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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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登山口が見つからず森をさまよう:  角ヶ仙その2 


2020年6月7日(日) 岡山県鏡野町 角ヶ仙(標高1153m) 日帰り単独行 


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9:49 展望台を素通りして、先に進みます。少し平坦な道があったものの、すぐに急登の階段になりました。


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久しぶりにギンリョウソウを見ました。


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10:07 急登の階段を超えると、その後はなだらかな尾根道となり、標高950mの小ピークにつきました。


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木々が邪魔ですが、隙間から角ヶ仙が見えました。この小ピークでバックパックを下ろして立ったまま小休止をとりました。背中が結構汗で濡れてしまいましたが、バックパックを下ろすとわずかな風がひんやりと背中をクールダウンしてくれて快適でした。虫もいないし、気持ちよく休憩をとることができました。


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10:15 小ピークを出発します。ここからはいったん小さな鞍部に向けて下ります。


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鞍部を越えると、すぐに階段の登りが始まりました。しかし、展望台を過ぎてからは偽木の階段になったおかげで、階段がちゃんと機能していて歩き易くなりました。


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登山道脇にタニウツギらしいピンクの花が咲き始めていました。青空を背景にすると、花のピンクが映えます。


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標高990mの尾根に出ると、ようやく前方に角ヶ仙が姿を現しました。


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標高1000mを越えたあたりからすこし傾斜がきつくなってきます。道はほぼ直登です。


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尾根の真ん中に巨岩が立ちふさがっていて、登山道は左から巻いて行きます。

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大岩を通過すると、きつい直登が始まります。空がよく見えるので山頂は近そうですが、この直登がけっこう大変でした。階段のなごりがたまにありますが、ほぼ消滅していてフラットに足を置ける場所はほとんどありません。


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しかし、振り返ると背後に泉山がどっしりと構えているのが見え、なかなかの絶景です。


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山頂の見えない急斜面を登りきってさあ山頂だろうと思っていたら、まだまだ先でした。かなりがっかり。それでも最後の急坂を黙々と登ります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:50 もくもくと急登をこなして、広場が見えたと思ったら山頂でした。誰も居ない静かな山頂です。


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ひとまず山名板といっしょに自撮りしておきます。


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展望は、南西方向だけひらけていましたが、ほかは木に邪魔をされて展望はありません。これなら、少し下の登山道からの眺めのほうがよかったなと思います。西の方に大山が見えているはずでしたが、なぜかそれらしい山を見た記憶がありません。なにか別の山と勘違いしていたのか、それとも物理的に見えていなかったのかよくわかりません。


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あまり展望に恵まれていないので、休憩をかねて早めのランチタイムにします。ジャムパンと消費期限が迫ってセール価格になっていたアミノバイタルゼリーに、いつものカフェオレで簡単に済ませます。最初は日陰にハイキングチェアーを出して座っていたのですが、黒い小さな虫がやたら頭のまわりを飛びまわってうっとおしいので、日向に移動しました。しかし、なにもかわりません。最後の手段として、自作虫除けスプレーを頭や耳、首筋あたりにたっぷり散布すると、突然虫がいなくなりました。虫除けスプレーの効果が絶大でした。アブやブヨのようなしつこい吸血虫でなかったのでしょう。


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11:24 カフェオレを飲み干したところで、下山開始です。下山は、南尾根を経由して周回コースで戻ります。しかし、入口がけっこう笹に覆われていて、最初見たときはやめようかと思いました。笹が低くてトレースが見えないほどでもないし、先行者がおそらくこのコースで下山しているはずなので、問題ないだろうということで行ってみることにしました。


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笹藪対策にグローブも装着していざ出発。


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そこそこ展望があるものの、笹薮の激下りが続きます。きつい道が嫌いな人は、素直にピストンで戻るほうが確実に楽です。


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11:42 笹や樹木の背丈が高くなってきて、トレースもわかりにくいし展望もなくなってくるしで、全然楽しくなくなってきました。その上、激下りはいっこうに緩む気配を見せません。


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11:49 森の中に入ってもあいかわずの激くだりで、笹も藪化してくるしでうんざりしていましたが、ようやく明確なトレースが見えました。傾斜も一気に緩んで、やっとのんびり歩くことができそうです。


