ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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快晴の雪山でストレス発散: 剣山~次郎笈その3 

2017年3月19日(日) 徳島県三好市 剣山(標高1955m) 日帰り単独行 


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11:33 山頂から次郎笈へと続く階段を下りて行くと、その先は雪のない尾根になっていました。しかし、眼下には雪のある稜線が見えているので、クランポンはそのままで岩ゴロの登山道を下ることにしました。


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しばし岩ゴロ道を下ると、ようやく雪のある道になりました。すでに表面はかなり柔らかくなっていますが、傾斜はそれほどないので滑ることもなく比較的歩きやすい状態でした。


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さらに下っていくと、最低鞍部近くで尾根が細くなってきます。夏道は前方にある大岩の左下を通っていて、雪が帯状に残っているのが夏道です。ここまでくると状況が見えますが、この手前からだと夏道の状況がわかりません。傾斜のきつい斜面をトラバースするルートだし、大岩を越えた先で尾根上に合流する部分がちょっとした雪庇のようになっていて超えるのが厄介だった記憶があったので尾根上を歩いてきたわけですが、こちらはこちらで雪のない場所があり笹の茂った道のない尾根を進まなければならず、どっちもどっちです。


夏道のほうは問題なく歩くことができそうな状態だったので、帰りは夏道を通って帰ることにします。


そういえば少し前に剣山と次郎笈の間で女性が滑落して意識不明の重体になったというニュースがありましたが、その方は亡くなられたそうです。おそらくまだ笹原が雪の斜面だったときに、転倒滑落してこの斜面を落ちてしまったのではないかと思われます。安全で簡単な山のように見えても、雪山は危険がいっぱいです。


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11:57 最低鞍部まで来ました。尾根が狭くなり雪も多くなりました。ここから登り返しです。


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三嶺方面へのトラバース道分岐を直進します。


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傾斜がきつくなり少し息が上がりますが、距離があまりないのでそれほど疲れません。あの上まで行けば頂上はすぐのはずです。


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頂上手前のピークに出ました。あの向こうに見えるのが次郎笈の山頂です。どうやら、午後の一番乗りになりそうです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:22 次郎笈山頂に着きました。誰もいない山頂です。やはり午後の一番のりでした。剣山山頂と同様に雪はきれいになくなっています。山頂の山名板は以前登った時にはなかったもので、どうやら新しく作り直されたようです。どういうわけか剣山のほうに向いて設置されていて、山名板と一緒に写真を撮ろうとすると背景は何もない状態になります。登山者の心理としては、やはり剣山を背景に写真を撮りたいと思うので、背後に剣山が見える向きに設置すればいいのにと思います。


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誰もいないうちに、記念撮影。山名板が三脚がわりにちょうどいい高さでした。もしかしてこういう使い方を見越して、この位置と向きで山名板を設置したのでしょうか。だとしたら担当者は相当な切れ者です。


記念撮影が終わったら、さっそくランチです。今回は写真を撮っていませんが、前回の毛無山と同じ菓子パンとれもん湯の簡単なものです。


食事中に途中で追い越した単独の男性が登ってきて、山名板の近くでランチの用意を始めました。しげしげと見たわけではありませんが、バーナーの音がしていたので、ラーメンでも作っていたのかもしれません。


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僕の方は20分ほどでランチ休憩を終えて、出発の準備を整えてから剣山の写真を撮っていました。そこへ、剣山の山頂にいた犬が2匹だけで登ってきて、食事中だった男性のほうへ近づいて行ってにおいをかいだりしていたようです。そして遅れてきた飼い主がそれを見つけて犬を叱ってやめさせていました。リードを付けないで犬を自由にさせておけばこうなることはわかるわけで、叱らないといけないことをする程度のしつけしかできていないのなら、なぜリードを付けないのでしょうか。


食事中の男性はとくに驚いた様子もなかったので、犬が嫌いだったり怖がっていたりしていたわけではないと思いますが、もしも犬が大嫌いな人だったり、犬を怖がる子供だったりしたらどうでしょうか。驚いた拍子にラーメンやお茶をこぼして火傷をおうかもしれないし、子供なら逃げ出した拍子に転んで大けがをするかもしれません。


何かの拍子に犬がかみつくということだってないとはいえません。そんなこと起こるわけがないと思っているとしたら大間違い。千葉で飼い犬を散歩中にその犬が通行人を襲ってけがをさせたという事件がおこっています。また、東京都八王子市でゴールデンレトリバーが乳児をかみ殺したという事件もありましたから、絶対ということはないのです。そうならないために飼い主がすべきことは、リードを付けることです。山はドッグランではないのです。自分の行為がどんな結果を招く可能性があるかを登る前に想像してみるべきだし、犬を溺愛する前に他の人間に気を配ってもらいたいものです。


なお、僕は犬嫌いでもないし、犬を連れ出すことに反対しているわけでもありません。しかし、山に犬を連れてきて、リードをしないで自由にさせるという考え方には賛同できません。どう言い訳しても犬は人間ではないのです。自宅周辺を散歩するときはリードをするのに、なぜ山に来たらしないのでしょうか。自宅周辺であろうと山であろうと、犬と人間の関係は同じであるべきだと思います。


ちなみに、犬を飼う場合は都道府県や市町村等の地域で「犬取締条例」という条例があります。地域によって明文化されている内容に違いはあるようですが、飼い主の義務として次のような内容が書かれています。

・飼い犬は常に繋留しておく
・飼い犬を連れだすときは丈夫な鎖等でつなぐ
・飼い犬を連れだすときは、糞尿は衛生的に処理する

つづく。

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| 2017年3月 剣山・次郎笈 | 17:34 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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