ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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晴れて曇って風吹いて寒いし暑いしなんやねん: 甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳その6 

2016年4月29日(金)~5月3日(火) 長野県伊那市 甲斐駒ヶ岳(標高2967m)・仙丈ヶ岳(標高3033m) テント泊単独行 


5日目(5月3日)
5月2日の夜は仙丈ヶ岳に登頂できたこともあり達成感いっぱいで寝袋に潜ったものの、やっぱり真夜中に目が覚めてしまいました。うすうす感ずいていましたが、マットが硬くて寝心地が悪いのが原因なのではないかと思うわけです。今回持ってきたのはクローズドセルマットのサーマレスト リッジレストソーライトです。雪上テント泊用に使っているマットですが、土の上で使うとクッションが不足して寝心地がよくないのです。南アルプス林道や北沢峠に雪がないというのは事前の情報でわかっていましたが、キャンプ場は谷間なのでまだ雪があるかもしれないという理由でリッジレストソーライトを選びました。しかし、標高からして北沢峠に雪がなければ、キャンプ場にも雪がないと予測するべきでした。やはり、固い土の上で使う場合は自動膨張式のプロライトを持って来るべきでした。

とはいえ、いまさらそんなことを後悔しても意味がありません。失敗は今後に活かすとして、とりあえず紅茶を飲むことにしました。お湯を沸かすためにテント入口を少し開けてみると、満天の星空が広がっています。最後の夜だし、お茶を飲んだら星空撮影に行くことにしました。


撮影に行くといっても、1時間も2時間もかけて遠くまで行く気にはならないので、仙丈ヶ岳への二合目コースを少し登ったところにある北岳展望台に行ってみることしました。ここからは北岳をわずかですが見ることができます。この夜は寒さを感じることはなかったのですが、登山と違って撮影中はじっと動かないので、念のためソフトシェルの上からダウンジャケットを着こんでいきました。結果的に寒くもなく暑くもなくいい具合でした。


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真っ暗で肉眼ではほぼわからない状態ですが、暗闇に目が慣れてくるとなんとなく三角形の尖がりが見えているような感じがしたので、ピントを無限遠にあわせて、カメラの方角や角度はまったくの感に任せて撮影してみたところ、北岳がしっかりと写っていました。北岳の位置や構図などを撮影結果をみながら微調整し、OKカットにしたのがこの写真です。


<クリックで画像拡大>
IMG_0909.jpg
北岳展望台で1時間ほど粘ってから、場所を変えてみることにしました。南アルプス林道を少しばかり広河原方面に下ってみると、木々の間から天の川がよく見える場所があったので、そこで撮影してみることにしました。これといって山が見えない場所ですが、たまにはこういう林間の星空もいいかもしれないということで、15分ほど撮影してみたのがこの写真です。


真夜中の山中で1時間30分ほど撮影して、午前3時30分頃テントに戻りました。


適度に体を動かしたのがよかったのか、その後はぐっすりと眠れました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




朝は8時ごろまでのんびりと寝ていました。歌宿13:25発のバスに乗る予定なので、来るときと同じ2時間30分ぐらいかかるとしても11時前に出れば余裕です。撤収に1時間かかるとして10時に準備を始めればいいので、時間はたっぷりあります。


朝食を食べるとほぼ食料は使いきった状態になりました。お茶を飲んで最後の山の朝を楽しんだ後は、のんびりと撤収作業です。食料がなくなった分、パッキングは楽でした。


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10:08 予定よりも1時間早く撤収が完了してしまったので、のんびりと歌宿へ向かうことにしました。


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かなりテントの数が減ってしまったキャンプ場を後にします。


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北沢峠には、ログハウス風の新しい小屋が二棟できていましたが、隙間から中を覗くとバスの待合室兼登山者の休憩所になっているようです。広河原方面と戸台方面でそれぞれ新築したようです。


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北沢峠周辺の森はうっそうとした原生林で、苔むした倒木が多数ありますが、これから夏に向かってもっと苔が増えて北八ケ岳の森のように一面緑の林床になるのでしょうか。夏の風景も見てみたいものです。


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10:48 とくに疲れていませんが、大平山荘前でのんびりと休憩をとりました。


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12:00 丹渓新道分岐で再び休憩をとります。ここから鋸岳の鹿窓を見ることができます。針の穴のような小さな穴ですが、まだ見えるようなので、コンタクトを入れたときの視力はそれなりに衰えていないようです。もっとも、昔に比べると左右の視力に差が生じてきたようで、疲労度にもよるみたいですがなんとなく遠近感がちぐはぐに感じるときがあります。


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12:30 歌宿に着きました。バスの時間まで1時間近くあるので、ベンチでのんびりと休憩です。

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13:58 予定通り、13:25発のバスで仙流荘前の駐車場に戻ってきました。着替えを済ませてから、仙流荘で温泉につかり、のんびりと岐路についたのでした。

2016年のGW山行は、目標だった三座のうち二座に登頂することができ、雨に降られることもなく、また怪我や体調不良もなく無事に終えることができました。アサヨ峰に登れなかったことと仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の山頂近くで星景写真を撮るというのが宿題として残りましたが、それはまたの機会に再挑戦してみようと思います。

おわり。

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| 2016年4月 甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳 | 00:30 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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