ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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ちょっと残念 映画「エヴェレスト 神々の山嶺」

阿部寛の鬼気迫る演技やエヴェレストの迫力ある映像は良かったと思うのですが、原作にあるハラハラするような緊張感があまりなかったし、カメラをめぐって展開する事件の部分がカットされていて謎解きのスリルがなかったからか、全体的になんだかあれっと感じるぐらい話がスムースに流れすぎていまひとつ盛り上がりにかけたように感じました。


もともと原作はマロリーのカメラをめぐって展開していく話なのに、映画のほうは羽生の南西壁登攀の話に力点が移っていて、そのわりに登攀部分はもう少し長くても良かったのにと感じるしで、どこか出汁がきいていない味噌汁のような物足りなさがありました。なによりも、ラストシーンでマロリーの撮影したフィルムの扱いが原作と全然違っていて、なんでやねん!?といわずにはいられません。また、突っ込みどころも何箇所かあって、「岳」のほうが楽しめたかなあというのが正直な感想です。


かつて偉大な登山家が挑戦した前人未到の登攀が、登山家が消息不明になることでその成否が謎として残ってしまいました。マロリーのカメラが発見され、その謎を探っていくうちに行方不明になっていた現代の偉大な登山家 羽生丈二が関わっていることがわかり、彼が前人未踏の登攀に挑戦しようとしていることが判明するものの、マロリーと同様その成否が謎として残ってしまいます。この作品はその謎解きの話であって、最後に二人の偉大な登山家が同じ場所で見つかり、二つの謎が同時に解けるというのが話の核心だと思うのですが、それをあんなふうに片手落ちの結末にしてしまっては原作のよさが台無しになってしまうと思うのです。たとえ上映時間が3時間ぐらいになっても、そこはきっちりと描ききってほしかったという思いが残り、残念だなと感じました。


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