ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

残雪期とはいえ-10度: 冬の上高地 その2

2012年3月19日~20日 長野県松本市 上高地(標高1500m)テント泊




上高地観光センター
12:14 上高地観光センターに到着しました。夏期だとバスターミナルになっているところですが、今の時期は閑散として静かです。右手の建物のベランダ下を通ろうとしたら、つるつるの氷の上ですってんころりん。見事な尻餅をつきました。幸い、バックパックの底の部分が先に地面についたので、とくにひどいことにはなりませんでした。また、荷物の一番底にはテントなどをいれていたので、壊れたものもなく無事でした。しかし、つるつる氷の上で起き上がるのがひと苦労です。まるで生まれたての子鹿のように四つんばいになって、ようやく起き上がることができましたが、人が見ていたら大笑いされていたことうけあいです。


ガス湧く奥穂
まるで噴煙のようなガスが湧き上がる奥穂高。稜線の風はさぞや厳しいことでしょう。上高地でもけっこうな風が吹いています。



公衆トイレ
観光センターの隣にある立派な公衆トイレですが、正面はさすがに閉鎖中です。


冬用トイレ
「冬期用トイレ」の文字と矢印に導かれて裏に回ってみると、男女兼用ですがちゃんと使えるトイレがあります。


冬用トイレ内部
中はこんな感じ。意外にこぎれいで、寒いために臭いもほとんどなく、想像よりもずっとりっぱなトイレでした。巨大なトイレットペーパーも備え付けです。


ランチタイム
中庭のようなところに面した日当たりのよいベンチでランチタイムです。といっても、朝コンビニで買ってきた菓子パンで簡単にすませます。


温度計
壁にかかっていた温度計は、-1.5度をさしていました。


河童橋
12:49 やっと上高地のシンボル、河童橋に到着です。観光客でごった返すこの橋も、今の時期は静かで趣のある風情です。


穂高にズームイン
河童橋から穂高にズームイン。川沿いの木々にまっしろな霧氷がついている風景を期待していたのですが、少々の冷え込みではだめみたいです。


地ならし
河童橋から5分ほどのところにある、小梨平キャンプ場でテントを設営します。冬期トイレの近くで適地を決めました。もともと平坦な場所のうえに雪もしまっているので、ちょっと踏み固めて整地してやるだけでOK。



本体設営
テントを組み立て、竹ペグで固定します。


フライ設営
フライシートを張り、周囲の隙間を雪で埋めて風が入り込まないようにしておきます。



入口掘り下げ
最後に入口前の雪を少し掘り下げて完成です。こうすると、出入りのとき楽ですし靴の脱ぎ履きもしやすいのです。整地を始めてから1時間もかかってしまいました。のんびりやりすぎでした。


小川
水の確保ですが、テントサイトのすぐ近くを流れる川で汲んできました。いちいち雪を溶かすのも面倒ですし、この時期の川水なら問題ないだろうという判断です。



きれいな川
だってこんなにきれいな川ですから。それでも、念のため煮沸してから飲用にしました。




ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。








逆光の焼岳
マイホームも完成し、宿泊準備も整ったので、周囲の散策に出かけました。河童橋の向こうに焼岳がそびえていますが、逆光気味でいまいちです。梓川はキラキラ光ってきれいです。


穂高連峰
河童橋を渡って対岸を少し歩くと、広い河原の向こうに穂高連峰がどっしりと。


明神岳
右手にある明神岳の存在感はかなり強烈です。


六百山
河童橋方向の背後に覗いているのは、六百山でしょうか。名前からすると低山みたいですが、標高2450mのりっぱな山です。



遊歩道
梓川沿いに大正池方向に歩いてみます。雪はよく締まっていて普通に歩けます。ただし、川の上をけっこうな勢いの風が吹き抜けていくので、気温以上に寒く感じます。厚手フリースの上にハードシェルジャケットを着て歩いていても、ちょっと肌寒いぐらいです。



工事現場
川が大きく曲がっている場所で、なにやら工事をしていました。土手上の遊歩道も通行止めで、林の中を迂回しなければなりません。工事の騒音もなんだか耳障りでいやだったので、ここから先は下山時に歩くことにして引き返しました。


赤い木々
川沿いの木々が赤くなっているのは、冬芽の色のせいでしょうか。なんとなく晩秋っぽい雰囲気でもあります。


西穂独標
ガスのかかる奥穂に比べて、西穂独標あたりは快晴です。左端の白いピークの右隣、やや岩が見えているピークが独標です。でも、きっとかなりの強風だと思われます。


だれもいないテント場
16:34 テントに戻ってきました。広いキャンプ場には、自分のテントだけ。少し先の炊事棟の中にテントを張っているグループが一組いましたが、雪の上にテントを張っていたのは自分だけでした。すぐ近くにも別の炊事棟があって、その中にテントを張ることもできたのですが、そうするとフライシートが張れないので、フライを張ってダブルウォールにしたほうが暖かいのではないかと思い、雪上にテントを設営したのでした。それに、炊事棟の中だと日が当たらないので、日中でも寒いうえに内部結露などが乾かないということも考えられたので、日のあたる場所にテントを張りたかったわけです。


食事の後、夕日に染まる山の景色を期待していましたが、あいにく期待は外れてしまいました。なので、テントに戻って食事にしました。


あたりが暗くなってきた頃に星空が見えるかと外に出てみると、見事な星空が見えています。カメラをもって出撃です。


(クリックで拡大します)
穂高の星空
穂高の方向は真っ暗だし、ポイントになるものがないので、あまり面白くありません。


(クリックで拡大します)
河童橋と星空
河童橋の真下からオリオンをからめて撮影してみました。



テント場の星空
一度テントに戻り、そのときふと思いついてテント場の星空写真を撮ってみました。


てなかんじで、-5度の気温の中で2時間ほど撮影してから、テントに引き上げました。


つづく。



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

| 2012年3月 上高地 | 22:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/tb.php/307-9f0fb0c6

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV