ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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かすかな秋の香り: 星山(ほしがせん)

2014年9月16日 岡山県真庭市 星山 単独日帰り 


朝一で真庭市久世町の現場まで出かけた16日。午後の予定が空いていたので、そのまま神庭の滝の上にある星山に登りに行ってきました。特に登りたい山というわけではなく、今回も単純にトレーニング目的です。ちなみに、星山は「ほしがせん」というのが正しい読み方らしいのですが、地元では「ほしやま」と呼ばれているとか。「ほしやま」のほうが言いやすいので、個人的には「ほしやま」のほうを使っています。


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狭い山道を登りつめると、広々とした登山者用駐車場がありました。平日なので、停まっている車はなく、貸しきり状態でした。最初、もう少し上にあるビジターセンターに駐車場があるかと思って行ってみたら、宿泊者専用の狭い駐車場があるだけだったので、Uターンして登山者用駐車場に戻りました。ちなみに、ビジターセンター下の林道の交差点はやたら広くて、登山口に近いため路駐したい誘惑にかられますが、平日は大型ダンプがたくさん通過し、ここで大きくターンするために広く作ってあるので、うかつな路駐をするとかなり迷惑です。なので、必ず下の駐車場に停めましょう。歩いても2分ほどの距離です。


11:04 登山開始です。


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駐車場からアスファルト道路を少し登ると東口登山道です。駐車場からは徒歩3分のところです。


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少し登るといきなり長い階段が現れ、ちょっとトーンダウン。


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階段を上りきると、比較的歩き易い道になりました。整備された公園のような森の中を進みます。


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登山道脇の桜がすでに紅葉していました。山の上はもう秋が始まっています。


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進んでいくと、道はやや傾斜を増してきますが、石もなく、土の歩き易い道なので、あまり苦労なく登っていけます。ただし、雨降りの後などで下が濡れていると滑りやすいかもしれません。


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11:33 前山下の分岐路です。左に行くと901ピークの前山越えのルート、右へ行けば前山の巻き道です。前山へは下山時に寄ることにして、巻き道へ進みます。


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11:39 前山の反対側で前山越えのルートと再び合流します。地形図によれば、ここは十字路になっていて、直進すれば星山集落へと出られるようです。星山へは右へ進みます。


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人工林の中を10分ほど登っていくと、ぱっと視界が開けました。山頂がもう目の前です。


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2分ほどで八合目に着きました。


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振り返ると、広々とした展望が広がっていました。すぐ下の小ピークが前山です。


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山頂のすぐ手前で、マツムシソウが一輪だけ咲いていました。この花を見ると秋が来たことを実感します。吹き抜けていく風にも少し前まであった夏の熱っぽさはなくなってい、ひんやりとした爽やかさがありました。


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11:59 星山山頂です。8畳ほどのフラットな草地になっていて、シートを広げて休憩するにはよさそうですが、座ってしまうと周囲は笹原なので展望はありません。また、炎天下はちょっとつらいかも。


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北と東の展望は木にさえぎられてあまりよくないのですが、蒜山や大山はかろうじて見えるようです。西と南は開けていて、展望はよかったです。


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誰もいないので、自撮り。セミのポーズ。


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時間はお昼どきですが、登山前にパンをひとつ食べたこともあってお腹はすいていません。なので、櫃ヶ山(ひつがせん)方面に行ってみることにしました。しかし、道標には櫃ヶ山まで3時間との表示が。そんなにかかるの? と疑問に思いつつも、とりあえず1時間だけ進んでみることにしました。


ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。



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山頂からは笹原の中のフラットな道を進みます。その後はすぐに下りになり、静かな森の中を標高900mの鞍部まで降ります。


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地形図では、この鞍部で道が分岐していて、櫃ヶ山へは右へ行くわけですが、実際には分岐路はありませんでした。歩く人がいなくて草に埋もれてしまったようです。


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鞍部から先は、等高線に沿って登山道がつけられていて、ほぼフラットな道を進みます。このあたりは杉の人工林なので、薄暗くて下草もほとんど生えていない殺風景な風景です。その分ひんやりと涼しくと気持ちはいいのですが。


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誰も歩いていないのでクモの巣トラップが時々あって、顔にかかるととっても不快です。なので、落ちていた笹の枝を体の前で振り回しながら歩きます。


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12:35 人工林を抜けて少し進むと視界が開けました。右奥に見えるとんがりピークが櫃ヶ山かと思いましたが、どうも違うようです。手前のドーム状のピークは943.4mの扇山だと思われます。おそらく、扇山に着いたところで13時前でしょうから、今日のところは扇山がゴールになりそうです。


