ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

今年の立山は寒かった: 立山その1

2013年5月1日~5日 富山県立山町 立山 単独テント泊 


9連休にすることができた今年のGW。前半は白馬あたりで山に登らずに山岳写真を撮影し、後半は立山でテント泊ということも考えていたのですが、残務処理が若干残っていたため前半は出かけることができませんでした。天気もあまり良くなかったみたいなので、まあ結果オーライです。


せっかくなので、今年は長期のテント泊をすることにして、5月1日に入山して5日に下山、すなわち4泊5日のテント生活に挑戦です。縦走で4泊というのはありますが、1箇所に4泊というのは初めてです。雷鳥沢は水洗トイレと水場が完備されていて、しかも山小屋のお風呂に入浴することができるので、4泊でもおそらく快適な生活が楽しめるものと思っていました。しかし、今年の立山はまだ冬将軍が居残っていました。凍えるような強風と降雪、夜間の冷え込みでかなり体力を消耗し、帰宅後1週間が経っても疲労感が抜けず大変でした。


高速道路の半額割引を利用するために、4月29日の深夜11時30分頃に岡山ICから山陽自動車道にのったのはよかったものの、走り始めてすぐにソフトシェルジャケットとハードシェルパンツを忘れてきたことに気がついて呆然・・・。次のICで下りて取りに戻ったら確実に29日中に高速道路に乗ることは不可能です。かといって、行動着をもたずに山に入るわけにも行かないので、万事休す。その日は家に戻ってふて寝しました。


4月30日(火)
連休の谷間の平日ということで高速道路の半額割引が使えないので、例年と同じ節約コースで行くことにしました。中国自動車道吉川ICまで一般道を走り、舞鶴自動車道の小浜終点から敦賀まで再び一般道、敦賀から富山まで北陸自動車道を経由するルートですが、休憩も含めておおよそ8時間のドライブです。高速道路の休日割引があれば、このルートとほぼ同じ金額で岡山から富山まで高速道路で一気に走れるので、おそらく6時間ぐらいで着けるはずです。出発日というのも重要です。返す返すも、昨晩の失態が悔やまれます。


20時過ぎに富山に着き、いつものように温泉と食事を済ませて、立山駅へと向かいました。平日ということもあって、立山駅の駐車場は空きスペースがたくさんあり、昨年とほぼ同じ駅に一番近い場所に停めることができました。


5月1日(水)
連休中日の立山ケーブルカーは始発が6:40と少し遅いのですが、念のため6時前に窓口に行ってみると、まだ10人ぐらいしか並んでいませんでした。荷物を下ろして列に並ぼうとしていると、ちょうど窓口が開いてくれて、全然並ばなくて済みました。もちろん始発のチケットをゲットです。モニターには、室堂の気温が-7度と表示されており、あまりの低さにちょっとびっくり。真冬なみです。


混雑していないためか、荷物もケーブルカー車内に持ち込みOKでしたが、やっぱり席には座れませんでした。美女平からのバスに揺られているうちに、晴れていた空には雲がかかり始めました。


P1030742.jpg
室堂に着いたときはすっかり曇り空です。今日は午後から崩れるとの予報なので、早くテントを張ってしまおうと、すぐに雷鳥沢に向けて出発です。


P1030743_20130522185112.jpg
雷鳥荘の前から見えたテント場はガラガラでした。ここからの下りでいつも踏み抜いて足を取られて大変なんですが、今年は気温が低いため雪がしまっており、全然踏み抜かずに歩けました。


P1030744_20130522185115.jpg
管理棟の入口前にちょうどいい感じの幕営跡があったので、労せずにテント設営ができました。雪が硬いので、ペグダウンも土のときと同じように差込むだけでOKです。これまででもっとも楽で早いテント設営となりました。


テントが張れた頃に、空からちらほらと白いものが落ち始めました。小粒の霰のような小さな雪粒です。時間はあるものの、天気が良くないし視界もあまりないので、遠出はやめて雷鳥を探してテント場周辺を歩いてみましたが、今年は雪が多くほとんどハイマツが隠れていて、気温が低いせいもあるのか雷鳥の姿はまったく見られません。テントに戻って、2時過ぎまで時間をつぶし、その後雷鳥沢ヒュッテで入浴し、19時ごろには寝ました。しかし、真夜中あたりから急激に気温が下がり、明け方にはテント内でも-7度まで気温が下がっていました。


今回持ってきた寝袋は、厳冬期用のプロモンテではなく、使い古しのニッピンの3シーズン用寝袋です。単体では-3度ぐらいで限界(カタログスペックでは-15度ですが)というものなので、当然寒くて眠れません。GWの時期にこれほどの低温に遭遇するとは思ってもいませんでした。過去2回の雷鳥沢でのテント泊経験は、全然役に立たなかったわけです。雪山、恐るべし!



ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。




5月2日(木)

P1030749.jpg
快晴の朝でした。早朝5時とはいえ気温はかなり低く、テントは凍り付いてバリバリです。もっと早起きすれば星空も見えていたかもしれませんが、初日ということで寒さ慣れしていないこともあり、とても夜中に起き出す気力が出ませんでした。


IMG_2607.jpg
とりあえず、カメラを持って朝の風景を撮ろうと出かけました。立山の上空には残月が出ています。


IMG_2610_20130522185301.jpg
奥大日岳のピークが赤く染まり始めました。


P1030750.jpg
テントに戻って朝食を済ませ、別山へ行こうとテントを出ると、なんと空にはたくさんの雲が!? まあ、天気予報では崩れるとなっていたので予報どおりではありますが、朝の快晴ですっかりその気にさせられていただけにがっくり。立山山頂にはガスがまとわりついており、かなり強風が吹いているようです。当然別山もガスの中。


こうゆう日は無理に登ってもしょうがないので、雷鳥探索に切り替えて、みくりが池の辺りを散策してみることにしました。しかし、雷鳥の姿はおろか、鳴き声すら聞こえません。


P1030755_20130522185403.jpg
室堂ターミナルの近くまで来ていたので、お昼でも食べて帰ろうかとターミナルに入りましたが、連休後半が始まっていたため大混雑です。


P1030753_20130522185402.jpg
うんざりして外に出ると、出入り口前の無料でシャッター押しますという観光写真業者のところがまたまた混雑しており、山に来たという感じがしません。入下山時以外はターミナルに近づくべきではありませんでした。


P1030757_20130522185405.jpg
そそくさとテント村に戻り始めると、なんと雪が降り始め、風も強くなって、ちょっとした吹雪の状態になってしまいました。


P1030758_20130522185406.jpg
このまま天気は下り坂だろうなと思ったので、まっすぐキャンプ場へ戻りました。上から見たキャンプ場は、それほどテントは増えていません。テントに戻ると持ってきた小説「神々の山嶺」を読んでのんびりし、3時ごろお風呂に入ってさっさと寝たのでした。雪はずっと降り続き、その夜も昨晩同様に気温が下がったのでした。


つづく。



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

| 2013年5月 立山 | 19:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/tb.php/449-5b284084

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV