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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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シーズン初雪山は極寒だけど晴天でした: 那岐山 

2021年1月10日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 日帰り単独行 


今シーズン初の雪山登山に行ってきました。年末年始を上回る大寒波が来た週末でしたが、天気予報の雨雲の動きを確認すると、10日は那岐山あたりはほぼ雲がかからない予報になっていたので、連休で人が多そうだということがあるとはいえ、晴天の魅力には抗えず、那岐山に行くことにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: マムート アタカソジッププルAF
 ミドルレイヤ: マムート ライム プロ ジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート マサオジャケット
 インサレーション: モンベル ULダウンジャケット
 グローブ: モンベル ジオラインLWインナーグローブ
        ショーワ テムレス02ウィンター
        イスカ ウェザ-テック オ-バ-ミトン
 キャップ/ハット: マムート ストーニービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインEXP.タイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ブレスサーモウール 極厚パイルソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL
 ヘルメット: なし
 アックス: なし


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登山天気の予報では、気温は標高1000mで9時に-7度ぐらい、風速は6~7m/秒となっていて、結構寒そうだということで、アッパーに中綿入りジャケットを選びました。マムート ライム プロ ジャケットはユーズド品で、定価約3万円のものを8,000円ほどで手に入れたものですが、あまり使用感もなくかなり程度のいいものでした。ただし、保温力が結構あり、天気も予報ほど寒くはなかったため、登り始めてすぐに脱ぐ羽目になりました。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




三連休中日の那岐山ということで、登山者が多くなるのは目に見えていました。そこで、できるだけ早く登山口に着けるように頑張って早起きしたのですが、5時半起きの予定が6時になってしまいました。それでも、この時期はまだ日の出前ということで、6時半に家を出てもほぼ真っ暗です。


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家を出て岡山市内を走っているときは、車の外気温度計は-1度を指していたのですが、岡山市北東部に隣接する赤磐市に入ると、6時45分時点で気温は-7度でした。岡山県南部でこんな気温を経験するとは予想したことはありませんでした。さすがに、内陸部に入ってくると一気に気温が下がります。


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8時近くになって、奈義町に入ってくると、前方に那岐山が見えてきました。麓はまったく雪はありませんが、山頂付近はたっぷり雪があるようです。


8時頃那岐山登山口に着きましたが、道路から入ってすぐの駐車場のは2台車があっただけでした。林道に雪はなかったので上の駐車場まで行ってみると、こちらも5台ほど停まっていただけで、楽々車を停めることができました。


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8:26 準備を終えて出発です。ハードシェルはバックパックに入れて、今回デビューのライム プロ ジャケットで行くことにしました。家から出るときにすでに着ていて、暖房のきいた車の中でもとくに暑くもなかったので、この分なら行動中もあまり暑くなることはなさそうだと思ったからです。


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登山口あたりからうっすらと雪が出てきました。


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8:35 B/Cコース分岐は、右のBコースへ進みます。まだそれほど混んでいないとはいえ、出発するころにはすでに駐車場が満車になっていたので、このあと多くの登山者が登ってくることは明らかです。一番メジャーなCコースは人が多くなる可能性が高いので、BコースからAコースを経由して登ることにしました。


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ところが、橋のところまで来ると、前方に1組の登山者がいて、後ろからもどうやら別のグループが来ているようで、むしろBコースのほうが人が多かったのではないかと思えるような状況にちょっとがっかりでした。


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橋を渡ったところにある小さな瀧は、少し凍結していました。


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8:48 歩き始めて15分も経たないうちに暑さで頭に汗をかき始めてきて、このまま行くと大汗をかいて大変なことになるので、名木城への遊歩道分岐でライム プロ ジャケットを脱ぐことにしました。しかし、下にはドライレイヤーとベースレイヤ-しか着ていないので、そのままでは寒すぎて行動できません。なので、ハードシェルジャケットを着ていくことにしました。保温力はほとんどないハードシェルジャケットですが、ほぼ無風なので問題なさそうです。なお、雪はそれほど凍結していなかったので、クランポンは付けずに行くことにしました。


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着替えを終えて登っていくと、木々の向こうに晴天の那岐山が見えました。このまま下山まで晴れが続けば最高です。


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9:27 五合目手前のAコースへの分岐点に着きました。到着直前に先行していた2人組と、着替え中に追い抜いていったグループがBコースのほうへ行くのが見えたので、迷わずAコースへ行くことにしました。


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Aコース方面へは、単独の足跡が付いていただけで、どうやら登山者は一人だけのようです。


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9:36 林道に出ました。


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林道に出たところで温度計を確認すると、気温は-6度でした。気温は極寒レベルですが、風がないので山シャツにハードシェルという組み合わせでも歩いている限りでは寒さは感じません。


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9:45 休憩するつもりだったAコースとの合流点が日陰になっているのが見えたので、陽射しのある林道で休憩していくことにしました。日差しがあるとじっとしていても保温着を着なくても寒くありません。街なら気温10度でも寒くて震えているような服装ですが、なぜ-6度で寒くないのか不思議です。


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9:52 Aコースに合流します。


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途中でスノーシューを装着中の先行者を追い越すと、埋もれかけのトレースが残るだけになりました。次第に傾斜が増してクランポンなしでは難しいかと思いましたが、表面は柔らかくても下はしっかりと締まっていたので、問題なく登っていくことができました。


