ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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アマゾンでミレー ドライナミック メッシュが15%オフ

アマゾンで、夏は涼しく冬は暖かい究極のドライレイヤー、ミレー ドライナミックメッシュが15%オフのセール対象品になっています。注文確定時にクーポンコード「FESPO15C」を入力すると15%オフになります。6月29日まで。


僕も愛用していますが、これはいいです。夏は汗のべたつきがほぼないぐらいのドライ感があるし、冬は汗冷え防止と保温にも役立つようで、持っていて損はないアンダーウェアです。






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好日山荘WebShopのタイムセールでマーモット全品7%オフ

6月4日18時から5日9時までの15時間限定ですが、好日山荘WebShopでマーモット製品のタイムセールを実施中です。
会計の時にクーポン番号「406071」を入力することで全品7%オフになるそうです。


マーモットは比較的低価格でいい商品が多いので、僕もシャツやパンツなどいくつか持っていますが、マーモット好きの人も、特にブランドにこだわりがない人も、覗いてみるとお買い得品があるかもしれません。








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新緑輝くブナ回廊: 毛無山  

2017年5月28日(日) 岡山県新庄村 毛無山(標高1219m) 


扇ノ山で残雪のブナ林を歩いた翌週は、燦々と降り注ぐ太陽光に輝くブナの縦走路を歩いてきました。


訪れたのは岡山県北の毛無山(けなしがせん)です。岡山県で最大級のブナ林がある毛無山ですが、実は新緑の時期に訪れるのは今回が初めてです。


駐車場に着いたのは8時45分頃で、着いてすぐトイレに行きコンタクトレンズを装着して外に出たら、いきなり大型観光バスが大勢の登山客を乗せて入ってきました。のんびりしているとこの団体の後ろをついて歩く羽目になりそうなので、大急ぎで車に戻り、あわてて準備を整えました。


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8:55 なんとか10分もかからず準備を終えて出発です。団体さんはまだリーダーらしき人の諸注意を聞いている状態で、すぐに出発する雰囲気ではなさそうです。これなら、後ろを気にしながら歩かなくてもすみそうです。


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最近は積雪期にしか訪れていないので、久しぶりに雪のない山の家を見ました。


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本日は快晴です。けっこう強烈な日差しですが、空気はひんやりしていてそれほど暑いとは感じません。


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アスファルト舗装が終わると、きれいに平に圧縮された砂利道になりました。最近整備したばかりのようです。こぶし大の石がわりと多いのですが、ほぼ平らになっているので非常に歩きやすかったです。新庄村に感謝!


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日差しに輝く新緑の美しさは、写真で再現するのがとても難しい被写体のひとつだと思います。被写体が非常に細かい上に明暗差が大きいので、カメラの性能の差が如実に反映されるし、撮影時の設定でも結果が大きく違います。カメラが何であれ、いまだにこの手の写真で満足のいく写真が撮れたことはありません。


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晴天の日に森の写真を撮ると、このように斑模様になるのであまり撮影日和とは言えません。森の写真を撮るなら曇りか雨が適しています。もっとも、今日は日差しで光る新緑を撮りたいので、晴天のほうが適しています。


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さっそく、透過光で輝く林冠を撮ってみましたが、実際に見た時の煌めき感は再現できてません。


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ブナの大木の下でも撮ってみましたが、やっぱりいまいちです。まあ、コンデジに多くを望んでも仕方がありません。


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登山道脇にスポット光が当たった葉があったので、アップで撮ってみました。こちらはコンデジでもRAWで撮影し、現像時にレタッチを多めにしてみたら、記憶のイメージには及ばないものの少しは煌めき感も出たかなという感じです。しかし、ブラウザでみるといまいち鮮やかさがなくなっていて、ソフトによる再現力の違いはどうしようもないという感じです。


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登山道脇に落ちていた白い花。何の花でしょうか。


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どっしりとしたブナの巨木の下で一休み。


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標高1000m近くになると、本格的なブナの極相林になります。極相林とは、森林の遷移過程の最終段階のことで、土砂崩れなどで裸地化したところには、まず先駆植物のコケなどが入り込み、つづいて1年生植物、多年生植物などが生育して草原化します。その後日差しを好み乾燥に強い陽樹の森ができ、最終的には暗い林床の日陰でも育つことができる陰樹の森になるわけで、この状態になると植物種の遷移が行われなくなるので、安定した森になります。その状態が極相林です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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八合目の大岩の横を通過します。


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八合目の大岩を過ぎると、すぐに山頂に続く尾根に出ます。この尾根はブナ林の中をまっすぐ上がって行くので、さながらブナ回廊といった雰囲気です。


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尾根筋で日当たりがいいためか、八合目下のブナ林に比べると、全体的に明るい感じです。


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10:30 9合目避難小屋を通過します。出発して1時間半が過ぎていて、しかも途中撮影しながら登ってきたので休憩もしていませんが、山頂まですぐなので小屋での休憩はなしです。


ここで、せっかく撮った一眼レフでの写真も載せておきたいと思います。RAWで撮影し、現像時にレタッチしていることもあり、コンデジの写真よりも少しはましかなという感じです。ただ、これも現像ソフトで見たのとブラウザで見たのとでは、やっぱりブラウザの方がくすんだ感じです。横位置写真はクリックで拡大します。

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ブナ林が終わり、山頂下の笹原の斜面に出ると、登山口の田浪集落がよく見えました。これも最初はコンデジで撮りましたが、空が真っ白に飛んでしまったので、一眼で撮った写真を掲載します。写真クリックで拡大。


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山頂が見えました。それほど多くの人はいないようですが、子供の騒ぐ声が聞こえてきます。静かな山頂というわけにはいかない雰囲気です。


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10:43 ようやく山頂に着きました。普通に登れば、たぶん1時間ちょっとで登れるところを、1.5倍ぐらいかけてしまいました。山頂には10人もいないような人出ですが、子供二人の声だけで雑踏にいるかのような騒々しさです。


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山頂から伯耆大山がきれいに見えていました。写真クリックで拡大。


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10:51 というわけで、10分もしないうちに出発することにしました。毛無山から東にある白馬山まで縦走路を歩き、白馬山から登山口へと下ります。


