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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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岡山県7位なのに達成感なし: 花知ヶ仙 

2019年7月27日(土) 岡山県鏡野町上齋原 花知ヶ仙(標高1247.3m) 日帰り単独行 


花知ヶ仙(はなちがせん)は、岡山県で7番目に高い山になります。6位のギラガ仙は標高1247.6mでわずか0.3m高いだけですが、登山道がなく無雪期に登ることができないので、無雪期にも登ることができる山であれば、県下6位ということになります。


いままでなぜ登らなかったのかというと、登山口が標高960m付近の林道途中にあり、標高の割りに高低差が287.3mしかなく、県南の低山に登るのと変わらないからです。わざわざ時間とお金をかけていくほどのことでもないということで、まったく登りに行こうという気になりませんでした。


今回、登山口からではなくもっと下のほうからアプローチすれば、それなりの標高差になるから、トレーニングがてら登っておこうということで行ってみることにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: アクシーズクイン ウィンドストッパ―グローブ
 キャップ/ハット: マムート ランボールドアドバンスドハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ランボールドパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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ボトムスのランボールドパンツは、津黒山で着用したものではなく、2017年3月に好日山荘Webショップで購入したものです。サイズがEU48で少し大きかったのでもっぱら夏の普段着として使っていましたが、今回初めて山で使ってみました。ちなみに、津黒山で着用したランボールドパンツは、EU46Shortサイズで、ジャストフィットでした。


この日は蒸し暑い天候で、通気性のいい薄手の夏用パンツでもしっかり汗をかいてしまいました。津黒山でほとんど汗をかかなかったので少し期待していたのですが、やはりベンチレーションがないと熱気がこもってしまうのを避けることができないようで、腰周りや太もも部分がしっかりと汗で濡れてしまいました。本格的な夏山では、やはりベンチレーション付のパンツに勝るものはないようです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:56 当初は、林道が二股に分岐する遠藤杉母樹林群生地の看板前に車を停めるつもりでしたが、駐車スペースに水が流れ込んでぬかるんだ感じになっていたので、脱出できなくなる危険があるということで、少し戻った林道脇の駐車スペースに車を停めました。


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9:01 林道分岐点まで来ると、前方に背の高い遠藤杉の梢が見えます。分岐を右へ進みます。


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分岐のすぐ先に、車両通行止めの看板がありますが、鎖などの物理的な障害物はないので、車で進入することは可能です。この看板の前に駐車ペースがあるので、当初はここに停めるつもりでした。


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道の反対側には、遠藤杉母樹林群生地の看板があります。とはいえ、遠藤杉についての説明はなにもないので、どういう杉なのかさっぱりわかりません。


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林道の分岐までは、ところどころ路面が荒れている場所もありましたが、分岐を右折して奥に進んでいくと路面の状況はかえってよくなりました。


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9:06 分岐から5分ほど歩くと、林道の左右に広い駐車スペースがありました。左右でそれぞれ5台ぐらい停められそうで、地面もフラットでここまで来たほうが楽でした。これより奥へ行くと、路面がかなり荒れてくるので、車高の高い4WD車でないと登山口まで車で行くのは困難だと思われます。山と渓谷社の分県登山ガイド岡山県の山では、登山口まで問題なく車で行けるような書き方ですが、近年の林道の状況を調査しないまま昔の内容でそのまま改訂したのではないかと思われます。なので、実質的に花知ヶ仙登山はこの場所に車を停めて歩いていくことになると思います。


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振り返れば、遠藤杉母樹林が天を突くようにまっすぐ伸びています。


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9:12 さらに5分ほど歩くと、2台ぐらい停められそうな駐車スペースがありました。2WDの普通車で行けるのはここが限界です。


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その先では、こんな感じで道が掘れているので、オフロード車でないとやばいことになりそうです。


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9:30 分岐から30分で登山口に着きました。林道の荒れ具合からして、登山口の看板も壊れかけたような状況かと思っていたのですが、意外にも真新しいきれいな看板が設置されていました。



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9:35 登山口で5分ほどドリンク休憩をとって、登山道に分け入りました。


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登山道に入ってすぐに小さな沢を渡ります。


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沢を渡って少し登ると、登山道は右折します。右手の杉に赤テープが巻いてあるのですが、目線よりも高いところにあるので、下ばかり見て歩く癖のある人はうっかり見逃して直進してしまう危険性があり、注意が必要です。


