ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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ずいぶんご無沙汰の剣ヶ峰: 伯耆大山三ノ沢槍尾根ルートその1

2015年7月25日(土) 鳥取県大山町 伯耆大山剣ヶ峰(標高1729m) 単独日帰り


7月の3連休は夏山シーズン突入ということで、木曽駒ヶ岳に岐阜側から登るつもりでパッキングもすませてやる気満々でした。しかし、台風の影響が長引いて、天気予報は悪くなっていくばかり。18日の夜まで様子を見ていましたが、20日の朝しか晴れ間が望めそうにないということで、山行中止としました。


翌週の26日は仕事が入ってしまったので25日の日帰りしか無理ということで、せっかくの天気なのに遠征はあきらめました。それならばということで、久しぶりに伯耆大山に行ってみることにしました。最近は無雪期の大山と縁遠くなっていたので、三ノ沢から槍ヶ峰を経由して剣ヶ峰に登るのは2012年9月以来およそ3年ぶりです。2013年10月にユートピア経由で剣ヶ峰から弥山まで縦走したので、剣ヶ峰だけで考えれば1年9ヶ月ぶりとなります。


25日の午前2時前に奥大山スキー場の駐車場に着き、車中泊。最初は車の熱が残っていたので寝苦しく、ウィンドウネットを装着して窓全開で寝たら涼しくて快適でした。しかし、明け方寒くなって目が覚めたので、窓を閉めて二度寝。やはり山は涼しくて良いですね。5時前に起床して、三ノ沢の駐車場へ移動してみると、なんと一番乗りでした。


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5:34 さくっと準備をして出発。


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今日はアプローチシューズのファイブテン キャンプ4で登ってみることにしました。


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三ノ沢の入口はちゃんとしたゲートができていて、工事は終わったような感じです。


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中に入ってみると、工事車両も見当たらないし、堰堤もきれいに出来上がっており、3年来なかった間にすっかり工事は終わっていました。


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右岸をずっと登っていましたが、ケルンのあるところから川床に降ります。


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しばらくフラットな川床を進みます。


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以前にも左岸に渡っていた二重堰堤の前から、やっぱり左岸に上がる道がありました。


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左岸に上がってからは、薮こぎのような状態が続きます。朝早いためか、とくに虫にたかられて困るというほどのことはありませんでしたが、時々アブのような虫がまとわりついてきたり、目の前に何匹かたかってきたりしたので、ネットをかぶって進みました。


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崩落しかけた土手沿いの場所もあり注意が必要ですが、土手の高さがそれほどないので、もしも落ちたとしても擦り傷程度ですみそうです。


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6:15 大堰堤の手前に着きました。右岸に渡って大堰堤下まで進みます。


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大堰堤の巻き道入口です。


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大堰堤を越えて広い三ノ沢のガレ場に出ました。出発時には晴れていたのに、いつの間にか山頂部にガスがかかっています。久しぶりに快晴の尾根歩きができそうだと楽しみにしていたのに、ガスガスは勘弁してもらいたいものです。


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振り返ると、南側は青空が広がっています。日が高くなればガスも消えるかもと期待しつつ、上を目指します。ガレ場は以前来たときよりもだいぶん落ち着いていて、かなりフラットになっていて、踏み跡も比較的はっきりとわかる状態でした。


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南壁下に近づいてくると、前方の南壁下部に赤っぽいような白っぽいようなものが見えました。自然のものではなさそうだけど、あんな脆くて危険な壁をクライミングしようなんていう人間がいるとも思えないし、滑落した遭難者が引っかかっているのかと思いながら登って行きました。


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登山道が右方向にトラバースするために方向転換するあたりから、カメラの最大望遠で撮影してみると、どうやら登山者のようです。しかも動いているので、遭難者ではありませんでした。遭難者でなかったのはいいとしても、なんであんなところにいるのか理解できません。登山道が右に曲がるところに気づかずに直進し、そのまま南壁下まで登り詰めた辺りにいたので、最初はルートミスかと思いましたが、さすがにあそこまで行かなくても気づくだろうし、ヘルメットをかぶっているところを観ると、南壁を登るつもりで行ったとしか思えません。滑落遭難するかもしれないので、いちおう気にしつつ登ることにしました。


ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



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このあたりから、登山道脇にたくさんの花が咲いているのが見られるようになって来ました。オオバギボウシもちらほら咲いています。


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コオニユリ


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ガレ場を横に突っ切ったところに踏み跡があったので、ルートだと思って登っていきました。


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ところが、前方に見慣れない崖が・・・ ルートミスでした。そういえば以前にも同じミスをした覚えがあります。


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ガレ場まで戻って、不安定な足元に苦戦しつつなんとか上に登っていくと、ケルンがありました。以前はありませんでしたが、これならルートを見つけやすくて助かります。どうもここのガレ場は、早く抜けたいという思いが勝って、さきほど間違えた場所から入ってしまいがちなのでしょう。踏み跡になっていたのも、同じように間違えた人がたくさんいたからだと思われます。真横に横切るのではなく、45度ぐらいの角度で斜め上方に進まないと正しいルートに入れません。


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これはダイセンオトギリかな。


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ここは以前にもそこそこ急な場所でしたが、まえはもっと草や低木が生えていて、こんな崖のような状態ではなかったと記憶しています。ここまで荒れてしまっているとはびっくりです。ロープがなかったら、ちょっと厳しいかもしれません。


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崖沿いの場所もほぼ崩落していましたが、ここは右側に巻き道ができていたので、難なく通過できました。そういえば南壁下にいた登山者2名は南壁登攀はあきらめたようで、真横にトラバースして登山道に出てきていました。


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尾根下の草地のような場所にはクガイソウの群落がありました。


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尾根が近づいてきました。


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シモツケソウも咲いていました。


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尾根下の急斜面をトラバースして槍へ向かいます。このあたりから本格的な山岳路になってくるので、いつ来てもワクワクします。


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槍ヶ峰頂上から東壁を見下ろします。キリン峠から登ってくる槍尾根ルートの難所は、今どうなっているのでしょうか。伯耆大山屈指の難所は、さらに崩壊してより難しくなっているのか、それとも、案外えぐれて登りやすくなっているのか。そのうち機会があればもう一度通ることもあるかもしれません。


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南壁と三ノ沢を見下ろします。積雪期にこの景色を見たいと思いつつまだ実現できていないので、来シーズンは挑戦してみたいものです。


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槍ヶ峰山頂からの眺望を楽しんでから、3年ぶりの稜線歩きのスタートです。少し風があって寒くなりそうなので、ウィンドシェル素材のベストを着て、ヘルメットもかぶって出発です。

つづく。



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| 2015年7月 大山剣ヶ峰 | 15:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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