ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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テント場通信簿: 雲ノ平キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


● 雲ノ平キャンプ場

清潔度:4
快適度:3
施設充実度:3
ロケーション:4
総合評価:3.5


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雲ノ平のテント場は、祖父岳の麓のゆったりとした谷間にあります。テントサイトはとても広く、一番手前から最上部まで行こうと思うと5分ぐらいかかりかねません。雲ノ平山荘から徒歩15分ぐらいかかるので、立地条件としてはそれほど便利とはいえません。薬師沢方面から登ってきた場合は先に小屋に立ち寄ってテントの申し込みができますが、黒部源流方面から来た場合は、わざわざ小屋まで受付に行かないといけないのでけっこう面倒です。テントの設営場所を指定されることはないので、先に設営してから受付したほうがいいでしょう。連休などの混雑時に、先に受付なんかしていると設営場所がなくなるか、上のほうのあまりよくない場所に設営せざるを得なくなります。


P1040130_20140703133743266.jpg
最近はソロテントが多くなったため、お盆のような混雑時期は午前中の早い時間に到着しないと条件のいい場所はまず空いてません。テントサイト自体は広大ですが、岩ゴロの斜面が多いので、フラットでテントが張りやすい場所は非常に少なく、岩の隙間にかろうじてソロテントが張れるといったようなテントサイトです。昔の幕営者が埋めていったと思われる錆びた缶詰の缶などが岩の隙間に散見されることもあり、見た目にちょっと残念なこともあります。また、サイト内に川があり全体的に地面が湿気た感じがあるためか、夏場はけっこう虫が多いです。蚊やアブ、ブヨなどもいるようで、外でのんびり食事をしていたりするとたいてい被害にあいますから、虫除けは必須です。


小屋まで遠いので、ビールなど飲みたくなってもちょっと買ってくるというわけには行きません。また、買ってきたビールなどの空き缶を捨てる場所はもちろんありませんから、下山するまで持ち歩くか、小屋まで捨てに行くかしないといけません。くれぐれもハイマツの茂みの中にこっそり捨てるような不埒なまねはしないようにしましょう。


また、雨が降るとテントサイト内に川ができやすく、そのあたりのことも考えて場所選びをしないといけないので、客観的に見るとあまり条件のいいテントサイトとはいえません。ただ、雲ノ平の真っ只中にあるというロケーションだけは、何にも換えがたい魅力あるテントサイトです。これまで述べてきたような欠点を補って余りある魅力を備えています。僕が2003年以来毎年のように訪れるのは、それなりの理由があるのです。


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テントサイト内にバイオ浄化式の男女共同公衆トイレがあります。トイレの清掃は毎日行われているわけではなく、きれいなときもあればかなり汚れているときもあります。ここで3泊ぐらいしたこともありますが、途中トイレ清掃がされているのを見たことはありません。お金を取っているわりに管理が甘いと感じますが、少なくとも使用者が汚した場合は自分で掃除しておくぐらいのことはすべきでしょう。ペーパーはおいてあるときもありますが、すぐになくなるようなので持参したほうがいいでしょう。


水場はテントサイト内を少し登ったところにあります。木道をたどって登っていくと、木道が切れてから少し登ったところにあります。長いパイプがハイマツ帯から突き出していて、わりと勢いよく水が出ていることが多いので、すぐわかります。ここの水は大変冷たくておいしいです。個人的には絶品といってもいいと思います。ただし、秋に行くと水流の勢いは弱くなっていました。


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テントサイトはカールの底のような場所なので、展望はあまりよくありません。唯一開けている南側に黒部五郎岳が見えます。とはいえ、雲ノ平は周囲を名峰に囲まれた場所なので、撮影山行のベースキャンプとしてはけっこういいところです。水晶岳、鷲羽岳はもちろん日帰り可能ですし、高天原の竜晶池や水晶池にも日帰り可能です。高山植物も豊富なので、花や風景の撮影をしながらのんびりすごすのにいいところです。


なお、2014年からテント泊一名が800円に値上がりしました。これは三俣のテント場も同じです。


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