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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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一部廃道と化した中国自然歩道: 駒の尾山その3 

2019年9月7日(土) 岡山県西粟倉村大茅 駒の尾山(1280.5m) 単独日帰り 


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大海里山への分岐から先は、大海里山の西側を等高線に沿って迂回するルートなので、道はほぼ平坦で歩きやすく、崩落したり草に埋もれたりしているところもなく、本来の中国自然歩道らしい良く整備されたハイキングコースといった雰囲気でした。


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12:34 大海里山への分岐から15分ほどで大海里山南側の鞍部に着きました。ここにはベンチが1脚設置されていたので、座って休憩をとりました。この鞍部は、大海里山と駒の尾山の間にある鞍部で、地形図では東西に下る道がある十字路になっているはずですが、東側の千種町へ下る道の道標はあるものの、西側のダルガ峰林道に下る道の道標はなく、それらしいトレースもありません。少し下に草に埋もれた道のように見えなくもないところがありますが、どちらにしても廃道と化しているようです。


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休憩を終えて、駒の尾山への登りに取り掛かります。地形図を見ると、なだらかに30mほど登った後に、標高差50mほどのやや急な登りがありますが、それを過ぎれば緩やかな尾根筋なので、楽に行けそうです。


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やや急登になったものの、階段が設置されていて、あまり苦労せず登ることができました。


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急登を登りきって尾根末端の小ピークに出ました。ここから先は尾根歩きです。


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道の両側が背の高い笹薮になったと思ったら、前方に避難小屋が見えてきました。


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13:01 避難小屋前で後山からの縦走路と合流します。駒の尾山山頂は右へ少し行ったところにあります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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13:04 駒の尾山山頂に着きました。誰もいないかと思っていたら、男女ペアの登山者が休憩中でした。お邪魔虫にならないように、ストーンサークルの反対側に行って休憩です。


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北側には、高原状に木々がまばらになったダルガ峰と、その右手前に大海里山と思われるピークが見えました。大海里山はどうせ展望のないピークだろうと思っていたのですが、ここから見る限りでは、東側に開けているようなので、東の展望はありそうです。なので、帰路は大海里山経由で行くことにします。


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ところで、大海里山やダルガ峰のずっと奥に、このあたりではぬきんでて高い山が見えます。扇ノ山でもないしなんていう山だろうと気になって、帰宅後に調べてみたら、どうやら標高1388mの東山(とうせん)という山のようです。中国地方第4位の高峰なのに無雪期に登る道がないという謎の山ですが、最近は南側の林道鞍部から1時間ちょっとで登ることができるようです。大茅スキー場の北にある若杉原生林から中国自然歩道で東山登山口となる鞍部まで行けるので、縦走してみるのもよさそうです。


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さて、遅い時間ですがランチタイムです。今日は、高速道路のPAで買って来たおにぎりです。山陽道備前ICから北上し佐用経由で来たのですが、初めて通る道ということでコンビニがあるかどうかわからず、万一のためということでPAの売店で購入したのですが、佐用市内でローソンが2件もあったので心配しすぎでした。


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御嶽山でハイマツの藪漕ぎで汚してしまったファイントラック クロノパンツですが、洗濯してもやはり松脂の汚れは完全には落ちませんでした。まあ、山で履くものですから汚れるのは当たり前で、気にする必要はありません。


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食後に、大山が見えるかどうか石の上に立って周囲を見渡してみましたが、良く晴れているものの雲が多く、空気も若干かすんでいるため、大山はまったく見えませんでした。風がけっこう強くて、雲がかなりの勢いで飛んでいきますが、そのぶん日影の無い山頂にいても暑くないので助かります。


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13:33 30分のランチ休憩を終えて、下山開始です。


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笹原の道を避難小屋へと下ります。前方に見えているのが船木山と後山です。


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避難小屋前の分岐を、来た道である左へと入ります。


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大海里山との鞍部に向けて下ります。写真は、急登だった場所の途中で、倒木が道をふさいでいたところですが、脇を通過できたので問題なしでした。


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13:57 駒の尾山と大海里山の鞍部まで下りてきました。往路と違って、岐路は大海里山のピークを経由して帰るので、直進です。


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山頂まで0.3kmとなっていますが、明確なトレースは無く、やや不安が残る道です。


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とりあえず、分岐からまっすぐ登っていきますが、徐々に傾斜がきつくなり、上のほうはちょっとした崖のような状態になっているようです。右から巻くか左から巻くか考えながら登っていくと、なんとなく左にトレースらしきものがあるように見えたので左に行ってみました。しかし、どうやら人が歩いた気配がありません。


