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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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紅葉には早かったが美しい森を堪能:  男三瓶山その2 

2019年10月20日(日) 島根県大田市三瓶町多根 男三瓶山(1126m) 単独日帰り 


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10:10 山頂でしばらく晴れるのを待っていましたが、いっこうに晴れる気配がないので、ひとまず子三瓶山方面に下ってみることにしました。もともと今回の目的は紅葉した三瓶山の風景を撮影することなので、山頂にじっとしていても仕方がありません。


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山頂から階段を下ると、山頂よりもさらに広い平坦な場所になっていました。茶色になり始めたススキが一面に広がっているのですが、ガスは相変わらず視界を閉ざしたままです。


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ススキは近くで見ると黒っぽい色に変色していて、秋になって枯れ始めたというよりもなにか病気にかかったような雰囲気でした。


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山頂から5分で西ノ原方面への分岐があったので、ここから左の室ノ内池方面に向かいます。


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分岐を過ぎると、道は急に藪っぽい雰囲気に変わりました。


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10:21 ずっと平坦だった道が急にがけっぷちで行き止まりのようになっていました。末端にベンチが一脚設置されていて、道は左へと下っていました。


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ベンチのある場所から左へ曲がると、道は急傾斜の下りになっていました。しかし、その先はガスの中に消えています。下っていけばガスも薄らいでくるのでしょうが、紅葉しているはずの山頂直下のあたりはガスに隠されて見えそうにありません。となりの子三瓶山まで行ったとしても、ガスに半分隠れた男三瓶山をみても仕方がありません。ベンチに座ってしばらく考えた結果、紅葉もほぼ期待できそうにないので、子三瓶山方面に下るのはやめました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:30 山頂まで戻ってきました。山頂のガスは心なしかさっきよりも濃くなっているように感じます。


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若干人が少なくなっていたので、登って来たときにスルーした北の原展望台に来てみたものの、やっぱり展望は皆無でした。


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展望台の近くには、三瓶山頂神社もありました。


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なぜか囲いつきの三角点が設置されています。


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10:35 残念ながら天気予報には裏切られたようなので、あきらめて下山することにします。下山は名号コースを下ることにしました。このコースを下れば、もともと女三瓶山から下るコースに合流するので、そこからは予定していた中国自然歩道経由で姫逃池コース登山口に戻ることができます。


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ガスの中に消えていく長い階段を下ります。


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階段を下りきったところで分岐があり、左が名号コースで、右は女三瓶山に行く稜線のコースですが、右は通行禁止になっています。ただし、この先に避難小屋があるためか、ここには通行禁止の看板などはせっちされていません。せっかくなので、避難小屋を見て行くことにしました。


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分岐のすぐ先にあった避難小屋は、思っていたよりも大きく立派なつくりでした。


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中に入ると6畳ほどの板土間と同じぐらいの広さの板間になっていて、状態はきれいでした。はしごがありますが二階はないので、収容人数はせいぜい10名が限界かなという感じです。外に別のドアが1枚あり、トイレがあるのかと思いましたが、鍵がかかっていたので、トイレがあるのかどうかは不明です。あったとしても使えないのならないのと同じ。


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分岐に戻って、名号コースを下ります。



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分岐のすぐ先に案内板が設置されていて、男三瓶山と女三瓶山をつなぐ稜線のコースが通行止めになっているので、名号コースを下って登り返せば女三瓶山に行けるという案内図が描かれていました。しかし、そんなめんどくさいことをする人がどれほどいるのかわかりません。


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歩き始めてすぐに、銀明水という道標が出ていました。


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しかし、その道はすっかり草薮に埋もれていて、ほとんど利用されていないようです。


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登山道沿いに赤く色づいた低木がありました。黄色か茶色の黄葉がほとんどなので、赤色がひときわ目を引きました。


