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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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水害にあった真備町に行ってきた

今日は、7月の豪雨で水害に見舞われた真備町の現場に行ってきました。


場所は、真備町箭田(やた)というところで、被害の大きかった地域になります。


高梁川を渡り国道486号線で真備町の市街地に入って行くと、見た目には水害前と特に変わった感じはありませんでしたが、道路脇のお店の多くがひっそりと静まり返っていました。月曜日だしお休みなのかと思っていたら、中には扉を開いて什器などを店の前に出していたりするところもあり、まだ洪水被害の後処理が終わっていないのだとわかりました。


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真備町川辺にあった山陽マルナカという地元のスーパーは、現状では店舗の再開ができなかったのか、閉店していました。来春オープン予定とのことですが、ゲートが閉ざされていて工事車両の出入りもなくひっそりとしていました。


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ガソリンスタンドも休業中です。給油機が水没したためでしょうか、すべて撤去されていました。


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ダイソーも閉店していました。


もちろん、営業している店舗もありましたが、国道沿いの店舗はむしろ営業していないお店の方が多く、建物自体は大きな被害がないので、なんだか妙な雰囲気でした。


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マービーふれあいセンターという公共施設の広い駐車場は、瓦礫が山のように積まれていて、ダンプカーが出入りしていました。一時的な集積所になっているようです。あれから3か月がたちますが、まだこれほどの瓦礫が残っているというのが驚きです。



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国道からそれて住宅地の中に入って行くと平屋の建物が数棟並んでいましたが、どれも廃屋になっていて生々しい洪水の爪痕が残っていました。


建築現場は、比較的新しい住宅地の一角でした。周囲には築浅と思われる住宅がならんでいて、最初は普通の住宅地という感じでした。ところが、どの家も窓やドアが開け放たれていて、人の気配がありません。


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仕事終わりに、近くにあった白い壁の家のそばまで行ってみると、二階の窓の中ほどの高さまで泥汚れがついているのがわかります。つまり、あの高さまで水が来たということになります。二階にいても人の背丈ほどの高さまで水があったわけで、そうなると屋根に逃れるしかすべはありません。


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開け放たれた窓から見えるのは、泥にびっしりと覆われたフローリングのリビングです。壁も泥で汚れています。住民の方は、住めるようにするには何をどうすればいいのかわからず途方に暮れているのかもしれません。


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別の家では、リビングの天井から泥にまみれた断熱材が垂れ下がっていました。


躯体そのものは大きなダメージがないので、掃除さえすればすぐにでも住めそうですが、ことはそれほど簡単ではありません。壁や天井の中に入っている断熱材が泥水でダメになっているので、壁や天井をはがして断熱材をすべて入れ替えなければなりません。最近の住宅の内装下地は石膏ボードが多く使われているので、そうした下地類も水を吸ってだめになっているので、交換が必要です。また、床下に泥や水がたまっているでしょうから、それらの撤去も必要になります。無垢の木のフローリングならまだしも、合板のフローリングは水を吸ったらだめだと思うので、床の張り替えもしなければならないケースも多いでしょう。それに、電気関係の配線もやり直さないといけませんし、換気扇や照明器具、冷蔵庫など電気関係の製品もすべて水没して交換しないといけません。そうしたことを考えると、かなり大規模なリフォームが必要となり、費用もかさみます。


多くはまだ住宅ローンを払っている途中でしょうから、何百万円もの費用をポンと出すことは難しいはずで、手つかずの住宅がゴーストタウンのようにならんでいるのも仕方のないことです。


自分に何かできることがあるだろうかと考えながら帰路につきましたが、がれきの撤去などはあらかた終わっているようなので、現状ではボランティアでできることはあまりないのかもしれません。とにもかくにも、1日も早い復旧が実現することを願うばかりです。




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