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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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朝夕、山間の渓谷などで役に立つハーフNDフィルター

最近、山の記事が続いたので久しぶりに写真関連の記事です。

CokinハーフNDフィルター
 あまり使っている人はいないかもしれませんが、ハーフNDフィルターというものがあります。レンズの前面に取り付けるフィルターとしては、プロテクトフィルターやPLフィルターがよく使われますが、そういうフィルターの一種です。名前の通り、フィルターの半分がNDフィルターになっているものです。

 NDフィルターというのは、サングラスみたいのもので、レンズに入ってくる光の量を減少させるフィルターです。渓流などの撮影で遅いシャッター速度が必要な場合、F値を大きくしたりISOを小さくすればシャッター速度が遅くなりますが、昼間だとそれでもあまり遅くならない場合があります。そういうときにNDフィルターをつけると、2段分とか3段分遅いシャッター速度になります。

 ハーフNDフィルターは、どういうときに使うかというと、空と地面の輝度差が大きいとき、日の当たる場所と日陰の場所をフレームの中に入れて撮影したい場合に使います。空や日の当たる明るいところにND部分が重なるように取り付けると全体の輝度差が緩和されるので、明るい部分が白飛びしたり、暗い部分が黒つぶれするのを防ぐことができます。

作例
 上の写真のように、夜明け前の明るい空と光が差さないくらい地面を撮影するようなときに効果的です。ただし、実際の輝度差は2段程度で納まることはまずありませんから、ハーフNDフィルターを使ったからといって、空も地面も同じような輝度で撮影できるというものではありません。あまり過剰な期待をするとがっかりするかもしれません。もしもそういう写真が撮りたい場合は、明部と暗部にそれぞれ適正露出の写真を撮っておいて、あとから合成してHDR写真にしたほうが満足できると思います。もっとも、コンテストではHDR写真はNGの場合もありますから、注意が必要です。

 ハーフNDフィルターにはレンズに直接取り付ける円形タイプと、アダプターを介してレンズに取り付ける角型タイプがありますが、どうせ買うのであれば角型にすべきです。というのも、明るい部分が構図の中で常に半分になるとは限らないからです。角型タイプだと、レンズに対してND部分がかかる割合を自由に調整することができますから、明るいところが多めであって少なめであっても割合に応じた設定が可能になります。ただし、アダプターもフィルターも大きいのでレンズフードを取り付けることができなくなります。そのため、状況によってはハレキリをしなければなりません。

 私が使っているのは、ケンコーが取り扱っている「Cokin」というメーカーのものです。83mm幅のフィルターであるPシリーズを使っています。これは、自分が持っているレンズでフィルター径が82mmを越えるものはないからです。フィルターの素材がプラスチックなので、傷をつけないように取り扱いに注意が必要です。

アダプター
 アダプターはプラスチック製で、金属の取り付けリングが必要になります。取り付けリングはレンズのフィルター径に合わせて複数種類あります。

アダプター取り付け
 取り付け方法は、リングをレンズ先端にねじ込み、そこにアダプターを差し込むようにして取り付けます。

フィルター取り付け
 その後、フィルターをアダプターの溝に差し込むだけです。フィルターの溝にはストッパーがついているので、好きなところでフィルターをとめることができます。なので、NDの境目部分を構図の中の明暗の境界に自由に合わせることができます。


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