はお正月に訪れた時のものなので、冬期限定の評価になります。


IMG_3829_20160107222747275.jpg
上高地エリアの人気キャンプ場である徳澤キャンプ場は、冬期にも安心して宿泊できるキャンプ場です。利用したのは2015年末から2016年正月にかけてです。


IMG_3789.jpg
冬期の上高地は、釜トンネルから徒歩で入山しなければならず、徳澤までは健脚でも4時間ぐらいはかかると思います。僕の場合、20㎏ほどの大荷物だったこともあり、休憩込みで4時間40分ほどかかりました。徳澤までの道はこれといった上り坂はないので、淡々と歩くだけです。下山時に、プラスチックのソリに荷物を積んで引っ張りながら歩いている人がいて、そういう手もあるなと思いました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_3909.jpg
徳澤はもともと牧場だったところらしいので、まったくもってフラットで広大なテントサイトが広がっています。冬期は当然ながら真っ白な雪原です。そこに大木が点々立っていて、雰囲気もすごく落ち着いています。広大なキャンプサイトですが、あいにくベンチやテーブルなどはありません。小屋の近くにはあったかもしれませんが、トイレの周辺は何もありませんでした。


IMG_3823.jpg
キャンプ場の上高地側入口近くの登山道沿いに公衆トイレがあります。写真に写っている小屋がそうです。このトイレには冬期用の個室がひとつあり、冬期の利用ができます。ペーパーは置いてあったと思いますが、こまめに補充されているかどうかわからないので、基本的に持参したほうが無難です。


IMG_3824.jpg
水場として整備されたものはありませんが、トイレ棟の少し先に川があり、そこで汲むことができます。上流に山小屋があり、そのすぐそばを流れてくる川ですが、冬期は営業していないので排水などが混ざっていることはないと思います。僕はこの水を汲んで、コーヒーのペーパーフィルターで濾してから煮沸して飲用しました。変な味もなく、雪を溶かして作る埃くさいような水よりは全然ましです。


IMG_3911.jpg
ところが、2日後には枯れてしまっていて、常に水量があるというわけではなさそうです。


IMG_3912.jpg
しかし、上流の山小屋のそばまで行けば水がありました。なので、基本的に水は入手できます。水量が少ないので水質に疑問がないわけではありません。実際、ペーパーフィルターにはゴミや毛のようなものも少しですが残っていました。なので、気になる人はきれいな雪を溶かして水を作ったほうが安心かもしれません。


IMG_3910.jpg
ロケーション的には梓川沿いの平地になるので、眺めがいいというわけではありませんし、近場で撮影にいい場所があるというわけでもありませんが、キャンプ場奥からは明神岳や前穂高岳がよく見えます。


IMG_3923.jpg
晴天の朝なら、朝日に染まる明神岳や前穂高岳の姿が感動的な美しさです。


徳澤から長塀尾根で蝶ヶ岳へ登ることができますが、けっこう長大な尾根なので、日帰りの軽装なら4時間ぐらい、テント泊装備など重い荷物なら5~6時間かかると思います。日帰りで蝶ヶ岳から穂高連峰の朝焼けを見ようと思うと、夜中の3時ぐらいには出ないといけないのでけっしてロケーションがいいとはいえませんが、圧巻のあの風景を見るためならそれぐらいの代価は支払う価値があるといえます。しかし、トレースがない場合、迷いやすそうな箇所も多いので、うかつな行動は控えましょう。日帰りで行けるキャンプ場という点では、徳澤か横尾のどちらかしかないので、その希少性を考慮してロケーションポイントは4にしておきます。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

| テント場通信簿 | 18:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

メッシュ窓とサンシェード付の夏向きハット: phenix ARBOR HAT

phenix ARBOR HAT
phenix ARBOR HATは、アマゾンの10%オフセール対象品になっていた夏向けの涼しげなハットです。頭の部分の前後にメッシュの窓があり、通気性がすこぶる良さそうですし、後頭部には首筋を直射日光から守る収納式サンシェードもついています。

