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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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リベンジ!:中蒜山(なかひるぜん) vol 2

2011年2月5日 岡山県真庭市 中蒜山(標高1123.3m)日帰り山行

vol 1はこちらをどうぞ。

 15分の休憩で汗も引いたので、10時33分に出発しました。

雪庇直下
 まずは雪庇越えです。取り付き箇所は先行者がある程度崩してくれているとはいえ、簡単に乗り越えられるほど低いわけではありません。そばに立つと自分の身長ほどの高さのある雪の壁です。ワカンを履いていたであろう先行者は、どうやって越えたのでしょうか。いったんワカンを脱いだのか、それとも無理やりよじ登ったのか。そんなことよりも、自分がどうするかです。雪が硬ければクランポンの前爪を雪壁に突き刺して上れるのでしょうが、気温が高いので雪はグズグズです。つま先を蹴りこんで上ろうとしても雪が崩れてだめでした。仕方がないので、何度もつま先を蹴りこんで、さらに踏みつけて雪を固めてステップを作り、左手にある立ち木につかまってやっとこさ雪庇を越えました。今考えると、せっかく持ってきていたアックスを使えばもう少し楽だったかも。アックスも使う機会を作って練習しないといけません。

尾根上
 雪庇を越えて尾根に上がると、尾根上は比較的なだらかで歩きやすそうでした。はるか遠くに山頂が見えています。

940m地点
 11時12分、標高940m地点にきました。前回撤退した高度です。夏道の尾根が右手に見えていますが、今日は問題なく撤退した高度を超えていけそうです。

避難小屋が大きい
 上のほうを見ると、だいぶ避難小屋が大きく見えるようになってきました。

デブリ
 右下の斜面を見ると、雪崩れ跡の雪塊(デブリ)がありました。この重い雪の雪崩れに巻き込まれた脱出は不可能かもと思うと、ちょっとビビリます。

展望が開ける
 その後視界のきかない林の中の急傾斜をひたすらもくもくと登り続け、やっと展望のいい場所に出てきました。標高は1034m。麓の景色もかなり高度感のある感じに見えるようになってきました。

雪庇
 前方には大きな雪庇が張り出しています。

雪庇の上
 雪庇を踏み抜かないように左側を巻くように通過して雪庇の上に抜けてきました。このあたりは木がなくなってゲレンデのような雰囲気です。左手には木があるためか雪庇は発達していません。トレースも斜面に近いところをまっすぐ登っていきます。

急傾斜の斜面下

 右手の斜面は何の障害物もなくずっと下まで繋がっており、まんいち転落したらどこまで落ちることやら・・・ 気温が上がっていることもあって、雪崩れることがないよう祈りながら、足早に通過します。
雪庇再び
 11時50分、再び大きな雪庇が連なるようになってきました。しかも雪庇のすぐ近くにまで木が生えている場所もあります。しかし、これを越えればあとは山頂まですぐです。

木を避けて雪庇を越える
 木が生えている場所は、雪庇を踏み抜かないように林の中を迂回して進みます。

最後の斜面
 そして、最後の急坂を登っていくと・・・

上蒜山1
 上蒜山の雄姿が目の前に現れました。12時1分、やっと山頂にたどり着きました。山頂では比較的若そうな男性の二人組みが、かまくらを作って遊んでいました。山頂には雪から顔を出したベンチがあり日が当たって暖かかったので、ここで昼食でもいいかなと思いましたが、せっかくなので避難小屋に入ることにしました。

避難小屋
 避難小屋の入口ではさっきの二人よりももっと若そうな男性が一人タバコを吸っており、小屋の中にはかまくらを作っていた二人よりもやや年上に見える男性が二人食事中でした。先行していたのは5人だったということです。

食事
 小屋の中でお湯を沸かしていつものようにカップラーメンで簡単に食事をとりましたが、コンクリートに囲まれた小屋の中のほうが寒かったです。汗をかいた体からはフリースを通して湯気が立ち上っているような状態で、日の当たる外に出たほうがよほど温かかく、食事を済ませるとさっさと外に逃げ出しました。

かまくら
 二人組みがつくっていたかまくらは見事完成していました。中には小さな雪だるまがにこにこ笑っています。

記念撮影
 山頂の碑を写真に撮ろうとしていると、かまくらをつくっていた男性の一人が「撮りますよ」と声をかけてくれたので、シャッターを押してもらいました。

上蒜山2
 ベンチに座って真っ白に雪化粧した上蒜山を眺めていると、右手に続いている尾根をたどって縦走してみたい気持ちに駆られましたが、山頂まで1時間30分はかかりそうだし、そこから下山したとしても塩釜まで戻ってくる頃には日が暮れてしまいそうなので、やめにしました。やがて、他の登山者はみんな下山してしまい、山頂には自分だけが取り残されました。ぽかぽかと暖かい日差しを背中に浴びながら、しんと静まり返った風景を独り占めできる贅沢さがうれしくて、しばらくはただただその風景を眺めていました。

vol 3に続く。



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| 2011年2月 中蒜山 | 01:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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