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下り始めてすぐに傾斜が急になり、木の根が出ていたり、大きくえぐれた段差があったりで、けっこう大変な道になってきました。登って来た姫逃池コースと比べると、かなりタフな道です。


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標高1050m付近ではそこそこいい具合に色づいている木々も見られました。


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ナナカマドの実が真っ赤に色づいていました。


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ガスでかすんでいますが、ブナの黄葉がきれいでした。


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標高900m付近まで下りてくるとすっかり緑の森になってしまいましたが、大木が多いすっきりとした気持ちのいい森なので、気持ちのいい森林浴をしながら歩くことができました。


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立ち枯れの大木はコケが分厚く覆い、キノコがたくさん生えていました。


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標高700mあたりは、シデ林になっているようです。シデという樹種はあまりよく知らないので、少し勉強してみようと思います。


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11:32 女三瓶山から下ってくる道との合流点に着きました。右手すぐのところにトイレもあります。名号登山口方面の左へ進みます。この分岐から中国自然歩道の分岐点までの森がなかなかいい雰囲気でした。林床の下草や低木が少なくすっきりとしていて、大木が広い間隔で生えていて、その間をうるさくない程度に細い木々が埋めていて、原生林というわけではないみたいですが、自然の状態に近い生命力にみなぎる森のような感じがありました。


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登山道の近くに年代を感じさせる巨木もありました。


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おそらくケヤキだと思いますが、幹周は5~6mはありそうです。


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こちらもケヤキと思われる巨木です。登山道のすぐ近くにありました。


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下るにつれてやや林床がうるさい感じになってきましたが、巨木・大木がならぶきれいないい森でした。大きく息を吸い込むと、なにか力が体の中にしみわたるような気にもなります。標高1200mにも満たない三瓶山の麓にこんないい森があったとは知りませんでした。


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11:49 中国自然歩道の分岐点です。右へ下って名号登山口から戻るほうが楽だと思いますが、せっかくなので左の中国自然歩道を通って戻ることにします。


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分岐からは緩やかな上り坂になりました。


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中国自然歩道だけあって、途中にいろいろと解説が書かれた看板が設置されいて、いい勉強になります。


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進むにつれて傾斜がきつくなり、次第に疲れと空腹感が強まってきました。


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名号登山口に下らなかったことを少し後悔し始めた頃、堰堤で対岸に渡る場所まで来ました。


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お昼が近いこともあってほとんどシャリばて状態になっていたので、堰堤をわたったところで何か食べようと思ったのですが、どうやら姫逃池コースとの合流点まであと少しのようです。それなら、姫逃池コース沿いの東屋のある広場でランチにしたほうがいいので、あと少し我慢することにしました。


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12:16 姫逃池コースに戻ってきました。右に少し下れば東屋のある広場です。


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東屋の広場は誰もいませんでした。東屋の中にはテーブルがないので、奥に見えているテーブルのあるベンチでランチにしました。


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今日のランチは坦々麺とカルパスです。


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おいしそうに出来上がりました。いただきます。ごちそうさま。


12:57 お昼休憩で25分ほどゆっくりしてから、駐車場まで一気に下りました。広場から駐車場までは15分ほどでしたが、疲れていたためか、うっかり駐車場に着いたときの写真を撮り忘れてしまいました。


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駐車場を出て西ノ原経由で帰ろうと西へ車を走らせていると、男三瓶山が見えました。相変わらず上の方はガスの中で、あきらめてとっとと下山して正解でした。


山行時間は約4時間で、標高の割りにけっこう疲れました。おそらく朝早く起きて、3時間のドライブをして来たせいもあるのでしょう。残念ながらきれいな紅葉を見ることはできませんでしたが、全然予想していなかった美しい森を歩くことができてかなり満足感のある山行となりました。


帰路は西ノ原を経由して三瓶温泉に立ち寄りましたが、温泉の駐車場がいっぱいだったので、そのまま帰りました。

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| 2019年10月 三瓶山 | 22:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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