IMG_6977.jpg
サンシェードはどのように収納するかというと、後ろ半分のツバの裏側に収納用のポケットがあって、折りたたんでそこに入れるだけです。ポケットの真ん中にベルクロのテープがあるので、着用中にポケットが開いて出てきたりする心配はありません。かぶった状態だと、シェードを入れたポケットが少し垂れるので、ツバが若干太ったようになりますが、見た目に違和感があるほど膨らむわけではないので、あまり気にする必要はなさそうです。逆に、シェードの重さでツバの後半部がやや下にたわむため、日よけにはちょうどいい感じになるし、大型バックパックを背負っていてもツバが当たって気になるということもなさそうです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




黒系の夏山用のハットがほしかったのですが、真っ黒だと重い感じがするし夏は暑いので、オフブラックのチャコールに近い色が気に入ってます。色展開は、オフブラックのほか、オリーブ、ベージュ、ネイビーがあります。


IMG_6978.jpg
phenixのロゴは、左側面に小さいのが一つあるだけなので、控えめでいい感じです。


10%オフセールはあいにく終わってしまいましたが、セール終了と同時に同等の値下げがあって、2017年3月9日現在、3,133円になっています。僕が買ったときは、3,466円の347円引きで3,119円でした。ただし、この価格はオフブラックのLサイズのみで、Mサイズだと3,665円、Sサイズとほかの色は4,212円になってしまいました。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村












| ウェア類 | 17:13 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

今日のお昼は久しぶりの天下一品ラーメン

teniti.jpg

仕事帰りの11時過ぎに天下一品岡山大供店の前を通ったので、久しぶりにこってりラーメンを食べて帰りました。


思えば、天下一品との出会いは大学時代のことになります。京都の大学に通っていたため、キャンパスのすぐ近くに天下一品のお店があり、どういうラーメンか全然知らないままふらりと入ったのが初体験です。しかし、予備知識がまったくない状態で食べたこってりラーメンは、実はいい印象はありませんでした。岡山の醤油ベースのラーメンしか知らなかった田舎者だったので、やたらべたべたしていてくどいし、醤油の味はほぼしないこの白濁したどろどろのスープがうまかったはずがありません。


とはいえ、食べないで出るほどお金の余裕があったわけでもないので、なんだこれはと憤りながらもなんとかお腹に収めたのでした。食べ終えるころには、変わった味だけどそれほどまずくもないかなというぐらいの気持ちに変わっていたのが不思議といえば不思議です。とはいえ、あまりいい印象がなかったのは事実で、その後は天下一品には近寄ることはありませんでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ところが1か月もすると、なんだかもう一度食べてもいいかなという気持ちになってきて、二回目に訪れた時には、こんなにおいしかったっけ?といぶかりながらも、完食したのでした。その後、ラーメンといえば天下一品に行くようになったのは言うまでもありません。


大学3年に上がるときに京都市内の北白川に近いところに引っ越したこともあり、天下一品の本店である北白川店にもよくお世話になりました。学生には学割があるので、お得感もあってときどき食べに行っていました。


ところで、こってりラーメンをどうやって食べるかについては、人それぞれ好みがあることと思います。僕の場合は、まずはコショウだけをふってそのまま半分ぐらい食べます。それから、備え付けのからし味噌を小さじ一杯とラーメンのたれを少量入れて残りを食べます。からし味噌とラーメンのたれを入れるとコクが増すというか、若干味が引き締まるように感じるので、一杯で二度楽しめるというわけです。ただし、からし味噌とラーメンのたれは控えめに入れないと辛くなりすぎて味を損ないますから要注意です。



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

| 時事ネタ・ニュース | 19:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

耐久力は10回ぐらい: ファイントラック スキンメッシュソックス

IMG_3254.jpg
2015年9月に購入したファイントラックのスキンメッシュソックスですが、先日の下蒜山登山のときについに穴が空きました。


IMG_6975.jpg
片足の踵部分に直径2cmほどの穴がぽっかり。残りの片方は何ともないので、たまたま靴にあたるような状態だったのかもしれません。


スキンメッシュソックスは、2組をローテーションしながら使っていました。購入してから穴があくまでの山行日数は40日ほどになるので、1組あたりおよそ20日ぐらい使用したという計算になります。ただし、春夏の山行や日帰り山行の場合、インナーソックスは履かない場合が多いので、実質的に使用したのは10日ぐらいだと思います。




ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ということで、このソックスの耐久力は10回ぐらいと考えられ、半年も履けば破れると思っておいたほうがよさそうです。実際、2組をローテーションして、2015-16の秋冬と2016-17の秋冬の2シーズンもったわけですから、1組だけの使用だったら2015年9月から使い始めて2016年の春には穴が開いていたことでしょう。いま無事な片足は残しておいて、もう一組の片足がダメになったら、残ったモノ同士で新しい一組にしてもう少し使っていこうと思います。



店頭価格が2300円ぐらいのソックスですから、10回使用したぐらいでだめになるのはちょっとコスパが悪すぎるように感じます。次はスキンメッシュソックスの約半額のモンベルジオラインのインナーソックスを試してみようかと思います。ジオラインのインナーグローブが1シーズンもつかどうかという感じなので、ソックスもあまり期待しないでおきます。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村










| ウェア類 | 21:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

物はいいけどサイズ表記がいいかげん: マムート ランボルドパンツ

IMG_6969.jpg
先日、好日山荘Webショップが15時間限定のマムートセールをやっていて、ランボルドパンツという薄手の山パンツが8748円で出ていたので購入しました。ランボルドパンツというモデルは名前も初耳だし、試着したこともないので、サイズ感がまったくわからずどうしようかと思ったのですが、もともと黒色の薄手のパンツがほしかったということもあり、説明を読むとわりと良さげでポイントも使えたので買うことに決めたというわけです。


<商品説明>
2ウェイストレッチのパンツは吸汗速乾性と耐摩耗性に優れ、ハイキングはもちろん、旅や日常のウォーキングでも快適。太ももにはファスナー付のマップポケット。裾はロールアップして3/4丈にすることもできます。UPF30+。
▼ 重さ
325g
▼ 素材
Woven Stretch 70X70DEN UV30+(ナイロン85%、エラステン15%)
▼ 機能・特長
■耐摩耗性に優れた丈夫なナイロン素材で作られた縦横に伸縮性があるハイキング兼トラベリング パンツ
■速乾性で通気性のある
■フロント ジッパーポケット2つ
■ジッパー付きヒップポケット
■地図を入れるのに適したレッグポケット
■パンツ脚部はフルレングスから3/4分丈に調整可能
■コンパクトなのでどこにでも持っていけます。
■紫外線防止指数 (UPF) 30+


size.jpg
ところが、一つ困ったことが。サイズ表記が、いつものS、M、Lというものではなくて、44、46、48・・・というものでした。サイズ表を見てみると、従来のS、M、Lも表記されていているのですが、上段と下段が関連しているのかいないのかがはっきりしません。


例えば、以前購入したトレッカーズパンツでは、上段に書いてあるEUROサイズのSがASIAサイズのMに相当するということで、このサイズがちょうどあっていました。しかし、下段に書いてあるサイズだと、ASIAのMサイズは48となり、上段と下段の同じ列が同じサイズを示しているなら48は上段のEUROサイズだとMサイズになってしまいます。上段でEUROのMサイズはASIAサイズのLサイズ相当なので、下段と上段で異なるサイズになってしまい、訳が分かりません。ということは、このサイズ表は上段と下段の関連はないと思ったほうがよさそうです。下段のサイズだけを見れば、48はウエスト84-87㎝なので、明らかに自分には大きめです。では46を選ぶべきなのか。しかし、46だとASIAのSサイズになってしまいます。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ネットでいろいろと調べてみましたがEURO48は日本のMサイズ相当だという程度のことしかわからず、釈然としません。これほどネットに情報が氾濫している時代なのに、実は役に立つ情報はほとんどないというのが実情なのです。幸い、同じランボルドパンツの46を購入したというブログの記事を見つけたのですが、そこに掲載されていたパンツのタグの写真を見ると、EURO46は「ウエスト 71~77㎝」と記載してあります。なぜサイズ表のウェストサイズと違うのか謎です。記事にはウエストはゆるめと書かれていましたが、この人のウエストサイズがわからないので、パンツの寸法がどうなのかは不明です。とにかく、パンツのタグに書かれているサイズが一番正しいはずということで、ウエスト約80㎝の自分には48が正解だと信じて48を注文しました。