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11:08 鳥取側の登山路との合流点にあるカタクリ広場に来ました。もう少し早い時期ならカタクリがたくさん見られるところらしいのですが、さすがに時期外れで花はないだろうということで通過するだけです。


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分岐を白馬山方面に進みます。


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カタクリ広場から白馬山への尾根道は、左手に山陰の名峰 伯耆大山を眺められる快適な縦走路です。写真クリックで拡大。


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常に見えているといわけではありませんが、木々の隙間から見えることもあれば、ばっちり見えるところもあり、晴れていれば最高に気持ちがいい尾根歩きが楽しめます。写真クリックで拡大。


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下って行くと、次第にブナが増えてきて、1120ピークのあたりから立派なブナ林になります。ただ、どういうわけか毛無山の九合目下の尾根にあるブナ林よりも暗く、からっと明るい毛無山のブナ林よりもしっとりとした感じのブナ林です。


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11:50 撮影ポイントを探しながら歩いていくうちに、いつの間にか白馬山まで来てしまいました。結局、毛無山から白馬山の間では、一眼レフのシャッターを切ることはありませんでした。


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ちょうどお昼時ということで、白馬山でランチにしました。菓子パンとカフェオレの簡単なランチです。お湯は山専ボトルに入れてきました。少しガスの余ったボンベを使い切りたいところですが、やっぱりボンベとバーナーを持ってくるのはめんどくさいのです。


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白馬山山頂はブナ林の中のちょっとした広場なので、展望はほとんどありません。日差しもないので暑くはありませんが、逆にじっとしているとやや肌寒いぐらいでした。


ランチを終えて、残ったお湯をカップに入れて飲もうとして、膝の上にカップを置いてバックパックのほうに体をねじった瞬間、見事にカップをひっくり返してしまい、膝の内側にお湯をぶちまけてしまいました。幸い、この日のパンツは撥水性能のしっかりあるやや厚手のソフトシェルパンツだったので、火傷をおうことも、あとから冷たい思いをすることもありませんでした。こんな置き方したらひっくり返しそうだと思いながら置いていたので自業自得ですが、パンツの撥水性能はこんなときにも役に立つということを実感しました。


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12:12 金ヶ谷山方面に少し行ってみようかと思いましたが、往復しているとそれなりに時間がかかるし、踵が少し痛くなっていたので予定通り下山することにしました。この日履いていたマムートのテトンGTXですが、インソールを交換していないのが踵の痛みの原因だと思われます。この次は、冬靴のモンブランに入れているスーパーフィートブルーを入れてみたいと思います。


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白馬山から登山口への下山路沿いにも大きなブナが並んでいます。


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途中、田浪の集落が見えていたので、もう一度コンデジで撮ってみましたが、やっぱり空が白飛びします。小さなセンサーはどうしてもダイナミックレンジが狭くなるのでいたしかたなしです。


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やがてブナ林もなくなり、雑木林の面白くない尾根道がだらだらと続くようになり、足も痛いしいい加減うんざりしてきます。


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12:57 ようやく尾根道を下りきって、朝通った道の合流点に出ました。


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13:03 本日の山行はこれにてお終いです。観光バスはまだ駐車場にいましたが、そういえば朝の団体は結局気配を感じることさえありませんでした。撮影しながらのんびりと登っていたのに、全然追いつかれなかったというのがなんだか不思議です。


なお、国道181号線は、勝山の西の県道32号線との交差点から神代までの区間が通行止めになっていて、勝山から県道321号線経由でサンフォレストゴルフクラブへの道が迂回路として指定されています。通行止め期間は、うろ覚えですが6月21日までだったと思います。念のためネットなどで確認してください。

20170528毛無山


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| 2017年5月 毛無山・白馬山 | 00:27 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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GW涸沢山行番外編~雨晴海岸

涸沢から下山した後、富山を経由して帰りましたが、5月5日の午前中に雨晴海岸に立ち寄りました。涸沢には持って行っただけで一度も使わなかった70-200ミリの望遠レンズを、ここでやっと使うことができました。写真はクリックで拡大します。

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夜明け前の雨晴海岸です。水平線に雲があるので、日の出が見られるかどうかビミョーな感じです。


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次第に明るくなってきました。もうすぐ日の出です。


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水平線から太陽が顔を出しました。なんと、だるま太陽を見ることができました。


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一隻のボートがサンロードを横切って通り過ぎます。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



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剱岳や立山がきれいに見えてきました。何度もここを訪れていますが、これほどすっきり姿が見えたのは初めてのような気がします。





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日の出直後。太陽は剱岳の左後方から登ってくるので、残念ながら朝焼けの赤い剱岳を見ることはできません。


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金色の海原を海鳥が滑るように飛び去って行きました。


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午後になって剱岳や立山に光が当たるのを狙っていたのですが、あいにく曇り空になってしまいました。山にも雲がかかります。


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さすがにそうそう思い通りの写真は撮れません。残雪をまばゆく輝かせる洋上のアルプスの姿は、今後のお楽しみということになりました。


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| 2017年4月 涸沢岳・北穂高岳 | 00:12 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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キヤノンEOS 6D MarkⅡは7月発表か!?

”デジカメinfo”の記事によると、キヤノンEOS 6Dの新型が、7月に発表されるといううわさが出ているようです。いまのところ、詳しいスペックの情報はわからないようですが、現行機にない新しい機能としては、Bluetooth、バリアングルモニターが搭載されてくるらしいということのようです。そのためか、若干ボディサイズが大きくなるらしいのですが、できるだけ現行機と同等レベルのコンパクトさにしてもらいたいものです。


しかし、キヤノンからは来年あたりにフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼が出るといううわさもあり、どちらかといえばこちらの方が注目度大です。というのも、今のキヤノンのミラーレス一眼であるMシリーズは、EF-Mという専用のレンズマウントを採用していますが、このフルサイズミラーレスは一眼レフ機のEFマウントで出てくるといわれているからです。


