ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

秋を探して四国遠征: 石鎚山と瓶ヶ森その3

2013年9月21日~23日 愛媛県西条市 石鎚山および瓶ヶ森 単独日帰り(車中泊) 


車の中で1時間半ほど仮眠をとって、お昼前に目が覚めました。空はあいかわらずいい天気です。ランチタイムですが、自分で作るのは面倒なので、駐車場の前にあるみやげ物店の2階にある食堂でお昼ご飯をたべました。どんぶりのご飯と素うどん、小鉢が3品と漬物がついたうどん定食が1000円なり。炭水化物のご飯に炭水化物のうどんという組み合わせは、関西方面ではあまり違和感もありませんが、関東ではなんじゃそりゃあという感覚だそうです。ラーメンライスと同じじゃねえかと思うのですが、基本的に西の文化のようです。といっても、九州あたりでも普通のことなのかどうかは知りません。それよりも、ご飯とうどんなんて、原価100円もかかっていないはずで、小鉢も含めてもせいぜい200円というところ。人件費や諸経費を考えてもこれで1000円はぼったくりだよなあと思います。ま、観光地の食堂なんてこんなものでしょうけど。


ランチの後、瓶ヶ森に行くためのルートを検討しました。このまま土小屋から歩きで瓶ヶ森へ行くというのが当初の予定です。しかし、片道4時間ぐらいかかってしまい、往復するとけっこうな行程です。ずっとアスファルト道路が使えればいいのですが、土小屋-よさこい峠間は通行止めになっていて、歩きでいけるのかどうかもわかりません。さらに、その先の瓶ヶ森林道は通行止めということしかわかっていないので、よさこい峠から先の状況がわかりません。登山道は通行止めになっていないので、歩きで行けないことはなさそうです。ということで、とりあえずよさこい峠まで登山道を歩いて行き、瓶ヶ森林道の状況を確認、その後林道を歩いて戻ってみることにしました。
*注)瓶ヶ森林道土小屋-よさこい峠間は2013年9月27日午後5時から通行可能になったそうです。詳しくは「いの町観光協会ホームページ」を参照のこと。


IMG_0056.jpg
12:30 土小屋から瓶ヶ森林道方面に向かいます。


IMG_0058_20131005152136c5b.jpg
50mほど入ったところから登山道が始まります。


IMG_0059_20131005152137b04.jpg
土小屋からよさこい峠までは基本的に緩やかな下りです。


IMG_0060.jpg
登山道は笹が刈り払われていて、歩きやすい状況です。


IMG_0062.jpg
少し歩くと土小屋の近くとは思えないほど静かなブナの森になりました。


IMG_0063_20131005152233901.jpg
苔むした大きな岩と、その上に根を張り巡らせた奇怪なブナの姿があったりして、けっこうな深山の雰囲気があります。


IMG_0065.jpg
12:54 登山道が土砂に埋まっている場所に出ました。幅10mぐらいの土砂が上から流れてきたようです。


IMG_0066_20131005152236805.jpg
上を見るとかなり上のほうから流れてきているようです。


IMG_0067_201310051522383b2.jpg
下のほうもどこまで流れているのかわからないほど。崩れたというより土石流のようなものだったのかもしれません。幸い、土砂の向こうにルートは見えているし、土砂ももろくは無かったので、問題なく通過できました。


IMG_0068.jpg
さらに進むと、たくさんの岩に埋め尽くされた小さな谷を渡る場所もありました。大きな岩がダムのように落ちてきた岩をせきとめてしまったようで、通過するのがちょっと面倒な場所でした。


IMG_0069.jpg
やがて登山道は笹が刈り払われていない状況になり、踏み跡もややわかりにくい状況です。腐りかけた丸太橋で急斜面を渡る場所もあったりして、あまり人が通っていない雰囲気がありありです。


IMG_0070.jpg
判読できないほど痛んだ道標が笹腹の中にぽつんと立っています。どうやら道が二又に分かれるようで、右は「瓶ヶ森」と掘り込んでありました。左は通行困難と書かれているようです。


