つかの間の晴れ間に輝く霧氷の森: 毛無山その2
2019年1月27日(日) 岡山県新庄村 毛無山(標高1218m) 日帰り単独行

なだらかになった尾根上のトレースを歩いていくのですが、踏み抜く回数が格段に増えてきました。雪の下が笹原なので、おそらく笹の上に積もった雪になっていて、つぼ足であるくと荷重が集中しすぎて雪が支えきれないのでしょう。とはいえ、それほど頻繁に踏み抜くわけではないので、とりあえず避難小屋まではそのまま行くことにしました。

登っていくにつれて霧氷の華が増えてきました。

青空をバックに白い霧氷をまとった枝が美しく輝きます。

いいタイミングで登ってくることができました。

いつ見てもきれいです。

美しい霧氷に惚れ惚れしながら進んでいきます。

13:05 避難小屋に着きました。扉は施錠されていて入れません。これでは避難小屋の意味がありません。どういう理由で施錠しているんでしょうか。

避難小屋の柱に設置されていた温度計は、2度を指していました。日が当たっていたので温度が高くなっているようです。体感的にはマイナス2度ぐらいはある感じです。
ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。


避難小屋でランチにするつもりでしたが、中に入れないので山頂まで行くことにしました。白くなった森を見ながら山頂を目指します。

山頂下の急傾斜は木々の下を抜けていくので、雪爆弾を食らう危険性があります。ジャケットのフードをかぶって、足早に通り過ぎました。

木々の下を抜けると、雪原になった斜面に出ます。この先がもう山頂です。

13:17 毛無山山頂です。山頂には2人組みの登山者が食事休憩中でしたが、他にはいませんでした。標柱もかなり下まで出ているので、積雪はあまり多くないみたいです。

大山方面は雲が多く、大山の姿はまったく見えません。日差しはあるものの、北風が吹いて結構寒いので、山頂でランチにするのはやめました。

来た道を10mほど戻ったところでトレースから外れて、木々の近くの吹き溜まりを足で雪をほって蛸壺のような休憩場所を作りました。深さ50センチ程度ですが、南斜面で日当たりがいいし、風もあまり当たらないので、座って休憩するには十分でした。
食事中に、ソロの男性がもう一人登ってきて、山頂で休憩していましたが、僕が食事を終えるころまでには先の2人組も含めていなくなっていました。
13:40 食事休憩を終えて、誰もいなくなった山頂にもう一度戻りました。余裕があれば白馬山経由で下山することも考えていましたが、白馬山経由で戻ると2時間近くかかるため、今から行くと16時ごろの下山になってしまいます。

白馬山方面の尾根を見ていると、北から雲が流れてきてすっかりガスってしまいました。ガスガスの尾根を下っても面白くないし、1ヶ月ぶりの山行で膝痛の心配もあるし、下山が遅くなりすぎるので、おとなしく来た道を戻ることにしました。

西毛無山方面も、同様にガスガスです。

下山の前に自撮りしておきました。

13:46 ガスに巻かれないうちに、下山します。ところが、下山を始めるといきなり踏み抜きまくりで、まともに歩くことができません。下りは重力加速度がつくので、上りで大丈夫だったところでも体重を支えきれないようです。できるだけドカッと体重をかけないようにストックで体を支えながら静かに下り、なんとか避難小屋までたどり着きました。

避難小屋前の踏み固められたスペースでワカンを装着しました。何年ぶりで使うのか思い出せないぐらい久しぶりのワカンです。

ワカンを装着したら、驚くほど踏み抜くことがなくなりました。時々ズブズブと潜ることはありますが、止まって足を抜くということはなくなったので、テンポよく歩くことができます。久しぶりに使ったこともありますが、ワカンの有効性を再認識しました。

尾根上から離れて急傾斜を下るようになると、段差の大きい踏み跡を下ることになります。ある程度踏みしめられたトレースなので、足が潜ることもなくわりと固めのトレースになっていて、次第に膝が痛くなってきました。

そこで、わざとトレースを外れてふかふかの新雪をズンズン下ることにしました。ワカンのおかげで大きく踏み抜くこともなく、やわらかい新雪がクッションになって膝痛を感じることもなく下れるので、下りはトレースを外れて歩くに限ります。

14:53 新雪を気持ちよく下ってきて、1時間強で駐車場前まで戻ってくることができました。

ほとんど車はいなくなっているだろうと思っていたのですが、意外にも出発時に停まっていた車がまだ数台残っていました。
気がつけば1月も終わりで、来週から2月です。今年は雪が少なそうなので、雪のあるうちにできるだけ多くの山に登りたいものです。

