ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

秋から冬へ 季節替わりの山旅: 白山 その2

2015年10月18日(日)~19日(月) 石川県白山市 白山御前峰(2702m) 単独避難小屋泊


IMG_3585.jpg
御前峰への登山道は、良く整備された石畳の階段で始まりました。あまりにもきれいに整備されすぎていて、登山道というよりも公園の遊歩道を歩いているような感じです。


IMG_3588.jpg
振り返ると、いつの間にか雲海が広がっていて、その上に広がる深い青色の空に太陽がまぶしく輝いていました。


IMG_3589.jpg
15:31 およそ30分登ってきたところで、高天ヶ原という比較的平坦な場所に着きました。いろいろなところで目にする高天ヶ原という地名ですが、一番秘境っぽいのはやっぱり雲ノ平の奥にある高天ヶ原だと思います。白山の高天ヶ原は、秘境というよりも天上の原っぱというイメージがぴったり。


IMG_3590.jpg
15:50 石段をえっちらおっちら登り詰めたところに、白山神社奥宮の石垣が現れました。その向こうに山頂の石柱が見えています。時期はずれで時間も遅いため、人の気配は皆無です。


IMG_3591.jpg
奥宮を遥拝してから山頂へ向かいます。


IMG_3592.jpg
15:54 御前峰山頂に着きました。のんびり歩いて室堂から約55分。快晴微風の好天に恵まれました。


IMG_3594.jpg
御前峰の向こう側には、これまでの風景とは異なる、いかにも火山らしい荒々しい風景が広がっていました。驚いたことに、登山道沿いにはほとんど残っていなかった雪が、けっこう広い範囲で残っています。山の上ではもう冬が始まっているのだということを実感しました。


IMG_3595.jpg
冬山に準じた装備のうちかなり暖かくて使うことはないかもしれないと思っていたソフトシェルジャケットですが、山頂でじっとしているとさすがに寒くなってきたので、しっかり使いました。持ってきた甲斐があったというものです。ハードシェルのほうは、さすがに使う機会はありませんでした。


IMG_0345.jpg
剣ヶ峰の背後では、雲海が山の稜線を越えて斜面を流れ落ちる滝雲が見られました。


IMG_0346.jpg
こちらは一眼レフで撮影した剣ヶ峰と大汝峰。3つ前の写真とほぼ同じようなアングルで撮影していますが、空の色や雲海が白飛びしているコンデジの写真と違って、空の色や雲海の様子がしっかりと描写されています。わざわざ重くてかさばる一眼レフをもってくる理由がここにあります。


IMG_0357.jpg
今回は新しく購入したレンズ EF16-35mmF2.8LⅡのデビュー戦となった山行なので、逆光性能などを確認するために太陽を画角に入れたりしていろいろと撮影してみましたが、さすがに超広角レンズで太陽を入れてしまうとそれなりにゴーストが現れます。しかし、太陽を画面からはずすとゴーストやフレアはほぼ出なかったので、悪くはないかなという感じです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩としたら続きをどうぞ。




IMG_3596.jpg
16:18 だいぶ日も傾いてきたので、下山することにしました。今から下山すれば、室堂に着く前にちょうど日没が見られそうです。


IMG_0371.jpg
高天ヶ原から見た別山と雲海の風景です。


IMG_3599.jpg
17:16 室堂まであと10分ほどのところで日没が迫ってきました。


IMG_0384.jpg
世界を赤く染めながら太陽が雲海の彼方に沈んでいきます。重い荷物を担いで泊まりで来たからこそ見られる風景です。


IMG_3601.jpg
17:20 太陽が姿を隠してしまうと、あたりは急に肌寒くさびしげな風景になります。太陽が没したところには、夕日のなごりのようなオレンジ色の光がじんわりと雲海の水平線を溶かしていました。


IMG_3602.jpg
急激に冷え込み始めた空気の中を急ぎ足で下り、避難小屋に戻ってきました。次は星空の撮影ですが、その前に夕食です。冬期入口は小屋の2階にあるので、入ったところは天井の低い2階になります。なので、立って歩けないというのがネックです。


IMG_3603.jpg
1階はこんな感じで、中央にテーブルもあり、快適性は明らかに1階のほうがいいのですが、重い荷物をわざわざ1階に下ろしてまで快適性をとるかというと、そのほうが面倒なので、入口に近い2階で寝泊りすることにしました。


IMG_0391.jpg
19時を回ったころ、トイレに行くと満天の星空が広がっていました。この時期は、わりと早い時間に東の空から天の川が立ち上がってくるので、室堂から見るとちょうど御前峰の上に天の川が見えています。


IMG_0397.jpg
バリエーションがほしくて、場所を変えて撮影。弥陀ヶ原からの星空も撮りたかったのですが、さすがにあそこまで降りてしまうと戻ってくるのが大変なので、あきらめました。


IMG_3607.jpg
このときの外気温は4度。風がほぼなかったので、ウールのインナーにソフトシェル、ダウンジャケットという服装でまったく問題なしでした。



IMG_3615.jpg
ちなみに、小屋の中はわりと暖かくて、午前3時の室温は7度ありました。朝になると氷や霜柱が見られたので、外気温は氷点下まで行っていたと思いますが、さすがに避難小屋はあったかいです。モンベルダウンハガー800#1だと、ダウンジャケット、ダウンパンツで寝ていると少し暑いかなという感じで、はじめは絞っていた顔周りのドローコードも、途中で緩めて頭もフードから出して寝てちょうどいいぐらいでした。

つづく。

白山18日2


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

| 2015年10月 白山 | 12:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

NEXT | PAGE-SELECT | PREV