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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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一部廃道と化した中国自然歩道: 駒の尾山その1 

2019年9月7日(土) 岡山県西粟倉村大茅 駒の尾山(1280.5m) 単独日帰り 


9月に入ったというのに、思っていたほど仕事が減りません。消費税増税で暇になると予想していたのに、どうしたわけなのでしょうか。とはいえ、新規着工の配筋検査は減っているので徐々に少なくなってくると思われますが、いまのところ前年並みの状態なので暇というほどではありません。


不思議に思っていたら、今日理由がわかりました。瑕疵担保保険の検査を行っている取引先の検査員が退職などで減ったので、一人当たりの検査数が増えたというのが理由でした。この先着工件数が減ることが予想されるので、当然今の段階で検査員の補充はないでしょうから、しばらくはあまり暇になりそうにありません。9月はせっかく連休が2週続くのに、はたして遠征する余力があるかどうかビミョーなところです。


さて、9月7日の土曜日に、駒の尾山に登ってきました。以前、岡山県の最高峰 後山から尾根伝いに縦走して登ったことがあるので、初めてというわけではありません。とはいえ、同じルートで登っても面白くないので、今回は北のタルガ峰からの縦走路を歩いてみることにしました。


出発は、西粟倉村の大茅スキー場です。ここからダルガ峰を経由して駒の尾山まで中国自然歩道が通じています。なんとなくがっつり登る気分ではなかったので、ゆるりと気持ちのいい縦走路をのんびりと歩きたいということで、よく整備されていてあまりきついところがなさそうな中国自然歩道ならまさにどんぴしゃだろうということで決めたわけです。


ところが、予想を遥かに超えた状況になっていた中国自然歩道にけっこう体力を削られて、考えていたよりもがっつり疲れてしまいました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスドライジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: ファイントラック クロノパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


IMG_3719.jpg
酷暑が戻って来たので、暑さ対策のウェアリングで行きました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




map20190907komanoosan01.jpg
まず最初に困ったのが、登山口がどこかよくわからなかったことです。地形図では、大茅スキー場の中からと、スキー場の少し手前から2本のルートが記されていますが、手前のルートの入り口あたりには登山口を示すような道標などは見当たらなかったので、スキー場から登ることにしました。


しかし、大茅スキー場の入口まできても中国自然歩道の入口を示すものが見つからず、とりあえずスキー場の中に入ってみると、ゲレンデを登っていく舗装路があったので適当に登っていくと、ゲレンデ途中にある大茅オートキャンプ場につきました。オートキャンプ場らしい整備された区画が道沿いにいくつかあり、一番上の区画に車を停めました。このキャンプ場は有料らしいのですが、10時前に着いたときはゲレンデ下にある管理棟らしき建物に人の気配がなく、下山して来たときも相変わらずだったので、とくに何も言われませんでした。


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改めてグーグルマップで観ても、キャンプ場内はもちろんスキー場内にも一般の駐車場らしいものはなく、一番左の茶色の屋根の建物の横に4台分の駐車場があるだけです。ネットで調べてみたところ、どうやら道の駅あわくらんどの2階に管理会社が入っていて、キャンプサイトの利用申し込みなどはそちらでやっているそうで、現地の管理棟は無人になっているようです。


ということで、知らなかったとはいえ本来はキャンプ場利用者しか駐車してはいけない場所に停めてしまったようです。幸い、下山して来たときもキャンプ場利用者は3組しかいなかったので問題はありませんでしたが、登山利用の場合は、ゲレンデ内の適当なところに停めるしかなさそうです。


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10:14 駐車場所を出発します。といってもどこへ行けばいいのかわからないので、とりあえず上に見える建物のほうへ行ってみます。


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白い建物はトイレでした。茶色の建物はなんだかわかりません。トイレはキャンプサイト利用者向けのトイレなので、水洗トイレになっていて利用可能でした。


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トイレの横から左上の木の奥に案内板らしいものが見えたので、確認しに行くことにしました。


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案内板の近くまで来ると、道標があるのが見えました。どうやら中国自然歩道の入口のようです。


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道標を見ると、予想通り中国自然歩道と記載されていました。ダルガ峰まで2100Mとなっています。


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隣には目的地である駒の尾山までのルート図もありました。この時点では、中国自然歩道として整備されているルートだから、ハイキング気分で楽にのんびり歩けるだろうと気楽に考えていました。


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道標とルート図のある場所から、スキーゲレンデをまっすぐ登っていきます。この右手にも階段状にキャンプサイトが整備されていて、車で上がってくることもできるようです。


