ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

冬期登山靴: スカルパ モンブランGTX

IMG_0468.jpg

好日山荘の冬山セールで冬期登山靴をゲットしてきました。今使っているシリオ712GTXでも、いまのところほとんどの山で大きな問題はありませんが、正月の仙丈ヶ岳登山の時に小仙丈ケ岳山頂あたりでけっこう足先が冷たい思いをしたので、やはり厳冬期まで対応できる冬山専用ブーツが必要かなという思いがずっとありました。ちなみにシリオ712GTXは、3000m級の厳冬期登山は対象外とされています。


1100171_553.jpg
そういうわけで、好日山荘の店頭で厳冬期対応の靴を眺めていて、最初に手にとってみたのがガルモントのマウンテンガイドGTXという靴。なぜかというと、色が今もっているハードシェルなどのジャケットに合うから。ブルーにグリーンイエローのラインが入っているジャケットなので、この色ならぴったりジャンというわけです。このクラスのブーツでは価格が若干安いというのもあります。しかし、試着してみるとけっこう細めの靴で、フィット感はいいものの足の左右が少しきつい感じ。当たるとか不快というものではないのですが、長く履いていると足が痛くなりそうな予感。


というのも、ずいぶん前のことですが、一時期はまっていたマウンテンバイクでスコットという外国ブランドの靴を買ってみたものの、これが同じように幅の狭い靴で、自転車をこぎ始めてしばらくすると足の外側がかなり痛くなるという症状に見舞われるようになりました。もちろん、履いた直後は全然問題なしでした。スキーブーツでも、幅の狭い外国ブランドを履いていると同じように痛みが発生していたので、基本的に幅広の靴でないとだめらしいのです。もっとも、痛みが出たら一度靴を脱いで、少し足をもんでやるとその後は発生しないという不思議なことになるのですが、厳冬期の山でいちいちそんなことはしてられません。


ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。



SC23200L1.jpg
次に試してみたのが、このモンブランGTX。靴底の幅だけみるとたいして違わないぐらい幅が狭いように見えましたが、履いてみるとあら不思議。圧迫感もなければ当たるところもない。まるで、シリオの靴を履いているみたい。靴の剛性感は、やっぱりシリオ712GTXよりもしっかりしている感じですが、歩いた感じはそれほどでもなく、凍結した斜面を前爪を使って登るときは靴底がしっかりと踏ん張ってくれそうだけど、平坦なところを歩くときはそれなりに足首は動きそうです。この時点で、モンブランGTXはかなり高得点。


SC23101L1.jpg
ついでに、同じスカルパのファントムガイドも試してみました。2,000円ほどしか違わないのに、ビルトインゲイター付というのが魅力的です。重量も軽いし中綿がプリマロフトということで、保温性もモンブランGTXよりもよさそうです。ところが、履いてみるとなんだか妙に柔らかい。まるでトレッキングブーツですかというほど歩きやすいのです。冬期登山用の靴なんて、靴底は板のように硬いものと思っていましたが、この靴は意外にもある程度曲がってくれるのです。最近は冬期登山靴の考え方が変わってきたのだろうかと思うほどですが、しかしこの柔らかさではたして前爪で登るような状況に対応できるのか不安になります。店員さんも、じつは同じように思っていたとのこと。しかし、ワンタッチクランポンを装着すると意外なほどしっかりして、クライミングも大丈夫そうですとのこと。


軽いし暖かそうということで、気持ちはファントムガイドに傾きかけたものの、その柔らかさがやっぱり気にかかります。念のためにと持ってきていたセミワンタッチ12本爪クランポンをファントムガイドに装着して、コンクリートと石で作られた模擬登山道の傾斜で爪先立ちしてみたところ、やっぱり爪先にかなり力が必要な感じです。モンブランGTXで同じことを試してみたところ、こちらは爪先立ち状態でも靴底全体で立つことができる感じがあり、足先はずっと楽に感じました。ワンタッチのクランポンだったらまた違っていたのかもしれませんが、昨年セミワンタッチを買ったばかりだというのに、今年またワンタッチを買うのはさすがにお金の無駄なので、手持ちのクランポンで不安のないモンブランGTXを買うことに決めたわけです。それに、ファントムガイドのあのジッパーですが、けっこうこまめなメンテナンスが必要みたいだし、万が一山行中に壊れたりしたら靴が脱げないなんてことになりかねません。リスクはできるだけ小さくしておきたいという気持ちもありました。


今思うと、ラ・スポルティバのネパールエボGTXをなぜ試さなかったのか悔やまれますが、6万円台になってしまうので、自然と気持ちの中でセーブしていたのかも。足幅が狭いという店員さんのコメントがあったのも理由のひとつです。


ちなみに、ファントムガイドではサイズ41がちょうど良かったのですが、モンブランでは42を選びました。モンブランの41では、爪先がかすかに当たったので、同じメーカーの靴でも微妙にサイズが異なるようです。


IMG_0471.jpg
ついでに、店員さんお勧めのインソール、「スーパーフィート ブルー」も買って帰りました。このインソールは、今使っているソフソールのようにクッション性を重視したタイプではなく、長時間歩行時にだれて下がってくる土踏まずのアーチをサポートすると同時に、踵を包み込むように作られたヒールカップで足の自然な衝撃吸収力を高める効果を狙ったインソールだそうです。無雪期と違って積雪期は雪自体がクッション効果を持つので、ソフソールのようなタイプでなくてもいいかなという気もします。片足だけスーパーフィートを入れて履き比べてみたところ、たしかに靴を履いたときの足裏のフィット感とクッション性がよかったので、少々お高いとは思いつつも買うことにしました。DとかEとか足のサイズに合わせていくつかタイプがあるなかで店員さんがちゃんとフィット具合をみて最適なタイプ(Eでした)を選んでくれただけでなく、標準インソールにあわせてカットもしてくれたので、高いだけのことはあったようです。もっとも、ネットで買うともっと安かったのですが・・・


年末年始の山行は、昨年のリベンジで仙丈ケ岳にするか、それとも別の場所にするか思案中ですが、靴の慣らしをかねて事前に一度ぐらいは雪山で試してみたいものです。



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村










関連記事
スポンサーサイト

| 靴・インソール | 19:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/tb.php/495-30f6a5d7

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV