ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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総括 冬山装備インプレッション ウェア編

購入品目のリストアップだけではあまり役に立つ情報ではないので、実際に使ってみた感想を簡単にまとめておきます。


<ウェア上>
1 ハードシェル: コロンビア フォレイカーシェル
=> レインウェアとしての機能もあるというのが購入動機。無雪期とちがって冬山はレインウェアを持って行きませんが、中国地方の低山では場合によっては雨になることも予想されうるし、ミゾレの場合も雨のようなものなので、基本的に防水機能のあるジャケットでないとさすがにやばいと感じます。フォレイカーシェルは、コロンビアが開発したオムニテックという2レイヤーの防水透湿素材をつかったハードシェルです。2レイヤーということで、メンブレンを保護するために内側にはメッシュ生地があります。また、取り外し可能なパウダースカートもついており、冬山で必要な基本的な機能は備えています。

使ってみた感想は、ややごわつく感じもありますが悪くないです。透湿性能もそれなりに確保されているようで、通常の登山であれば、ベンチレーションポケットを開けておけば、蒸れて困るというほどのことはありません。ただし、急な登りをぐいぐい登ったり、厳冬期でもラッセルを続けたりするような運動負荷が大きいときは、さすがに暑くて汗だくになります。もっとも、こういう場合はゴアテックスであっても同じなので、素直にジャケットは脱げばいいだけです。しかし、高級なハードシェルに採用されている脇の下のベンチレーションがあれば、もっと暑さ対策に有効だろうと感じます。その点では価格なりの透湿性能といわざるを得ないところもあります。降雪時のラッセルのようなときに、脇の下のベンチレーションがあればいいのにとつくづく思います。もっとも、その分暖かいともいえますが。

防風性能については、推定風速15m程度の状況でしか使っていませんが、これまでのところは特別問題ないと思います。GWの立山の標高2390m地点でやや強めの風が吹く日没時に30分ほど撮影していたとき、さすがに寒さを感じてパウダースカートを閉めてみたら寒さが収まったので、状況に応じてついている機能をきちんと活用すれば、一般的な冬山登山であれば十分使えるでしょう。





2 ソフトシェル: モンベル ライトシェル アウタージャケット
=> 前回も少し書きましたが、ちょっと選択を誤ったと感じているウェアです。ソフトシェルとしては優秀なウェアだと思います。撥水性能もかなりいいですし、防風性能もなかなかのものです。ただし、裏地のクリマプラスメッシュがフリースなどの起毛素材のミドルウェアと相性がいまいちで、着るときに引っかかって袖がすっと通らなかったり、脱ぐときは裏地がベローンと出てしまったりとめんどくさいことになります。このシェルの下に着るミドルウェアは、表面が滑らかな素材のウェアでないとうまくないと感じます。クリマプラスメッシュは保温性ももっているわけですが、行動中は逆に熱かったりするわけで、必要ないかなと思います。もっとも、春秋など基本的にTシャツで行動するようなときの防風防寒用としては有効かなと感じます。冬山用のソフトシェルなら、裏地の無いタイプのほうが使い勝手がよさそうです。また、風が強いときのためにフードもほしいところです。






3 フリース厚手: ユニクロ リバーシブルフリース
=> 登山用品ブランドのフリースの1/10程度の価格で買えるフリースですが、初冬の行動用やちょっとした休憩時の防寒着としては十分使えます。ただし、けっこう厚手でかさばることや、重さもそこそこあるため、実際には冬山へ持っていくことはあまりありませんでした。風の無い気温の低いときの行動着・防寒着としてはありです。ただ、使用したのは11月の伯耆大山宝珠尾根の時だけで、結局普段着となってしまいました。山での行動着としてはダウンは不適ですが、防寒着としてはやはりダウンジャケットに勝るものはありません。

<補足>
その後、このリバーシブルフリースが実は山で使えるということがわかり、けっこう重宝しています。というのも、生地が厚手のため防風性能がそれなりにあり、気温が低くても強風下でなければソフトシェルがわりになることがわかったのです。リバーシブルなので、ジッパーが外側になるように着ればジッパーを上まで締めたときに金具があごに当たらないで済みます。1万円以上もする山ブランドのフリースに比べて、抜群のコストパフォーマンスです。



4 フリース薄手: ユニクロ マイクロフリースハーフジップ
=> これはかなり重宝してます。薄手のわりに保温力があるので、昨シーズンはよく使いました。ミドルウェアとしてはなかなか優秀です。コストパフォーマンスは最高でしょう。