IMG_6962.jpg
届いたパンツのタグを見ると、「ウエスト 75~81㎝」と書かれていて、予想通りでジャストフィットにちがいないとニンマリ。ところが、試着してみるとウエストがゆるゆるなのです。


IMG_6970.jpg
メジャーで測ってみたら、平置きの状態で約41㎝ですから、少なくともウエストは82~83㎝はあるということになります。ヒップまわりや丈はいい具合なので、ウエストだけがゆるいのです。サイズ表を見ると、46と48の股下は同じでウエストとヒップだけが違うようなので、46ならぴったりだったはずです。


交換してもらおうかと思って、好日山荘のWebページを確認してみたら、なんとランボルドパンツの黒はすでに売り切れているではありませんか。これでは交換は無理で、返品ということになってしまいます。このパンツはベルトはついていないので、とりあえず手持ちのベルトを締めてみたら、まあ問題なく履ける状態だったので、返品や交換はやめてこのまま使うことにしました。


マムートだけなのか、他の欧州系のメーカーもそうなのかわかりませんが、EUROサイズの表記は要注意です。基本的に、サイズ表に記載してあるウェストのサイズを基準に考えたほうがよさそうです。タグのウェストサイズ表記はあまり参考になりません。


ところでこのランボルドパンツですが、ネット検索してもほかのお店であつかっているところが見つかりません。購入したというブログの記事が2015年のものだったので、おそらく2015年モデルの在庫処分セールだったのでしょう。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村




| ウェア類 | 20:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

豪華装備の超お買い得3シーズン寝袋: ドイターアストロ-2

astro-2.jpg
昨年秋に3シーズン用寝袋として購入したのが、ドイター アストロ-2です。もともとは定番ともいえるモンベルのダウンハガー#3を買うつもりでしたが、首周りの保温チューブがないというのがちょっと気になっていました。3シーズン用とはいえ秋の山はけっこう冷えますから、ダウンの量はそれなりでも保温用の装備はほしいところです。好日山荘の15時間限定セールに出ていたアストロ-2を見つけて、その装備の豪華さにびっくりし、しかもダウンハガー#3よりも安い価格(24、948円)で購入できるということで、即決でした。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



trapezoid-chamber.jpg
なにが豪華装備なのかというと、まずはその構造です。寝袋の構造にはいくつかありますが、現在もっとも保温性に優れた構造とされているのが台形ボックス構造です。これは、イスカのラインナップでもマイナス15度以下に対応するモデルにしか採用されていない構造ですが、アストロ-2ではこの台形ボックス構造(ドイターではトラぺゾイド構造といいます)を採用しているのです。モンベルは#3以上のモデルは、一般的なボックス構造です。


使用されているダウンは、800フィルパワー以上のグースダウン95%/フェザー5%で、ダウンの重さは290gです。イスカの280EXは800フィルパワーのグースダウン90%/フェザー10%で280gとなっていますし、モンベルにいたってはダウン量も比率も非公表です。それに比べると、ダウン量も比率も少し多めに入っており、保温性能に優れた台形ボックス構造との組み合わせで、他のメーカーのものよりも多少なりとも暖かいのではないかと思うわけです。


IMG_6960.jpg
また、このクラスの寝袋には通常ついていない、首と肩周りからの冷気の進入を防ぐダウン入りのチューブが装備されています。イスカでいうところのショルダーウォーマー、モンベルではネックバッフルといっているこのチューブですが、ドイターでは3Dウォームカラーと呼んでいます。当然、サイドのジッパー部分からの放熱を防ぐチューブも装備しています。


IMG_6959.jpg
さらに驚くのが、顔回りからの冷気の進入を防ぐフェイスチューブというものまでついています。ここまで来ると冬期用の寝袋かと思わせるものがあります。ここまで丁寧な防寒対策がされているというのに、EN13537規格でコンフォート温度3度、リミット温度マイナス2度となっていて、競合する280EXやダウンハガー800#3とほぼ同等の性能となっているのが不思議なところです。機械で測定した断熱性能は同等でも、実際に人間が使って感じる暖かさという点では、フェイスチューブや3Dウォームカラーが付いている分だけ、アストロ-2のほうが優れているのではないかと思うわけです。


