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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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ロングセラーは”究極”の証: マムート アルティメイトフーディAF

スリルトリップジャケットに引き続き、こちらも中古品のレビューになります。といっても、このモデルは名称と多少の仕様変更はあるものの今でも継続発売されていて、現行品を購入することができます。


”究極の(Ultimate)”という意味を持つアルティメイトフーディは、ゴアテックス ウィンドストッパーを採用したソフトシェルジャケットです。最初のモデルが発売されたのは2000年で、その後もバージョンアップを重ねながら現在までロングセラーモデルとなっています。


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2018年春夏モデルから第5世代となり、Ultimate V SO Hooded Jacketという名称にかわっています。


余談ですが、マムート製品は名称の途中にSOとか、HSといったアルファベット2文字が入るものが多いのですが、これが何を意味しているのか特に説明がありません。商品の用途や素材から決められているようですが、HSはハードシェル、INはインシュレーテッド(中綿入保温着)、MLはミドルレイヤではないかと勝手に思っています。それで、SOは、いままではマムートオリジナルの生地SOFtechを使用したジャケットについていると思っていたのですが、アルティメイト V SO フーデッド ジャケットはあいかわらずウィンドストッパーを採用しているので、つじつまが合わなくなります。なので、SOはソフトシェルを示しているかもしれません。


話を元に戻しますと、僕が購入したアルティメイトフーディーは、2016年モデルのようです。重量が600gありちょっと重いのですが、着てしまえばとくに重さを感じることもなく問題はありません。しかし、いったん脱いでしまうとかさばるし重いしで、かなり邪魔な感じになるのは否めません。なので、入山から下山まで脱がないジャケットととして着続けるつもりでいたほうがよさそうです。そのためにも、さまざまな天候下で何度か使用して、どんなウェアリングがいいのか見極めておく必要がありそうです。


12月8日の伯耆大山登山では強烈な寒波が来て積雪もある天候だったので、ウィンドストッパーと言っても防風効果があるだけで保温性能はあまりないだろうからと、中に200番手ウールシャツと厚手フリースを着て行ったら大汗をかいてしまいました。脇のベンチレーションを開けたぐらいでは、まったくもって対応できませんでした。結局、フリースを脱いでウールシャツの上に直接アルティメイトフーディーを着て登ったわけですが、思っていたよりもずっと保温性能が高いジャケットでした。ちなみに、この時の温度は0度からマイナス3度ぐらいまででした。その後は風が出ることを想定して上にハードシェルジャケットを着たのですが、マイナス6度の山頂でもフリースなどを追加しなくても大丈夫でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ジャケットの詳細を見て行きます。


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僕が購入したのはグレーに赤の裏地がついたタイプです。この色は、0906(granit-dark inferno)という名前で、このほかに6色あり、全部で7色展開でした。同じグレーで裏地が青色のモデルをたまに中古市場で見かけますが、発売年度が違うみたいです。表地はジャージのように滑らかなので、上にハードシェルやダウンジャケットを着るときにも抵抗感なく脱着できます。


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背中側はいたってシンプルで、真ん中よりやや上のあたりにMAMMUTロゴの刺繍が入っているだけです。


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裏地は見て分かる通り、ディンプル加工のような処理がされています。織り方でこうなっているのか、赤地の生地の上にメッシュ生地を追加しているのかわかりませんが、わずかな凹凸があるので、汗抜けがよかったり脱着時の抵抗感を軽減する効果があるようです。


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フードのドローコードは、外側ではなく内側についています。外側につけなかった理由はわかりませんが、外側にあれば雨風が侵入する穴ができてしまうので、それを嫌ってのことではないかと思います。しかし、ハードシェルでも外側についているものが多いわけで、操作性を考えれば外側のほうがいいのではないかと思います。


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フロントジッパーはダブルスライダー仕様です。上のジッパーの金具が赤色、下がグレーになっていて、こじゃれた演出です。もっとも見た目のしゃれた感じだけを狙ったわけではなく、見た目に区別しやすいということで色違いにしたのだろうと思います。


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前面左下にあるウィンドストッパーのロゴは、贅沢に刺繍になっています。以前は丸いロゴマークがプリントされているものが多かったのですが、いつからこんなロゴになったんでしょうか。ゴアテックスの商標なのでマムートが勝手に刺繍にすることはできないはずで、ゴアテックス社のほうで仕様変更をしたのでしょう。なお、ウィンドストッパーは防水仕様ではないので、刺繍の裏側は当然ながらシーリング処理はされていません。これは縫い目部分も同じです。


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左胸のポケット内側には、携帯音楽プレーヤーなどで音楽を聴くときのために、イヤホンコードを通す穴が装備されています。僕は山で音楽を聴くことはないので不要な機能ですが、のべつまくなし音楽を聴きたい人が多いようなので、こういうニーズも多いのでしょう。しかし、行動中に音楽を聴いていたら、風や雷、落石、雪崩などの音が聞こえないし、誰かが叫ぶ声も聞こえません。音楽に気をとられていたら、危険な野生動物と遭遇しても気が付かずに、どんどん近づいていってしまうかもしれません。危険を避けることもできなければ、助けを求める人に気付くこともできないわけで、あくまでも個人的な考えですが、行動中に音楽を聴くなど愚の骨頂だと思うわけです。もちろん、宿やテント場で聞くなら何も問題ありません。


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アルティメイトフーディは、脇を全開にすることができるジッパーがついています。いわゆる脇下のベンチレーションが拡張されたものですが、裾までジッパーが伸びているのが特徴的です。


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開くとこんな感じになります。暑いときにこれだけ開けばかなり暑さ対策になりそうですが、メリットはそれでけではありません。たとえば、裾のあたりだけ開いて、バックパックのヒップベルトを中に通して、ジャケットの下で留めることができます。行動中にジャケットのポケットを活用したいときに便利ですし、お腹がオープンになるので通気性も良くなり、暑さ解消にも効果的です。ジャケットがずり上がってお腹部分がだぶついたようになるのを防ぐこともできます。かなり秀逸な機能だと思います。


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袖口には、親指を通すサムループが備わっています。冬場の保温効果がよくなるし、グローブを装着するときに袖口が捲れたりしないので便利です。ただし、腕を上げると若干ですが袖が突っ張るような感じになります。僕の場合、ぴったりサイズならアジアMサイズのほうがいいいのですが、サムループに指を通して腕を上げようとすると結構ツッパリ感があったのと、ピタピタよりも少し余裕があるほうが好きなので、アジアLサイズにしました。フィット感は、ややタイト目です。普段やや余裕があるぐらいの感じが好きな人はジャストサイズよりも一つ上のサイズにしたほうがいいと思いますが、もしも購入するのであれば、一度はお店で試着した方がいいでしょう。


現行のUltimate V SO Hooded Jacketは、ジッパー類もすべて同色になりシンプルですっきりとした印象になりました。もう少しワンポイント的な色の遊びがほしいという人は、中古市場で旧型が2万円前後ででていることがよくあります。じっくりと時間をかけて探せば気に入ったものが見つかると思います。発売年度が古いものだと思いますが、胸ポケットがないタイプもありますので、胸ポケットが必要な場合は要確認です。

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