ミラーレス一眼であるということは、ミラーボックスが必要なくなり、そのぶん小型軽量になるということです。ソニーのα7シリーズと同等のコンパクトなボディになれば、大幅に軽量化することができます。また、EFマウントであればレンズは当面今使っているレンズがそのままの焦点距離と画角で使えるので、ボディの買い替えだけですみ、予算の節約にもなるわけです。まあ、いまのところ噂のレベルなので信憑性はいまひとつですが、最近EOS M5やM6をたてつづけにリリースしてきたところを見ると、キヤノンもミラーレス機に本腰を入れ始めたようなので、ソニーの独り勝ちであるフルサイズミラーレス一眼の対抗機種を開発している可能性は低くはないと思われます。


どちらにしても、この夏から来年にかけて、新型発表で楽しめそうです。



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| 写真ネタ・ニュース | 16:27 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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残雪とブナ新緑のコラボレーション: 扇ノ山その2  

2017年5月17日(水) 鳥取県鳥取市 扇ノ山(標高1310m) 


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大ズッコの1273ピークを越えると、扇ノ山との間にある鞍部に向かって下ります。このあたりは比較的細いブナの森になっていて、おそらく一度伐採されたのではないかと思います。雰囲気的に、奥大山の木谷のブナ林と似ています。


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上地コース分岐を直進し、階段を下って行きます。


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11:59 階段を下りきったところが最低鞍部です。標高差50mぐらいの下りでしたが、意外と疲れました。この鞍部から再び林床に残雪が出てきました。


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扇ノ山への登り返しで斜面を登るにつれて残雪はどんどん多くなり、小ズッコのあたりで見た平坦な場所の残雪とは比べ物にならないくらいの本格的な残雪になりました。ブナの森も人の手が入っていない雰囲気で、大きなブナが広い間隔で生えていて、原生林のようです。写真クリックで拡大します。


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ほとんどのブナの根本は根開きと呼ばれる丸く雪が融けた状態になっていて、見たかった風景を作っていました。写真クリックで拡大します。


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積雪地域のブナ特有の、根元が斜面下方向に曲がった木がほとんどです。写真クリックで拡大します。


この斜面でもあちこち撮影して歩きました。次の3枚は一眼レフで撮影したものです。コンデジの写真とは緑の色が違いますが、見た目に近いのは一眼レフで撮影した方です。コンデジ写真はコントラストを多少いじっただけですが、一眼レフの写真は色味の調整など記憶の風景に近づけるようにレタッチしています。また、新緑のさわやかさを出すために、実際よりも若干明るめに仕上げています。
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写真クリックで拡大します。

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30分ほど撮影して回ってから、斜面を登って山頂方面に行くと、畑ヶ平登山口コースの分岐を左に分け、その先はもう雪のない尾根になっていました。


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分岐のすぐ先には西向きの展望台がありました。最初はこれが山頂なのかと思いましたが、山頂はまだ先でした。


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展望台からは鳥取市方面が見えるはずですが、雲が多く展望はありませんでした。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



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12:44 ようやくきれいな避難小屋が建っている山頂につきました。撮影に時間を費やしたため、夏道のコースタイムなら1時間もかからないところを2時間20分もかかってしまいました。その間、座って休憩をしていないので、けっこう足が疲れています。撮影山行をすると長時間立ちっぱなしになるため、だいたいこのパターンです。たいして高い山に登っていなくても、距離をそれほど歩いてなくても、やたら疲れます。


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避難小屋前には広場があり、ベンチが四脚設置されていました。広場には誰もいませんが、小屋の中には先行していたご夫婦がいるようです。いったんベンチに座って荷物をおろし、ひとまず喉を潤しながら休憩です。


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山頂から南側に見える横長の山は、おそらく氷ノ山でしょう。


休憩していると小屋からご夫婦が出てきたので、入れ替わりに小屋に入り、昼食にすることにしました。


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避難小屋に入ると正面に階段があり、右手にドアがありました。てっきりトイレだと思ったら、中は土間と板の間になっていて、トイレはありません。小さな窓があるだけで外の風景も見られない部屋なので、二階に上がることにしました。


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二階は土足厳禁なので、靴を脱いで階段を上ると、大きなガラス窓がある開放的な部屋になっていました。


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階段部分を除いてL字型になった部屋は、けっこうな広さで、15人ぐらいは宿泊できそうな広さです。階段の右側にドアがあったので開いてみたら、積雪期用の出入り口でした。


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広くて見晴らしのいい小屋を貸切でランチタイムです。今回はラーメンではなく肉そばです。和風のそばもけっこういけます。食後はカフェオレでくつろぎました。


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13:32 お昼休憩をゆっくり楽しんでから、下山開始です。


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展望台からの眺めは相変わらずでした。


山頂北側にある残雪のブナ林でもう一度撮影をしていくことにしました。行きと帰りでは見える景色が違うこともあり、同じ場所でも違う写真が撮れるので、たいてい2度撮影していきます。登ってくるときは24-105ミリの標準ズームで撮っていましたが、くだりでは16-35ミリの広角ズームにレンズをかえて撮りました。写真クリックで拡大します。
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30分ほど撮影して切り上げ、下山再開です。鞍部まで下って、大ズッコへの階段を上り返しますが、ここがけっこうきつかった。さすがに疲れるとちょっとした上りも堪えます。写真クリックで拡大します。


小ズッコ近くのフラットなブナ林に戻ってきました。ここでも広角ズームを使いました。写真クリックで拡大します。
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撮影を終えて下っているときに下を通ったブナの大木です。同じような写真を撮ってしまいがちですが、巨樹・大木好きとしてはついついカメラを向けてしまいます。


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小ズッコのあたりでコブシの花が頭上に咲いていました。コブシとタムシバはよく似ていますが、花の根本のところに1枚だけ葉っぱがついているのがコブシだそうです。花の中心にある柱頭でも見分けられるようですが、下から見上げて一番わかりやすいのが、花の根元の緑の葉っぱの有無ではないかと思います。


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15:33 小ズッコ小屋まで戻ってきました。時間も遅いので、休憩なしで通過します。


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アスファルト道路に出ました。あとは舗装道路を下って行くだけです。


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気のせいか、残雪の縁が朝通った時よりも若干後退しているような気がします。


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15:48 無事、車まで戻ってきました。14時ごろには戻ってくるつもりでしたが、思った以上に時間を費やしてしまいました。ここからまた3時間半のドライブです。