5 アンダーウェア中厚手長袖: ミズノ ブレスサーモミドルウェイト
=> ミズノのモニターに当選して無料で提供してもらったものです。中厚手なので保温力はそれなりにあり、冬山のアンダーウェアとしては悪くないと思います。ただ、汗をかいた場合にわりと乾きにくいように感じます。以前にも記事にしましたが、下に薄手の半袖ブレスサーモを着るようにしたら、汗冷え感はなくなりました。このやり方はファイントラックのドライレイヤーと同じ考え方で、速乾性に優れたアンダーウェアを一番下に着ることで、直接肌に触れる部分に汗を残さないようにすることができます。ブレスサーモの二枚重ねにより保温性能もアップするので、いまのところ自分の冬山アンダーウェアの基本アイテムとして定着してます。


6 アンダーウェア薄手長袖: ミズノ ブレスサーモライトウェイト
=> 薄手長袖のブレスサーモは冬山ではあまり着る事はありませんが、極寒時には薄手半袖のかわりに着てもいいかなと思ってます。もっぱら夏山の高山用として使ってます。


7 アンダーウェア薄手半袖: ミズノ ブレスサーモライトウェイト
=> ブレスサーモミドルウェイトのドライレイヤー用として使ってます。夏山ではあまり使うことが無かったのですが、冬山で活用する機会を得ました。


<ウェア下>
8 ハードシェルパンツ: ノースフェイス モデル名不明
=> 昔、スノーボードをやってみようと思って購入したパンツですが、結局やらずじまいで終わってしまい、スキーのときに2回ほど使っただけです。保温力は抜群みたいで、スキー用に使ったら暑くて大変でした。ハードシェルと書いていますが、見た目と生地の感じからハードシェルの分類かなと思っているだけで、厳密にはどうだかよくわかりません。足の左右に腰から裾までのジッパーが付いており、立ったままでも着脱できる仕様であることと、スキーパンツによくあるような裾から雪が入るのを防止するスパッツ状のものが付いていること、生地がわりと厚めであることからハードシェルとして使えそうだと思ってますが、昨シーズンは使う機会はありませんでした。


9 冬用パンツ: ノースフェイス バーブパンツ
=> これはいい買物をしたとおもっているパンツです。以前にも記事にしてますので、詳しくは以前の記事をご参照ください。伸縮性があり、防風性、撥水性とも非常に優れています。ベンチレーション付きなので、登山時に汗蒸れを解消することもでき、すこぶる快適です。シルエットも細めでスマートに見えるなど、お気に入りアイテムのひとつです。


10 アンダータイツ厚手: イズミヤPB グッドヒート

グッドヒート1

グッドヒート2

=> 厳冬期になるとCW-Xは防寒性能がいまひとつということもあって、購入したものです。CW-Xのようなテーピング機能はありません。自分はCW-Xの効果を感じないため、テーピング機能は必要でなく保温性能だけあれば十分です。たまたま立ち寄ったスーパーで売っていたので、買ってみました。イズミヤは関西圏が主力のスーパーですが、関東にも数店舗あるみたいです。プライベートブランドの製品で、グンゼの製造です。旭化成のサーモギアという吸湿発熱素材を使っており、とっても暖かです。縫い目はフラットシーマ加工といって、縫い合わせが平らになるように仕上ているので、着心地もいいです。裏地が起毛されているので、肌触りもよく冬山の防寒アンダーウェアとしても十分使えると思います。


11 アンダータイツ薄手: ワコール CW-X もらいもの
=> 人気のカラーデザインのタイプではなく、無地の地味なやつです。生地も光沢感のないものなので、本当にCW-Xかと思うほどですが、ちゃんとタグが付いています。生地素材のせいなのか、歩いていると多少ずり落ち気味になるので、膝の部分をきちんと合わせていてもいつの間にかずれてしまっていることが多く、テーピング機能が効果を発揮していないようです。好天時の冬山登山であればアンダーはこれでも十分ですが、風が強かったり極寒時は防寒性能の点ではやや劣る感じです。


12 ソックス薄手: グンゼの発熱素材5本指ソックス
=> ソックスについては、2枚履きするのがいつものスタイルなので、インナー用として購入しました。あまり足に大汗をかかないほうなので、高級なドライ素材のものでなくてもいいだろうということで選びました。イトーヨーカドーで売っていたものです。グンゼのボディワイルド製品で、吸湿発熱素材だと書いてありました。素材は100%化学繊維です。気になるようなこともなく、普通に快適です。


13 ソックス厚手: ウール素材のソックス
=> 2枚履きのアウター用には、基本的にウール素材の厚手ソックスを愛用しています。このソックスはスキー用にずいぶん昔に買ったもので、ブランド品ではありません。繊維が細くてチクチキしないので気に入っています。4足を使いまわしていますが、だいぶへたれてきたのでそろそろ買い替え時です。


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