ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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冬直前、ぽかぽか陽気の山日和:櫃ヶ山(ひつがせん) vol 2

2010年12月5日 岡山県真庭市 櫃ヶ山(標高953.5m)日帰り山行
vol 1はこちらをご覧ください。

林道から上の谷底のような道
10時10分、林道からふたたび山道を登っていきます。林道脇の斜面を登りきり、折り返すように林の中に入っていくと、なんだか谷底のような道になりました。左右の斜面は木の根があらわになっていて、道は落ち葉が厚く堆積しています。人間が掘ったというわけではなく雨水の侵食の結果のようですが、圧迫感のある嫌な雰囲気の場所でした。

道標3
 道が林床と同じ高さに戻ってきた先に、新たな道標がありました。木で通行止めにしてありましたが、ここにも分岐する道がありました。この道標のあたりから道は谷の斜面にそって水平にトラバースするようになり楽チンです。

570mピーク
 右を見ると、地図に出ていた570mの小ピークらしき山が見えます。あのピークの左手にある谷までほぼ水平の道を歩き、そこから谷を突き上げて奥の尾根上まで登っていくようです。

570mピーク下の谷
 人工林の中の水平な道を過ぎ、570mピーク下の谷までやってきました。こんなところにも、石垣の跡が残っています。こんなところで田んぼというわけでもないでしょうから、たぶん住居のあとなんでしょう。昔の人は、なんでこんな不便な山奥にわざわざ住んでいたんでしょうか。

570mピーク北側の尾根
 谷に沿って階段状に残る石垣のそばを通り、折り返して570mピークの斜面を登っていくと、10時40分に展望の開けた尾根に出ました。葉を落とした木々の向こうに櫃ヶ山が見えました。ここからは、右側からぐるっと回りこむように尾根筋を登っていくルートになります。

五合目上方向
 尾根に出てから10分も経たないうちに五合目に着きました。

五合目下方向
 振り返ると、展望も開けています。ちょっとした広場のようになっていて、休憩するのによさそうですが、林道からまだ1時間も経っていないので、休憩はしないで先に進むことにしました。

カシワの葉が落ちた登山道
 ここから上の登山道には、やたらカシワの落ち葉が多く積もっていました。大きくて特徴的は葉っぱなので、すぐわかります。

登山道脇のカシワ
 登山道脇にカシワの木が多く生えていました。枯葉になってもしぶとく木にしがみついているので、落葉が進んだ晩秋の林では、よく目立ちます。5合目から上の登山道周辺は、なぜか森林限界付近のように林のない野原のような状況なので、やせた乾燥地でも生育できるカシワにとっては、競合する木がなくて都合がいいのかもしれません。

五号目上の登山道
 目の前のピークに向かって勾配のきつくなってきた登山道ですが、あたりの風景はカシワもないススキの原へと変化します。なんだか、森林限界を突破してしまったかのような雰囲気です。

六合目上方向
 傾斜のきつい滑りやすい登山道を登っていくと、六合目の道標がありました。時間は11時2分。五合目からわずか10分程度です。一合分の標高差は90mほどですから、所要時間はわずかです。頂上もかなり近くに見えるようになりました。

六合目下方向
 眼下の展望も、五合目よりも確実によくなっています。登れば登るほど展望がよくなってくるので、登っていて楽しい尾根道です。ここもきれいにススキが刈り取られていて、休憩によさそうな場所です。林道から約1時間登ってきたので、ここで小休止をとりました。

六合目上の登山道
 ポットに入れてきた温かいお茶を飲んで休憩した後、目の前に見えてきたピークに向かって11時10分に出発です。

天狗の森分岐点の案内板
 途中岩だらけのところを抜けたりして、単調な登山道にも少し変化が出始めた頃、またまた分岐点にさしかかりました。頂上の北側にある854mピークの下、標高800m付近のようです。国土地理院の地図には分岐は書かれていません。しかし、この案内板を見たときに、登山口にあった案内板の分岐点が、おそらくここの分岐点のことだったのだろうと理解しました。そういえば、分岐点のところに天狗の森や原生林という文字がありました。あの案内板では、分岐点は登山口からわりと近いところにあるかのように描かれていましたが、見た目の距離感はでたらめだったということみたいです。少し気になったのが、左に2分のところにあるという「銀冷水」。湧き水らしいので、行ってみることにしました。

銀冷水
 斜面に沿ってほぼ水平な道を進んでいくと、銀冷水に到着しました。泥と落ち葉の積み重なったところにステンレスのパイプが突き刺さっていて、その先端から水が一筋流れ落ちていました。大丈夫かな?と思いつつ、手ですくって口に含んでみると、見た目と違って泥臭さや生臭さはなく、無味無臭のまろやかな味の水でした。ただし、おなかいっぱい飲むとどうなるかわからないので、軽く2口ほど飲んで分岐点に戻りました。

天狗の森への分岐道
 分岐点にもどってからどうするか考えましたが、15分程度の回り道なら天狗の森のほうへ行ってみるも悪くないか、ということで右の分岐路に進みました。

vol 3につづく。


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| 2010年12月 櫃ヶ山 | 12:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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