ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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青空独り占め: 氷ノ山 その2

2015年8月15日(土) 兵庫県若桜町 氷ノ山(1509.8m)単独日帰り


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7:51 トイレのある休憩小屋を出て、三ノ丸方面へと歩き出しました。ここからしばらくは背丈を越える笹薮の中の道です。展望はほとんどなく、まるで笹原の迷路を歩いているような雰囲気です。


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ただ、道は緩い下りになっているため、前方方向だけはそれなりに展望があり、樹林帯の中の道よりは開放感もあって気持ちのいい道でした。


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なだらかに下ったり上ったりしながら、次第に大きく見えるようになってきた三ノ丸を目指します。


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ずっと笹原の道かと思いきや、途中杉の天然林の中を通りました。この一帯だけ杉林になっていて、湿地帯のような場所でした。杉は比較的水分の多い場所を好む傾向があるので、この湿地帯のような場所が生育に適していたということなのでしょう。


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モコモコのコケのじゅうたんが朝日に輝いて気持ち良さそうです。


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白骨化した杉の枯木が青空にすくっと立っているのが印象的でした。


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杉林を抜けると、再び笹原の中の道です。笹の背丈は幾分低くなって、最初の頃よりも展望はよくなってきました。前方のピークの上に展望台のようなものが見えているので、おそらくあれが三ノ丸なのでしょう。


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8:27 三ノ丸です。朝早いためか、誰もいませんでした。コースタイムだと30分ですが、のんびり歩いていたためか10分ほど遅いタイムでした。


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看板がありましたが、なにを書いているのかほぼ判読不可能な状態でした。


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展望台の上から振り返ると、うねる笹原の中に登山道がくねくねと伸びているのが見えます。左奥のピークが氷ノ山なので、けっこう下ってきたのがよくわかります。


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8:45 静かな展望台の上でのんびりと休憩していましたが、氷ノ山方面から登山者の鈴の音が聞こえてきたので、出発することにしました。


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展望台からすぐのところに避難小屋がありました。


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中はこんな感じです。


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避難小屋の先で道が分岐しています。右が鳥取側の三ノ丸コース登山口。左は兵庫県側に下るコースなので、右へ進みます。


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分岐からは、またまた背の高い笹原の道です。


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8:52 氷ノ山山頂にあったのと同じタイプのトイレ付休憩舎がありましたが、工事予定らしく立ち入り禁止になっています。ここのトイレをあてにして来た人がこれを見たら愕然とすることでしょう。いつ工事が終わるのかわかりませんが、ここのトイレはあてにしないほうがよさそうです。


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登山道脇に真っ赤な実をたくさんつけた木がありました。なんていう木なんでしょうか。ナナカマドもそうですが、真っ赤な実の色は青空に良く映えます。


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緩い下りの道をたどって行くと、やがて下枝のないブナっぽい木がちらほらと出てきました。


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笹原が終わり樹林帯に入って少し進んだあたりから尾根を下り始めます。そこそこ急傾斜ですが、間伐材の階段がつけられているので、歩きやすく助かります。


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9:23 スキー場のリフト降り場に出てきました。ここから先はゲレンデ内を歩くコースです。


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最初はかなりの急傾斜です。スキーで下るにはけっこう厳しい斜度です。35度以上あるかもしれません。昔はこういうコースが好きでよく滑ってましたが、もう長いことスキーから遠ざかっています。


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スキーで滑り降りればあっという間なんでしょうが、徒歩で下るとやたら長く感じます。


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9:32 リフト一本分を下って、自然探勝路との分岐にきました。前方から下ってきたので、探勝路は写真の左手方向です。三ノ丸登山口は右。休憩しながらどちらに行こうか考えました。探勝路は、このままゲレンデを突っ切って仙谷コースの途中で合流するので、三ノ丸登山口からキャンプ場へ登り返すよりも標高差は少なくて済みます。ただし、森の中を通るし途中で谷を越えたりするようなので、多少のアップダウンはありそうです。三ノ丸コースは、登山口まで降りてしまうと登り返しの標高差が大きくなりますが、一段上を通っている林道を歩けばゲレンデ一本分下らなくてすむし、アスファルト舗装の道をそのまま歩いていけば仙谷コース登山口を経由してキャンプ場までいけるので歩くのは楽そうです。なので、三ノ丸コースを下り、途中で林道へと抜けることにしました。



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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分岐からサマースキー場によくあるブラシ状の人工芝の上を歩いてゲレンデへと進みます。


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草原となったゲレンデの脇を下っていきます。登山道部分は草が刈ってあったので歩きやすかったです。前方に見える丘のような場所を越えて、左方向に緩く下って行くと、いつの間にかコースが不明瞭になりました。


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ゲレンデ左手の脇に道標があり、登山口を示す矢印がかかれています。


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しかし、矢印の方向は一面の草原で、踏み跡は痕跡すらありません。少し進んでみましたが、まったく人が歩いた痕跡が見当たらなかったので、どうやら違うらしいと感じて戻りました。


