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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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人気がない、展望がない、面白くないの三拍子: 三十人ヶ仙その1  

2018年10月3日(水) 岡山県津山市 三十人ヶ仙(標高1172m) 日帰り単独行 


週末が雨でつぶれてばかりなので、晴天の平日に山に行ってきました。


登ったのは、津山市加茂町倉見にある三十人ヶ仙(さんじゅうにんがせん)です。変わった名前の山ですが、かつて砂鉄掘りの鉱夫30人が山崩れで生き埋めになったことに由来しているとか。


三十人ヶ仙はどこにあるのかというと、鳥取県境に近い津山市加茂町倉見というところにあります。津山市というと意外と県境から離れたところにあるようなイメージですが、恩原高原のすぐ近くで県境まで2キロ程度の距離です。


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中国道津山ICから国道53号を鳥取方面に進み、3キロほどいったところにある野村交差点から県道6号線を北上、加茂町から県道68号線で左折し、すぐに県道75号線に入ってしばらく走ったら分岐を右に入り県道336号線で倉見方面に進みます。途中で黒木ダムを渡り、黒木キャンプ場を過ぎると県道は終わり林道になりますが、そのまま直進。今は営業していない倉見温泉を過ぎて1500mほど走ると左に入る道があり、そこが登山道入口となります。


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登山道入口の林道には、登山道を示すものは何もありません。唯一、「巨木の森づくりモデル林」と書かれた道標が半分草に埋もれた状態で見えているだけです。林道は県有林の作業道になっていて一般車両は進入禁止なので、入口前に駐車します。5台ぐらい停められるスペースがありますが、もしも停められなければ、アスファルト道を100mほど行くと広い駐車スペースがあります。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート メンヒ ロングスリーブ
 ミドルレイヤ: マムート エクスカーションジップフリース
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
 
●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ
 ソックス: メリノウール トレッキング ソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし
 ヘルメット: なし

朝の気温は12度ぐらいまで下がっていて、かなり涼しくなりました。登山装備も夏物から秋物にかわりました。念のため薄手フリースを持参しましたが、日中はさすがにフリースを着るほど寒くはありませんでした。


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アッパーのベースレイヤとして着ていたマムート メンヒロングスリーブは、昨年マムートストアの半額セールで購入したものですが、それでも8000円といいお値段でした。ベースレイヤーに理想的と言われるポーラーテックパワーストレッチプロという生地が使われてい着心地はいいのですが、タイトなデザインのためコンプレッション下着のような締め付け感があり、お腹周りが気になる年頃にはちょっと着こなしが難しいシャツでした。それに、接触冷感の生地みたいにひんやりとした肌感覚で、今の時期はいいのですがもう少し寒くなるとどうだろうと思われます。長袖のドライレイヤーを着れば大丈夫だと思いますが、いろんな意味でとがった性格のシャツです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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9:08 さっさと準備を終えて出発します。ほかに車は停まっていないので、登山者は僕だけのようです。


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しばらくは、よく整備された植林帯の中をゆるく登って行きます。


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県有林ということで、途中から勝間田高校の演習林になっているようです。


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9:27 二股の分岐がありました。


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左が天狗岩、右が三十人ヶ仙となっています。天狗岩というのは、三十人ヶ仙から稜線を南下して行った先にある小ピークの名前で、天狗岩という巨岩があるので、そのまま山の名前になっているみたいです。周回コースになるのでどちらからでも登れますが、メインは三十人ヶ仙なので右へ進みます。下山は、天狗岩からここに出てくるわけです。


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ここの植林帯は水が豊富で、あちこち川が流れています。土壌が花崗岩質らしく、川底には白い花崗岩由来の砂がたまっていて、美しい渓流になっていました。殺風景でドライな感じの植林帯が多い中でちょっと珍しい風景です。


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9:35 再び二俣分岐に来ました。


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今度は左に進みます。先ほど天狗岩は別方向となっていたのに、ここでは同じ方向と書かれています。地形図には天狗岩と三十人ヶ仙の中間に突き上げる道が記載されているので、そのためかと思われます。


