ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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冬の名残:伯耆大山 vol 1

2011年4月3日 鳥取県大山町 伯耆大山・弥山(標高1709.4m)日帰り山行

 4月に入ったというのに再び冷え込みが厳しくなった最初の日曜日。3月30日には積雪もあったとの情報をネットで見つけ、雪も締まっているだろうから伯耆大山の宝珠越ルートで剣が峰に挑戦してみることにしました。

 3日の午前3時、車を出そうとしてまずいことに気がつきました。なんとブレーキランプが点灯しません。左右同時にバルブ切れなんてありえないと思い確認してみると、やはり問題なさそうです。それならヒューズ切れだろうと確認してみるも、やはり問題なしです。走行に支障はないにしても、追突の危険性があります。それにしてもいつから切れていたのか。最近、夜に乗っていなかったので、もしかしたら結構前からだったのかも。出がけにこういうことがおきるのはよくないことの前触れのような気もして、出かけるべきかやめるべきか悩んでみたものの、それほど交通量が多い道でもないし、後に車が来たら急ブレーキを踏まないように注意することにして出発しました。

 南光河原駐車場についたのは、午前6時30分です。天気予報は午後から晴れるとのことで、大山には雲がかかっていました。早くから登ってもどうせガスの中だし、睡眠不足で眠気が出てきたので、少し仮眠をとりました。1時間ほど眠ってから空を見ると、やっぱりすっきりしません。ガスの中の剣が峰アタックはやばそうだし、朝のこともあるので、今回はおとなしく夏道ルートで登ることにしました。

駐車場
 8時10分に駐車場を出発。

登山口
 登山道入口からまだ雪がたっぷり残っています。

一合目
 2月に来た時はすっかり雪に埋もれていた1合目の道標も、しっかり文字が読める状態です。さすがに積雪量はだいぶへったようです。雪はしっかりと締まっており、つぼ足でもほとんど潜ることはありませんでした。

二合目
 8時47分、二合目に着きました。このあたりから雪の締まり具合がさらに増して、ほとんど凍結路面の状態です。すでにクランポンを装着してもよさそうな雰囲気ですが、それほど傾斜はきつくないし、滑って歩きにくいというほどでもないので、もう少し先まで進んでみることにしました。

折れた枝
 登山道には雪の重みで折れたらしい木の枝がたくさん横たわっていました。先月まではこうした枝も雪が覆い隠していたのでしょう。

三合目付近
 3合目あたりから傾斜が急にきつくなり滑りやすくなってきたので、ちょっと平坦な場所を見つけてクランポンを装着しました。

五合目
 9時49分、五合目に到着です。空には相変わらず雲が垂れ込め、ユートピア小屋のあたりから上はガスの中です。

山ノ神
 五合目にある山の神様も雪が取り払われて顔を出していました。

雪面の亀裂
 北壁下部の雪面を見ると、大きな亀裂ができていました。これから気温が上がってくると、雪崩れるかもしれません。

六合目付近
 五合目で休憩しているとき、単独行の男性が元谷方面からスキーで登行してきました。彼は登山道をそのまま登って行こうとしましたが、さすがに傾斜がきつい上に雪面が固くて大変だったらしく、板をはずすとザックにくくりつけて徒歩で登りはじめました。しかもスキーブーツのままで! まあ、つま先が折れ曲がるタイプのブーツだったので、いわゆるアルペンのブーツに比べればかなりましですが、こちらは登山靴に10本爪クランポン、あちらはスキーブーツといういでたちで同じ道を登っていくのですから、おかしなものです。

北壁
 五合目を出発し、樹林がそろそろ切れるところで北壁を眺めると、山頂部にまとわりついていたガスはかなり少なくなり、北壁がクリアに見えるようになってきました。ユートピア方面から剣が峰へと続く尾根もかなりはっきりと見えるようになり、これならあちらに行ってみても良かったかもと、少し後悔の思いも。まあ、出がけによくないことがあったことを考えると、今日は安全優先に徹したほうがいいと思うことにしました。

七合目付近
 6合目避難小屋が雪に埋もれていたらしくて発見できなかったためどの辺りにいるのかよくわかりませんが、ブナの森林限界を超えて吹きさらしの尾根に入ると、雪面はかなりかちかちの状態です。とはいえ、クランポンの爪は心地よくさくさくと雪面を捉えるので、滑る心配はありません。

石かご
 途中、石かごが露出しているところもあり、雪が少なくなっていることを実感しました。

八合目
 八合目には11時2分に着きました。

別山
 別山の岩壁はすっかり雪が落ちて、黒々としたエッジがその存在を主張しています。

頂上台地
 急傾斜の登りが終わり、頂上台地の一端に立つと、広大な雪原が広がっていました。日当たりのいい頂上台地ですが、わずかにキャラボクの群生などが見えているところがあるものの地面の露出はみあたらず、たっぷりの積雪があるようです。風もいっそう冷たさを増してきました。ここにはまだ冬の名残が濃厚です。

vol 2に続く



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| 2011年4月 伯耆大山 | 11:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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