GWの疲労感がとれたばかりだというのに、往復7時間のドライブに5時間半の山行でまた疲れてしまい、このあと数日は疲労感がとれませんでした。体力づくりが今年の課題ですね。

20170517扇ノ山


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| 2017年5月 扇ノ山 | 00:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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72%オフ! 登山用カメラリュック: GWアドバンス ピーク25

一眼レフなどのカメラ機材一式を入れるカメラリュックは各メーカーから様々な商品が販売されていますが、多くは過剰なほどのプロテクションが施されて、バックパック自体がけっこうな重さになっているものがほとんどです。しかも、荷室全部もしくは多くがカメラ機材を入れるスペースになっていて、雨具や着替え、その他小物類などを入れるスペースがあまりなく、いわゆる登山に使うにはちょっとどうかと思うような構造になっているうえにけっこうなお値段です。


そういうわけで、Lowepro(ロープロ)をはじめとしたカメラブランドのバックパックタイプはいままで購入したことがなく、カメラ機材はソフトケースに入れただけで荷物と一緒に登山用バックパックに詰め込むという方法でずっと通してきました。実際、それで機材が壊れたことはないし、なにか不都合があったこともありません。


ただし、その方法だと使い勝手がよくないことは事実です。レンズ交換式のカメラは、どうしてもレンズを交換したい、またはしなければいけないということがあり、そのたびにバックパックを降ろして荷室を開けて、いちいちレンズ交換をする羽目になります。日帰り登山で荷物が軽ければまだいいのですが、縦走登山の時には荷物を降ろしたり担いだりするだけでも大変です。まだフィルムカメラを使っていた頃に、割り切って便利ズームといわれる28-300ミリのズームを使ってみようとしたりもしましたが、撮影目的で行く登山なのに画質に妥協した写真を撮ったのでは意味がないということで、結局便利ズームは低山などで何度か使っただけで終わりました。


そういうわけで、現在までカメラ用のバックパックを使う機会はなかったのですが、ハクバが販売しているGWアドバンス ピーク25というバックパックは、発表された当時にメディアの記事で知って注目した数少ないカメラ用バックパックです。


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GWアドバンス ピーク25は、これまでのカメラ用リュックと違って、クッション素材をやたらめったら使わないで、ぱっと見普通の登山用バックパックにしか見えません。メーカーの商品説明によると、


”山登りやハイキングなどに最適なカメラバックパック。日本人の体形に最適化したハーネス形状や、ワイヤーフレームを搭載しS字曲線を描き背中へフィットする曲面構造の背面システムなど、身体への負担を軽減するさまざまな機能を搭載。速写性を追求し、バッグを下ろすことなく機材を取り出せるサイドアクセス構造を採用。一瞬の風景を求めるアウトドアフォトグラファーに最適。くびの負担がZEROフックを標準装備。”


ということです。




で、この商品は希望小売価格が29,160円(税込)となっていて、さすがに25リットル容量のバックパックとしては高すぎるので、注目はしていたものの購入には至りませんでした。ところが、先日アマゾンを覗いていたら、このバックパックがなんと72%オフの8,296円(税込)になっているのを見つけ、これはもう買うしかないということで手に入れました。


色は、黒、グレー、赤の3色ありますが、購入したのは黒です。5月27日の時点では、赤だけが9,126円で、グレーと黒が8,296円でした。今見ると、赤が12,822円、グレーが9,126円、黒は変わらずという値段になっています。週末だけの特別価格だったのかもしれません。



本日アマゾンからでかいダンボールで届いたので、さっそくブツの確認です。




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バックパック前面。中央縦についているジッパーは、前面についているポケットのジッパーです。下部にも横向きのジッパーがありますが、この中にはレインカバーが入っています。両脇にストックやアックスを取り付けるループもあります。ウェストベルトには左右ともポケット付き。



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背面は汗抜けを考えた素材と構造で、まんま登山用バックパックと同じです。ウェストベルトの内側も同じメッシュ素材です。



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左側面には、コンプレッションベルトとポケット。ポケットの周囲についているジッパーを開くと内部のカメラケースにアクセスできます。



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右側面も左側面と同じです。ポケットは縁のところにゴムが入っていますが、ペットボトルや水筒などを常時入れておくと伸びてがばがばになりそうです。ポケットを締める位置にコンプレッションベルトはついていないので、このポケットはあまりゴムが伸びるようなものを入れないほうがよさそうです。なお、三脚はこのポケットに脚2本を入れて、上のコンプレッションベルトで固定することになります。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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このバックパックの売りの一つが、「くびの負担がゼロフック」が標準装備されていること。カメラのストラップをこのフックにひっかけることで、首にカメラの荷重がかからなくなり、カメラを首からぶら下げていても首や肩が痛くなることがありません。ただし、ショルダーベルトのストラップ長さを調整するバックルが「くびの負担がゼロフック」で兼用されているので、このフックを外して他のバックパックで使おうとしてもできません。


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ウェストベルトのポケットはけっこう小さくて、5インチのスマホは入りません。ぎりぎりコンパクトデジタルカメラが入るぐらいの大きさなので、行動食や撮影用小物などを入れるといった使い方になりそうです。


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ショルダーベルトには、最近の登山用バックパックには使われなくなったDリングが装着されています。コンデジのカメラケースやボトルホルダーをアクセサリーカラビナで固定するのに便利です。



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前面のポケットはバックパックの一番上から、下部のレインカバーが入っているポケットのジッパー部分まで50センチ近い長さがあります。奥行きもそれなりにあり、レインウェアの上下だけでなく、薄手フリースの1~2枚ぐらいは余裕で入る大きさです。


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底面にあるポケットは、バックパックの底面すべてがポケットになっています。レインカバーだけ入れておくと底面がフラットにならず自立しにくくなるので、レインカバーはほかの場所に入れて、ここはもっと底面がフラットになるようなもの~たとえばピクニックシートのようなもの~を入れたほうがいいかもしれません。



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上部気室は深さ30センチ、幅25センチ、奥行き15センチぐらいのサイズで、およそ10リットルぐらいの容量がありそうです。前面側の内部にはポケット×1、ジッパーポケット×1、メッシュポケット×2、キーリング×1が装備されています。背面側にはハイドレーション用ポケットがあり、右肩の後ろからホースを出せるように穴があいています。このポケットはけっこう大きいので、ハイドレーションを使わない場合はA4サイズの書類を入れることができます。