足元の部分は人間工学に基づいたデザインのエルゴフットになっていて、足先へのストレスを軽減してくれます。また、隔壁を一つ増やして保温性能を高めているそうです。


IMG_6961.jpg
胸の部分の内側にインナーポケットが付いているので、電池などを寒さから守るのにも便利です。ポケットの大きさは16㎝角の大きさです。スマホやコンデジ、電池類なら問題なく入れることができます。


IMG_6954.jpg
保管用の立派なストレージバッグも付属しています。モンベルのダウンハガー800#3にストレージバッグが付いているのかどうかは知りませんが、ダウンハガー800#1についていた綿布の簡素なバッグに比べると、ちゃんとした化繊の生地で、一部メッシュになっていて湿気対策も完璧なストレージバッグです。


これだけ立派な装備のためか、総重量が755gあり、この点においてはイスカやモンベルの競合製品の後塵を拝しています。イスカ エア280EXは550g、モンベル ダウンハガー800#3は575gですから、200gばかり重いということになります。フェイスチューブや3Dウォームカラーがある分重くなるのは仕方がないところですが、この差を重視するかどうかですね。


この寝袋を初めて使ったのは、2016年10月末に徳島県の天狗塚から三嶺へ縦走したときの避難小屋泊でした。室内温度は夕方で12度あったので、明け方でもコンフォート温度までは下がっていなかったと思います。外気温は夕方で7度だったので、明け方は2~3度ぐらいまで下がったかもしれません。とにかく、ダウンジャケットなどの防寒着を着ないで山シャツと薄手フリース、トレッキングパンツのままで寝たのですが、まったく寒さは感じませんでした。リミット温度あたりまで下がった時にどうかというのが気になるところなので、そのうち試してみてまたレポしたいと思います。


アストロ-2は、ドイターのHPのラインナップからはなくなっていて、廃番になったのかモデルチェンジで旧モデルになるかのどちらかでセール販売されているようです。いまでも市場在庫はあるみたいで、好日山荘でも僕が買った価格でまだ売られています。アマゾンではさらに安い23,734円になっていますが、楽天の好日山荘だと3月4日から9日までのスーパーセールでポイント10倍の上に、2000円オフクーポンが使えるので、実質2万円ぐらいで購入することができて、超お買い得です。下のリンクは好日山荘の楽天ショップに張ってますので、興味のある方は覗いてみてください。


なお、アストロ-2には、ショート丈のアストロ-2SLというモデルもあり、好日山荘では価格が200円ほど安くなっています。アストロ-2は長さ205㎝、SLは195㎝です。SLのほうには、特に身長はいくつまでという記載がないので、自分で判断するしかなさそうです。まあ、SLは170㎝以下ぐらいの人向けだと思います。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村









| 寝袋・マット・枕 | 18:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

WiMAXを解約

長らく使っていたWiMAXがちょうど2年間の契約期間が終わり、契約更新月になったので本日解約しました。


以前はタブレットで動画をよく見ていたため、月間の通信量が10GBを軽く超える状態でした。なので、通信制限のないWiMAXが一番費用対効果が高いという理由で契約していたのですが、最近は5GB~7GBの通信量で収まっている状態です。WiMAXの月額は3994円ですが、この前契約したFREETELの使った分だけプランなら8GBで3390円なので、WiMAXのほうがコストがかさむという逆転現象がおこってしまいました。それに、WiMAXの通信可能エリアが広がったとはいうものの、やはりLTEと比べると圧倒的に狭く、都市部でもちょっと郊外に行くと圏外になってしまうWiMAXは実際使いにくいというのもありました。


また、通信制限なしだったのは最初の2年間だけで、新しく始まる契約ではたしか3日間で10GB以上使うと通信制限が発生することになるので、通信制限がないのがメリットだったWiMAXを使う意味がなくなります。もっとも、今の使用状況で3日間10GBも使うことはないと思うので、実際には無制限のようなものですが。


WiMAXはモバイルルーターで使っていたのでスマホが壊れてもタブレットで代用できましたが、来月からはモバイルの通信はスマホのテザリングだけになってしまうので、スマホが壊れたらアウトです。タブレットはWi-Fi専用なので、タブレットで代用というわけにはいきません。なので、予備のスマホを1台購入する必要があります。仕事で使うものなので前から予備は必要だと思っていたこともあり、必要経費と思ってあたらしいスマホを買うことにします。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


| 時事ネタ・ニュース | 20:42 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

最大斜度45度の雪壁に挑む: 下蒜山その2 

2017年2月26日(日) 岡山県真庭市 下蒜山(標高1100m) 日帰り単独行 


IMG_6912.jpg
九合目の肩にある急斜面を、足元を確かめながら一歩づつ登っていきます。トレースはさすがに笹原の斜面からできるだけ遠くて木立に近い右端のあたりについています。上を見上げると首が痛くなるので、目の前の雪壁だけを見ながら登ります。斜度が増してくると普通にアックスのシャフトを雪に刺して登るのが難しくなってくるので、ピックを突き刺してしっかりと効いているのを確かめながら登ります。今回は、ストレートシャフトのグリベル モンテローザをもってきたのですが、急斜面でピックを突き刺すとシャフト先端のスピッツェが雪に刺さらないこともあり、シャフトが曲がったBD ベノムアッズウィズリーシュを持って来ればよかったと思いました。この急斜面以外ではモンテローザで問題ないのですが、やはり一番リスクの高い場所での利便性を考慮した道具を選ぶべきだったなと反省した次第です。


IMG_6913.jpg
最大斜度のあたりで撮った写真です。こうしてみると確かに45度ぐらいありそうな斜度です。真横から見ると斜面に間違いないのですが、下から見ると垂直に近い壁に見えます。とにかく、ゆっくり景色を眺めるほどの余裕はなく、何かに急き立てられるかのように無心に登りました。リスクの高い場所に長い時間いるとそれだけ危険に遭遇する確率が増すので、やばいところは一気に突破したほうがリスクを軽減できます。なので、動作がいい加減にならないことだけを注意しながら、とにかく体を動かし続けました。


IMG_6914.jpg
わずかながら斜度が緩みましたが、あいかわらず梯子を上っているような感覚の雪壁が続きます。だいぶん息が上がってきましたが、ここは休まずに登り続けます。


IMG_6915.jpg
11:36 ようやく急斜面が終わり、九合目にたどり着きました。とはいえ、九合目は狭くて斜度のある尾根の末端に位置しており、のんびりと休憩できるような平地ではありませんし、狭い尾根には雪庇が張り出していて安全な尾根筋を歩くこともできません。


IMG_6916.jpg
左に切れ落ちた笹原の急斜面の上を歩くことになるため、まだ気を緩めるわけにはいきません。


IMG_6917.jpg
九合目道標の少し先にあるわずかばかりのやや傾斜の緩いテラス状の場所で束の間の休憩をとりました。汗を拭き、水分を補給してこの先の稜線を確認します。山頂手前まで続く細い尾根筋は北側には木立があり、稜線には雪庇が出ているので、雪庇の左側をたどっていきます。左手に落ち込む斜面は木立がなく笹原の斜面なので、雪崩そうで嫌な感じです。実際、左前方下あたりに雪崩れた跡も見えていて、ここも山頂まで一気に登り詰めたほうがよさそうです。


IMG_6918.jpg
休憩を終えて、急ぎつつも慎重にトレースをたどり、山頂を目指します。以前登った時は立木が邪魔だったりした記憶がありますが、今回はやっかいな立木はありませんでした。雪が多くて埋まってしまっていたのだと思われます。


IMG_6919.jpg
ようやく山頂が近づいてきたようです。青空も見え始めて、空に向かってカーブを描く雪稜がことのほか美しく感じました。


IMG_6920.jpg
11:57 下蒜山山頂です。けっこう広い雪原になっていて、足跡は残っているものの誰もいませんでした。少なくとも二人は先行していたはずですが、どうやら中蒜山方面に下って行ったようです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_6921_2017030119285923c.jpg
薄日が差し始めて、下蒜山山頂から中蒜山と上蒜山がよく見えました。以前から、積雪期に三山縦走をしたいと思っているのですが、いまだ挑戦する機会がありません。


