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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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ふぉとログ #12 穂高連峰の夜明け

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2002年8月30日、八ケ岳を南から北へ縦走したときに見た朝焼けの穂高連峰です。甲斐小泉駅から三ツ頭経由・権現小屋で1泊目。キレットを越えて赤岳頂上山荘で2泊目。そして横岳・硫黄岳を経て根石岳山荘で3泊目。本沢温泉とミドリ池を経由して稲子湯へと下りました。全日程晴天に恵まれて、すばらしい山旅を楽しむことができました。

この写真は、根石岳山荘付近で撮影したものだったと思いますが、朝日が昇る東の方角ばかりに気をとられていたとき、ふと振り返って見つけた光景です。はじめは青い影のようだった穂高連峰が、上空から下りてきた赤い光に徐々に染まっていく姿が印象的で、しばらくその美しさにすっかり見とれてしまいました。



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| ふぉとログ | 18:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #11 銀盤の山中湖

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1999年8月1日、日本の最高峰富士山登山に挑戦しました。標高2000mを越える山に登るのは、これが初めてでした。夕方に五合目に着き、そのまま車の中で仮眠をとり、22時ごろ出発したように記憶してます。途中息苦しさで登るのがつらくなったものの、用意していた酸素ボンベのおかげで無事登頂することができました。

休憩が長くなったので九合目あたりで日の出を迎えてしまい、この写真はそこで撮影したものです。遥か彼方の眼下に銀盤のように輝く山中湖がとても印象的だったのをいまでも鮮明に覚えています。


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| ふぉとログ | 17:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #10 雲湧く北穂

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大キレットの途中、重い荷物と長時間の緊張を強いられるコースで、やっとたどり着いた荷物を下ろして休憩できる場所から見上げた北穂高岳は、絶望的なほど冷徹な岩の要塞でした。まるで身をよじりながらとぐろを巻く白竜のようにうごめく雲と目前に聳える大岩壁の圧倒的なスケール感に、しばらくの間放心したかのようにただ見入ってしまいました。2001年9月撮影。


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| ふぉとログ | 19:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #9 鮮血に染まる鏡池

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ずいぶんとご大層なタイトルですが、デマやホラではなく、実際に戸隠山の山麓にある鏡池であまり思い出したくない怖い体験をしました。


それは2000年11月7日のことでした。紅葉と戸隠山を映し出す鏡池を撮影しようと真夜中に車を走らせ、夜明け前に真っ暗な山道を登っていました。あと少しで鏡池に着くというころ、ヘッドライトの中に突然髪を振り乱した女性が現れたのです。その女性は、両手を上げてこちらに向かってこようとしていました。人間なのかどうかなどと考えているほどの余裕はありませんから、とにかくブレーキを踏んで車を停めました。何が起こっているのか、正直理解できない状態でした。恐怖感を感じていたのかどうか、それすらもはっきりしません。とにかく、目の前にいるその女性が、現実のものなのかどうか、ただじっと見つめることしかできませんでした。


停車した車に向かって、女性は小走りに近づいてきました。そして、運転席のすぐ横までやってきてだまってこちらを覗き込むように見つめています。その時には、さすがに幽霊とかもののけの類ではなく、本物の人間だということがわかったので、窓を少し開けて彼女に声をかけました。

「どうしたんですか?」
「男にここまで連れてこられて、ナイフで切りつけられたんです。」
彼女はそういって片手を差し出しました。親指の付け根がざっくりと切られていた。傷は手首の辺りまで達する長さでした。すでに出血は止まっていましたが、かえってなまなましい傷跡がグロテスクでした。

とにかく、彼女を後部座席にのせて、すぐ先にある鏡池の駐車場まで行き、そこから警察に電話をかけました。駐車場には3人ほどカメラマンらしき人がいましたが、なぜ彼らに助けを求めなかったのだろうかと怪訝に感じたのも事実です。しかし、真っ暗な山道でどこに何があるかもわからず、たとえ人の気配が感じられたとしても犯人がまだいるかもしれないという恐怖で、隠れていた林の中から出てくる勇気はなかったのでしょう。後でわかったことですが、男に切りつけられたのは鏡池の駐車場だったようで、襲われた場所に戻る勇気はなかったということのようです。そこにたまたま犯人がいた駐車場とは別方向からやってきた僕の車に、助けを求めにでてきたということなのでしょう。


ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



あたりがだいぶん明るくなってきた頃、彼女を乗せた場所に向かって少し道を歩いてみると、駐車場にはちょっとした血だまりがあり、アスファルトの路上にはおびただしい数の血痕が続いていて、真夜中の惨劇を想像すると背筋が寒くなるような気がしました。やがて、近くの駐在さんらしい警察官がやってきて、その後救急車と警察がやってきました。傷の手当てを受けて、警察に事情徴収されたあと、彼女は救急車に乗って去っていきました。彼女とはそれきりです。犯人がつかまったのかどうかもわかりません。駐在さんから聞いた話では、彼女は新潟あたりから長野に一人できて、長野駅でナンパされて犯人に車でここまで連れてこられたということだったようです。家出少女だったのかたんなる夜遊びだったのかわかりませんが、見た目にはとくにぐれている風でもなく普通の女の子でした。


その後、今度は僕が事情徴収されたり、実況見分に付き合わされたりして、朝日に赤く染まる戸隠山とそれを映す鏡池という絶好のシーンを撮影することはできませんでした。この写真は、ようやく警察から開放されて撮影したものです。


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| ふぉとログ | 00:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #8 天使の梯子

