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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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台風直前! つかの間の晴天狙いでアタック: 御嶽山その5 

2019年8月13日(火)~14日(水) 長野県木曽町 御嶽山(標高3067m) 小屋泊単独行 


13日の夜はトークショーが終わったらすぐに布団にもぐりこみ、19時30分ぐらいには就寝しました。天気予報では21時ぐらいから晴れるとのことだったので、2時か3時には起きて星景写真を撮りに行くつもりでした。


ところが、慣れない早寝のため10時ぐらいには目が覚めてしまいました。外はけっこう激しい雨が降り続いています。目をつぶってじっとしていればまた眠りに落ちるだろうと思っていたのですが、始め静かだった隣のおじさんが徐々にでかいいびきをかき始め、まったく眠れる環境ではなくなってきました。さすがにうっとおしくなったので、耳栓をして目をつぶっているといつしか眠りに落ちていました。


ところが、この耳栓が大失敗でした。3時にセットしていた腕時計のアラーム音にまったく気が付かずに、5時近くになってざわざわする気配でようやく目が覚めたのでした。窓の外を見ると、どうやら晴れています。2時ごろから晴れて星空が見えていたらしいので、完全に寝過ごしてチャンスを不意にしてしまいました。


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とりあえず、日の出の写真だけでも撮ろうとカメラを持って外に出てみたのですが。東の方向にはでかい雲の塊があって、どうも日の出の方角とかぶっているようです。


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日の出の時間になると、まさに雲のかたまりの向こうに太陽が昇ってきたようで、朝焼けも日の出もまったくみることができませんでした。なんだかツキのない山行だなと思いながらしばらく日の出の方向を見ていましたが、雲が移動する気配もないし、太陽が姿を現すこともありません。


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せめて朝日に染まる剣が峰でもと思って剣が峰を見ると、まったく陽射しが当たっていません。


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せっかく一眼レフを担いで来たのに、これでは持ってきた甲斐がありません。しょうがないので、小屋前にあった雷鳥とコーヒーカップの装飾を撮ったりしておしまいです。


部屋に戻り、朝食前に布団を片付けて、パッキングを済ませておきました。朝食は6時からでしたが、夕食と違って山小屋らしいオーソドックスな朝食でした。写真は撮り忘れました。メニューはご飯と味噌汁、一口サイズのおかずが数点でした。ふりかけが6種類ぐらいあったので、ご飯はおいしく食べられました。


朝食を終えると、すぐに小屋を出ました。7時出発の予定でしたが、30分ほど早く出発できそうです。


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外に出てみると、すっきりとした青空が広がって、陽射しも降り注いでいました。


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しかし、東側にはすでに大きな雲が壁のように湧き上がってきていて、この晴天はあまり長く続かないだろうと思われます。


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準備運動をしていたら、賽の河原がガスに飲み込まれ始めました。ちょっと早すぎるだろうと思いましたが、台風の動きが少し早まったのかもしれません。


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今日はシャツを着替えただけで、シャツ以外は初日と同じです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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6:38 二ノ池ヒュッテを出発します。幸い、賽の河原を隠していたガスはすぐに消えて、とりあえず摩利支天までクリアに見えています。ガスで視界が閉ざされてしまう前に、なんとか継子岳まで行きたいので、すぐに歩き出しました。


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賽の河原まで下ってきて、三ノ池乗越しへ登り返します。朝早いこともあり、途中でカップルの登山者とすれ違った以外は誰にも会いません。


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そそくさと賽の河原を通過しようと思ったら、前方に雷鳥発見。御嶽山で雷鳥に会えるとは思っていなかったし、しかも晴天なのでまったく期待もしていなかったので、すごく得した気分です。


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この雷鳥はどうやら母親らしく、雛を呼ぶ「クークー」というかわいい声で鳴いていました。近くでピヨピヨと雛の声も聞こえてきました。


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声のするほうを注意深く観ると、雛が3羽いるのがわかりました。それぞれ気ままに歩き回っているのでうまくまとめて写真に収めるのは難しいのですが、なんとか2羽が近づいたところでシャッターチャンスがありました。


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画質をSサイズにしてデジタル望遠をつかって拡大写真も撮ることができました。


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母鳥のほうは、地面との保護色が見事です。


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なんとなくですが、美人でまだ若いおかあさんのような気がしました。


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ケルンの上にわざわざ上がるのは、雛を確認するためなのか、それとも敵を警戒するためなのでしょうか。とにかく、このまま全部の雛たちが元気に育って欲しいものです。


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7:00 三ノ池乗越しに着きました。


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着いたとたんにガスが押し寄せてきましたが、幸いすぐに切れました。


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三ノ池乗越しからは、摩利支天乗越しを経由しないで五ノ池山荘へダイレクトに行ける巻道をたどるので、分岐を右に進みます。


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三ノ池側に下る前に振り返ると、ガスが切れて賽の河原の先に剣ヶ峰がきれいに見えていました。


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しかし、東側を見ると、大量のガスがどんどん湧き上がってくるのが見えました。どうやら時間との勝負になりそうです。


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三ノ池乗越しから急斜面の下りが始まります。三ノ池はガスでほぼ隠れたような状態です。


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巨岩が折り重なるように露出した急坂を下ってきて、見上げたところです。継子岳まで行ったら再びここに戻ってきてこれを登り返さなければいけません。


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道が半分崩落したような場所を越えて下ります。かなり傾斜のきつい場所なので、上からの落石に注意しながら早足で通過します。


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7:22 五ノ池方面と三ノ池方面の分岐に着きました。当初は五ノ池方面に向かい、最初に継子岳、そこから四ノ池、三ノ池と回って戻ってくる予定でしたが、遅くなるとガスが出て三ノ池が見えなくなってしまう可能性が高いので、最初に三ノ池に寄って逆周りで行くことにしました。


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分岐から三ノ池へ下ります。三ノ池の向こうからガスが湧き上がってきますが、さいわいにも池を覆い隠してしまうようなことはなく、池はずっと見えたままでした。


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下まで降りてきました。とりあえず、池のほとりまで行ってみます。


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白い鳥居の奥に真っ青な三ノ池が広がります。


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湖畔にはお地蔵さんがたたずんでいました。


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湖水の透明度はなかなかのものです。火口湖なので、魚も棲んでいないのだと思います。


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時折ガスが湖面まで下りてきて、霧の中にいるような状態になります。


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しかし、すぐに風に飛ばされてガスが湖面の上を滑るように消えていきます。その様子がなにか神秘的で見入ってしまいました。山上の池フェチの自分としては、かなりお気に入りの池になりました。


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鳥居のそばから振り返れば、三ノ池乗越しの東方にそびえるアルマヤ天が青空に鮮やかに見えていました。

つづく。


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| 2019年8月 御嶽山 | 22:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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