ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

ハクバ WPCワイドサーキュラーPLフィルター 77mm

7月にEF17-40mmF4Lレンズを購入したので、新しくC-PLフィルターも購入しました。


P1020448_20120920162755.jpg
購入したのは、ハクバ写真産業のCF-WPCWCP77というモデルです。C-PLフィルターにもいろいろあって、高級なものなら1万円オーバーもざらですが、自分としては広角レンズ対応のワイドモデルで、撥水処理されていれば十分だったので、このモデルにしました。価格はアマゾンで6,099円でした。楽天だと安くても6,500円ぐらいだったし、価格コムでもアマゾンが最安です。


ワイドモデルではない、通常枠モデルのC-PLフィルターも持っていたのですが、ためしに通常枠モデルのC-PLフィルターをEF17-40mmF4Lに装着して試写してみたところ、見事に画面四角がけられてしまいました。「けられた」とは、フィルター枠の一部が画面四角に写り込んで、黒くなってしまったということです。28mmからの標準ズームレンズでは通常枠モデルのC-PLでも問題ないのですが、さすがに17mmスタートの超広角ではだめでした。


P1020449_20120920162755.jpg
ちなみに、ワイドモデルと通常モデルでどれぐらい違うかというと、上の写真のとおりです。右が通常枠モデル。


C-PLフィルターとは、Circular Polarized Light Filterのことで、日本語では円偏光フィルターだったと思います。


何をするものかというと、写真を撮るときにレンズの先端に装着して、乱反射光を取り除くために使います。乱反射光は物を白っぽく見せてしまうので、本来の色が出にくくなるという欠点があり、たとえば葉っぱの緑や空の青などが鮮やかに再現できなくなってしまいます。そのため、風景写真ではこのフィルターを使うことが多くなります。


C-PLフィルターは、2枚のフィルターを重ね合わせたような構造になっていて、レンズ先端に装着したあとに、カメラのファインダーをのぞきながら、その効果がちょうどいい具合になるように自分で前枠をぐるぐる回して調整します。効果最大から最小までは90度の角度になるので、その間で調整すればいいだけです。


また、C-PLフィルターは減光効果があるので、装着するとシャッター速度が遅くなってしまいます。なので、手持ちで撮影する場合は、手振れしないように露出補正するなどして手振れ対策が必要です。




ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。






実際、どれぐらい違うのか写真で見比べてみましょう。

<写真クリックで拡大>
IMG_4876.jpg
この写真は、C-PLフィルターなしです。


<写真クリックで拡大>
IMG_4877.jpg
こちらは、C-PLフィルターを使用したものです。


見比べてみると、空の青さ、雲の白さ、山の緑の色が違うのがよくわかると思います。


<写真クリックで拡大>
IMG_5126.jpg
この写真は、C-PLフィルターなしです。


<写真クリックで拡大>
IMG_5125.jpg
こちらは、C-PLフィルターを使用したものです。


この2枚も、青空や緑の鮮やかさが異なりますし、左手奥の伯耆大山見え方もC-PL使用のほうがコントラストが高く、南壁の立体感が強調されています。ただし、手前の稲の色については、C-PLがないほうが黄色味があって秋の実りの雰囲気があります。


このように、C-PLフィルターも場合によっては逆効果ということもあるので、フィルターの前枠を回して効果の効き具合を自分で調整する必要があります。また、太陽と自分を結ぶ線と、自分と被写体を結ぶ線が90度になるようなときに最大効果になるので、そうでないときはあまり効果がありません。とくに逆光時は効果がないうえにゴーストなどの発生源になるので、面倒くさがらずにはずしましょう。


C-PLフィルターには、水面の乱反射を取り除くという効果もあります。



oze02_20120920163644.jpg
この写真は、C-PLフィルターなしです。



oze01_20120920163644.jpg
こちらは、C-PLフィルターを使用したものです。


C-PLを使用したほうは空の映り込みがなく、ものすごく深い淵のように見えます。実際は尾瀬の湿原なので、たいした深さではないと思います。澄んだ川や池の透明感を表現したければ、C-PLで乱反射を除去してやることで、水底まで写しこむことができます。空を写しこんで、水の中に別の世界があるかのように見せたければ、C-PLをはずすか効果最弱で撮影すればいいわけです。どちらがいいということではなく、表現意図に合わせて使い分けることができるわけです。なお、C-PLフィルターを使用した写真の水草の色が全部薄黄色になってしまっているのは、スキャン調整の失敗でありC-PLフィルターのせいではありません。








ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

| 撮影用具 | 17:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/tb.php/367-68ef8d97

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV