ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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72%オフ! 登山用カメラリュック: GWアドバンス ピーク25

一眼レフなどのカメラ機材一式を入れるカメラリュックは各メーカーから様々な商品が販売されていますが、多くは過剰なほどのプロテクションが施されて、バックパック自体がけっこうな重さになっているものがほとんどです。しかも、荷室全部もしくは多くがカメラ機材を入れるスペースになっていて、雨具や着替え、その他小物類などを入れるスペースがあまりなく、いわゆる登山に使うにはちょっとどうかと思うような構造になっているうえにけっこうなお値段です。


そういうわけで、Lowepro(ロープロ)をはじめとしたカメラブランドのバックパックタイプはいままで購入したことがなく、カメラ機材はソフトケースに入れただけで荷物と一緒に登山用バックパックに詰め込むという方法でずっと通してきました。実際、それで機材が壊れたことはないし、なにか不都合があったこともありません。


ただし、その方法だと使い勝手がよくないことは事実です。レンズ交換式のカメラは、どうしてもレンズを交換したい、またはしなければいけないということがあり、そのたびにバックパックを降ろして荷室を開けて、いちいちレンズ交換をする羽目になります。日帰り登山で荷物が軽ければまだいいのですが、縦走登山の時には荷物を降ろしたり担いだりするだけでも大変です。まだフィルムカメラを使っていた頃に、割り切って便利ズームといわれる28-300ミリのズームを使ってみようとしたりもしましたが、撮影目的で行く登山なのに画質に妥協した写真を撮ったのでは意味がないということで、結局便利ズームは低山などで何度か使っただけで終わりました。


そういうわけで、現在までカメラ用のバックパックを使う機会はなかったのですが、ハクバが販売しているGWアドバンス ピーク25というバックパックは、発表された当時にメディアの記事で知って注目した数少ないカメラ用バックパックです。


GW-peak25.jpg
GWアドバンス ピーク25は、これまでのカメラ用リュックと違って、クッション素材をやたらめったら使わないで、ぱっと見普通の登山用バックパックにしか見えません。メーカーの商品説明によると、


”山登りやハイキングなどに最適なカメラバックパック。日本人の体形に最適化したハーネス形状や、ワイヤーフレームを搭載しS字曲線を描き背中へフィットする曲面構造の背面システムなど、身体への負担を軽減するさまざまな機能を搭載。速写性を追求し、バッグを下ろすことなく機材を取り出せるサイドアクセス構造を採用。一瞬の風景を求めるアウトドアフォトグラファーに最適。くびの負担がZEROフックを標準装備。”


ということです。




で、この商品は希望小売価格が29,160円(税込)となっていて、さすがに25リットル容量のバックパックとしては高すぎるので、注目はしていたものの購入には至りませんでした。ところが、先日アマゾンを覗いていたら、このバックパックがなんと72%オフの8,296円(税込)になっているのを見つけ、これはもう買うしかないということで手に入れました。


色は、黒、グレー、赤の3色ありますが、購入したのは黒です。5月27日の時点では、赤だけが9,126円で、グレーと黒が8,296円でした。今見ると、赤が12,822円、グレーが9,126円、黒は変わらずという値段になっています。週末だけの特別価格だったのかもしれません。



本日アマゾンからでかいダンボールで届いたので、さっそくブツの確認です。




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バックパック前面。中央縦についているジッパーは、前面についているポケットのジッパーです。下部にも横向きのジッパーがありますが、この中にはレインカバーが入っています。両脇にストックやアックスを取り付けるループもあります。ウェストベルトには左右ともポケット付き。



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背面は汗抜けを考えた素材と構造で、まんま登山用バックパックと同じです。ウェストベルトの内側も同じメッシュ素材です。



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左側面には、コンプレッションベルトとポケット。ポケットの周囲についているジッパーを開くと内部のカメラケースにアクセスできます。



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右側面も左側面と同じです。ポケットは縁のところにゴムが入っていますが、ペットボトルや水筒などを常時入れておくと伸びてがばがばになりそうです。ポケットを締める位置にコンプレッションベルトはついていないので、このポケットはあまりゴムが伸びるようなものを入れないほうがよさそうです。なお、三脚はこのポケットに脚2本を入れて、上のコンプレッションベルトで固定することになります。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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このバックパックの売りの一つが、「くびの負担がゼロフック」が標準装備されていること。カメラのストラップをこのフックにひっかけることで、首にカメラの荷重がかからなくなり、カメラを首からぶら下げていても首や肩が痛くなることがありません。ただし、ショルダーベルトのストラップ長さを調整するバックルが「くびの負担がゼロフック」で兼用されているので、このフックを外して他のバックパックで使おうとしてもできません。


