ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

今年の立山は寒かった: 立山その2

2013年5月1日~5日 富山県立山町 立山 単独テント泊 


5月3日(金) 

IMG_2645.jpg
明け方、テントからちらっと外を覗いたときはガスっていたのですっかり油断していたのですが、明るくなって外を見ると雲ひとつない快晴でした。やられたよ~と思いながらも、急いで朝食をとり、準備をして8:30に出発です。目指すは別山乗越。


IMG_2655.jpg
前夜降った雪のせいで、奥大日岳が純白に輝いています。


P1030759_20130526144414.jpg
キャンプ場を回りこんで雷鳥坂に向かいます。


P1030760.jpg
立山も砂糖菓子のようです。


P1030761_20130526144417.jpg
剱御前小屋のある別山乗越までは、標高差が約500mありおおむね2時間の行程です。ほぼ一本調子の上り坂が続くので、歩けば歩くだけ標高が稼げるルートです。その意味ではアップダウンのあるルートに比べると効率がよく、個人的にはこういうルートが一番好きです。


P1030762_20130526144419.jpg
1時間半ほどで奥大日岳のピークが目線と同じぐらいの高さになってきました。


P1030763_20130526144420.jpg
しかし、雷鳥坂はまだまだ続きます。


IMG_2690.jpg
振り返れば、なだらかにうねる白い室堂平の向こうにドームのような浄土山がくっきりと見えています。


P1030766.jpg
雷鳥坂をほぼ登りきったところに立つと、奥大日岳はすでに眼下に見えるようになっています。


P1030769.jpg
目の前には険しい岩壁が剱御前へと続いています。今日はこの尾根をたどって剱御前まで行ってみることにしました。


P1030771_20130526144518.jpg
別山乗越にある公衆トイレの壁には、エビの尻尾がびっしりと張り付いていました。昨晩、けっこう吹雪いたのかもしれません。この時期にこんなものが見られるなんて、さすがに北アルプスは甘くありません。


P1030773.jpg
剱御前小屋の前まで来ると、剱岳が見えました。一年ぶりの再会です。今年は、朝陽に赤く染まるその姿を撮りたいと思ってきたのですが、雷鳥沢からだと午前2時前に出て雷鳥坂を登ってこなければなりません。気温が0度ぐらいならいいのですが、今年のように-7度にもなるとちょっと考えてしまいます。というのも、-7度の中で2時間行動し、それからさらに1時間ほど撮影をすると相当体が冷えてしまうと予想されます。テントが近ければすぐに逃げ込むこともできますが雷鳥沢ではどうにもなりません。剱御前小屋に宿泊でもしていないと、朝の撮影は厳しそうです。


ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。



P1030775_20130526144520.jpg
けっこう風が強くて寒かったので、剱御前小屋の脇で休憩をしていたら、あっという間に剱岳の山頂にガスがかかり始めました。あわてて記念撮影するも、時すでに遅し。


P1030777_20130526144617.jpg
とにかく、まだ晴天は続いているので、当初の予定通り剱御前に向けて出発です。剱御前小屋のある別山乗越からゆるやかな斜面を北西方向に登っていくと、すぐに2792mのピークです。ピークに立っていた道標らしきものはエビの尻尾に覆われていて何が書いているのか読めません。厳冬期には見慣れた光景ですが、いまは5月。まさかこんなものを見ようとは想定外でした。


P1030778_20130526144619.jpg
2792mピークから先は、風がそこそこきついものの特に険しい稜線ではないので、ひとまず行ってみることにしました。剱岳のピークはあいかわらずガスに隠されています。はたしてガスは消えてくれるのでしょうか。


P1030779_20130526144621.jpg
ところが、進んでいくうちに奥大日岳よりも下にあった雲海がどんどん高さを増してきて、ついに目線よりも上に上がってきました。西からの強い風に流されて、どんどん剣岳のほうへ押し寄せてきます。


IMG_2756.jpg
そして、ついに剱岳は完全にガスに包まれてしまいました。こうなってしまうと万事休すです。標高2800m近い稜線で天候の急変にでもあったらやばいので、剱御前はあきらめて下山することにしました。


P1030781_20130526144622.jpg
2790mピークの背後の立山もすっかりガスで隠れています。


P1030783.jpg
13時には別山乗越を通過して雷鳥坂方面へと向かいましたが、この頃には暴風雪といってもいいような状況で、視界もかなり悪くなっていました。


P1030784_20130526144739.jpg
しかし、天気が悪かったのは上のほうだけで、下るにつれて風は弱まり、視界もクリアになってきました。雷鳥沢のキャンプ場には色とりどりのテントがあふれんばかりに立ち並んでいて、連休後半が本格的に始まったことが実感されました。今年は昨年のように傍若無人でやかましい団体の隣にならないことを願うばかりでしたが、幸い自分のテントの周囲には大型テントが設営できるようなスペースがなかったので、静かなテント生活を送ることができました。


P1030786_20130526144741.jpg
午後からは雲の多い空模様になっていたのですが、夕方になって少しの間雲が切れて立山が赤く染まったのでした。

つづく。



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

| 2013年5月 立山 | 14:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/tb.php/450-91320d0c

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV