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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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雲ノ平:入山ルート

雲ノ平

 私の一番のお気に入りは、黒部源流部にある雲ノ平です。2003年にはじめて訪れて以来、毎年のように訪れています。雲ノ平は標高2500m程度の高原状台地で、長い木道が設置され尾瀬のような雰囲気もありますが、尾瀬よりももっと山岳色の強いところです。

黒部五郎岳
 入山ルートはいくつかありますが、一般的なのは富山県側の折立からのルートと岐阜県側の新穂高温泉からのルートです。他には長野県側の高瀬ダムから登ってくる裏銀座ルートや湯俣温泉ルート、黒部ダムからの読売新道ルートなどもあります。荷物が多くない場合は折立ルートが一番楽かもしれません。

 折立ルートは太郎小屋までの道中に水場がなくて、暑い時期はけっこうつらいルートです。また、約5時間かけて登った太郎平から2時間かけて薬師沢まで下り、再び2時間かけて雲ノ平に登り返すという虚しさが伴うルートです。普通の人は薬師沢小屋で一泊すると思いますが、健脚であれば1日で雲ノ平まで登ることも不可能ではありません。雲ノ平へのルートとしては最短ルートといえます。とはいえ、薬師沢からの急坂がかなりきつく、約2時間の岩ゴロゴロの急坂はけっこう体力を消耗します。カメラ機材など多い場合は、それなりに覚悟が必要なルートですし、雨のときは川と化します。折立までは有料の有峰湖林道を通る必要があり、バス便なども少ないので、車での利用が便利です。
水晶岳

 新穂高温泉からのルートは、最初に林道歩きが1時間30分ほどありますが、あとはずっと登りが続きます。林道の終点近くにわさび平小屋、のぼりが始まって1時間ほどで秩父沢、その後2時間ほどで鏡平小屋と水場も多く、大量の水を担ぎ上げる必要がないので、荷物が多い場合は折立ルートより楽かもしれません。天気がよければ、鏡平山荘で鏡池に写る槍・穂高岳を楽しむことができます。
鏡池

 鏡平から弓折岳の稜線まで1時間程度を登りきったら、あとは多少のアップダウンがあるものの双六小屋までは尾根伝いの歩きやすい道です。新穂高温泉から双六小屋までは、おおよそ8時間から9時間と見ておけばいいでしょう。双六小屋で一泊して、三俣経由で雲ノ平を目指します。双六小屋から三俣小屋までは双六岳に直登するルート、中道、巻道の3ルートがあります。時間や荷物に余裕があるなら直登ルートで広い双六岳山頂付近からの槍ヶ岳を眺めながら行くのもいいでしょう。ただ、双六、丸山、三俣蓮華と3つのピークを越えなければいけないので、それなりにしんどいです。中道も双六岳はパスできますが、丸山と三俣蓮華を越えるルートです。巻道はこれらの山腹をトラバースするルートなので一番楽です。秋の紅葉シーズンは真っ赤になったナナカマドがたくさんあり、深山の秋を満喫できます。
双六巻道の紅葉

 三俣蓮華岳山頂直下の三俣峠からは山頂まで15分程度なので、荷物をデポして身軽に登ってみるのもいいでしょう。三俣峠から三俣山荘までは30分程度の下り道です。
 三俣山荘で休憩したら、黒部源流への道を下り、源流から対岸の急坂を登り返せば祖父岳(ジジダケ)山麓の緩やかな道です。朝8時ごろであれば雷鳥に出会うこともあります。祖父岳山頂への分岐からは40分ほどで雲ノ平スイス庭園に到着です。建てかえられた雲ノ平山荘は2010年8月10日から営業開始です。

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