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なだらかになった尾根上のトレースを歩いていくのですが、踏み抜く回数が格段に増えてきました。雪の下が笹原なので、おそらく笹の上に積もった雪になっていて、つぼ足であるくと荷重が集中しすぎて雪が支えきれないのでしょう。とはいえ、それほど頻繁に踏み抜くわけではないので、とりあえず避難小屋まではそのまま行くことにしました。

登っていくにつれて霧氷の華が増えてきました。

青空をバックに白い霧氷をまとった枝が美しく輝きます。

いいタイミングで登ってくることができました。

いつ見てもきれいです。

美しい霧氷に惚れ惚れしながら進んでいきます。

13:05 避難小屋に着きました。扉は施錠されていて入れません。これでは避難小屋の意味がありません。どういう理由で施錠しているんでしょうか。

避難小屋の柱に設置されていた温度計は、2度を指していました。日が当たっていたので温度が高くなっているようです。体感的にはマイナス2度ぐらいはある感じです。
ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。


避難小屋でランチにするつもりでしたが、中に入れないので山頂まで行くことにしました。白くなった森を見ながら山頂を目指します。

山頂下の急傾斜は木々の下を抜けていくので、雪爆弾を食らう危険性があります。ジャケットのフードをかぶって、足早に通り過ぎました。

木々の下を抜けると、雪原になった斜面に出ます。この先がもう山頂です。

13:17 毛無山山頂です。山頂には2人組みの登山者が食事休憩中でしたが、他にはいませんでした。標柱もかなり下まで出ているので、積雪はあまり多くないみたいです。

大山方面は雲が多く、大山の姿はまったく見えません。日差しはあるものの、北風が吹いて結構寒いので、山頂でランチにするのはやめました。

来た道を10mほど戻ったところでトレースから外れて、木々の近くの吹き溜まりを足で雪をほって蛸壺のような休憩場所を作りました。深さ50センチ程度ですが、南斜面で日当たりがいいし、風もあまり当たらないので、座って休憩するには十分でした。
食事中に、ソロの男性がもう一人登ってきて、山頂で休憩していましたが、僕が食事を終えるころまでには先の2人組も含めていなくなっていました。
13:40 食事休憩を終えて、誰もいなくなった山頂にもう一度戻りました。余裕があれば白馬山経由で下山することも考えていましたが、白馬山経由で戻ると2時間近くかかるため、今から行くと16時ごろの下山になってしまいます。

白馬山方面の尾根を見ていると、北から雲が流れてきてすっかりガスってしまいました。ガスガスの尾根を下っても面白くないし、1ヶ月ぶりの山行で膝痛の心配もあるし、下山が遅くなりすぎるので、おとなしく来た道を戻ることにしました。

西毛無山方面も、同様にガスガスです。

下山の前に自撮りしておきました。

13:46 ガスに巻かれないうちに、下山します。ところが、下山を始めるといきなり踏み抜きまくりで、まともに歩くことができません。下りは重力加速度がつくので、上りで大丈夫だったところでも体重を支えきれないようです。できるだけドカッと体重をかけないようにストックで体を支えながら静かに下り、なんとか避難小屋までたどり着きました。

避難小屋前の踏み固められたスペースでワカンを装着しました。何年ぶりで使うのか思い出せないぐらい久しぶりのワカンです。

ワカンを装着したら、驚くほど踏み抜くことがなくなりました。時々ズブズブと潜ることはありますが、止まって足を抜くということはなくなったので、テンポよく歩くことができます。久しぶりに使ったこともありますが、ワカンの有効性を再認識しました。

尾根上から離れて急傾斜を下るようになると、段差の大きい踏み跡を下ることになります。ある程度踏みしめられたトレースなので、足が潜ることもなくわりと固めのトレースになっていて、次第に膝が痛くなってきました。

そこで、わざとトレースを外れてふかふかの新雪をズンズン下ることにしました。ワカンのおかげで大きく踏み抜くこともなく、やわらかい新雪がクッションになって膝痛を感じることもなく下れるので、下りはトレースを外れて歩くに限ります。

14:53 新雪を気持ちよく下ってきて、1時間強で駐車場前まで戻ってくることができました。

ほとんど車はいなくなっているだろうと思っていたのですが、意外にも出発時に停まっていた車がまだ数台残っていました。
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| 2019年1月 毛無山 | 21:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