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分岐から少し行くとログハウスの休憩小屋がありました。東屋といってもいいオープンなログハウスです。


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先に進んで行くと、渓流沿いの対岸がようやく自然林にかわりました。このまま植林帯がおわるのかと思ったら、ここだけが取り残されたように自然林として残っていただけでした。


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その自然林の一角に、ミズナラの巨樹が佇んでいました。幹周は3mを越えていると思われます。


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9:48 天狗岩と三十人ヶ仙の中間に突き上げる道の分岐と思われる場所に来ました。左へ行けば尾根に突き上げる道のはずですが、何の道標もありません。地形図に記載されている道は必ずしも実際に使用されている道とは限らないので、現場に何の道標もないということは、廃道になったと思ったほうがよさそうです。


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とりあえず、道標に従って右に進みます。


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長い林道をひたすら登って行きます。展望はないし、ヒノキ林ばっかりだし、もう飽き飽きというのが正直なところです。


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10:18 林道の終点までもう少しというところですが、出発して1時間以上経過しているし、ちょうど平坦で木陰のある場所があったので、ここで大休止をとりました。トレッキングチェアをだして、どっかりと座って休憩しました。


駐車場所では携帯もスマホも完璧圏外でしたが、標高が上がったおかげで、携帯だけはアンテナが3本立っていました。これで仕事の電話がかかってきてもつながるわけですが、メールを確認しておかないと別件の仕事が入っているかどうかわかりません。同じドコモ系のシムなのに、なんでスマホはつながらないのかわかりません。途中の加茂町倉見にアンテナが設置されていたのでそれほど電波が弱いことはないと思うのですが、なぜなんでしょうか。GPSで確認したら、ここの標高は950mです。加茂町方向にそれなりに開けている場所ですが、もう少し標高が上がらないと無理なのでしょう。


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休憩場所からわずか1分ほどで、林道の終点にきました。その先は急に道が細くなり、階段が始まります。


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そして、その先もずっと階段でした。


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まさに階段地獄です。とはいえ、しばらくすると、時々階段のない地道の区間も出てきたりして、先週の那岐山Aコースよりも幾分ましでした。


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登るにつれて両側のネマガリタケの藪がどんどん濃く高くなってきました。左右から覆いかぶさってくるので、空もほとんど見えなくなり、半ばトンネルのような状態です。


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ようやく傾斜もゆるみ、空も広く見えてくるようになってきました稜線までそう遠くなさそうです。


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10:50 稜線にでました。ここを右に行けば三十人ヶ仙です。


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稜線の道に出れば展望も開けて気持ちのいい山行になるかと思いきや、左右には高さ2mを超すネマガリタケが繁茂しているし、木も生えているしで、展望は皆無です。ただただ、ネマガリタケの中に続く道を歩くだけです。


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ネマガリタケがトンネルのようになったところまでありました。なんてつまらない稜線なんでしょう。


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11:02 駐車場所からほぼ2時間で山頂に着きました。さすがに山頂はネマガリタケが刈りはらわれていて北東から東方向に展望はありました。誰もいなし静かな山頂でした。


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とりあえず、記念写真。


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山頂はネマガリタケが刈りはらわれているといっても、ネマガリタケの切り株が10センチほど地面から出ていて、まるで針の山みたいなので、座って休めるような場所はそれほど広くありません。山名の標柱付近にあったわずかな地面にトレッキングチェアを置いて休憩します。


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北東方向はきれいに展望が開けていました。左奥に見えている山並みは鳥取県内の高鉢山あたりだと思われます。右のやや近くに見えるのは、県境の山々でしょう。これ以外にとくに見栄えのする山が見えるわけではなく、山座同定したくなるような山はありません。なので、すぐに見飽きてしまい、椅子に座って休憩しました。


このあとは、稜線をたどって天狗岩へ向かいます。おそらく、1時間もかからないと思われるので、ランチは天狗岩でとることにしました。

つづく。

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| 2018年10月 三十人ヶ仙 | 18:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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