ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

道なき道を強行下山: 後山・船木山・駒ノ尾山 その1

2016年4月10日(日) 岡山県美作市後山 後山(標高 1344m) 日帰り単独行 


伯耆大山山系の甲ヶ山に行くつもりでしたが、寝過ごしてしまったので岡山県の最高峰 後山を訪れました。


後山に登ったのは2001年ぐらいのことなので、かれこれ15年ぶりぐらいの登山です。前回は後山のみ登って帰ったのですが、今回は後山から西へ伸びる稜線を駒ノ尾山まで縦走し、駒ノ尾山から南へ下山するという周回コースをとりました。しかし、地形図やGPSのデータに記載されている登山道が見つからなかったことで、道の無い山林の中を強行突破してしまいました。素直に林道を歩いて帰れば楽だったのに・・・ 「急がば回れ」を実感した次第です。


後山キャンプ場の駐車場に車を停めると、すぐに窓ガラスの向こうに虫がたくさんたかってきました。うかつに出ると虫にたかられそうなので、車の中で準備をしました。こういうこともあろうかと虫除けスプレー「パーフェクトポーション」を持ってきたので、ウェアや首筋など肌の出ているところにつけておきました。車の中で使うことでドアを開けたときに虫が入りにくくなることも期待できます。幸い、準備をしているうちに窓の外の虫も徐々に減ってきました。どうやら車の熱に引き寄せられてたかっていたようです。


IMG_4757.jpg
10:36 駐車場を出発です。


IMG_4758_20160418235624ac8.jpg
登山口まではわずか3分ほどです。岡山側からは後山へ直接登るルートはなく、となりの船木山へ登ってから尾根を縦走して後山に登ります。


IMG_4759.jpg
最初こそ植林の中を進むものの、すぐに明るい自然林の中を登って行きます。


IMG_4760.jpg
岩がゴロゴロしたやや不明瞭な登山道ですが、テープナビもついていて、迷うことはなさそうです。しかし、こういう場所を登った記憶はまったくありません。後山で記憶に残っているのは、植林や背の低い木々の中をまっすぐに登っていく階段の登山道だけです。それがどのあたりのものなのかもわかりません。


IMG_4761.jpg
後山キャンプ場からのルートとの合流点ですが、キャンプ場方面への道はほとんどわからない状態です。


IMG_4762.jpg
11:08 渡渉箇所がありました。ここもさっぱり記憶にありません。


IMG_4763_20160418235808c8d.jpg
渡渉後、沢の右岸を上に登って行くのですが、道間違いによると思われる踏み跡のようなものが直進方向にあり、注意が必要です。写真の赤い×印の先の倒木に青いリボンが結んであるのが間違いの原因のように思われます。


IMG_4764.jpg
これがその青いリボンです。このルートには、ピンクのテープがナビとして設置されていて、正しいルートはピンクテープをたどります。


IMG_4766.jpg
登って行くと、沢の岩にミッキーマウスの印発見。偶然この形になったものですが、自然は面白いです。


IMG_4767_201604182358120bc.jpg
沢沿いに登って行くと、再び渡渉箇所がありました。結局もとの左岸に戻ることになりました。


IMG_4768.jpg
渡渉後は目の前の尾根を巻くように右手に登って行きます。方角的には登山口にもどるような方向で、ずっと沢に沿って登って来てUターンするような感じです。


IMG_4769.jpg
急傾斜の尾根をジグザグに登山道が続きます。


IMG_4771.jpg
11:39 やっと傾斜が緩やかになり、標高1136mの尾根に出ました。


IMG_4772.jpg
ここからやや傾斜の緩い尾根をまっすぐ北に登っていきます。


IMG_4773.jpg
まっすぐな登山道と左右の植林という風景は、なんとなく見覚えがあります。後山登山で記憶に残っている風景はどうやらこのあたりのもののようです。


