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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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心臓ドキドキ! 積雪期槍尾根単独行: 伯耆大山槍ヶ峰その1  

2019年3月20日(水) 鳥取県大山町 槍ヶ峰(標高1689m) 日帰り単独行 


気がつけば前回2月24日に烏ヶ山に登って以来、1ヶ月が経とうとしています。3月最初の週末は下痢と嘔吐と腰痛で流れ、次の週末は仕事が忙しかったこともあって疲れて早起きできず、3週目の週末は仕事と天候で山に行けず。ということで、かれこれ1ヶ月近くも出かけないことになってしまったわけです。


3月20日は幸いにも天気がよく、仕事も入らなかったので、若干寝不足気味ながら早朝5時に起きて伯耆大山に出かけてきました。今回は、積雪期に一度登ってみたかった槍尾根経由で槍ヶ峰を目指すというルートです。時間や体力に余裕があれば剣ヶ峰まで行くことも考えていましたが、1ヶ月のインターバル後の登山でそこまでは無理だろうと思っていたら、やっぱり無理でした。



装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート メンヒ ロングスリーブ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート ソフテックグラナイトハイブリッドジャケット
 ハードシェル: なし
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: ノンブランド 防寒防水グローブ
 キャップ/ハット: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスグレイシャープロパンツ
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス
       ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 ヘルメット グラビティリサーチ アルパインヘルメット
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL
 アックス: カンプ カシン Xライトアッズ/ハンマー


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今回は新規購入したものはありませんが、初めて使用したものが3点。グローブと、インサレーションとアックスです。


1ヶ月ぶりの登山ということで、いくつか必要なものを忘れてしまうという失態を犯してしまいましたが、そのうちのひとつがグローブです。用意していたときに、バックパックから出してちょっと棚の上に置いたらそのまま忘れてしまいました。家を出て15分ほど経ったときに気がついて取りに帰ろうとしたのですが、そういえば車の中につみっぱなしにしている仕事道具のバッグの中に、未使用の防寒防水グローブがあったことを思い出しました。車を停めて確認してみると、ちゃんとありました。見た目はスキーグローブのようなもので、ホームセンターで購入したノンブランド低価格品ながらシンサレートの中綿入りなので、この時期に使うなら十分です。ということで、グローブを取りに帰るのはやめました。


インサレーションは、烏ヶ山でデビューしたものの結局使わなかったバーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケットです。今回の忘れ物にハードシェルジャケットもあったので、これがあって助かりました。今回、初めての着用で、なかなかいい感じでした。


そして、年末年始の塩見岳登山でデビューしたものの、アッズのほうだけストック代わりに使用したカンプ カシン Xライトですが、今回初めてアッズとハンマーをダブルアックスとして使用しました。シングルアックスと違って、急勾配の雪の斜面を上り下りするときの安心感は絶大です。滑落防止のビレイがないソロ登山で急勾配の斜面がある場合は、ダブルアックスにかぎると思いました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:37 快晴の奥大山スキー場を出発します。準備しているときに、帽子を忘れてきたことに気がつきましたが、予備も何もないのでこのままいくしかありません。ちなみに、スキー場はすでに営業終了になっていて、駐車場にはほかにバックカントリースキーに来たソロ男性の車が一台止まっているだけでした。


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大山パークウェイはまだ通行止めになっているので、ゲートの横から入ります。


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道路上にはほとんど雪はありませんでしたが、上っていくにつれて少しづつ雪が出てくるようになりました。


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途中のカーブのところでスキーの跡が見えていたので、ここからショートカットで入ろうかと思いましたが、健康の森までもうあまり距離もないし、道路のほうが歩きやすいということで、このまま道路を歩いていくことにしました。


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しかし、少し進むとけっこう雪が出てきました。しかも、一部融けた水が再凍結した部分があり、気づかずに足を乗せて危うく転倒しかけてひやりとしました。


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9:02 健康の森の入口に到着しました。結構雪が残っていますが、アスファルト表面に薄く残っているだけなので、夕方までにはかなり融けてしまいそうです。


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木谷はまだしっかりと雪が残っていて、ここから先は雪山の世界です。ワカンを装着しようかと思ったものの、少し歩いてみるとしっかりと締まっていてまったく沈まないので、そのまま進むことにしました。


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春の森らしく小鳥のさえずりがたくさん聞こえてきます。この鳥はおそらく模様からしてシジュウカラだと思います。日本野鳥の会のサイトではツーピーとさえずると書かれていますが、このときはなぜかちょっと舌足らずにスキー(好き)とさえずっているように聞こえて、なんだか癒されました。


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9:26 夏道だと小さな谷に出会う場所まで来ました。ベンチのある場所です。入口からずっとスノーシューの跡が続いているので、トレースをたどって先に進みます。ただ、この小さな谷は風の通り道になっていて、うえのほうから結構冷たい風が吹き降ろしてきます。今日は4月上旬の陽気になるという天気予報だったので、基本的に暑さ対策に重きを置いたウェアリングにしており、ちょっと寒さがこたえました。ハードシェルジャケットを忘れてきたことに、このとき初めて気がつきました。


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谷が北西方向にカーブしている手前のところまで来ると風の当たらない場所があったので、休憩していくことにしました。出発からほぼ1時間経過しているので、時間的にもいいタイミングです。休憩ついでにクランポンを装着しました。この先、キリン峠に登る尾根道になるし、すでにちょっとした斜面でも少し滑ったりするようになっていたので、そろそろ装着してもいいタイミングでした。ワカンをつけることも考えましたが、標高が上がれば雪ももっと締まってくるだろうし、傾斜もきつくなるし、ワカンは違うなと判断しました。



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休憩場所から30分ほど進んだあたりで、やたら多くのピンクテープが木の枝についている場所がありました。手前の2本以外に赤丸の箇所についているのですが、これはほんの一部です。これ以外にもそこらじゅうにピンクテープがつけられていて、妙な場所だなと思いつつ通過しました。


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ところで、文殊越から右手の尾根に乗るつもりでいたのですが、なんだか見慣れない広い谷にいつのまにか入っていることに気がつきました。


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そういえば右手の尾根がだいぶん高くなっています。文殊越のあたりでこんなに高いわけがないということで、ようやく文殊越をすっかり通り過ぎていることに気がつきました。


GPSで確認すると、すでに標高差で50mほど上にいます。先ほどのピンクテープがたくさんあった場所のすぐ手前のあたりが文殊越のようで、そうしてみると、あのテープは文殊越の場所を示すためにつけられたのかもしれません。


今から50mも下るのはさすがにめんどくさいので、少し下って登りやすそうな斜面から尾根に上がることにしました。

つづく。


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| 2019年3月 大山槍ヶ峰 | 18:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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