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ゲレンデは先ほどの道標のあたりから右手方向にカーブしながら大きく下っています。こちらも明瞭な踏み跡があるわけではないのですが、ブルドーザーが通ったような跡はありますし、出発時に撮影しておいた登山道の案内板の画像を見ると、コースはリフトの下をくぐっているので、どうやらここを下ってリフトをくぐり向こう側へ出るのが正解のようです。


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リフトをくぐって反対側に出ると、ゲレンデの下にアスファルト舗装の道が見えました。どうやら林道に出たようです。ずっと下に見えている水色の屋根の建物のあるところが三ノ丸コースの登山口です。


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10:02 林道を突っ切ってもうひとつゲレンデを下れば登山口ですが、そちらへは行かずに林道を右手に進みます。


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10分ほど歩くと、隣のゲレンデのイヌワシコースのリフト乗場のところに出てきます。ただし、後で地形図を見ていたら、すこし手前の分岐を右に進むと、このあとにでてくる変形十字路に出るショートカットになるようです。


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建物のすぐ前でキャンプ場まで続いている林道に合流するので、廃屋になっているやまびこ荘前で右に折れて登って行きます。


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5分ほどで変形十字路に出ます。正面に「アルパインヒュッテ」「若桜観光」と書かれた看板があるので、そこを左に進みます。


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この十字路の右手奥に「氷ノ山登山道入口(セン谷コース)と書かれた看板がたっています。登山コースの案内板によれば、この十字路を直進してゲレンデを登っていくコースという意味らしいのですが、看板の立っている場所は十字路からわりと離れているので、看板のところから森の中へ入るかのように勘違いしてしまいそうです。ただし、この十字路から左に進んだ先にも仙谷コース入口の看板があるので、現在はそちらが正規の登山口のようです。


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先ほどの十字路から5分ほど歩いたところにある仙谷コース入口の案内板です。


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今は使われていない野菜集出荷所と書かれた倉庫の脇から入っていくようです。


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さらに進んでいくと、左に下る分岐がありますが、そのまま直進します。


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このあたりから眺めがよくなり、スキー場が見渡せるようになってきます。


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左手に響きの森の建物が見えてきます。


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すぐ先でキャンプ場へと続く道と合流しますので、まっすぐ進みます。


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10:42 キャンプ場の駐車場に戻ってきました。林道に出てから40分ほどかかりました。天気もいいし、比較的涼しかったのであまり辛くはなかったのですが、これが雨降りだったりするとけっこう辛いかもしれません。車は響きの森の駐車場に停めておけば、下山後の登り返しを10分ほど短縮することはできます。


氷ノ山をぐるりと一周回るコースですが、それなりに休憩をとりながらでも4時間40分ほどでまわれました。戻ってくるのはお昼過ぎぐらいかもと思っていたので、やや拍子抜けした感じです。コースもなだらかな区間が多く、登山というよりハイキングに近い感覚でした。


ところで、キャンプ場へ上ってくる途中に「氷山命水」という看板があったので、帰りに寄ってみたのですが、水が引いてある簡素な流し台のようなところに「ご自由にお飲みください」と書かれていたので、水筒に汲んでいこうとしたところ、そばにあった工事現場の事務所のようなコンテナハウスからオヤジが出てきて、「持ち帰るなら30円」といきなり言ってきました。「自由に飲んでいいと書いてある」というと、「それはちゃんと消してある」というのでもう一度見てみると、細いマジックで落書きしたような線が文字の上に書かれています。有料と明記してしまうと観光客が寄り付かなくなるので、ぱっと見わからない程度の線で文字を消してあると言い訳して、知らずに汲んだ観光客から小銭を巻き上げているのかとかんぐってしまいます。


ネットで調べてみるとその場で飲む場合は無料で、持ち帰る場合のみ「維持管理費」という名目で1リットル30円を取っているようです。どうせ流しっぱなしの水だしその場で飲むのは無料なんだから、持ち帰るからといっていちいち30円なんてせこい料金をとってもたいした金額にならないだろうにと思います。以前は寄付という名目でお金を入れる箱を置いていたようですが、最近はオヤジが直接徴収しているのでしょう。想像するに、寄付しないでポリタンクなど持ち込んで大量に汲んでいくような人がいて、そういう人を排除するためにコンテナハウスで目を光らせているのではないかと思うわけです。マナーの悪い連中に業を煮やしてのことなのかもしれませんが、持ち帰りは30円とひとめでわかるように表示してあるわけでもないし、蛇口に近づいただけの状態でいきなり出てきて30円だという言い草がなによりも不愉快だったので、「だったらいらない」と言ってさっさと帰りました。知らずに水筒などに水を汲んだら30円を請求されて支払う人もけっこういるのかもしれません。30円ぐらいという感覚なのかもしれませんが、こういう詐欺まがいの行為に対してはたとえ1円でも支払いたくないと思うのであります。

おわり。

氷ノ山


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| 2015年8月 氷ノ山 | 02:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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