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2001年9月、初めての北アルプスは槍・穂高の縦走という難関コースをたどりました。2泊以上のテント泊というのも初めてでした。重い荷物にあえぎながら飛騨沢をなんとか登りきり、槍ヶ岳のテント場でホッと一息つくことができました。翌日歩いた槍ヶ岳から北穂高岳までのコースは初心者同然の自分には相当きつかったようで、夕方小屋へたどり着いたときにはテントを張る気力は完全になくなっていて、迷うことなく2食付で小屋泊へ変更しました。仮にも難コースといわれる大キレットを4泊予定のテント泊装備で越えたわけですから、疲れるのも当然です。


翌朝、どんよりとした曇り空が広がっていて、日の出の写真はあきらめつつもテラスへ出て東の空を眺めていました。日の出の時間になっても当然ながら朝日は顔を出しません。それでもテラスでぐずぐずしていると、突然雲間から光芒が差し込んできました。眼下には雲海、頭上には分厚い雨雲。上下を雲にサンドイッチされた隙間のような空間で、何かを探しているかのように光の帯が降りて来る光景は、とても神秘的な雰囲気がありました。


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| ふぉとログ | 11:25 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #7 静寂の森

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秋の紅葉写真を撮るだけのつもりで、八ケ岳の麦草峠からなんとなく登山道を歩き、高見石小屋を経由して東天狗岳まで登ってしまったときに撮影した写真です。およそ登山に必要な装備は何も持たず、靴もスニーカーでした。天気がよかったからいいようなものの、ちょっと軽率な行動でした。場所は中山の手前あたりだったと思います。立ち枯れした針葉樹の森の異様な光景と奇妙な静けさに比べてやたらカラッと晴れて清々しい空が、なんだかアンバランスな感じで印象的でした。


PLフィルターを最大効果で撮影したので空が青黒くなってしまいましたが、写真の雰囲気としてはこれでよかったのかもしれません。今だったらもう少しPLの効果を弱くして、青空が黒くならないようにしていると思いますが、それだと爽やかになりすぎて、違った印象の写真になっていたでしょう。同じ被写体を同じようにとっても、時により、人により、写真の印象は違ってきます。だから面白いのかもしれません。1998年9月撮影。


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| ふぉとログ | 17:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #6 利尻夕照

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1999年9月19日撮影。初めて車でまわった北海道。見たいところはいろいろありましたが、一番楽しみだったのがサロベツ原野と海の向こうの利尻岳でした。なぜサロベツ原野かというと、とにかく地平線というものが見てみたくて、日本で地平線を見ることができる場所はサロベツ原野ぐらいしかないだろうと思っていたからです。


また、いつか写真で見た海の上にそそり立つ利尻岳の優美な姿がとても印象的だったので、ぜひ実際に見てみたいと思っていたのでした。


サロベツ原野の海沿いをまっすぐに走るオロロンラインでは、想像していたとおりの大陸的な広がりを実感することができました。まっすぐに伸びる道路が遥か彼方の地平線に向かってすぼまっていく遠近感は、サロベツ原野ならではの光景でした。


そして、夕日に染まる空と海の中に存在感を放つ利尻岳に、しばらくの間見とれていました。あいにく、山頂部は雲に隠されていましたが、その姿はいまでも鮮明に記憶に残っています。


この写真はフィルターで赤みを強調していますが、記憶の中の光景はまさにこんな感じでした。


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| ふぉとログ | 16:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #5 谷川岳 秋光一閃

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2000年10月27日、秋の深まる谷川岳を訪れました。この時は紅葉の森の撮影が目的だったので、登山はしませんでした。訪れたときはあまりいい天気ではなく、谷川岳にはガスがかかったりしていたのですが、時折雲間から光が差し込むことがあり、三脚にカメラをセットしていいタイミングが来るのを待っていると、紅葉の山肌に光があたり錦秋の森が一瞬輝きました。撮影場所はマチガ沢だったと思います。この後天気は回復し、絶好の撮影日和になりました。


せっかくの機会だったので、谷川岳に登っておけばよかったなあと残念に思うのですが、こればっかりはしかたありません。尾瀬にはもう一度行ってみたいと思っているので、チャンスがあればその時いっしょに登ってみようと思っています。


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| ふぉとログ | 17:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #4 燧ケ岳遥か

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2000年10月4日、北岳から戻って一週間もたたないうちに、僕は尾瀬にいました。年末には岡山に戻る予定だったので、秋の尾瀬を訪れるのは最後のチャンスだったのです。テント泊で2泊の予定(実際は1泊)で鳩待峠から入山。早朝の尾瀬ヶ原はしっとりとした冷たい空気が充満していました。


草紅葉で赤茶色の絨毯と化した湿原がどこまでも広がり、鏡のように静かな池塘の水面は空を映しこんでシンメトリックな異空間を足元に展開してました。歩いても歩いても続く湿原の広さに驚きつつ、美しい紅葉に彩られた自然の美しさを堪能した山行でした。


このときに撮影した写真は、ふぉとギャラリー「尾瀬」に掲載しています。


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| ふぉとログ | 17:50 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #3 紅い怪物

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これは、奥多摩にある倉沢のヒノキという巨樹の撮影に出かけていたときに出会った夕焼け雲です。なぜこんな夕暮れが迫る時間に奥多摩の森の中にいたのか、その理由はすでに忘却の彼方に消え去っていますが、ヒノキの下から見上げた真っ赤に光る2つの雲の塊は、さながらにらみ合う2匹の怪物のようでした。


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| ふぉとログ | 19:45 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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