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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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写真で巡る北アルプス -雲ノ平の庭園編-

北アルプスの最深部、黒部川源流に位置する雲ノ平は、のんびりと山旅を楽しむのに最高の場所です。雲ノ平には○○庭園と名づけらた場所がいくつもあり、それぞれ景観の特徴をよく現している名前がついています。今回は、各庭園の場所とその景観を写真でご紹介します。

まず、全体の位置関係を把握しましょう。

雲ノ平地図
名前に「奥」がついているところもありますが、基本的には三俣山荘側から見た順序でつけられているようです。名づけ親が三俣山荘のご主人だからということだと思います。なので、三俣山荘から黒部源流経由で入山することを想定した順序でご紹介します。なお、テント場上部にある祖父岳山頂へのルートが分岐するあたりを祖父庭園とよぶらしいのですが、特にこれといって庭園らしい雰囲気の場所ではないこともあり、ここでは割愛させていただきます。



日本庭園
日本庭園
黒部源流からの急登を登って最初にあるのが日本庭園です。7月下旬までは日本庭園の前後に大きな雪田が残っていることがあります。最初の大きな雪田を渡り、ちょっとした段差を登ったところが日本庭園らしいのですが、あまりはっきりとはしません。名前から想像すると、枯山水のような庭園が広がっているように思いますが、どちらかというと荒涼とした岩だらけの荒地という雰囲気です。雨の直後などであれば池塘などもできていたりして、池のある日本庭園的な雰囲気も無きにしも非ずです。ここからは槍・穂高連峰の眺めがよく、さしずめ槍穂高を借景にした枯山水の庭園といったところでしょうか。


スイス庭園

祖父岳分岐からハイマツの尾根の中をぐるっと遠回りして出てくる場所がスイス庭園の入口です。


スイス庭園
スイス庭園は、水晶岳を真正面に見る台地の突端に位置しており、スイスの山岳風景をほうふつとさせるその景観から名づけられたのではないかと思います。比較的平坦な場所なので、雨の後はあちらこちらに池塘ができて、その水面に映る逆さ水晶が見ものです。木道の突端にはテーブルとベンチが設置されており、休憩するのに最適な場所です。


スイス庭園からの眺め
眼下には水晶池や高天原も見え、

スイス庭園俯瞰
その向こうには薬師岳がどっしりと構えています。


ギリシャ庭園

テント場への分岐から雲ノ平山荘にかけて広がるのがギリシャ庭園です。


ギリシャ庭園
おそらく、草原の中に大きな岩が無数に転がっている様が、古代ギリシャの遺跡のように思えたのではないでしょうか。夏にはコバイケイソウの群落が咲き乱れる場所でもあります。


山荘前から見たギリシャ庭園
山荘から眺めると、ゆったりとした起伏を伴って広がるギリシャ庭園の背後に、祖父岳と水晶岳がそびえており、雲ノ平を象徴する風景です。秋の草紅葉の時期がおすすめです。


アルプス庭園

山荘の前を薬師沢方面に進んだところで、木道がT字型に分岐しています。左に上っていくと15分ほどで祖母岳山頂です。祖母岳山頂は平坦な広場のようになっており、ベンチとテーブルがあります。


アルプス庭園1
祖母岳山頂からは雲ノ平と水晶岳を一望できます。左右に長く稜線を伸ばす水晶岳と美しくなだらかな雲ノ平の様子が、アルプスの山々とその麓に広がる牧草地帯のような雰囲気です。コロンコロンと鈴を鳴らしながらヤギの群れが現れてもおかしくないような風景です。


アルプス庭園2
また、黒部五郎岳も草原の向こうに頭を出しているのがよく見えます。


奥日本庭園

奥日本庭園道標
アルプス庭園への分岐を反対方向に上ったところが奥日本庭園です。


P1010489_20120708020308.jpg
日本庭園は槍・穂高連峰が借景ですが、奥日本庭園は水晶岳が借景になります。


奥日本庭園2
また、薬師岳も見ることができます。周辺にはハイマツが多く、枯山水の庭園という雰囲気ではなくて、植栽をふんだんに使った庭園という趣です。道標のある場所にベンチとテーブルが設置されています。


アラスカ庭園

雲ノ平の西端にある庭園です。


アラスカ庭園1
針葉樹の森の中のやや開けた場所にベンチが設置されています。
遠くに水晶岳が見えますが、周囲の展望はとくにいいわけではありません。


アラスカ庭園2
針葉樹に囲まれた静かな場所です。その雰囲気がアラスカの針葉樹林を連想させることから命名されたのではないかと思います。薬師沢から急登を登ってきた場合は、初めての休憩場所になります。


奥スイス庭園

雲ノ平山荘前から高天原方面への分岐に入り、雨量計が設置されている丘を越えたところが奥スイス庭園です。


奥スイス庭園
この庭園はけっこう広範囲に展開していて、雨量計から岩だらけの場所を下ったあたりから、


奥スイス庭園2
さらに大きな岩をたどって30分ほど下ったところにある平坦な場所までを含めているようです。


P1010484_20120708020254.jpg
奥スイス庭園の道標は、丁度中間あたりにあるハイマツに囲まれた登山道の途中にぽつんと立っていて、ここが奥スイス庭園なの? と首をひねるような場所にあります。スイス庭園は水晶岳を正面に眺める庭園ですが、奥スイス庭園は薬師岳を間近に見る庭園です。





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