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下部気室との仕切りはジッパーで固定されているので、隙間から細かいものが落ちてしまうことはなさそうです。下部のカメラケースを抜いてしまえば、1気室または2気室の登山用バックパックとして普通に使えます。


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カメラを取り出すときは、このように片側のショルダーベルトだけを外して、もう片方の肩にぶら下げた状態でカメラケースにアクセスします。カメラケースの向きはどちら側にもできるので、利き腕側で取り出すことができるようにすることができます。この写真はハクバのサイトから借用したものですが、右肩にぶら下げて右手でカメラを取り出しているというのは、ちょっと変です。右手で取り出すのなら左肩にぶら下げるようにした方が右手が自由に動くので取り出しやすいと思います。


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ジッパーを開ければ、中にカメラケースの巾着が見えます。


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巾着を開くとこんな感じです。



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わかりやすいように、カメラケースを取り出して撮影してみました。カメラはフードを逆付したEF24-105F4Lを装着したキヤノン EOS6Dです。ケースに対して少し余裕があるので、上位機の5Dでも大丈夫だと思います。1D系のような縦位置グリップ一体型のカメラはちょっと無理そうです。



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カメラケースの内部には、稼働フラップ付の仕切りと、小仕切りが各1枚はいっています。僕は、フラップ付仕切りを中央縦に入れて2分割し、小仕切りをカメラが入る側の下部に横方向に入れて、下にレンズが入るようにしています。



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カメラが入る反対側には交換レンズEF16-35F2.8LⅡがフード付の状態入ります。



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カメラが入る側の下部にはシグマ15F2.8フィッシュアイを入れました。ただ、この入れ方をすると、カメラボディが若干カメラケースの高さよりもはみ出してしまいます。巾着部分にも内部にクッション材が入っているみたいだし、バックパックの側面がやや膨らみますが、ジッパーも普通に閉めることができるので、とくに問題はなさそうです。



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カメラケースに入っていた機材一式です。EF16-35F2.8LⅡは、フードを逆付ではなく使用するときの状態にしたまま入れることが可能です。フードを逆付にすれば全長が短くなるので、下に小型の単焦点レンズぐらいは入れられそうです。広角ズームの代わりに70-200F4Lなどの望遠ズームを入れることもできますが、ケースの高さは70-200F4Lとほぼ同じぐらいなので、これよりも長いレンズは無理っぽいです。



一通りチェックしてみると、カメラ機材以外の収容能力がけっこうあり、無雪期の小屋泊まりの荷物ぐらいであれば2泊ぐらいは余裕でこなせそうです。一方で、クランポンやワカンなどを装着するのは難しそうなので、積雪期に使用するのは日帰りでも難しいかもしれません。背負った感じは、オスプレーなどの登山用バックパックととくに違和感のないものでした。定価で買うのはないとしても、72%オフならコストパフォーマンスは良さそうです。


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残雪とブナ新緑のコラボレーション: 扇ノ山その1  

2017年5月17日(水) 鳥取県鳥取市 扇ノ山(標高1310m) 


GWの疲労感がようやくとれた5月17日、かねてより撮影したいと思っていた残雪とブナの新緑の組み合わせを求めて、鳥取県と兵庫県の県境近くにある扇ノ山(おうぎのせん)に行ってきました。


西日本ではブナ林はおおむね標高1000mあたりにありますが、その標高では3月末までにはほぼ雪が融けてしまいます。ブナの芽吹きが始まる5月になっても残雪が残っている場所はほぼないといってもいいのですが、扇ノ山の北側にはその場所があるらしく、いつか訪れてみたいと思っていました。


岡山から行く場合、扇ノ山の南側にある姫路公園コース登山口から登るほうが便利なのでしょうが、目的が北側のブナ林なので、わざわざ遠回りして北側の河合谷登山口から登ることにしました。


グーグルナビに従って鳥取市から国道9号線を東進し、兵庫県境になっている蒲生トンネルを抜けた先で県道262号を右折、1.5kmほど先でUターンするように右折して上山高原に向かう山道に入ります。海上の集落を抜けると、狭く曲がりくねった山道をぐんぐん高度を上げていきます。


ちょっと四国の酷道を思い出すような道を登りつめていくと、急に草原のような上山高原にでました。立木のあまりない見通しのいい場所で、夏の星空撮影によさそうです。


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上山高原の中を通過して、さらに進んでいくと河合谷登山口へ行けるのですが、途中で道路が雪に埋もれていて通行できない状態でした。仕方がないので雪渓手前のやや道幅のある場所で方向転換して路肩に駐車しました。5月半ばで標高1000mあたりで雪渓で通行できない道が残っているとは驚きです。しかし、残雪を求めてきたのですから、残っていてくれないと困ります。そうでなければわざわざ3時間半もかけて来たかいがありません。


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10:20 準備を整え出発です。登山口まで行けなかったとはいえ、林道歩きは30分程度で済みそうな距離です。


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車で通れなかった積雪の場所のすぐ先でいったん雪はなくりましたが、少し先で完全に道が残雪でふさがれている場所があり、まだしばらくは通行できそうにない雰囲気です。歩き始めてすぐにガスが湧いてきて、幽玄な感じの写真を撮りたかったので、願ったりかなったりです。


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さらに進むと、北側斜面とはいえびっくりするほどの残雪が道を覆っていました。


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残念ながらガスが晴れてきて、思っていたような写真は撮れなくなりそうです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:35 登山口の少し手前にあるヘアピンカーブのところまで来ると、案内図の看板がありました。地形図には載っていませんが、どうやらここから登山道に入れるようです。


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すぐ上にある小ズッコ小屋を経由して、尾根通しに登って行くことができるコースです。


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ヤマケイオンラインの登山地図には小ズッコ登山口として記載されています。地形図に載っていない道なのでやや不安があるものの、ちゃんと整備されていることもあり、ここから登ってみることにしました。


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登山口から入ってすぐ先で階段と道の二股分岐になっていましたが、階段を行くことにしました。理由は、階段は人が通るために整備されたものだから正規の登山道の可能性が高く、普通の道は林業の作業道などの可能性もあり、どちらかを選ぶとすれば階段を選ぶほうが正解だろうということです。結果的に、階段を上りきったところでさっきの右側の道が合流してきたので、どちらでも同じでした。


