FC2ブログ

ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

GW登山第2弾 積雪期のみ登れる焼岳最高点: 焼岳南峰その1 

2019年5月3日(金) 長野県松本市安曇 焼岳(標高2455m) 日帰り単独行 


5月2日、塩見岳をめざしながらわずか2時間で撤退して鳥倉ゲートまで下りてきたのが、まだ朝の9時過ぎでした。どうしたものかと考えましたが、荷物を降ろしてしまうと腰の痛みは楽になり、動くのにどうやら支障はなさそうです。


であれば、最小限の荷物で登れる山に行ってみるかと、いろいろと考えました。


まず考えたのが、近いところで北沢峠から仙丈ヶ岳。長衛小屋はGWは素泊まりのみということなので、おそらく年末年始と同じように空いていると思われます。なので問題なく泊まれるでしょう。しかし、入山者は決して少なくないので、歌宿まで運行するバスはそれなりに混雑します。GWに公共交通機関を使わないといけない山はできれば避けたいということで、この案は却下。


それでは、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根はどうでしょうか。公共交通機関を使わずに登れて余り混雑しない上に営業小屋があって荷物が少なくてすむので、なかなかよさそうです。しかし、いまから行くとなると時間的に無理です。明日からということになると連休後半戦がはじまり、それなりに小屋も混雑するかもしれません。となると、泊まりが必要なコースは黒戸尾根に限らず避けたほうが無難そうです。


とすると、結局日帰りで行くしかないわけで、今日5月2日はあきらめて移動日として、3日と4日にそれぞれ日帰り登山をするというのが現実的です。もしも腰の調子が悪ければ、4日は登山しないで温泉でのんびり療養して帰ればいいだけです。


ということで、日帰りできてあまり混雑しなさそうな山として、前から登ってみたかった焼岳を目指すことにしました。


問題は、予備のアンダーウェアを持っていないことです。今回は塩見岳テント泊2泊3日の予定だったので、ウェア類は基本的に着たきりの予定でした。なので、軽量化のためにも着替えは持ってきていません。明日の登山だけなら今日着ているものをそのままでいいと思いますが、さすがにあさっては着替えたいところです。


幸い、シャツのほうは入山時の気温しだいで200番手だと暑いかもしれないので、選択肢として150番手のメリノウールシャツを余分に持ってきており、それを着ればOKです。タイツは、ドライレイヤーの上からはいていて直接肌に触れていたわけではないので、あさってはドライレイヤーを脱いで直接メリノウールタイツをはけばまあいいだろうということにします。パンツは、下山後の着替えがあるので、こちらは問題なし。


どうにもならないのが、ソックスです。もともと3日間はきっぱなしの予定なので、それでいいじゃないかという気もしますが、さすがに温泉に入った後にもう一度2日間履いたソックスを身に着けるというのは気が進みません。ウール素材なので臭いは問題ないと思いますが、気分的に嫌です。


というわけで、ひとまず松本の好日山荘によってソックスを購入し、他にセール品などでお買い得品があればついでに買ってもいいかということで、松本に向かうことにしました。


国道153号線で塩尻まで行き、そこからはナビの誘導に従って裏道を進んでいたのですが、好日山荘は松本パルコに入っているということもあって、中心市街地の混雑を避けて通るわけにはいきません。駐車場も探さないといけないし、長野まで来てわざわざ連休の市街地の混雑に入り込むなんてあまりにも馬鹿馬鹿しすぎると思い、上高地への途中にあるカモシカスポーツに行くことにしました。


ナビの設定を変更し、20分ほどでカモシカスポーツに着きました。アウトレットコーナーで使えそうなトレッキングソックスが600円という格安で出ていたので迷わずゲット。他には食指の動くものはなかったので、ソックスだけ購入して上高地へ出発。


新島々のコンビニで明日の朝とお昼用のパンを調達し、少し先にある竜島温泉せせらぎの湯でのんびりと温泉を楽しみました。この温泉、国道からそれて川の対岸の行き止まりの場所にあるためか、たまたま入った時間が少し早かったためかわかりませんが、比較的空いていていい温泉でした。休憩室では無料のお茶やジュースも飲めるようになっているし、食事もできるので、近くの道の駅で車中泊する場合にはお勧めの温泉です。