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稜線が近づいてきたようなので、ここらで休憩もかねて着替えておくことにしました。


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トレースの脇にタコつぼを作って、荷物を下ろし、一度暑くて脱いだライム プロ ジャケットに着替えました。稜線に出ると風も強くなるだろうし、きつい登りもなくなるので、もう暑くなることはないはずです。


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ついでに、指先がめちゃくちゃ冷たくてつらかったので、オーバーミトンを装着しました。グローブは、インナーグローブとテムレスという組み合わせで、昨年正月の八ヶ岳天狗岳で使えたので問題ないはずですが、この日はやたら指先が冷たくて困りました。着替えでグローブも脱着していたので指先が冷えてしまったようです。


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10:52 八合目を過ぎると、ほぼ平坦に近い道になり、稜線まで上がってきたことがわかります。


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トレースはあるものの、やはり雪が深く柔らかいので、ときおり踏み抜くこともありました。それよりも、青空がなくなって曇り空になってしまったことのほうが気になります。


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鳥取側からの登山道と合流します。このあたりが一番雪が深く、歩きにくかった区間です。


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11:05 Bコースとの合流点までくると、いきなり人の多い登山道になりました。見える範囲に4組ほどの登山者がいて、すっかり休日の人気の山という状況です。わかっていたことなので、仕方がありません。


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Bコースと合流してからは登山者が多いためトレースはしっかりとしていて、ごくたまに踏み抜くことがある程度で、楽に登れました。陽射しも戻ってきて、青空ものぞき始めました。


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真っ白な霧氷もありましたが、極寒で降雪があったわりに期待していたほどのボリューム感はありませんでした。


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それでも陽射しが当たると、純白に輝く霧氷の美しさは格別です。


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那岐山山頂が見えました。2013年12月にBコースから登った時にこのあたりであまりの雪の深さに撤退した記憶がよみがえります。今回も大寒波到来の直後なのでもしかして似たような状況かもと思ったりしましたが、まったくそんな雰囲気はありません。



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11:28 山頂です。結局、クランポンさえ付けずに登ってきました。お昼時には少し早かったためか、山頂はそれほど混雑していなくて、3つあるベンチのうち1つが空いていました。


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とりあえずベンチに荷物を置いて、自撮りしておきました。


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続いて、展望を楽しみます。歩いてきた東方面は雲がかかっていて展望はありません。


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西には最初黒い雲がかかっていて展望はありませんでしたが、次第に雲が取れて滝山も見えるようになりました。


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北の方もそれなりに展望がありましたが、大山や蒜山は雲に隠れていました。


一通り展望を楽しんだら、ランチタイムです。せっかくベンチが空いていたのですが、さすがに山頂は風があってじっとしていると寒すぎます。登ってくるときに、山頂の東側手前の鞍部あたりが風もなく寒くなかったので、そこまで戻ることにしました。


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50mほど戻ったあたりで、南側の展望が広がっている場所で風のあまり当たらないいい場所があったので、トレースから5mほど外れたところでタコつぼを作りました。ちょうど笹原の上だったらしく、歩いて行ったら大きく踏み抜いてしまったので、それを利用して深さ50㎝ほどのタコつぼを楽に作ることができました。


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今日のランチはケーキドーナツとカフェラテです。ランチというよりもおやつという感じですが、行動食みたいなものなので、簡単に食べられてすぐにエネルギーになる甘いものでも十分です。ドーナツはおにぎりと違って冷たくならないので、雪山で食べるのには最適です。


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陽射しが出て、座っているすぐ横にある立ち木の霧氷が輝いてきれいでした。


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ランチ後、下山の準備です。下りはCコースで行くつもりですが、凍結によるスリップダウンを想定して念のためクランポンを装着しました。


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12:17 雲が切れて陽射しが降り注ぐ山頂目指して出発します。


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山頂まで戻ってくると、先ほどよりも展望が広がっていました。北方面も、遠くのほうまで見えるようになっていました。


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山頂を越えて、避難小屋のほうへ下ります。


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三角点峰の手前の鞍部に、わずかですがシュカブラができていました。


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12:33 三角点峰からCコースを下ります。それなりに人は多かったものの、いい天気になって良かったです。


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12:58 大神岩を通過します。


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13:18 林道に出てきたところで、休憩をとります。ここまで降りてくるとさすがにライム プロ ジャケットが暑くなって汗ばんできたので、再びハードシェルジャケットに着替えます。ついでに、もう雪はなくなるので、クランポンも外しておきました。


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林道から下り始めると予想通り雪はなくなりました。こんなところを爪の長いクランポンで歩いたら歩きにくいうえに爪が摩耗するばかりです。早めに外しておいて正解でした。


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13:35 登山口まで戻ってきました。駐車場まであと少しです。


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13:38 駐車場に戻ってきましたが、それほど車は減っていません。出発が早かったので、早めに下山することができたようです。


シーズン初で新年初の雪山でしたが、寒さはそれなりながら天気が良くて楽しむことができました。今シーズンは年末年始の遠征ができなかったので、これからその穴を埋めるべく雪山を楽しみたいと思います。

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| 2021年1月 那岐山 | 17:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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