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右のほうはどうだろうかとよくよく見てみると、ロープが設置されているのが見えました。どうやら右から巻くのが正解だったようです。


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ロープの助けも駆りながら、そこそこ急な崖っぽいところを登っていきます。


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傾斜がゆるくなるとススキの原になり、今度はトレースを探しながら進んでいきます。


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ちょっとした細尾根に出ると、トレースも少し明瞭になってきました。


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14:08 尾根を抜けた先はススキの原になっていて、そこが大海里山の山頂でした。なお、地形図には大海里山の表記はなく、三角点の記号と標高が記されているだけです。


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三角点も設置されています。


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駒の尾山から見たとおり、東側の展望が開けていました。


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東南方向には後山も見えています。


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長居は無用ということで、一通り展望を楽しんだらすぐに下山です。山頂から北に向かって進みます。


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しばらくは尾根伝いに進みますが、すぐに右手方向に下ります。トレースが不明瞭でわかりにくいので道間違いに注意です。もっとも、間違って直進しても、下った先に中国自然歩道があるので遭難騒ぎになることはないでしょう。


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緩やかな鞍部を過ぎて小ピークに差し掛かると、マンネンスギ群生地なので迂回するようにとロープと注意書きが設置されていました。小ピークがマンネンスギの群生地になっているようです。迂回といってもちょっと外側をまわるという程度で、すぐに小ピークの反対側に戻りました。


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小ピークの先はトレースもわかりやすい緩やかな下りです。


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14:19 中国自然歩道と合流しました。往路で見かけた大海里山分岐点です。


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大海里山とダルガ峰の間にある鞍部からは、往路で歩かなかったダルガ峰西側を巻く中国自然歩道を通って戻ることにします。


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大海里山西側の道と同様に楽な道かと思いきや、一部崩落箇所があり、やや面倒でした。


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道の状態も、ぬかるみあり、えぐれた場所ありで、あまり歩きやすいとはいえない状態でした。しかもそこそこ傾斜もあります。これなら、ダルガ峰経由のほうが歩きやすいかもしれません。


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14:29 ダルガ峰北の分岐点に着きました。ここから先は往路を戻るだけです。


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往路で、ダルガ峰北側の杉林の中で迷った場所に、杉の枝でおせっかいながら印を作っておきました。赤矢印の直進は×、左に進めという意味ですが、わかる人にはわかるかな。ハイキング客だったらそもそも気がつかないかもしれません。


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往路で見かけた避難小屋に立ち寄ってみたのですが、鍵がかかっていて入れませんでした。利用する人がいないのか、中で悪さをされたのかわかりませんが、避難小屋として使えなければ無意味です。まあ、林道まですぐなので、困ることはないのでしょう。


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14:46 ダルガ峰林道に出ました。休憩なしでそのまま大茅スキー場への下山口へ急ぎます。


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大茅スキー場への下山口で、少し休憩をとりました。


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アミノバイタルリフレッシュチャージというのは、初めて飲みましたが、すっぱいレモン味が疲れた体に染みました。


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さあ、ここからあの廃道と化した道を下らなければいけません。すでに5時間が経とうとしているので、そろそろ疲れてきましたが、最後に気の抜けない区間があるので、気を引き締めて行きます。


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写真もほとんど撮らずに、無心に下り続けます。


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草に埋もれかけた階段で足を引っ掛けたり滑ったりしないように気をつけながら歩くので、精神的に疲れました。


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怪しいトレースの区間が終わり、ようやく林道に出てきましたが、この道もぼこぼこに荒れているし濡れていたりするので油断は禁物です。


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湿って滑りやすいコンクリートの上を下っていると、一度ズルッと滑りました。幸い転倒はしなかったものの、濡れた岩にめっぽう弱いマムート テトンGTXでこういう道を下るときは要注意です。


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橋が消えていた渓流を渡り、再び荒み放題の林道を下ります。


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水が流れて濡れているところでは、慎重に小さい歩幅で歩きました。


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15:45 ようやくスキー場に出てきました。あとはゲレンデを下るだけです。


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出発時には誰もいなかったキャンプ場ですが、ファミリーキャンプ客が1組テントを張っていました。品川ナンバーの車だったのでちょっとびっくりでした。まさか、東京から来たわけではないんでしょうけど。


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15:52 下山完了です。5時間弱のトレッキングでしたが、2週間ぶりということもあり少し膝が痛くなり始めていました。幸い、悪化する前になんとか下りてくることができて良かったです。

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| 2019年9月 駒の尾山 | 18:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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