FC2ブログ

ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

リベンジ!:中蒜山(なかひるぜん) vol 1

2011年2月5日 岡山県真庭市 中蒜山(標高1123.3m)日帰り山行
Keyword: 冬山、登山、中蒜山、単独

 1月23日に七合目あたりで退却した中蒜山に再挑戦してきました。天気予報は晴れ、春のような暖かさになるとのことで、今回は雪に降られることはなさそうです。前回、出発時間が少し遅かったことを反省し、早起きして出発しました。

上長田一里塚
 登山口のトイレが冬期閉鎖されているので、国道482号線上長田一里塚のPAの公衆トイレでトイレ休憩をとりました。湯原方面から中蒜山に行く場合は、ここが登山口に一番近い公衆トイレだと思われます。駐車場から若干雪道を歩かないとトイレに行けないというのが難点ですが、とりえあえず道は踏み固められているので、利用することは大丈夫です。

霧氷
 このときの外気温は-2度。トイレの横の木に霧氷がついていました。こんなところで霧氷が見られるなんてちょっと意外ですが、このあたりは良く霧がでるところなので、冷え込むと霧氷ができやすいのかもしれません。

中蒜山登山口の駐車場
 中蒜山登山口には8時20分に到着です。今回はすでに車が2台停まっていました。1台は福山ナンバーだったので、広島から来たようです。すでに人影はなかったので、一足早く出発したようです。ということは、トレースをたどっていくだけでいいということなので、ありがたく利用させていただくことにします。

 のんびり準備をしていたら8時50分になってしまい、急いで出発しました。気温は-2度ですが、日が差しているのでそれほど寒くありません。寒さ慣れしてきたこともあるのかもしれませんが、ブレスサーモ薄手Tシャツの上にブレスサーモ中厚を重ね着して、その上にユニクロのマイクロフリースジップだけで十分という感じです。

中蒜山遠望
 トレースをたどって見慣れた林の中を抜けていくと、牧草地の向こうに中蒜山が綺麗に見えてきました。くっきりすっきりというわけではありませんが、朝陽を浴びてほんのり赤い姿がはっきり見えています。トレースは少なくとも3人は歩いているようです。なので、しっかりと踏まれておりほとんど踏み抜くこともなく歩きやすい状態でした。

クランポン
 夏道登山道が谷へ下る手前の道標まできたところで、クランポンをつけることにしました。トレースがしっかりしているので、スノーシューよりはクランポンのほうが滑りにくいということと、いい加減クランポンを装着して歩く練習をしないと、このままではシーズンが終わってしまいかねないということでの選択です。購入したまま使っていなかったのはグリベルの10本爪クランポンです。購入時に靴を持っていって装着できるかどうか確かめたし、自宅でサイズの調整も済ませておいたのでスムースに装着できました。

 クランポンを装着して歩き始めると、すぐに谷へ下りる分岐がありましたが、トレースは谷へ下りないでそのまま直進していました。ここしばらく谷へ下りるルートが歩かれた雰囲気はなく、このまま谷へ下りると深雪で苦労しそうです。このトレースがどこへ向かっているのか考えてみました。ここまでのトレースの歩き方を見ると、倒木や木の枝などでルートが歩きにくそうなところはきちんと迂回しており、途中迷ったような雰囲気はなく元のルートに戻っています。きちんとルートを理解して歩いているように感じられたので、谷への分岐を見落として直進したわけではないようです。とすると、谷を迂回して上流部で夏道の尾根に上がるつもりなのか、冬だけ使われるという中蒜山に直登する尾根ルートをとるつもりか、どちらかなのでしょう。どちらにしても新しいルートがわかるのであればラッキーなので、とりあえずこのトレースを追ってみることにしました。前回、トレースを追って失敗していますが、今回は道がわからずに追うわけではないので、途中でおかしいと思ったらその時点で自分でルートファインディングをするつもりです。

牧草地北端
 谷への分岐からしばらくして牧草地に出て、その北端まできました。別のトレースが牧草地の北端に集まってきてUターンしたりぐるぐる回ったりしているような跡がありましたが、たどってきたトレースはそこを突っ切っておくの林の中に続いています。迷っているような足跡は、スノーシュートレッキングでもしていた人のものだったのかもしれません。

 トレースを追って林の中を上っていくと、時折トレースの一つが右手の谷を覗きに行っていました。もしかして、谷へ下る道がわからずにここまで来たのか? とやや不安感が出てきましたが、残りのトレースはわき目も降らずに上を目指しています。どうやら、道がわかっている人のトレースと、トレースを追っているだけの人のトレースが混ざっているようです。

青いリボン
 そんなことを考えながら先へ進んでいくと、青いリボンが木の枝についていました。古いものなのでもともとあったものです。どうやら、このルートはある程度利用されているようなので、ちょっと安心です。とすると、この先で谷を渡って夏道の尾根にいくのではなく、頂上へ直登する尾根を利用する冬道ルートだと考えたほうがよさそうです。

急傾斜のトレース
 10時4分、標高724mのところまできました。斜面の傾斜は次第にきつくなってきました。トレースはこの少し手前から谷筋を離れて尾根の斜面を直登する方向に向かっています。直登するにはややきつい斜度なので斜めにトラバース気味に上がっていくのですが、次第に気温が上がってきて雪が緩くなっているため踏み抜くことが多くなりました。トレースをたどるだけだというのに、案外雪と格闘しなければならず、もはや汗だくです。

稜線が見えてきた
 汗を滴らせながら上がっていくと、ようやく雪庇の張り出した尾根のラインが見えてきました。雪庇なんて木の少ない稜線でしかできないのかと思っていましたが、700m程度の木の生えている場所でもできるのだとはじめて知りました。冬山はいろんなところを歩いてみないとわからないことがたくさんあるということがわかり、いい勉強になりました。

雪庇のある稜線
 10時16分、雪庇のすぐ下まできました。先行者が雪庇を切り崩して尾根への取り付き口を作ってくれていますから、それほど苦労しなくてもよさそうです。感謝感謝! 尾根の上ではときおり風がゴーッと音を立てて木々を揺らしているので、汗だくのまま上がると一気に体温を持っていかれそうです。出発してからちょうどいい時間なので、ここで休憩して行くことにしました。雪庇の真下で休憩するというのもどうかと思いましたが、木も立っているし一気に崩れそうな雰囲気はなさそうなので、ひとまず足元を慣らしてスペースを確保し、ザックをおろしました。折りたたみの座布団を持ってくるのを忘れたので、フォレイカーシェルジャケットを座布団代わりにして腰を下ろしました。気温は8度を越えていて、風も当たらず春のようなほんわかした日差しを浴びて、なんだか残雪期の山にいるようです。

 そういえばはじめてはいたクランポンですが、練習して慣れが必要だという話を聞いていたわりに、とくに違和感もなく普通に歩けました。スノーシューのほうがよっぽど違和感があり、練習が必要という気がします。それにしても、クランポンの威力は絶大です。急斜面でも滑ることなく歩いていけますし、すこぶる快適でした。

vol 2につづく。


記事内容が気に入ったら、クリックしてやってくださいませ。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト



| 2011年2月 中蒜山 | 21:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/tb.php/126-3256da5d

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV