ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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冬期用グローブ BDソロイスト レビュー

2013年正月の仙丈ヶ岳登山で指先の冷たさにけっこう苦しめられたことから、グローブも新調することにして、冬シーズンが終わった同年4月に購入したのがこのグローブです。-26度まで対応するということで、防寒性能にはかなり期待してました。


購入時に、TNFのケルビングローブと迷いました。店頭で試着してみた感じが、ケルビングローブのほうが暖かそうに感じたからです。ケルビングローブはゴアテックスシェルにゴアテックスインサートも内蔵されていて、防水に関しては完璧といってもいい内容ですし、中綿は光電子プリマロフトとボアフリースが採用されていて、ほぼ弱点はなさそうなグローブです。その分お値段も高くて、ソロイストよりも4,000円アップになります。



少々高くてもケルビングローブにしようかなんて思っていたのですが、昨年4月の時点でケルビングローブのLサイズの店頭在庫がすでになかったので、必然的にソロイスト一択となったわけです。もっとも、時期が時期だけになにもいやいや買う必要はなかったわけで、ソロイストの購入は熟考の上納得して購入しました。


ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。



P1030739_20130414000450.jpg
まずシェルですが、ソロイストは4ウェイストレッチナイロンシェルが使われていて、ゴアテックスのような防水透湿素材ではありません。しかし、厳冬期の使用を考えれば、防水透湿素材であれば安心ではありますがどうしても必要ということでもなく、事前に防水スプレーでもしておけばほとんど心配する必要はありません。また、インナーに防水透湿性に優れたBDRYインサートを採用しているとあったので、ゴアテックスのような完全防水ではないにしても、それなりに防水性能はあるらしいという安心感もありました。それよりも、4ウェイストレッチ素材というのが、手指を動かすときにストレスにならず、手指の動かしやすさはケルビングローブよりもいいと感じたのが決め手のひとつです。


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次に、中綿はプリマロフトワンが使われていて、保温性能は問題なさそうだということに加えて、インナーグローブがセパレートという点がポイントになりました。ケルビングローブは光電子プリマロフトということで、プリマロフトの保温力に光電子の遠赤外線効果もあるらしいので、少しは暖かさが違うのかもしれません。しかし、それほど大きな違いはないだろうと判断したわけです。それよりも、ケルビングローブはインナーグローブ一体型なので、万一インナーが濡れてしまうと乾かすのは難しそうですが、インナーが取り外し可能なソロイストなら就寝時に胸の中にでも入れておけば乾かすことができるかもしれません。


そういうわけで、ソロイストを厳冬期用グローブとして装備に加えたわけですが、結果は期待通りでした。昨年、あれほど苦しめられた指の冷たさは、今年はまったく感じることなく仙丈ケ岳登頂を果たすことができたのです。インナーグローブ単体でみると、こんなもので大丈夫なのかと不安になりそうな感じですが、ダウンと同等の保温力があるというプリマロフトは、十分な暖かさを発揮してくれました。クランポンの脱着操作などもソロイストをつけたままできましたし、冬用のグローブとしてはいいコストパフォーマンスだと思います。あとは、この性能が長くもってくれればいうことなしです。


IMG_0792.jpg
ただし、一点だけ残念なことがありました。それは親指についているノーズワイプの表面処理が、いとも簡単にはがれてしまったことです。鼻水を拭きまくったということではなく、単にこすれてはがれただけのようです。このグローブは、山頂アタックのときにしか使っていないので、ストックのストラップにこすれたわけでもなく、特に何かが当たっていたということはありません。しかもまともに使用したのは今回が初めてです。それなのにこの有様です。購入後半年ほど使っていないとはいえ、籐かごの中にいれて日の当たらない室内に保管していたので、特別劣化するような条件だったとも思えません。半年程度で劣化するようなものなら現実的に使い物になりませんから、まさかそんなものを商品化するほどお馬鹿なメーカーでもないとは思いますが。


このウレタンコーティングのような表面処理があるのとないのとで保温性能や防水性能に違いがあるのかどうかわかりませんが、水分がしみこみやすくなるのではないかという気がします。厳冬期なので、あっというまに凍り付いてしまうでしょうからそれほど問題にはならないかもしれませんが、親指が冷たくなる原因になりはしないかと少し気になります。そのあたりのことは、使っていくうちにわかるでしょう。


なお、販売代理店に連絡したところ、不具合認定で新品に交換となりました。記事はこちら。

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Re: タイトルなし

サイクルグローブマニアさん

この記事は1年以上前のもので、この記事を書いた後に販売代理店に連絡して、無事交換してもらいました。その後は問題ありません。

| ヤマふぉと | 2015/03/08 23:07 | URL |

はじめまして。代理店に電話するといいですよ。
単にワイプ生地の不良だそうです。

グリセードなども同様に崩壊が起こっていて、概ね2年前のロットが
ひどいようです。

他社のグローブでもここの割れや崩壊が散見されますが、もうこの
生地を使うのをやめればいいのにって思いますね。

| サイクルグローブマニア | 2015/03/08 13:59 | URL | ≫ EDIT

Re: タイトルなし

通りすがりのウサギさん

コメントありがとうございます。

同じような現象がぽつぽつと発生しているみたいですね。
BDの製造行程の問題なのか、ノーズワイプで使われているような
コーティングの耐久性がもともと低いのかどちらでしょうね。
他のメーカーではどうなんでしょうか。
なんにしても、1度の使用ではがれるというのは問題ですね。

| ヤマふぉと | 2014/01/31 17:14 | URL |

はじめまして。

 ソロイストではないですが、同じBDでもうワンランクくらい下のグローブでまったく同じ現象がおきました。昨年の12月中旬の北八でした。

 さすがに初めての使用でこれはないと思い、一週間ほどして買った店に行き、事情を説明すると交換になりました。ただ、その時点すでに同じサイズがなかったので、いったん返金になりましたが……。

 アークのSVシリーズのグローブははもともと持っていたので、もうちょっと軽めがほしかったので買ったものだったので、同じクラスだとモンベルのアルパイングローブあたりではないかと勧められ、それを買いました。で、富士山五合目での雪上訓練のときに持っていったのですが、動いてないとちょっと冷たかった。

 自分の手に合うグローブに出会うまで、散財しますよね。

| 通りすがりのウサギ | 2014/01/31 04:50 | URL |

Re: タイトルなし

チト爺さん

こんにちは。

おやあ、やっぱりはがれちゃいましたか。
まあ、生地の上にコーティングしているだけみたいなので、
それほど耐久力はないのでしょうね。
販売元のロストアローに耐久性能やはがれた後の防水性能
などを尋ねてみたら、実物を確認したいから送ってほしい
と連絡がありました。不良品だったら交換してくれるようです。
初めての使用ではがれるというのは、さすがに想定外みたいです。

| ヤマふぉと | 2014/01/28 20:13 | URL |

はじめまして

ソロイスト、色違いのものを使ってまして
親指のノーズワイプが今年になってはがれ始めました。同じ現象です。
使用前からヒビ割れを確認していたのでオフシーズン中の劣化が原因と思います

| チト爺 | 2014/01/28 06:25 | URL |















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