ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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雪崩ビーコンOrtovox S1で捜索訓練

先日購入した雪崩ビーコンですが、ひとりでは捜索訓練ができないので、12月2日に広島のぽんきちぽんたさんといっしょに訓練してきました。


彼女のビーコンは、ピープスフリーライド。低価格でコンパクトで、デザイン的にもなかなかグッドなビーコンです。シングルアンテナということですが、はたしてトリプルアンテナとどの程度違うのかというのも気になるところです。






訓練は山上の広い芝生のある公園で行いました。どんよりとした曇り空で、めちゃくちゃ寒い! しかし、雪山ならもっと寒いということで、寒さにめげずに訓練開始です。


最初は、とりあえず地面の上の離れたところにビーコンを置いて、交互に探し当てるという形で行いましたが、やはり目視できる状態では訓練になりません。ビーコンの使い方や挙動がある程度わかったところで、隠したビーコンを探しあてる方法に切り替えました。


オルトボックスS1は、パカッと開くと受信モードに切り替わります。ただし、何もしないでいると1分ほどで自動的に送信モードに変わってしまうので、捜索をするときは設定画面で切り替わる時間を長めに設定しておく必要があります。これは、どのビーコンでも同じはずです。


実際に雪崩の二次遭難の危険がある場合は、設定は変えないか、またはせいぜい2~3分までの時間にしておき、もしも送信モードに切り替わってしまったら、手動で受信モードに切り替えたほうがいいのかもしれません。捜索のために切り替わり時間を8分とかにしていて、2発目の雪崩に巻き込まれたら8分間は送信できないので、捜索してもらえる時間がそれだけ遅くなってしまいます。生存率90%は15分が分かれ目。その半分の時間が失われたのでは、あまりにも痛いです。



ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。




P1020937.jpg
さて、S1の受信モードは、液晶にジグザグコースとその上を歩く人のアニメがでてきます。このように捜索して下さいということで、ビジュアルとしてわかりやすいので、価格は高いのですが初心者には最適かもしれません。


P1020938.jpg
液晶のついている部分を傾けると、画面に傾いているよという警告が出ます。水平に保って捜索しなければなりません。


P1020939.jpg
ビーコンが電波をキャッチすると、画面が切り替わります。画面中央の縦線が進行方向で、進行方向に対してどちら側にいるのかがわかるように電波の方向を遭難者の絵で表示してくれます。なので、体の向きを変えて中央のライン上に遭難者の絵が来るように進行方向を修正します。ただし、この段階では、てんでデタラメな方向を示しがちなので、あまり信用しないほうがいいです。ビーコンの表示が安定し、方向が左右にぶれたり、数字の表示がころころ変わらない状態になるまでは、当初のジグザグラインをそのまま進んだほうが結果的に早く見つけられるようです。


P1020940.jpg
近づいてくると、画面下に遭難者までの距離が表示されます。遭難者の位置も矢印で表示してくれるようになります。20mぐらいになるまではけっこういい加減ですが、20mぐらいからはぶれなくなって信用できるようになります。


P1020941.jpg
距離が近づくと、音も変わります。シングルの発信音がダブルに、そしてトリプルにと変わっていきます。


P1020942.jpg
3m以内からは○の表示に変わります。丸の大きさが変わったり、内向きや外向きの矢印も出てくるので、近づいているのか遠のいているのか非常にわかりやすい画面です。


P1020943.jpg
2m以内に入ると、丸が二重になって、ほぼ特定できる距離にあることがわかります。ただ、立ったままだとこれ以上距離は縮まらないし、正確な位置はわかりません。なので、ビーコンを地面に近づけて、遭難者の位置を特定します。


P1020944.jpg
並行輸入品を購入したため、取説が日本語ではなく、あまりきちんと使い方などを読み込んでいませんでしたが、画面表示がわかりやすいので、ほとんど迷うことなく捜索する事ができました。高いだけのことはあるという感じです。電波の受信距離は、55mとなっていましたが、ぎりぎりそれぐらいで受信はするようです。ただし、その距離では受信するというだけで、遭難者の方向はかなりデタラメな表示がでます。受信直後は、あまり信用しないほうがいいと感じました。


P1020946.jpg
ピープス フリーライドのほうは、表示はいたってシンプルです。受信前は小さく「SERCH」という文字があるだけですが、受信すると距離と三角矢印が表示されます。


P1020947.jpg
三角矢印が大きくなったり小さくなったりするので、それで進む方向を決めます。こちらも、受信直後は、デタラメな方向を示すので、やはりあまり信用しないほうがいいでしょう。


なお、実際に両方を使ってみた感想は、ピープス フリーライドでも十分使えると思いました。受信距離、受信感度ともそれほど大差ないという感じです。高いビーコンはそれなりに多機能ですが、捜索においてはフリーライドでも特別困ることはないというのが実感です。


それから、ビーコンは携帯はもちろんですが、なぜかデジカメにも反応してしまったので、捜索する時はデジタル機器の電源をオフにしたほうがよさそうです。


捜索訓練の模様のビデオです。

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Re: タイトルなし

ぽんきちぽんたさん

そろそろ中国地方の山も雪の便りが
聞こえてきてますから、
今度は、雪山デビューもかねて、
いよいよ雪の中での訓練ですね。

| ヤマふぉと | 2012/12/04 23:43 | URL |

ヤマふぉとさん、こんばんは(^-^)
寒い中ありがとうございました。
まだまだ訓練が必要なぽんきちです(;´▽`A``
なので、また機会があればお願いします!

| ぽんきちぽんた | 2012/12/04 21:52 | URL |















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