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しばらく緩い尾根道を下ると、植林帯の中の道になりました。しかし、途中から間伐で伐採された木が林床に放置されてトレースを隠してしまっているところが時々あり、次第にトレースがわかりにくくなってきました。


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12:01 地形図で道が左へUターンしている場所まで下りてきました。正面にピンクテープがあり、その先にトレース痕は見当たりません。


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とはいえ、左手を見るとがっつり枝葉をつけた倒木が横たわっていて、こちらにもトレースを見つけることができません。もちろん右方向にもトレースらしきものはありません。地形図で確認すると、左へUターンした後、また右へUターンして、結局今いる尾根の下に戻って来るだけのようです。なら、まっすぐ下ってもよさそうですが、この先はけっこう傾斜が増しているみたいで、ちょっと手こずりそうだし滑落すると面倒なことになりそうです。ということで、とりあえず、正面よりは傾斜が緩そうな左の斜面を下ることにしました。


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立木を利用しながら左手の斜面を下っていくと、少し上のほうにピンクテープが撒いてある木があり、どうやら地形図の登山道に復帰したようです。


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下り始めるとすぐに黄色いテープみつかり、正しいルートにいるようです。


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上に見える斜面が、まっすぐ下りようとしてやめた斜面です。下れないほどではありませんが、そこそこの急斜面です。


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この急斜面の下で、林道に出合いました。


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この林道を下っていけばいいのかと思いましたが、林道の先を見ると上りになっています。GPSで確認してみると、こんなところに林道の記載はありません。地形図では、右ではなく左へ進み、すぐに右へ曲がって下っていくように道が記載されているので、この林道を右へ行くのは明らかに間違いです。しかし、左方向にはもう林道は無く、倒木があったりして道があるようにも思えません。


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林道上で思案していると、左下の木に赤テープがぶら下がっているのが見えました。さらにその下の離れたところにテープが撒いてある木が見えました。どうやら、ここから左下へ下りるようです。地形図で確認してみると、すぐ下の谷筋を越えて、もうひとつ奥の谷筋を下っていくようです。


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テープのぶら下がっている木のそばを通過して谷へ下ります。


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奥の谷のほうへ向かうと、流れの向こうにカツラの大木がありました。おそらく、このカツラの向こう側を右へ下っていくのだと思われますが、ここで流れを越えるのは難しいので、すこし下流のほうへ移動しました。


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倒木が道をふさいでいましたが、下をくぐります。


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倒木をくぐったところから、左下の谷に下りていくトレースらしきものがあったので、ここで対岸に渡りました。


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対岸に上がったところに古いオレンジテープあり。


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その先に、まだ新しいパンダデザインの布テープ。この布テープは上のほうでも見かけたので、どうやら正しいコースのようです。このあたり、上の植林帯の中のピンクテープの場所から、カツラの大木の下で流れをわたるところまではテープナビも少なく、トレース痕もわかりにくいので、道迷い要注意です。


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小さな流れに沿って下っていきます。


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12:16 無事に舗装された林道にでました。


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12:22 6分間の林道歩きで、管理棟前の駐車場に戻ってきました。登山口が見つからずに最初にうろうろしてしまった時間を差し引けば、約3時間の行程でした。


ちなみに、帰る前に正しい登山道を確認しておきました。


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管理棟の少し下の道沿いに、ちゃんと登山口の道標がたっていました。しかし、左手からカエデの枝が覆いかぶさりぎみで、ちょっとわかりにくい状態になっているため、うっかりしていると見逃してしまうかもしれません。


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しかも、道標のすぐ先に「広場」と書かれた大きな看板がたっていて、こちらのほうに注意が向きがちです。僕もこの看板は見た記憶があるので、どうやらこちらに気をとられて登山口の道標を見落としてしまったようです。で、登山口はこの広場の奥にあります。車は広場に乗り入れ可能なので、広場に停めておけばよさそうです。


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広場の奥から登っていくと、炊事棟の脇を抜けていきます。


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炊事棟の向こう側に、角ヶ仙の道標があり、その先から右上に道が続いていました。


ということで、角ヶ仙の登山口は、「広場」の奥にあるので、地形図や管理棟前の案内図を信用しないようにご注意ください。

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| 2020年6月 角ヶ仙 | 18:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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