ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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星空登山は虚しい結末: 伯耆大山夏山登山道その1 

2017年4月3日(月) 鳥取県大山町 大山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


天気予報で2日の夜は星空が良く見える快晴となっていたので、まだ撮影したことのない伯耆大山山頂の星景写真を撮りに行ってきました。


星景写真を撮るには山頂避難小屋泊が一番なのですが、2日のお昼過ぎまで用事があったことと、小屋泊装備は荷物が多くなるので日帰りで行くことにしました。


百円ショップで手に入れた星座早見表でこの時期の天の川の見え方を確認すると、夜早い時間には西の空、遅い時間には東の空に見えるみたいで、大山山頂である弥山から写真を撮る場合、剣が峰が東にあることから東向きの撮影になります。そうすると、午前2時ごろ天の川が上ってくるので、3時ごろがちょうどいいだろうということで、21時出発、0時入山という計画でした。


ところが往々にして計画はずれるもの。出発は22時30分になってしまい、大山の南光河原駐車場に着いたのは0時30分をまわったころでした。さすがに平日の真夜中なので、駐車場はガラガラでした。3台ぐらい車があるだけです。人も少ないし、スキーシーズンも終わっていて駐車場も無料だし、今年は雪もたっぷり残っているしで、今が一番いい季節かもしれません。


IMG_7152.jpg
1:09 準備を整え、入山届も提出して出発です。


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1:48 二合目で小休止。標柱の高さがちょうどベンチぐらいだったので、標柱に座って休憩をとりました。


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2:27 五合目に着きました。休憩しようかと思いましたが、けっこう風がきつくて寒かったので、元谷へ下る行者コースを一段下りたところで休憩をとりました。尾根道から一段下がった場所なので風が当たらずゆっくり休憩できます。この先の状況を考えて、ここでハードシェルを着ておきました。


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2:57 六合目避難小屋は半分露出していました。といっても、誰かが掘り出した状態なので、自然のままならほぼ埋まっていた状態だと思われます。4月に入ってこれほど雪が多いのは、何年ぶりでしょうか。通過するつもりでしたが、風がきつく、ハードシェルを着ていても寒さを感じるので、ハードシェルの下にインシュレーションジャケットを着るために、小屋の中へ入りました。


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六合目から上は立木一本ない急傾斜の一枚バーンになっていました。雪も半分凍ったような状態で、ツボ足でもまったくもぐることはありません。月はすでに沈んでしまっているので、ヘッドライトの明かりだけが頼りです。先の見えない暗闇と、右手から吹き付けてくる冷たい強風と闘いながら、ただただ上を目指します。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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3:51 頂上台地の端にたどり着きました。ようやく急傾斜がおわってほっとするも、一段と強まった風との戦いはまだまだ続きます。


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頂上台地は一部木道が見えている場所もありましたが、キャラボクもまだ雪の下に埋もれていて、もうしばらくは雪山を楽しめそうな感じです。


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4:09 避難小屋は半分露出していましたが、入り口付近から奥はまだ雪の中です。とはいえ、入り口へは地下へと続く階段のように穴が掘られていたので、通常の入り口から出入りは可能でした。小屋に入ってダウンジャケットを着たり、カメラの準備をしたいところですが、予定より1時間遅れているし、もうすぐ夜明けになってしまうので、小屋には寄らずそのまま山頂へと向かいました。


ところが、弥山山頂は完全に雪に埋没していて、木道も山頂の石碑も見当たりません。そろそろ石碑ぐらい出ているだろうと思っていたのですが、甘かったようです。加えて暗闇なので剣が峰もよく見えず、どこから撮影するのがいいのかポイントを決めることもできません。こうなったら三角点まで行くしかありません。


右に寄り過ぎて雪庇を踏み抜かないように注意しながら三角点まで来ましたが、吹きさらしの三角点でカメラを構えて撮影するには寒すぎます。厳冬期かと思うほどの寒さに我慢できず、風下になる三角点を越えたところで撮影の準備にはいりました。


標準レンズを広角レンズに付け替え、三脚の足場になるところを踏み固めて三脚を設置し、カメラを取り付けたら準備完了です。ヘッドライトを消して、暗闇の中で目を慣らしていくと、剣が峰をまたいで天の川が南の空へと下りて行くのが見えました。しかし、その位置が高いのです。そう、もう一時間早ければ剣が峰のすぐ上に見えたであろう天の川ですが、すでにけっこう上の方に移動してしまっています。


今回は15ミリ魚眼レンズは持ってこなかったので、16ミリが最広角です。はたして16ミリで天の川が入りきるだろうかと思いつつ、ファインダーの中にうっすらと見える剣が峰のシルエットと、地上の明かりを基準にしてアングルを決め、最初のシャッターを切りました。

つづく。


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| 2017年4月 大山夏山登山道 | 12:34 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

Re: こんにちは

みよんさん

コメントありがとうございます。
最近はあまり写真を撮ることができていませんが、
春になって気候も良くなってきたので、
またあちこち撮影に出かけようと思ってます。
いいのが撮れたらそのつどアップしますので、
暇なときにでものぞいてみてください。

| ヤマふぉと | 2017/04/07 20:23 | URL |

こんにちは

はじめまして。何度かブログにお邪魔させてもらっています。
素晴らしい山の写真の数々ですね。
わたしも山をひとりで歩くことが多く、写真も好きなのでヤマふぉとさんのブログに興味を持ちました。といっても山の装備も最低限、カメラの機材もなく(キャノンのデジカメ&スマホで撮影)、撮影の知識と技術はゼロ、ほぼすべてオートマで撮っている程度の好きさ加減です。
山のきれいな景色、特に夕暮れや日の出は大好きですが寒がりだしテント担いで登る根性もないし、出会える景色にも限界がある感じです・・・
これからも楽しみにしています。

| みよん | 2017/04/07 17:56 | URL |















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