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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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山の上だけ悪天候: 蓼科山その2 

2020年1月3日(金) 長野県茅野市 蓼科山(標高2531m) 日帰り単独行 


正月休みが明けて7日から仕事始めでしたが、7日から10日までの4日間が怒涛の仕事ラッシュでした。通常の倍の仕事量で、4日連続で朝から夕方まで出ずっぱりというのはめったにありません。一体全体どういうことなのでしょうか。年明け早々アホみたいに仕事してんじゃねえといいたいところです。おかげでせっかくの晴天の土曜日は疲れて早起きすることができず、洗濯してから部屋で映画を見たり動画を見たりのだらけた週末を送る羽目になってしまいました。もっとも、西日本の山には雪がなく、山に行くモチベーションもなかったので、当然の週末というべきかもしれません。


というわけで、動画を見るのも飽きたので、蓼科山のレポの続きをアップしておきます。



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10:40 2013mの三角点ピークでの休憩を終えて、再び山頂を目指します。暑かったので、休憩のときにハードシェルは脱いでしまいましたが、ソフトシェルだけで全然問題ありません。


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10分ほど歩くと、幸徳平という場所がありました。場所としては、地形図の2156mピークを越えたあたりです。確かに地図で見ると平坦な広い尾根のような場所ですが、たくさんの木が生えていて広々とした雰囲気はありません。


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標高2200mあたりから再び岩ゴロの急斜面が始まりました。大汗をかかないようにゆっくりと登りますが、しばらくすると汗をかきやすい頭からやはり汗が流れ落ちます。


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休憩してクールダウンするために立ち止まって振り返ってみると、雲の高さがだいぶん近づいてきた感じです。麓は日が差していて明るいというのに、山の上だけ悪天候という状況です。


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登っていくと、だんだんガスっぽい感じになってきました。風も出てきて、木々の上のほうでざわざわと梢が揺れる音が大きくなってきました。


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11:39 森の様子が変わってきました。今までは木の枝に雪が積もっているという状態でしたが、このあたりから上は木全体が白くなっています。標高は2400mあたりになります。


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標高2400mが近くなってくると、枯れ木の森に変わりました。雲の中に入って来たらしく、視界も白くかすんできました。風も徐々に強くなってきました。そろそろ森林限界に達するので、強風の吹きつける悪天候のコンディションに対応できるようにしておく必要があります。


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11:52 山頂下の岩ゴロの斜面が見えてきました。森林限界まであと少しなので、登山道脇の小さな平地を見つけて、服装を整えました。風通しのいいニットのビーニーでは汗で濡れた頭が風で冷やされて痛くなってきたので、バラクラバを装着し、ハードシェルも着てフードをかぶりました。雪は深くないので、クランポンに付け替えるのはやめてチェーンスパイクのままで行くことにしました。


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気温を確認すると、意外にもマイナス5.5度と登山口のあたりとあまり変わっていません。この温度なら、グローブはオーバーミトン+テムレス02ウィンターのままで大丈夫だろうということで、ソロイストに変更するのはやめました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:05 森林限界を突破して、岩ゴロの山頂下斜面に出ます。


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道標にえびのしっぽが付着しているとおり、風は強く吹いています。背中から強風を浴びながら岩ゴロの道を進みます。


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直接山頂に向かうのかと思いきや、ぐるりと巻くように道がついていて、南西から上ってきて、山頂の北東にある蓼科山頂ヒュッテ前に着きました。風は南西から吹いていたので、ここまで来ると山の風下になって森林限界を突破した直後に比べるとかなり弱くなっていました。


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山頂はここからUターンするように左後方に進みます。



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12:19 トレースがすこし不明瞭でしたが、特に迷うこともなく山頂に着きました。ガスで何も見えないし、風で寒いしで、感動も何もない登頂です。


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とりあえず、記念の自撮りをしてさっさと山頂ヒュッテに引き返しました。


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山頂ヒュッテは休業中です。小屋の隅なら風が当たらず休憩にいいかなと思っていましたが、ロープで立ち入りが規制されていたので、道標の近くにあった岩に座って休憩することにしました。風はありますが、バックパックを背負って背中を向けていればそれほど寒いということもなかったので、短時間の休憩なら大丈夫でした。


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ランチタイムですが、行動食で簡単に済ませます。


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12:33 わずか5分に満たない昼休憩を早々に切り上げて、下山にかかります。


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岩だらけの何もない山頂下の斜面ですが、ガスで視界が悪いとはいえ、ロープや鎖は見えているので、迷うことなく下山することができました。


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森林限界より下に戻ってくると、風が木々にさえぎられて急に弱くなりました。急斜面をひたすら下ります。チェーンスパイクのままですが、滑ることもなく全然問題ありませんでした。


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13:08 登りで休憩した2013mピークで、もう一度休憩しました。暑くなって来たのでハードシェルを脱ぎ、バラクラバも外しました。


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休憩を終えて下っていると、陽射しが出てきました。感覚的に天気が回復したように感じますが、もともと麓のほうは晴れていたので、晴れているところに戻って来たというだけです。


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ところが、登山口も近くなって来た頃にふと振り返ってみると、なんと山頂が見えているではありませんか。写真ではわかりにくいのですが、木々の向こうに富士山のような円錐形の山頂部が日を浴びて白く輝いていました。マジかっ!と思いましたが、いまさら登り返すこともできません。あきらめて歩き出して、少し下ってもう一度振り返ったら、もう山頂は雲に隠れて見えなくなっていました。ほんの数分間程度の晴れ間だったようです。


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蓼科山が見えたときは、となりの北横岳も見えていました。


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最後の急坂を下ります。


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14:03 登山口に戻ってきました。


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14:05 登山口でチェーンスパイクを外し、アスファルト道を歩いて駐車場まで戻ってくると、車はかなり減っていました。往復で約5時間の行程でした。登り3時間、下り2時間とおおむねコースタイムどおりですが、休憩時間を除くと30分ぐらい早かったかなという感じです。


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茅野市街に近いあたりまで下りてきて信号待ちで蓼科山を振り返ると、やっぱり山頂付近は雲に隠れていました。あの晴れ間は本当に貴重な晴れ間だったようです。


諏訪湖畔の片倉館で温泉に入ったあと、岡山に向けて出発しました。

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| 2020年1月 蓼科山 | 21:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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