ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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晴天に恵まれた4日間: 立山その1 夕暮れの剱岳 

2015年4月30日~5月3日 富山県立山町 立山 単独テント泊・小屋泊


2011年のGWに訪れて以来、今年で5回目となる立山キャンプ。すっかり恒例と化してしまいましたが、実は今年は別の場所へ行くことを考えていました。それは、今年の正月に行けなかった甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳です。GW時期になると、戸台口から途中の歌宿までバスが運行されるそうなので、歩く距離がぐっと少なくなるし、標高差も小さくなります。もちろん、山小屋やテント場も正月と同様に営業しているので、登山をするための環境は恵まれているわけです。とはいえ、事前に天気予報を確認してみると、1日から3日まで晴れマークが続いており、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の2座だけを狙うにはちょっともったいない好天予報になっていることもあり、やっぱり今年も立山に行くことにしたわけです。


4月29日の15時30分に出発し、まったく渋滞のない高速道路を順調に走り、22時過ぎには富山に着けると思っていたときに、ふと気がつきました。コンタクトレンズの保存ケースを忘れてきたことに! 僕は近視に乱視が入っているためハードコンタクトを使用しています。最近は知りませんが、コンタクトを作った当時は乱視用のソフトレンズはなかったので、ハード一択だったのです。なので、コンタクトレンズを着けたまま寝るなんてまねは絶対無理。仮にはずしたとしても、保存ケースがないと失くしてしまうのは確実で、まったくもって話になりません。もっと早く気がつけば高速を下りてドラッグストアで買うこともできたのでしょうが、気がついたのが金沢を通過中のことで、時間は21時を回ったころ。金沢で下りて遅くまでやっているドラッグストアなどを探そうかと思いつつ高速出口を通過してしまった直後、左手に営業中のイオンタウンを発見。しまった!と思ってみても後の祭り。


悶々としながら運転し続けて、最後のチャンスということで砺波で下りて、R156をR8に向けて北上しながらお店を探していたところ、なんと午前0時まで営業しているウエルシアというドラッグストアを発見。ひとつだけ残っていたハードコンタクト保存ケースをゲットできたのでした。ちなみに、このWelcia(ウエルシア)というお店、富山市内にもたくさんあり、営業時間はどこも午前0時までのようなので、富山まで高速で行ってからでも十分間に合っていました。まあ、今後は何かあっても安心です。


富山に着いたのは23時をまわったころ。いつものように越の湯でお風呂に入り、立山駅には午前1時を過ぎて到着。30日から平日となることもあり、駐車場はけっこう空いていました。


4月30日(木)
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始発のケーブルカーで美女平へ登り、同じく始発のバスで室堂に到着。30日は曇り予報になっていましたが、立山上空には青空が広がっています。すごく得した気分で、いつものように雷鳥沢に向かいます。


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今年は雪解けが早かったようで、地獄谷を見下ろすエンマ台はすっかり地面が見えていました。


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雷鳥荘前の登山道も、石畳の道が完全に露出。腐れ雪に足をとられながら上り下りしなくて済むので、歩きやすくて助かりました。


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雷鳥沢キャンプ場は、まだまだ閑散とした状態でした。



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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9:30 雷鳥沢キャンプ場に着きました。今年もヤドカリ作戦で、撤収したテントサイトを再利用させてもらうことにします。はじめから雪面を掘って整地するよりも格段に早くテントが張れますからね。


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幸い、管理棟入口のすぐ前にちょうどいい大きさのテントサイトがあったので、テントを張らせてもらいました。若干小さかったので、少し広げたり、でこぼこの雪面を平にならしたりして1時間ぐらいかかってしまいましたが、それでも10時半過ぎには作業が終わりました。


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ちょうど作業が終わった頃、富士ノ折立の上にヘリコプターが飛来してきて、ホバリングしていたので、何かあったようです。


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昼食にラーメンを作りました。五木食品というところの熊本黒マー油とんこつラーメンというマルタイ棒ラーメンのパクリのようなラーメンですが、味はけっこういけました。


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お湯に入れるだけですぐに柔らかくなるスライス餅が山ではとっても便利です。ラーメンに入れて食べればボリュームもアップしていうことなし。


食後に、今日の予定を再検討しました。もともとはこのままゆっくりして、明日の早朝から別山を経由して立山縦走という予定でした。というのも、30日が曇りで1日から晴れ予報だったからです。しかし、天気予報は外れて、どピーカンの青空が広がっています。5月1日から3日までの晴れ予報が1日早まったということなら、明日も確実に晴れるはず。であれば、剱御前小屋に宿泊しても、確実に剱や立山の星景写真や朝焼けの写真が撮れるはず。天候がどうなるかわからない場合は、宿泊費が無駄になる可能性があり、なかなか踏ん切りがつきませんが、今年はほぼ確実に晴れるようなのでチャンスです。


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13:47 というわけで、急いでパッキングをして、剱御前小屋に素泊まりの予約を入れて出発しました。


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雪が少ないとはいえ、雷鳥坂は相変わらずの1枚バーンです。例年通り、黙々と登り続けます。


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振り返ればハイマツ帯の露出が多く、例年の風景とは違って、少し季節が早まっているような印象を受けます。


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立山も稜線はほぼ雪がなくなっているので、縦走は楽そうです。


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長い雷鳥坂をひたすら登って行きます。登り詰めた最上部には、やたらクラックができていて、何も考えずに右斜め方向へショートカットしてみると、クラックだらけの急斜面をトラバースすることになってしまい、晴天で気温が高くなり雪が緩んでくる中、けっこうあせりました。とくに、巾が1m近いクラックは越えるが大変でした。


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雪崩るのではないかとヒヤヒヤしながらクラック帯をなんとか通過して、剱御前小屋下で夏道に合流。こんなことは過去4回のうちで初めてです。クランポンをはずして、夏道を登り詰めます。


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16:08 剱御前小屋に着きました。平日ということで宿泊者は少なく、同室の客は一人だけでした。


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部屋からは剱岳がクリアに見えており、この分なら確実に晴れが続きそうです。この時期の日の入りは18時40分ごろなので、早めに食事を済ませて、カメラを持って別山尾根に登ってみました。


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大日連山の彼方に沈む夕日がきれいに見れましたが、空に雲が無く地平線近くには濃い目のガスがあったようで、いまひとつ盛り上がりの無い日没でした。


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剱岳もほとんど赤く染まることもなく、ドラマチックなシーンには無縁の静かな夕暮れでした。


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ブルーモーメントの剱岳をカメラに収めてから小屋に戻り、星空撮影に備えて19時過ぎには眠りにつきました。

20150430立山


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| 2015年4月 立山 | 19:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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