右折すると小さな沢を渡り対岸を登っていくのですが、このあたりは道がぬかるんでいて滑りやすくなっています。


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9:39 標高1000mの鞍部に着きました。山頂まで600mと書かれた案内板が設置されています。


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案内板を過ぎると傾斜がきつくなります。緩やかな山というイメージがあったのですが、思いのほかきつい斜度にちょっとびっくりです。


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他に登山者がまったくいないうえにうっそうとした森の中を登っていくので、熊よけ鈴も鳴らしつつ、ときどきホイッスルを吹きながら登ります。


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登っていくにつれて傾斜はさらにきつくなってきました。ブナ林になって雰囲気は悪くありませんが、急登といってもいいほどの急傾斜で、ブナ林の様子をのんびりと楽しむほどの余裕はありません。


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登山道はよく整備されていて、笹が覆いかぶさってくるようなところはまったくありません。それなのに、まったく登山者がいないという事実が、いかに不人気の山であるかということを物語っているようです。



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立木にセミの抜け殻が残されていました。セミの抜け殻をみたのは、ずいぶん久しぶりのような気がします。


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登山道の傾斜がようやく緩んで来たようです。


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10:00 ようやく急登が終わりほっと一息つけるようになりました。鞍部からわずか20分しか経っていませんが、思いのほかしんどい思いをしました。単に体力が落ちているのか、寝不足で体調がいまいちだったのかわかりませんが、この程度で息が上がっているようでは、今年の夏は日本アルプスのテント泊縦走は厳しそうです。


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10:12 登山道の傾斜がゆるんでからもしんどさがとれず、ゆっくり歩いてようやく山頂に着きました。花知ヶ仙山頂は展望がないということは知っていましたが、これほどとは思いませんでした。がっかり感も強く、あまり登頂したときの達成感も感じられませんでした。


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唯一、北西方向だけわずかに駆り払われていて麓のほうまで展望があるにはあるのですが、この日は山頂付近にガスがかかっていたので、ほぼ展望はなしでした。


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ほかに誰もいないので、三脚を使って記念撮影しておきました。


北西方向に開けた場所に座って、展望のない風景を見ながら休憩をとりました。座って休んでいると、さすがにしんどさはなくなってきましたが、お盆休みの山行をどうするか考える必要がありそうです。考えてみれば7月ももう終わりなので、お盆休みまで10日ほどしかありません。いまさらトレーニングしても付け焼刃にしかならないし、どうしたものやらという感じです。


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10:32 あまり考えてもしょうがないので、さっさと下山して温泉に入ってかえることにします。


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山頂から7分ほど下ったあたりで展望が開けているところがありましたが、このあたりは周囲の山々もそれなりの標高があるので、あまり展望があるという感じではありません。せっかく登っても展望が良くないし、標高差も小さく達成感も感じにくいので、そのあたりが不人気の原因かもしれません。


現在、人形峠から高清水高原まで高清水トレイルが整備されていて、今年の秋には伯州山までつながるらしいのですが、どうせなら上齋原を基点として高清水高原から伯州山を経由して三国山、ギラガ仙、辰巳峠を経て、三十人ヶ仙、天狗岩、花知ヶ仙、三ケ上とつながり上齋原へ戻ってくる周回トレイルにすれば面白いのにと思います。


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急傾斜の登山道をスリップしないように慎重に下ります。


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10:52 標高1000mの鞍部を通過します。


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10:56 登山口まで戻ってきました。ここから先はだらだらと林道を下っていくだけです。


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林道を下っていく途中でお腹が減って来たので、買ってきたおにぎりを食べながら歩きました。ローソン名物悪魔のおにぎりの新作がまたでたようです。今度はうなぎのタレと山椒味だそうで、わざわざ「うなぎ不使用」と目立つように書かれています。味は悪くないのですが、やはりうなぎのこってりとした味がないと物足りない気がするし、主役のいない演劇みたいで味気なさ過ぎると感じます。ちょっと企画倒れかなというのが正直な感想です。


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遠藤杉母樹林帯の林道分岐のすぐ下あたりで、遠藤川を覗くことができる場所がありました。涼しげで透明な清流がとうとうと流れていました。この沢なら大きな滝や段差もないので、沢登りも楽で楽しそうな雰囲気です。


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11:22 駐車場所に戻ってきました。行って帰って2時間半の行程でした。標高差はおおむね417mでした。

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| 2019年7月 花知ヶ仙 | 15:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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