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扇山直下の登りはなかなかきつい斜度でしたが、距離が短いのでそれほど体力は削られません。


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12:45 扇山山頂です。ここは、三角点の表示があるのですが、三角点の標柱は見当たりませんでした。


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扇山からはすぐ近くに櫃ヶ山のようなピークが見えますが、おそらく941mピークと959mピークの間にあるピークと思われます。櫃ヶ山はその後にあるはずですが、ちょうど隠れて見えていないようです。地図で見ると、扇山から櫃ヶ山まではあと1時間強もあれば行けそうです。しかし、14時過ぎに着いた場合、下山に3時間かかるとすると、14時30分に下山を始めると駐車場に着くのが17時30分になってしまいます。ヘッドライトは持っているので歩けないことはありませんが、トレーニング目的の山行でそこまでがっつり歩く理由もないということで、今日はここまでということにしておきます。


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12:50 立ったまま少しだけ休憩して、下山開始です。


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来た道をサクサク戻ります。下草の生えていない杉の人工林の中はなんだか生気を感じない死んだ森のようです。


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でも、わずかに木漏れ日が地面に届いている場所には、しっかりと幼木が育っていました。葉の形からしてトチノキの幼木のようです。人間がダメにしてしまった森の植生が、こうして少しづつ更新されて長い時間をかけてもとに戻ろうとしているわけです。なんだかナウシカの腐海の森を思い出しました。


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星山への登りは自然林の中の道なので、明るくて生命感があります。とはいえ、ブナの森のようなすっきりとした美しさがないのが残念なところ。


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13:33 星山へ戻ってきました。さすがにお腹が空いてきたので、遅めの昼食にします。


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煮たまごマヨおにぎり! これ、激ウマです。ディスカウトスーパーディオで売ってます。ゆで卵が半分具としてはいっていて、マヨネーズの味付けが絶妙です。これで80円ぐらいですから、超お得。真庭市久世町の国道313号線沿いにディオ久世店があるので、蒜山方面に行くときにはここで昼食を調達していくことが多いです。ディオはもともと24時間営業ですが、久世店は朝7時から23時までの営業です。以前は24時間でしたが、夜間の利用者があまりいなかったんでしょう。


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13:49 食事を終えて下山開始です。


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山頂から少し下ったあたりの笹原からの展望がきれいでした。真っ青な空に白い雲が輝いていました。


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14:06 前山手前の分岐路です。左方向が巻き道ですが、今回は直進して前山経由で行きます。


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ピークに向けて尾根を直登するのかと思いきや、以外にも斜面を巻くように道がついていました。巻き道の上をさらに巻き道が通っているという感じです。


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14:10 前山山頂への分岐路です。とりあえず、前山に行ってみることにしました。


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笹原の中の緩いのぼりを進むとすぐにフラットになります。地図ではそこが頂上のようですが、道はまだ続いているので進んでいくと、森の中に大きな岩がかたまってあるところで行き止まりになっていました。展望もまったくないのですぐに引き返しました。


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分岐までもどって下山を続けます。


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眺めの良い斜面の道を下ります。


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巻き道の分岐路を通過します。


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トイレに行きたくなったので、ビジターセンター方面に下ってみることにしました。


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分岐から2分も歩くとビジターセンターに出ます。トイレはビジターセンターを通り過ぎて20mほど進んだところにあります。


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簡易トイレに壁と屋根をつけただけですが、中はきれいに保たれていました。もっとも、明りがないのでドアを閉めてしまうと結構暗いです。ヘッドライトがあったほうがいいかも。ちなみに、駐車場のトイレもこれと同じタイプで、中はきれいでした。


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トイレには手洗い場はありませんが、ビジターセンター下のコンクリート道沿いに湧水があるので、こちらで手洗い可能です。どういう水なのかわからないし、飲用可ともかかれていないので飲むのはやめたほうがよさそうですが、わざわざ竹筒で流しているところを見ると手洗いであれば大丈夫のようです。


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14:54 駐車場に戻ってきました。中1日の休養で山歩きのトレーニングをしたわけですが、今回は前回ほど脚の疲れもなく、翌日も筋肉痛にはなりませんでした。やはり、継続的に山を歩かないとだめだなと感じました。アルプス・シンドロームの後遺症がまだ少し残ってますが、気候も良くなってきたので、冬に向けてのトレーニングを兼ねて低山歩きを再開しようと思います。

20140916星山


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| 2014年9月 星山 | 17:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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