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キャンプサイトがあるうちは道も草の生えていないきれいな状態でしたが、キャンプサイトが終わるとその先はいきなり草ぼうぼうの状態で、とても中国自然歩道という名前がついている道とは思えません。


GPSで確認してみると、地形図に描かれている道はゲレンデの端の谷沿いについているようで、今いる場所よりももっと右手になります。


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ということで、少し戻ってキャンプサイトの一番上で右に入る道(写真だと左)があったので、そちらに入ってみました。


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ところが、右に入っていくと道は谷沿いの給水施設らしいところで行き止まりでした。地形図によると谷に沿って上がっていく道があるはずですが、トレースらしいものは見当たりません。ただ、谷沿いに木々が生えていて、その下は草がなく歩きやすそうです。


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そこで、とりあえず給水施設の横から上がってみることにしました。


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道なき道を上っていくと、先ほどの草ぼうぼうの道らしいものと合流し、その先に道標がありました。結局、素直に草ぼうぼうの道を上がっていけばよかったわけで、余計な回り道をしてしまいました。中国自然歩道なんだからきちんと整備された道に違いないという思い込みに惑わされたわけです。しかし、これはまだ序の口だったのです。


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きれいな渓流に沿って上っていきます。


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10:28 コンクリート舗装された林道に合流しました。地形図に描かれているスキー場手前から入ってくるもう1本の登山道がこの林道のようです。


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コンクリート舗装の道になって、ようやく楽に歩けるなと思いながら上っていくと、なんだかずいぶん荒れている状態になってきました。たまたまこのあたりだけ舗装が傷んでいたんだろうと思いながら上っていきます。


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しかし、さらに状況はひどくなってきました。さっきまでは舗装されたコンクリートがはがれて少し道がえぐられた程度でしたが、こんどは深さ1mぐらいまでごっそりと道がなくなっています。


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工事途中で放置されたのかと思えるような状況の道が続きます。


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ついには、怪獣でも出現したのかと思えるようなめちゃくちゃな状態になってきました。


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そして、もはや道というよりも荒地といったほうが早い場所まで来ると、その先に道はありませんでした。


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土石流でも発生したのか、道がごっそり消えて、深さ5mぐらいありそうな滝つぼの前で道は消えていました。滝の向こう側には道が残っていて、道標が立っているのも見えます。


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先に進むためには上流側から巻いて川を渡らざるを得ません。伐採された木々が苔むした状態で乱雑に折り重なっているのを慎重に越えて、上流のほうへと進んでいきました。


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すぐに小さな堰堤が見えましたが、あれを渡るには足場が悪いうえに急傾斜の斜面を下りないといけないので、ちょっと無理そうです。


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そのすぐ先に川幅が狭く、立木もあり足場も比較的しっかりしている場所があったので、そこから下りて川を渡りました。


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道標のある場所で林道に戻ってきました。しかし、この先も何があったんだと思うようなぼろぼろの状態です。


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幸い、しばらく上っていくとようやく道がきれいな状態に戻りました。これでひと安心です。


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10:48 右手の斜面に階段がありました。道標も何もありませんが、立木に赤テープが巻いてあるし、GPSで確認してもどうやらここから右の尾根に上っていくようなので、この階段が中国自然歩道だと考えて間違いなさそうです。


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林道から階段を上って尾根に上がると、少し行ったところでトレースが消えました。尾根の傾斜が緩くなった場所なので木の階段も終わりました。しかし、最後の階段の先にトレースの痕跡すら見当たりません。2mほど前方の草に赤テープが結んであるものの、まっすぐ行けということなのか、曲がり角だという意味なのかわかりません。どちらかといえば右方向にトレースと見えなくもないという程度のものがあるので、とりあえず右に曲がってみました。しかし、その先はやっぱり草が生い茂るだけの状態です。あたりを見渡してみても、トレースらしいものは見当たりません。仕方がないので、さっきのトレースが消えたところまで戻り、前方に見える赤テープの方向に進んでみることにしました。


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草の中を踏み分けるようにして上って行くと、右手の草の中に埋もれかけた木階段を発見。トレースの消えたところからどういう風につながっていたのかわかりませんが、なんとか中国自然歩道に復帰することができました。


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その後も、微かなトレースと時折ある赤テープを頼りに斜面をジグザグに登っていきました。登って行くうちになんとなくわかってきたのは、中国自然歩道だけあってきつい直登箇所はないということ。登山ではなくハイキングコースというレベル設定らしく、比較的緩やかな斜面でも基本はジグザグの緩い傾斜の道になっているようです。なので、トレースがわからなくなっても、一番歩きやすそうなジグザグのルートを想定して行けば、おおむね正しい道をたどることができました。

つづく。

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| 2019年9月 駒の尾山 | 21:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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