この日のお宿は、竜島温泉から少し上高地方面にいったところにある道の駅風穴の里です。18時過ぎに着き、隅っこのいい場所に車を停めて、塩見岳用に持ってきた食料で夕食をすませ、20時前には就寝しました。


5月3日の朝は3時半に起床。軽く食事を済ませ、着替えてから道の駅を出発。中の湯登山口まで約1時間のドライブです。


国道158号線をのんびりと走り、安房トンネル入口手前にある中の湯への分岐を入ろうとすると、ゲートが半分閉まっていて、なにやら張り紙が。この先凍結の可能性があるので冬用タイヤでと書かれていましたが、昨日から気温の高い状況が続いていて、今朝も氷点下まで下がるほど冷え込んだわけではないので、ノーマルタイヤでそのまま入りました。一応チェーンは積んでいるので、本当に凍結していてもなんとかなるし、凍結していたらそこから歩いてもたいした距離ではありません。


幸い、道は凍結していることもなく、登山口まで問題なく登ることができました。


IMG_2797_20190508222933661.jpg
車を停めて外に出てみると、背後に前穂高岳と奥穂高岳とその頂をつなぐ吊り尾根がきれいに見えていました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: バーグハウス メリノウール200クルーネック
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: モンベル トレールアクショングローブ
        モンベル OutDryオーバーグローブフィット
 キャップ/ハット: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4タイツ
 ベースレイヤ: バーグハウス メリノウール200タイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスグレイシャープロパンツ
 ソックス: ファイントラック メリノスピンソックスEXPレギュラー
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: バーグハウス ハイパー 22
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 ヘルメット グラビティリサーチ アルパインヘルメット
 ワカン: なし
 アックス: カンプ カシン Xライトアッズ
 クランポン: ペツル サルケンLLU
 テント: なし
 寝袋: なし
 マットレス: なし
 ハーネス: なし


IMG_2852.jpg
ほぼ前日の塩見岳登山の装備のままですが、バックパックは日帰りということでアタックザックとして使っているバーグハウス ハイパー 22に変更してます。


インサレーションも、ノースフェイス レッドポイントライトジャケットから予備としてもってきていたバーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケットに変更。ソフトシェルジャケットは不要と判断しておいていくことにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_2798_20190508222935750.jpg
6:12 焼岳に向けて歩き始めます。登山道には雪が残っていて、正面の雪渓から入り右方向に雪をたどる感じで進みます。


IMG_2799_20190508222936a89.jpg
登山口からすぐのところに火山活動に関する案内板が設置されていましたが、早く行きたかったので読まずにそのまま通過してしまいました。


IMG_2800.jpg
しばらく雪の残る水平な道を進んでいくと、雪のない急登がはじまりました。しかし、少し登ると再び雪が出てきて、雪道の急登になりました。


IMG_2801_2019050822293945c.jpg
30分ほどで傾斜がゆるくなり、あとは時折急なところがでてくるぐらいで、比較的楽な道になりました。


IMG_2802_20190508222940986.jpg
1972ピークの先で小さな鞍部に下ってからは、なだらかでだだっ広い森の中を進みます。標高2000mを越えたあたりで、正面に焼岳が見えました。


IMG_2804_201905082229428ce.jpg
7:24 焼岳の裾にある立木のない広場のようなところに着きました。出発して1時間弱が経っているので、ここで休憩をとることにしました。休憩がてら、これから取り付く焼岳への急登に向けて装備を整えます。アックス、クランポン、ヘルメットを装着し、風が強くなることを想定してフリースを脱いでハードシェルを着ておきました。



IMG_2805.jpg
休憩と装備を整えるためにかれこれ25分ほど費やしてしまいましたが、出発してすぐに目の前に見える穂高の峰々があまりにもすばらしいので、少しコースを外れて写真を撮りました。明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、西穂高岳が並び立っている姿は、壮観という二文字以外にこの風景を表現する言葉を思いつきません。西穂高岳は2908mの高さがあるというのに、奥穂高岳や前穂高岳とならぶとなんだか低い山に見えてしまい、奥穂高岳と前穂高岳の高さを改めて実感しました。どちらの頂にもまだ立っていないので、早く登ってみたいものです。

つづく。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング











関連記事
スポンサーサイト



| 2019年5月 焼岳 | 23:02 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

NEXT | PAGE-SELECT | PREV