IMG_0071.jpg
13:25 ようやく瓶ヶ森林道へ出ました。土小屋からここまで誰にも会うことはありませんでした。道端で少し休憩していると、瓶ヶ森林道を土小屋方面から2人のハイカーが歩いてきました。土小屋から来たのかとたずねてみたところ、そうだとのとこ。途中、路肩崩壊した場所や、土砂が道に落ちている場所もあるが、問題なく歩けるとのことでした。

ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。



IMG_0072.jpg
林道に出た場所からは10分ほどでよさこい峠に着きました。鉄のゲートがしっかりと閉まっています。


IMG_0073_201310051523470ff.jpg
ゲートの脇から峠のほうへ出てみると、駐車場にはけっこうな数の車が停まっていました。


IMG_0074.jpg
駐車場の出入り口近く、瓶ヶ森方面への道路脇に看板が立っています。瓶ヶ森林道は全面通行止めですが、瓶ヶ森登山口までは行けるとのこと。な~んだ、車で瓶ヶ森登山口まで行けるなら、わざわざ4時間もかけて土小屋から歩くのはアホらしい。ただし、土小屋からここまでは瓶ヶ森林道は使えないので、石鎚スカイラインをいったん下りて、高知県側をぐるっと回ってここまで登ってこなければなりません。林道経由ならわずか10分程度の距離を、3時間ぐらいかけて遠回りするわけです。とはいえ、明日の夜、真っ暗な中を4時間もかけて土小屋から瓶ヶ森まで歩くことを思えば、そのほうがよっぽど楽です。


IMG_0075.jpg
ということで、とっとと土小屋に戻って出発することにしました。なお、よさこい峠にある公衆便所は利用できるようです。自分は利用していませんが、人が入って行くのが見えました。


IMG_0076_20131005152441280.jpg
また、高知県側からのルートである県道40号線は、平日は長い時間通行止めが実施されるとのこと。


13:45 よさこい峠から土小屋へ向けて出発です。


IMG_0077.jpg

IMG_0078.jpg

途中、路肩が崩壊していたり、土砂が流れ落ちてきていたりと、それなりに被害があったようです。


IMG_0081.jpg
なかでも、土小屋まで20分ほどのところにあった崩壊箇所は、もっとも被害の大きな場所でした。アスファルトの下までえぐられたように土が崩れていて、道路の半分は通行できない状態です。これでは通行止めになるのも致し方なしです。


IMG_0082.jpg
路面が土砂に覆われたままの場所もありました。


IMG_0084_201310051525507dd.jpg
いたるところで大きな被害が出たようですが、それでも山は秋の装いを始めていました。


IMG_0086_20131005152551e31.jpg
14:34 土小屋に戻ってきました。さっさと荷物を車に詰め込んで、すぐに出発です。スカイラインを下ってし行ったところにある古岩屋温泉で汗を流して、あとは国道494、439、194とつないで、高知県の県道40号で瓶ヶ森登山口まで登るだけです。


IMG_0087.jpg
石鎚スカイラインからは、石鎚山が良く見えました。こちらから見る石鎚山は、三角錐の端正な姿をしており、まるで槍ヶ岳のようです。


途中、コンビニでもあれば弁当を買って晩御飯にしようと思っていたら、山間部の狭い道ばっかりなので、お店の類はまったくありません。国道194号沿いの道の駅633美の里に着いたときにはすでに午後7時近くなっていたので施設は閉まっており、水を補給することしかできませんでした。


真っ暗で曲がりくねった県道40号を延々と登りつめて、瓶ヶ森登山口の駐車場に着いたのは午後8時ごろ。お湯を沸かしてアルファ米とレトルトカレーで簡単な食事をして、後は寝るだけです。


IMG_5042.jpg
空には満点の星が輝いていました。明日も晴れそうです。

つづく。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

| 2013年9月 石鎚山・瓶ヶ森 | 15:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/tb.php/476-91d4a203

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV