ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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雪山4泊5日のガス消費量はどのくらい? 

背中と左腕の痛みがようやく和らいできた今日この頃。一時は激痛でまともに寝られないほどでしたが、最近は安静にしていればとりあえず痛みはほぼ感じなくて済む程度に回復してきました。とはいえ、動かしたりするとまだ痛みがあり、日常生活を問題なくこなすにはもう少し時間がかかりそうです。当然ながら、痛みが完全におさまるまでは、山行きはお預けです。キーボードはもちろん右手だけで打たねばならず、パソコンからも遠ざかりぎみです。


さて、久しぶりの更新ですが、先月の立山山行時に使用したガスのことを書いておこうと思います。


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4泊5日の単独テント泊で使用したのは、プリムスのIP-250Tというガスカートリッジです。一般的によく使われている内容量225gのボンベ1缶で4泊5日のすべての食事をまかなうことができました。撤収時点では、缶を振ってもほぼ液体の音がしないぐらいの残量だったので、ほぼ使い切ったという感じだと思います。もっとも、雪を溶かして水を作らなければならない場合はもっと燃料が必要になると思いますので、この結果はあくまでも直接水が確保できる場合の雪山での話です。無雪期の縦走でもほぼ同じような結果になるとおもいます。


食事に関しては、すべてインスタントかドライフーズだったので、多くはお湯を沸かすだけという使い方です。

朝:棒ラーメンを作るのとお茶及びポット用に、1.5リットル程度のお湯を作る。

昼:行動食だけなのでガスは未使用。

夜:アルファ米用とインスタント食品の温めとお茶、ポット用に、1.5リットル程度のお湯を作る。

おおむね1日あたり3リットル、5日間で4回の朝夕食なので12リットルのお湯をつくった計算になります。これ以外に暖を取ったりテント内壁を乾かすのに少し火を使ったので、13~14リットルのお湯を作ったぐらいになるのではないかと思います。


おそらく、一般的なガスの消費量よりは少ない、つまり燃費が良いのではないかと思います。同じ期間なら500Tなどの大型カートリッジが必要だという人もいるでしょう。


燃料を節約するコツは、1、手間のかからない食事、2、風の当たらない環境、3、水温を高くするの3つです。


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手間のかからない食事とは、もちろん煮炊きに時間がかからない食事ということになりますから、必然的にインスタント食品主体になります。僕はわずか数日の間ぐらい簡素な食事でなんら困らないし、山で下界と同じ食事をとる必要はないと思っているので、生の食材を持っていって調理するなんてことはしません。下山すれば好きなものを好きなだけ食べられるのだから、山での食事なんて簡単に作れて軽量なもので十分です。味よりも軽さとコンパクトさ優先です。


風の当たらない環境というのはなかなか難しいのですが、僕は季節を問わず基本的にテント内で食事を作ります。テント内でガスを使うことは本来はNGですが、入口を開けたり換気口を開いたりして一酸化炭素中毒には気をつけていますし、バーナーが転倒したりしないように注意して使用しています。テント内でガスを使うことで、風で熱が逃げないので無駄なガスを使わないで済みます。テント内で火を使う場合は、くれぐれも酸欠と火事に注意して自己責任でお願いします。


お湯を沸かすとき、水温は燃料の消費量に影響します。山水は基本的に低温です。なので、テント場に着いたらまずは水を用意し、少しでも温まってから使うようにします。また、朝出かける前に水を汲んでテント内においておけば、日中温まって水温が高くなります。



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使っているバーナーは、プリムスのP-121というモデルです。2300kcalの熱量があり、重さ101gです。すでに廃盤ですが、小型で熱効率の良い製品です。



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プラスチックケースに入れた状態でクッカーの中に納まります。


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バーナーヘッドに金属のメッシュが装着されており、プリムスによればこのメッシュが空気と混合されたガスを、より好ましい状態でバーナー部へ送ることで、バーナーヘッド表面での燃焼を可能にしているとのことですが、要するに効率のいい燃焼が可能になったということのようです。個人的には、メッシュが真っ赤に焼けて熱を効果的にキープするという効果もあるのではないかと思います。また、周囲に高さ5mm程度の金属製風除けがついているので、それなりに防風効果もあるようです。最近では、ジェットボイルのような高効率のバーナーもでていますが、壊れるまではP-121を使っていくつもりです。バーナーヘッドに金属メッシュを使ったP-121の後継モデルはP-114というモデルのようですが、ゴトクが4本から3本に減っていて強度にやや不安を感じるのが残念なところです。ただ、重さが約半分になっているのが花マル。






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