IMG_6923.jpg
山頂貸切状態なので、タイマーで万歳写真を撮ってみました。道標の上において撮ったので、傾いてしまったのはご愛嬌です。


IMG_6924.jpg
ちょうどお昼時に登頂できたので、ランチ休憩をとることにしました。今回は、いつも持ってくるだけで食べる機会があまりない行動食の簡単ランチです。いつもは、白湯で済ませてしまうところですが、ちょっと手間をかけてれもん湯も作ってみました。チタンマグカップを使うのも久しぶりなので、妙に金属臭がしてあまりうまくありませんでした。チタンカップで金属臭を感じたことは購入直後に使ったときぐらいしかないのですが、使い込んでいないと金属臭がするのかもしれません。日常生活でも使うようにしたほうがいいのかも。


IMG_6928.jpg
ランチのあとは、山頂からの風景を眺めて楽しんでいたのですが、いつの間にか薄日が差していた空には灰色の雲が垂れ込めはじめていました。


IMG_6929.jpg
伯耆大山は雲に隠れていて、初めから見えていませんでした。


IMG_6931.jpg
下山前に山頂の道標前で自撮りしてみたのですが、肝心の下蒜山の山名が写っていませんでした。


IMG_6933.jpg
12:34 下山開始です。山頂下の九合目までの稜線を下り、さらにその先の45度の壁を下ることを思うと、ちょっと憂鬱です。


IMG_6935.jpg
九合目へと下る稜線をゆっくりと下っていきます。このあたりは危険な感じはないので、まだ安心です。


IMG_6937.jpg
九合目手前の急斜面のトラバース部分です。右側の斜面は立木がない上に谷底が見えない状態の斜面なので、ちょっとドキドキです。


IMG_6938.jpg
九合目を過ぎて、核心部の斜面へと下りていきます。


IMG_6939.jpg
45度斜面のすぐ上からの眺めですが、少し先のところから始まる45度の斜面は、当然ながら上からは見えません。写真にするとあまり斜度がないように見えますが、ここでも40度近くありそうな感じです。


IMG_6940.jpg
とうとう45度斜面の上まで来ました。登ってきたときよりもちゃんとしたステップができていたので、誰かが後から登ったみたいです。でも、山頂には誰も来なかったので、九合目で引き返したのでしょうか。七合目の先のあたりを登山者が二人下っていくのが見えたので、どうやらそのようです。


45度斜面はバックステップで下りざるを得ないかなと思っていましたが、ちゃんとしたステップが刻まれていたおかげで前を向いたまま下ることができました。とはいえ、アックスをしっかりと雪に刺しこんで動かないことを確認しながら、一歩づつ慎重に下りました。さすがに高度感がきつく、先を見ると恐怖が湧き上がってくるので、できるだけ足元を見るようにしていました。


IMG_6941.jpg
45度の斜面を下りきって、ようやく普通に歩けるようになりました。ここまでくればもう安心です。


IMG_6943.jpg
振り返れば、覆いかぶさってくるような雪の壁です。


IMG_6944.jpg
13:13 七合目の道標前で休憩を兼ねてウェアの調整をしました。ここから先は標高が下がって気温も高くなってくるので、ソフトシェルは脱いでおきます。


IMG_6947_20170301193242ddf.jpg
雲居平を下っているときに、ふと気が付いたのですが、左手には雪のない関金町の風景が広がっています。


IMG_6948.jpg
ところが、右前方に広がる蒜山の風景はふもとまで真っ白な雪景色です。こんなに近い距離にあるのに、山ひとつ隔てるとまったく違う風景が広がっているというのがなんだか不思議です。


IMG_6951.jpg
13:33 三合目を通過します。五合目から下はすっかり雪がグズグズになっていて、滑るし踏み抜くしで大変でした。


IMG_6953.jpg
13:51 登山口まで戻ってきました。登山口の前に見覚えのない立派な建物ができていてなんだろうと思っていたのですが、なんと火葬場でした。なにも登山口の前につくらなくてもと思わないでもないですが、とりあえずこの日は使われていなかったのでなんとなくホッとしました。

20170226simohiruzen.jpg


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

| 2017年2月 下蒜山 | 19:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

NEXT | PAGE-SELECT | PREV