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ウェストベルトのポケットはけっこう小さくて、5インチのスマホは入りません。ぎりぎりコンパクトデジタルカメラが入るぐらいの大きさなので、行動食や撮影用小物などを入れるといった使い方になりそうです。


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ショルダーベルトには、最近の登山用バックパックには使われなくなったDリングが装着されています。コンデジのカメラケースやボトルホルダーをアクセサリーカラビナで固定するのに便利です。



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前面のポケットはバックパックの一番上から、下部のレインカバーが入っているポケットのジッパー部分まで50センチ近い長さがあります。奥行きもそれなりにあり、レインウェアの上下だけでなく、薄手フリースの1~2枚ぐらいは余裕で入る大きさです。


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底面にあるポケットは、バックパックの底面すべてがポケットになっています。レインカバーだけ入れておくと底面がフラットにならず自立しにくくなるので、レインカバーはほかの場所に入れて、ここはもっと底面がフラットになるようなもの~たとえばピクニックシートのようなもの~を入れたほうがいいかもしれません。



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上部気室は深さ30センチ、幅25センチ、奥行き15センチぐらいのサイズで、およそ10リットルぐらいの容量がありそうです。前面側の内部にはポケット×1、ジッパーポケット×1、メッシュポケット×2、キーリング×1が装備されています。背面側にはハイドレーション用ポケットがあり、右肩の後ろからホースを出せるように穴があいています。このポケットはけっこう大きいので、ハイドレーションを使わない場合はA4サイズの書類を入れることができます。


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下部気室との仕切りはジッパーで固定されているので、隙間から細かいものが落ちてしまうことはなさそうです。下部のカメラケースを抜いてしまえば、1気室または2気室の登山用バックパックとして普通に使えます。


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カメラを取り出すときは、このように片側のショルダーベルトだけを外して、もう片方の肩にぶら下げた状態でカメラケースにアクセスします。カメラケースの向きはどちら側にもできるので、利き腕側で取り出すことができるようにすることができます。この写真はハクバのサイトから借用したものですが、右肩にぶら下げて右手でカメラを取り出しているというのは、ちょっと変です。右手で取り出すのなら左肩にぶら下げるようにした方が右手が自由に動くので取り出しやすいと思います。


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ジッパーを開ければ、中にカメラケースの巾着が見えます。


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巾着を開くとこんな感じです。



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わかりやすいように、カメラケースを取り出して撮影してみました。カメラはフードを逆付したEF24-105F4Lを装着したキヤノン EOS6Dです。ケースに対して少し余裕があるので、上位機の5Dでも大丈夫だと思います。1D系のような縦位置グリップ一体型のカメラはちょっと無理そうです。



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カメラケースの内部には、稼働フラップ付の仕切りと、小仕切りが各1枚はいっています。僕は、フラップ付仕切りを中央縦に入れて2分割し、小仕切りをカメラが入る側の下部に横方向に入れて、下にレンズが入るようにしています。



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カメラが入る反対側には交換レンズEF16-35F2.8LⅡがフード付の状態入ります。



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カメラが入る側の下部にはシグマ15F2.8フィッシュアイを入れました。ただ、この入れ方をすると、カメラボディが若干カメラケースの高さよりもはみ出してしまいます。巾着部分にも内部にクッション材が入っているみたいだし、バックパックの側面がやや膨らみますが、ジッパーも普通に閉めることができるので、とくに問題はなさそうです。



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カメラケースに入っていた機材一式です。EF16-35F2.8LⅡは、フードを逆付ではなく使用するときの状態にしたまま入れることが可能です。フードを逆付にすれば全長が短くなるので、下に小型の単焦点レンズぐらいは入れられそうです。広角ズームの代わりに70-200F4Lなどの望遠ズームを入れることもできますが、ケースの高さは70-200F4Lとほぼ同じぐらいなので、これよりも長いレンズは無理っぽいです。



一通りチェックしてみると、カメラ機材以外の収容能力がけっこうあり、無雪期の小屋泊まりの荷物ぐらいであれば2泊ぐらいは余裕でこなせそうです。一方で、クランポンやワカンなどを装着するのは難しそうなので、積雪期に使用するのは日帰りでも難しいかもしれません。背負った感じは、オスプレーなどの登山用バックパックととくに違和感のないものでした。定価で買うのはないとしても、72%オフならコストパフォーマンスは良さそうです。


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