ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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秋から冬へ 季節替わりの山旅: 白山 その3

2015年10月18日(日)~19日(月) 石川県白山市 白山御前峰(2702m) 単独避難小屋泊 


10月19日(月)
午前3時頃目が覚めたので、トイレに行ってから、すぐに朝食の準備にとりかかりました。外はかなり冷え込んでいましたが、避難小屋に戻ってくるとそこそこ暖かく、予想外に快適でした。


今日の予定は、山頂から夜明の写真を撮影したらさっさと下山して、刈込池へ移動し、その後帰岡という行程です。


4時30分頃避難小屋を出て、山頂に向けて出発しました。御前峰は昨日登っているので、今回は御池周りコースで行きます。白山神社の裏手にある十字路を左へ折れて、あとはひたすら斜面をトラバースしながら登っていきます。


白山19日1
出発前、寝ぼけていたのか、GPSも記録用のコンデジも忘れてきてしまいました。なので、ログは取れていません。GPSログのマップは、このマップのみ手書きです。


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5:34 千蛇ヶ池の分岐です。このあたりでやっと空が明るくなってきました。コンデジを忘れてきたので、記録用の画像も一眼レフで撮影しました。ストロボが付いていないので、ヘッドランプの灯りでストロボを代用し、ISOを高くして撮影しました。ISO12800でもあまりノイズ感がないのが一眼レフのいいところ。


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5:37 千蛇ヶ池の分岐からすぐのところで、再び分岐がありました。直進すれば大汝峰、右へ行けばお池めぐりコース。大汝峰はパスして、右へ進みます。


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分岐のすぐ近くにあった池は、おそらく血の池だと思います。暗いので案内板などあったのかどうかわかりません。風がないので水面が鏡のように稜線をくっきりと映しこんでいました。


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明るくなってきた道をたどります。


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小高い丘を越えると、翠ヶ池が眼下に見えました。その向こうには剣ヶ峰。遥か彼方の地平線が赤く染まっています。もうすぐ日の出の時間です。


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6:12 地平線から太陽が顔を出しました。ハーフNDフィルターをつけていたので、けっこうくっきりとしたゴーストが出てしまいましたが、つけてないと空が白飛びしていたはずなので、ゴーストは必要悪みたいなものです。このぐらいのゴーストなら、現像ソフトのスタンプ機能などで消すこともできるので、やはり空の白飛び防止のほうが優先です。


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翠ヶ池から御前峰方面へと進みます。このあたりは日陰になる時間が長いのか、けっこう雪が残っていました。


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傾斜のきつい坂道に半分凍ったような積雪が残っているので、けっこう滑って登るのが大変でした。


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坂を登りきると、油ヶ池と朝日が当たり始めた御前峰が見えました。昨日御前峰の上から見たときよりも雪が広範囲に残っているように感じます。昨晩は雲が出ていないので新しい降雪はなかったはずですから、単なる印象の違いなのでしょうが、池の表面が凍りついていたこともあり、積雪期の雪山に来たような雰囲気です。


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左手には剣ヶ峰。ここには登山道がありませんが、登ることはできるみたいです。


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振り返ると、大汝峰がすっかり朝日の中に姿を現していました。


このまま御前峰を経由して戻ることも考えましたが、けっこうな急傾斜に雪が残っているので、滑り止めなしで登るのはちょっとやばそうです。なので、素直にもときた道を戻ることにしました。


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戻る途中、遥か雲海の彼方に北アルプスの峰々が顔を出しているのが見えました。右側のひときわ高い山群が穂高連峰、大キレットをはさんで南岳から槍ヶ岳までの稜線も見えています。


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6:55 血の池まで戻ってきました。日が差すころまでいればまた違った風景がみられると思いますが、今回は後の予定が詰まっているので、このまま下山します。大汝峰にも登りたかったのですが、次の楽しみにとっておくことにします。


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朝日が室堂平を染め上げています。


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朝日を浴びる室堂の建物群はまったく人の気配がなく、なんとなく廃墟のような雰囲気です。


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7:23 室堂に戻ってきました。ビジターセンターの入口前には、登山者が3人ほど座っていました。別当出合から登ってきたとすると早すぎるので、甚之助避難小屋か南竜ヶ馬場から来たのでしょう。



ここで一息。ぽちっと押して休憩としたら続きをどうぞ。




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8:07 パッキングを終えて、下山にかかります。


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広々とした弥陀ヶ原は、静謐な朝の空気に満ちていました。


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木道の終わりから白山を振り返ります。本格的な降雪がある前に、もう一度訪れたいと思いました。


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黒ボコ岩の前が砂防新道と観光新道の分岐です。時間に余裕があれば観光新道を経由して下山したいところですが、時間がないので最短の砂防新道をピストンで帰ります。


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せっかくなので黒ボコ岩に登ってみると、けっこういい眺めでした。


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つづら折れの急な石段をひたすら下ります。


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落石注意の危険区間は上方に気をつけながら足早に通り抜けました。


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9:12 甚之助避難小屋に着きました。ほぼコースタイムどおり、室堂から1時間5分ほどかかりました。当初は小休止のつもりでしたが、朝食が早かったためすっかり空腹になっていて、行動食をとるために20分ほどゆっくりと休憩しました。


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甚之助避難小屋を出発して30分ほど下ると別当覗です。往路では休憩していた人がいたこともあり素通りしましたが、かなり汗をかいて顔に汗が滴るような状態だったので、ひとまず休憩して汗を止めることにしました。


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別当覗からは、眼下に別当谷を一望することができます。


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上流部のほうも展望が開けていて、別当谷をずっと上までたどってみていくと、黒ボコ岩らしい小さな黒い塊が稜線にあるのが見えました。


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休憩を終えてどんどん下って行くと、次第に紅葉の木々が目立ち始めました。白山山頂では雪で白く染まった風景に冬将軍の到来を感じましたが、下るにつれてどんどん秋の華やかさが蘇ってくるようです。時間を逆戻ししているような不思議な感じです。


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10:40 中飯場まで降りてきました。


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往路のときと同じで、秋真っ盛りの状況です。


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逆光でカエデの赤が鮮やかに輝いています。


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華やかな黄金色に光っているのは、白樺の木でしょうか。


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さらに下っていけば、登山道の両脇が紅や黄色に染まった木々で鮮やかに彩られ、気持ちまで華やいだ気分になります。


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11:08 下り専用道の分岐に来ました。ここから右へ折れて、往路とは違うルートを進みます。


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傾斜の急な斜面をジグザグに下って行くと、別当出合の吊橋が見えてきました。


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11:24 つり橋を渡って登山口に戻ってきました。休憩が多かったとはいえ、コースタイムよりも1時間も余分にかかってしまいました。コースタイムが早すぎるのでは?と思わないでもありませんが、まあ荷物が軽ければそんなものなのかもしれません。


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11:32 登山口からもうひと下りして、駐車場に着きました。驚くほどガラガラに空いた広い駐車場に、自分の車だけがポツンと停まっている光景が、ちょっと奇妙に感じたのでした。


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荷物を車に詰め込んで、登山靴はそのままで車に乗り込み、刈込池に向けて出発したものの、少し下ったところで眺めのいい場所を見つけ、20分ばかり撮影に時間を使ってしまいました。



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時間にあまり余裕がないので適当なところで切り上げて、一路刈込池を目指して車を走らせました。

おわり。

白山19日2


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| 2015年10月 白山 | 15:31 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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