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合流後は、車が通れるぐらいの広い道が新緑のブナ林の中に伸びていました。


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10:41 登山道に入ってわずか数分で、小ズッコ小屋に着きました。


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外見はそこそこきれいでしたが、中はそれなりに古い感じです。時計型ストーブがあり、入り口に薪も置いてあったので、冬期に来た場合でも暖がとれそうです。


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きれいとはいきませんが、トイレもあります。


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二階は6畳ぐらいの広さでした。


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小屋の前にある登山道入り口には「畑ヶ平高原→」と書かれた朽ちかけた道標しかなく、これが扇ノ山への登山道なのかはっきりしませんが、ほかに道らしいものもないのでそのまま進みました。地形図には、上山高原方面へ下る道があるように書かれていますが、それらしい道を見た記憶はありません。


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小ズッコ小屋から先はほとんど傾斜のない緩やかな尾根道が続きます。3分ぐらい歩いたところから、徐々に残雪が出てきましたが、ところどころ雪があるといったレベルでした。


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10:56 河合谷登山口コースとの合流点です。合流点を左へ進みます。


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大山や烏ヶ山のブナ林はけっこう傾斜のきつい斜面にありうかつに立ち入れませんが、ここはとてもフラットな場所がブナ林になっていてポジションの制約がなく、残雪があればいい画が取れそうな予感がします。


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今日は曇り空ですが、空はそれなりに明るいのでブナの新緑がまぶしくさわやかです。写真クリックで拡大します。


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11:26 大石コース分岐にきました。いつの間にか小ズッコといわれる1159ピークを通り過ぎていました。ネットで調べた情報によると、小ズッコと大ズッコの間が見どころとのことだったので、そろそろ残雪がでてきてもいい頃です。


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大石コース分岐から3分ほど歩いたところで、待ち望んでいた風景に出合うことができました。残雪の量がもう少しあればもっと良かったのですが、欲を言い出せばきりがありません。雪の上に落ちている茶色のものは、ブナの芽を覆っていた外皮です。コンデジの写真もけっこうきれいに撮れているので、写真クリックで拡大するようにしておきます。


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上の2枚は一眼レフで撮影した写真です。横位置写真はクリックで拡大します。


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林床がフラットな場所から、先に進むと大ズッコへの登りが始まります。このあたりも残雪が残っていて、画になりそうな場所を探しながらゆっくりと登って行きます。写真クリックで拡大します。


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しかし、大ズッコへの登り斜面はブナの生え方がまばらなためか、画になりそうな場所はこれといって見つかりませんでした。幼木や雑木が雪の中から中途半端に立ち上がりかけて、林床がうるさい感じになっていたせいかもしれません。写真クリックで拡大します。


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残雪の斜面を登りきると、木道が現れました。


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木道の左側にも残雪が広がっていたのでそちらの方に入ってみましたが、このあたりもブナがまばらで林床が猥雑で写真にはなりません。ブナがまばらということは林床まで日差しが多く差し込むため、どうしても下草や雑木が生育しやすくなるというわけです。まあ、ブナの幼木が育つためにもいいので、温暖化がひどくならなければ数百年後にはりっぱなブナ林になっているかもしれません。


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木道の先には階段が現れましたが、緩い勾配で距離も長くないので、とくにしんどいこともありません。


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11:52 階段を上りきると、フラットなピークに出ました。1273ピークで、ここが大ズッコです。道標がありますが大ズッコという表記はありませんでした。小ズッコもそうですが、正式な呼称ではないのかもしれません。残雪のあるブナ林は小ズッコから大ズッコの間が見どころとのことだったので、この先は残雪のあるブナ林は期待できないのかなと思うと、ややテンションも下がります。とりあえず、立ち止まらずに扇ノ山の山頂まで行ってみることにしました。

つづく。

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| 2017年5月 扇ノ山 | 18:02 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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14年ぶり、そして初めての雪の涸沢: 涸沢岳・北穂高岳その7  

2017年4月29日(土)~5月4日(木) 長野県松本市 涸沢岳(標高3110m)・北穂高岳(標高3106m) 


5月4日(木) 下山編 
下山する最終日も、昨日と同じく早起きしました。昨日は雲が出ていてきれいな星空を撮れなかったのですが、今日は星が見えています。カメラと三脚をもってそろりとテントを出ました。


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昨日は撮っていないアングルを探して少し歩いてから、テント村越しに北穂高岳を正面に見る場所に三脚を据えました。また15ミリ魚眼レンズでの撮影ですが、やっぱりこの写真も16ミリで撮っておいた方がよかったなと思います。テントの光がにじんで見えるのは、ソフトフィルターを使っているからですが、明るい人工光がある場合は、使わない方がよかったなと思います。それに、この写真はピントが少し甘く、いってみれば失敗写真なのですが、このアングルは唯一この写真しか撮っていないので、とりあえず現像してみました。クリックで写真拡大します。


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夜明けが近づいてきたので、昨日と同じ場所に移動して撮ってみました。こちらはソフトフィルターは外してます。すでに多くのテントが活動を開始しているので、テント村もにぎやかで活気があります。トイレに行く人のヘッドランプが光跡になって写るので、わりと面白い写真になりました。クリックで写真拡大します。


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光跡をもっとたくさん入れて朝のにぎやかさを出そうと思い、バルブモードで撮ってみました。しかし、それほど多くの人が出歩いているわけではないので前の写真と大差なく、長い時間シャッターを開いても思ったほどの効果が得られないばかりか、かえって星の写りが悪くなっただけでした。クリックで写真拡大します。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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6:45 テントを撤収して出発します。フラットでいい幕営場所でした。


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あずき沢を見ると、すでに登山者がアリの行列のような状態です。


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北穂沢も同様です。今日下山でよかったとつくづく思いました。


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テント村に別れを告げます。


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さあ、サクサク下って行きましょう。


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奥穂高岳に見送られながら下ります。来年か再来年には、リベンジに来たいものです。


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7:43 横尾本谷との出合で小休止しました。まだ8時前だというのに、すでに汗が流れるほどの暑さです。


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横尾本谷は、あいかわらずデブリに埋め尽くされていました。


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休憩を終えて、横尾谷を下って行きます。すでに雪はグズグズです。


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8:50 斜面のトラバース区間が終わり、河原の道に下りてきました。屏風岩を目の前に見ながら、休憩がてらクランポンを外しました。


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9:14 横尾橋を通過します。


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来たときと違って、横尾は人があふれていました。人ごみを避けて公衆トイレの脇で少し休憩しました。


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喧騒の中でも、山も空も静かで美しいことに変わりありません。


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9:51 徳澤を目指して歩き始めました。


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梓川の水は透明できれいです。


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美しい風景をしっかりと目に焼き付けて、先を急ぎます。


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途中、子ザルが数匹いるサルの群れがいました。親ザルはどこかふてぶてしいのですが、子ザルはやっぱりかわいいです。


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10:51 徳澤に着きました。名物のソフトクリームを食べようとみちくさ食堂に入ってみたら、カウンター前に列ができていたのでやめました。小屋の前の丸太に座って、涸沢で買ったパンで早めの昼食にしました。


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11:35 ちょっとゆっくりしすぎたので、重くなってきた腰を上げて出発します。


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徳澤のキャンプ場も大盛況ですが、もともと広大なので、まだまだスペースの余裕はあるようです。


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12:42 明神で再び休憩していきます。ここまで来ると、登山者だけでなく観光客もけっこういて、明神館の食堂は20分待ちの状態だったようです。


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河童橋周辺もけっこうな混雑でした。


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13:42 バスターミナルに着くと、建物をぐるりと取り囲む人の列がありました。バス待ちの行列です。うんざりしながらバス停の位置を確認しに行くと、長蛇の列は沢渡行のもので、アカンダナ駐車場行は20mほどの列になっているだけでした。すぐに並んで、14時のバスに乗ることができました。


予定外の長期山行になりましたが、久しぶりに涸沢を訪れることができたし、雪の涸沢も経験できたし、泊まってみたかった穂高岳山荘にも泊まれたし、それなりに充実した山行でした。奥穂高岳に登れなかったのは残念でしたが、必ずリベンジしに戻ってきたいと思います。


今年は期間中ひどく冷え込んだ日はなく、モンベル ダウンハガー800#1の寝袋でほぼ快適に過ごせました。もっとも、寝ているとたまに寒いかなと感じることがあり、念のために持って行っていたモンベル ダウンブラケットを寝袋の中で使用していたので、気温の確認はしていないものの、氷点下になるぐらいまで冷えた日もあったみたいです。それでも、コンフォート温度がマイナス5度の寝袋で少し寒いとたまに感じる程度なら、おそらくマイナス2度ぐらいだったのではないかと思います。一番冷えたと思われる5月1日はもっと下がってたかもしれませんが、幸いにも小屋泊だったので、タイミングがよかったようです。

おわり。

20170504横尾


20170504徳澤

20170504明神

20170504上高地


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| 2017年4月 涸沢岳・北穂高岳 | 23:10 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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14年ぶり、そして初めての雪の涸沢: 涸沢岳・北穂高岳その6  

2017年4月29日(土)~5月4日(木) 長野県松本市 涸沢岳(標高3110m)・北穂高岳(標高3106m) 


5月3日(水) 北穂高岳編 
前の日は午後からずっとのんびりしていたので、この日はアラームでちゃんと目が覚めました。午前3時。普通なら寝不足で起きれない時間ですが、19時前には寝袋にもぐっているので睡眠時間は十分です。とはいえ、ぐっすり眠れたわけでもないので、それほどすっきりと目が覚めたというわけでもありません。眠りが浅かったので目が覚めただけというのが正直なところです。


とりあえず、ポットの白湯を飲んで体温を上げ、体も目覚めさせます。なぜこんな時間に起きたかといえば、星景写真を撮るためです。僕の登山はもともと写真を撮るのが目的なので、山に来るとどうしても早く起きなければなりません。


カメラと三脚をもって外に出ました。空にはたくさんの星がきらめいていました。この時期の夜明けは5時前ですが、高感度のカメラはその1時間ぐらい前から空の明るさを拾ってしまいます。すでに3時を回っているので、あまり時間がありません。急ぎ足で前日に撮影した場所に行きました。


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すでに明かりの灯っているテントも多く、北穂高岳の斜面とあずき沢にはヘッドライトの明かりも見えます。


4時ごろになると肉眼ではよくわからないものの、空の色が明るく写るようになり星の光が弱くなってきたので、テントに戻りました。朝食を食べて一息ついてから、もう一度テントの外に出てみると、夜明けが訪れていました。


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5時。北穂高岳を赤く染め上げて太陽が顔を出します。テントから出て赤く染まる頂をたくさんの登山者が静かに眺めていました。


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奥穂高岳も朝日に染まります。


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北穂高岳のズーム。ここまでの3枚はコンデジでJPEG撮影したもので、記憶色に近づけるためにパラメーターを調整してあります。RAWで撮影してればもう少しよくなると思いますが、JPEGだとこのあたりが限界のようです。


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こちらは一眼レフで撮影したもの。さすがにもともと画質が良くレタッチ耐性も高いので、記憶色の再現もうまくいきました。クリックで拡大します。


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5:52 今日は北穂高岳に登ります。連休後半が始まる日なので、それなりに登山者が増えることを想定して、早めに出発して戻ってくることにしました。午前中に戻ってきて、12時までに撤収して出発できるようなら、18時の最終バスに間に合いそうなので、今日のうちに下山するつもりです。


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涸沢小屋を過ぎると、デブリの横を登って行きます。ひと抱えもふた抱えもありそうな大きな雪の塊が折り重なっているデブリをみると、さすがにこんなのに巻き込まれるのは勘弁してほしいと思います。


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6:40 振り返ると涸沢の奥に前穂北尾根が壁のように立ちはだかっているのが見えます。こういう風景を見ると、日本アルプスに来たことを実感します。


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あずき沢の向こうには、要塞のような奥穂高岳の絶壁が聳えます。


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空には薄く高層雲が出ていますが、天気は上々で、富士山も見えていました。


