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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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ふぉとログ #7 静寂の森

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秋の紅葉写真を撮るだけのつもりで、八ケ岳の麦草峠からなんとなく登山道を歩き、高見石小屋を経由して東天狗岳まで登ってしまったときに撮影した写真です。およそ登山に必要な装備は何も持たず、靴もスニーカーでした。天気がよかったからいいようなものの、ちょっと軽率な行動でした。場所は中山の手前あたりだったと思います。立ち枯れした針葉樹の森の異様な光景と奇妙な静けさに比べてやたらカラッと晴れて清々しい空が、なんだかアンバランスな感じで印象的でした。


PLフィルターを最大効果で撮影したので空が青黒くなってしまいましたが、写真の雰囲気としてはこれでよかったのかもしれません。今だったらもう少しPLの効果を弱くして、青空が黒くならないようにしていると思いますが、それだと爽やかになりすぎて、違った印象の写真になっていたでしょう。同じ被写体を同じようにとっても、時により、人により、写真の印象は違ってきます。だから面白いのかもしれません。1998年9月撮影。


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| ふぉとログ | 17:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #6 利尻夕照

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1999年9月19日撮影。初めて車でまわった北海道。見たいところはいろいろありましたが、一番楽しみだったのがサロベツ原野と海の向こうの利尻岳でした。なぜサロベツ原野かというと、とにかく地平線というものが見てみたくて、日本で地平線を見ることができる場所はサロベツ原野ぐらいしかないだろうと思っていたからです。


また、いつか写真で見た海の上にそそり立つ利尻岳の優美な姿がとても印象的だったので、ぜひ実際に見てみたいと思っていたのでした。


サロベツ原野の海沿いをまっすぐに走るオロロンラインでは、想像していたとおりの大陸的な広がりを実感することができました。まっすぐに伸びる道路が遥か彼方の地平線に向かってすぼまっていく遠近感は、サロベツ原野ならではの光景でした。


そして、夕日に染まる空と海の中に存在感を放つ利尻岳に、しばらくの間見とれていました。あいにく、山頂部は雲に隠されていましたが、その姿はいまでも鮮明に記憶に残っています。


この写真はフィルターで赤みを強調していますが、記憶の中の光景はまさにこんな感じでした。


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| ふぉとログ | 16:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #5 谷川岳 秋光一閃

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2000年10月27日、秋の深まる谷川岳を訪れました。この時は紅葉の森の撮影が目的だったので、登山はしませんでした。訪れたときはあまりいい天気ではなく、谷川岳にはガスがかかったりしていたのですが、時折雲間から光が差し込むことがあり、三脚にカメラをセットしていいタイミングが来るのを待っていると、紅葉の山肌に光があたり錦秋の森が一瞬輝きました。撮影場所はマチガ沢だったと思います。この後天気は回復し、絶好の撮影日和になりました。


せっかくの機会だったので、谷川岳に登っておけばよかったなあと残念に思うのですが、こればっかりはしかたありません。尾瀬にはもう一度行ってみたいと思っているので、チャンスがあればその時いっしょに登ってみようと思っています。


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| ふぉとログ | 17:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #4 燧ケ岳遥か

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2000年10月4日、北岳から戻って一週間もたたないうちに、僕は尾瀬にいました。年末には岡山に戻る予定だったので、秋の尾瀬を訪れるのは最後のチャンスだったのです。テント泊で2泊の予定(実際は1泊)で鳩待峠から入山。早朝の尾瀬ヶ原はしっとりとした冷たい空気が充満していました。


草紅葉で赤茶色の絨毯と化した湿原がどこまでも広がり、鏡のように静かな池塘の水面は空を映しこんでシンメトリックな異空間を足元に展開してました。歩いても歩いても続く湿原の広さに驚きつつ、美しい紅葉に彩られた自然の美しさを堪能した山行でした。


このときに撮影した写真は、ふぉとギャラリー「尾瀬」に掲載しています。


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| ふぉとログ | 17:50 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #3 紅い怪物

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これは、奥多摩にある倉沢のヒノキという巨樹の撮影に出かけていたときに出会った夕焼け雲です。なぜこんな夕暮れが迫る時間に奥多摩の森の中にいたのか、その理由はすでに忘却の彼方に消え去っていますが、ヒノキの下から見上げた真っ赤に光る2つの雲の塊は、さながらにらみ合う2匹の怪物のようでした。


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| ふぉとログ | 19:45 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #2 一筋の蒼光

富士山06

北岳に登る前の週、2000年9月21日に前哨戦として東京都の最高峰 雲取山に登りました。この頃は森や巨樹の写真にはまっていて、毎週のように奥多摩の山の中を歩いていましたが、山頂まで登ったのは雲取山が初めてでした。



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




山頂から朝焼けの写真を取りたくて、雲取山避難小屋に宿泊しましたが、避難小屋の利用もソロでの泊まり山行もこれが初体験でした。この時は気の効いたエアーマットなど持っていなくて、ホームセンターで売っていた銀マットを持っていったのですが、はっきり言ってまともに寝られませんでした。慣れれば少しは違うのかもしれませんが、板敷きに直接寝るよりはましというレベルでしたし、着替えを枕代わりにしていたのですこぶる寝心地が悪かった記憶があります。


それでも、快晴の朝に見た紫色に染まる霧の海と空の色の美しさに目を奪われました。地平線にあった雲の塊が朝焼けの赤い光をさえぎって作り出した影がまるで一条の蒼い光のようで、その不思議な光景に山の魅力を実感しました。


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| ふぉとログ | 00:09 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #1 朝焼けの富士

「ふぉとログ」という新しいカテゴリを作ることにしました。今まで撮影した写真の中から1枚をピックアップして、その写真にまつわるよしなしごとを、そこはかとなく書きつくるという徒然草的発想でつづっていこうと思います。



富士山01
山行記録のほうにも書いていますが、2000年9月28日に登った北岳は、僕にとって初めての本格的な登山であり、初めてのソロテント泊でもありました。わずか1泊2日の山行でしたが、北岳山荘のテント場から見た朝焼けの空を切り取るように優美なカーブを描く富士山の姿は、今思い出してもその時の感動がよみがえってくるほど印象的でした。



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




思い返せば中学校入学と同時に、よくわからないままワンダーフォーゲル部に入部し、僕と山との接点ができました。当時は、別に山に登りたいとかキャンプがしたいという気持ちがあったわけではなく、本当はテニスとかバレーボールとか、わりとかっこよさげな球技がやりたかったのですが、結局活動内容もよくわからないワンゲルに入部したのは、何かの縁だったのかもしれません。


しかし、中学卒業と同時に山との接点はなくなり、その後大学に入学するまでは思い出すことさえなかったと思います。大学入学後にスキーにはまり、必然的に山との接点が再びできましたが、当然ながら目的はスキーであり、たまたまスキー場が山にあるから山に行くというだけのこと。しかし、朝一番にリフトやゴンドラでスキー場のてっぺんまで登り、朝日に輝く純白の山々の美しさに心を奪われたのは事実です。僕が山に魅力を感じるようになったのは、そういう経験の積み重ねによるものなのでしょう。


北岳以降、様々な山に登ってきました。そして美しい風景にも幾度となく出会いました。しかし、あのときの感動を超える風景にはまだ出会っていないように感じます。近いうちに、思い出深い北岳山荘テント場から、朝焼けの中にたたずむ富士山の姿をまた見てみたいものです。


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| ふぉとログ | 11:25 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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