IMG_4774.jpg
この植林は、標高が高いわりに手入れがきちんとされているようで、林床もきれいだし、立木も枝打ちや間伐がしっかりされいます。手入れのされていない植林は見た目にかなり悲惨ですが、ここは木材資源としてちゃんと使える状態に保たれているようです。


IMG_4775.jpg
この風景もやはり記憶にある風景です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_4776_201604190005165eb.jpg
12:12 稜線の縦走路との合流点に着きました。とくにちゃんとした休憩はとらずに登ってきて、ほぼ1時間30分でした。


IMG_4777_20160419000518651.jpg
合流点から東に進むと、すぐに船木山山頂です。何もなければ山頂とはわからないような場所です。


IMG_4778.jpg
標高は1334mです。


IMG_4779.jpg
船木山から後山までは、そこそこ距離があります。


IMG_4780.jpg
アップダウンのある縦走路を進むこと15分で後山山頂です。


IMG_4781.jpg
12:34 後山山頂には2名の登山者がいましたが、二人とも喫煙している最中でした。近づくのも嫌ですが、幸い風が追い風になっていて煙はこちらに漂ってきません。また、僕が登って来たのを見てタバコを消しはじめたので、山頂まで行くことにしました。山で見かける喫煙者は他人にはお構いなしのジコチューが多いのですが、めずらしくモラルの高い喫煙者だと思いました。


山頂にある小さなベンチに座って休憩していると、先にいた二人は入れ替わるように下山して行きました。船木山にいた二人の登山者もやってきて、せまい山頂はそれなりに混雑しはじめました。その後さらに二人が登ってきて、一人が僕のすぐ後ろに座って喫煙をはじめ、あの不愉快な臭いをかがされてうんざりしたのでさっさと出発することにしました。


IMG_4784.jpg
12:50 船木山まではもときた道をもどります。


IMG_4787.jpg
13:13 船木山登山道の分岐までもどってきました。ここからは縦走路をまっすぐ進みます。以前後山に来た時には、後山だけをピストンしたので、この先の縦走路は初めて歩く道です。


IMG_4788_201604190007239df.jpg
分岐からは、ゆるりと下る道になり、前方に駒ノ尾山へと続く尾根が見えています。


IMG_4791.jpg
道はきれいに整備されていて、とても歩きやすくて快適です。


IMG_4792.jpg
13:40 縦走路の途中にあった「鍋ヶ谷山」の看板です。とても山頂とは思えない場所です。看板が無かったら、気づく人はまずいないと思います。


IMG_4793.jpg
鍋ヶ谷山を過ぎると、駒ノ尾山がだいぶ近づいてきました。ざっと30分ぐらいかなと見積もりながら進みます。


IMG_4794.jpg
14:04 駒ノ尾山の山頂下にある避難小屋に着きました。山頂まではもう3分程度でしょうから、鍋ヶ谷山からほぼ予想通り30分でした。


IMG_4795.jpg
造りは、那岐山の避難小屋と同じです。小屋の中はこぎれいに掃除がされていますが、床板はそれなりに汚れていたので、直に寝るのはちょっと抵抗がある感じです。トイレ・水場はありません。


IMG_4796.jpg
那岐山避難小屋は暖炉がふさがれて使用できないようになっていますが、ここは今でも使えるようです。


IMG_4797.jpg
小屋を出て、山頂を目指します。


IMG_4798.jpg
14:08 駒ノ尾山に着きました。山頂は広々としていて、ストーンヘンジのようなものがありました。


IMG_4799.jpg
東西南北方向の石には、方角が刻んであります。磁石が無くても方位はわかるようになっているわけです。それぞれの石は、ちょうどベンチになる高さになっているので、座って休憩しました。行動食を食べ、のんびりと風景を眺めます。誰もいないので、後山のように無粋な喫煙者に不愉快な気分にさせられることもなく、すこぶる快適でした。

つづく。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

| 2016年4月 後山・船木山・駒ノ尾山 | 00:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

NEXT | PAGE-SELECT | PREV