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前穂北尾根の6峰だったかにあるタヌキ岩もよく見えます。本当にタヌキが立っているみたいな形です。


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北穂沢を詰めていくと、ようやく山頂が見えてきました。


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徐々に傾斜がきつくなってきます。


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涸沢に入ってから今日で4日目ということで、高度順応ができたのか今日は体がよく動きます。とくに急がなくても前を行く登山者にいつの間にか追いつき、先行します。先日エベレストで亡くなったスイス・マシンことウーリー・ステックがアイガーをフリーでガンガン登って行く動画をふと思い出して、今日の調子ならあんなスピード登山もいけるかもなどと調子に乗ってガンガン登って行ったら、途中で息が切れて死にそうになりました。やっぱ図に乗ってはいけません。




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松濤岩下まで登って来ました。


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松濤岩のすぐ前が山頂です。さあ、あと一息。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:19 北穂高岳に登頂です。14年ぶり、積雪期には初の登頂です。


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朝早いためか、単独の男性が一人いただけで、思っていた以上にがらがらの山頂でした。自撮りしていたら単独の男性から撮りましょうかといわれましたが、ただの記録写真なのでありがたい申出は辞退して、さくっと自撮りで終わりました。


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その後山頂からの風景を楽しみます。こちらは滝谷の岩壁越しの奥穂高岳。コンデジながらよく写っているので、これ以降槍ヶ岳の写真までクリックで拡大できるようにしてあります。


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奥穂高岳から前穂高岳へとつながる吊尾根ですが、おもっていたよりも高低差が大きいことを知りました。


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前穂高岳は個人的に好きな形の山です。奥穂高岳とともにまだ登っていないので、今年は登っておきたい山の一つです。


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こちらは常念岳。こちらもまだ未踏です。


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昨年の正月に登った蝶ヶ岳。


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大キレットの先に槍ヶ岳。これも拡大できます。


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ひととおり風景を堪能したら、北穂高小屋に向かいます。雪の下から掘り出したばかりの小屋へは、雪の壁に挟まれた階段を下りて行きます。


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GW前までは完全に雪に埋まっていただろう小屋は、きれいに掘り出されていました。ここまで除雪するのはさぞ大変だったことでしょう。


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コンデジと大差ないのですが、いちおう一眼レフで撮った写真も載せておきます。大キレット越しの槍ヶ岳です。


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槍ヶ岳と後立山連峰。クリックで拡大します。


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槍ヶ岳アップ。左後ろに見えているのは左側がおそらく水晶岳で、右側が真砂岳かな。クリックで拡大します。


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滝谷の岩壁と笠ヶ岳、遠方は白山。クリックで拡大します。


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撮影したあと小屋前のベンチで休憩していると冷えてきたので、小屋に入ってホットミルクで温まりました。


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9:23 北穂高岳山頂でかれこれ1時間ものんびりしていたので、そろそろ下山することにします。


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まだ午前中の早い時間ですが、山頂下あたりから雪がグズグズになり始めていました。


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10:36 途中1回だけ休憩を入れたものの、1時間10分ほどで涸沢小屋まで下りてくることができました。


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10:41 テントに戻ってきたのは思っていたよりも早い時間でした。いまから急いで撤収すれば12時前には出発できそうです。どうしようかと考えましたが、いま北穂高岳から下りてきたばかりでけっこう疲れていて、すぐにパッキングに取り掛かる気力がわきません。とりあえず、カフェオレを作って飲みながら考えました。


12時に出発したとして、上高地に着くのが18時前ぐらい。最終バスが18時なので、ぎりぎり間に合うタイミングですが、途中でばてたりしたらアウト。14年前に来た時もぎりぎりのタイミングで、徳澤あたりから足を棒にして一生懸命歩いたものの、わずかに間に合わず小梨平でテント泊することになりました。あわてて下山する理由もないし、途中でテント泊するぐらいなら、涸沢でもう1泊して下山したほうが、パッキングやテント設営を1回余分にしなくて済みます。


しかし、問題は食料が足りないことです。もともと3泊4日の予定で、予備の食料は2食分しか用意していません。つまり、すでに5日目になっているため、本日分の食料しか残っていないのです。朝はもう食べてしまったので、残っているのは1食分の食料だけ。涸沢にもう1泊するとなると、このあとの昼、夜、そして明日の朝の食事のうちの2食分を確保する必要があります。


とりあえず、売店に行ってカップ麺以外に何かあるか探してみたところ、パンがありました。このパンが良心的で1個200円でした。カップめんが4倍近い価格なのに、パンはせいぜい2倍ぐらいと不思議な値付けです。食料調達のめどが立ったので、涸沢でもう1泊することに決定です。予備の食料は今晩食べることにして、明日の朝用にカップ麺、行動食としてパンを二つ買いました。


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そして、昼食として涸沢ヒュッテの名物 おでんを注文。おいしくいただきました。


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夕方になると、テントの数はさらに増えて、奥と下方向へテント村が拡大していました。


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もう17時前だというのに、まだ登山者の姿が途切れません。ちなみに、テント受付は17時までとなっています。


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テント泊の受付をするテントの前を通った時に、何か写真が張り付けてありました。なんだろうと思ってみると、あずき沢と北穂沢の登山コースが赤線で明示してありました。


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あずき沢は、ザイテングラート沿いを登って、途中からは真ん中あたりを登っていいようです。


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北穂沢は、今日登ったコースと同じコースになっていました。なんとも親切なことです。明日から一気に登山者が増えるので、そのためのサービスなんでしょう。


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夕食後、一眠りしてから、今宵も星景写真を撮ろうと出かけてみましたが、あいにくの曇り空でした。テント場が広がって16ミリでは収まりきらなかったので、いままで出番がなかった15ミリ魚眼レンズを使ってみましたが、こういうアングルで使うとやはり魚眼の歪曲が不自然です。全部が治まりきらなくても16ミリで撮っておけばよかったと、下山してから後悔してます。もう少し魚眼レンズの効果的な使い方を見極める必要があると思います。そんなこんなで、テント場の夜の雰囲気だけカメラに収めて、この日はさっさと引き上げました。

20170503北穂高岳

つづく。

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| 2017年4月 涸沢岳・北穂高岳 | 01:23 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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