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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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連休でも人がいないAコース: 那岐山その1  

2018年9月23日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 日帰り単独行 


敬老の日の三連休は雨でつぶれたので、秋分の日の三連休こそは秋の信州へと意気込んでいたのですが、晴れ間がのぞきそうなのは23日の日曜日だけのようだし、晴れと言っても雲の多い状況のようだったので、遠征するのはやめました。せっかくパッキングまでしていたというのに、なんだか空しい・・・ せめて、石鎚山系あたりにでも行ってみようかと思ってみたものの、やっぱりガスガスの山行になるだけのような雰囲気だったので、おとなしく近場で日帰り登山をすることにしました。


とはいえ、三連休の中日です。伯耆大山のような人気の山に行ったら人ごみで辟易するのは目に見えています。どこか、人が少なそうなところはないかと思って検討した結果、那岐山の西にある広戸仙に行くことにしました。那岐山は人気の山なので登山者も多いでしょうが、広戸仙はほぼ無名の不人気の山です。那岐山と広戸仙の中間にある滝山は、自衛隊の日本原演習場内を通る道が利用できなくなったので登山者が入れず、滝山方面から縦走してくる人はほぼいないはずです。もちろん、那岐山から広戸仙まで縦走する人はもっといないでしょうから、好き好んで広戸仙に登りに来る物好きしかいないだろうという目論見だったわけです。


僕が広戸仙に登ったのは2012年8月のことで、このときが初めてでした。あれからすでに6年が経っていて、新鮮味もありそうです。広戸仙から滝山まで縦走して、帰路は北側を迂回しながら7つの滝をめぐるふるさとコースで帰ってくれば、ボリューム的にもかなり満足できそうです。


ということで、23日の早朝、広戸仙を目指して出発したわけですが、広戸仙の登山口がある声が乢に向けて奈義町内の国道53号線日本原交差点を北へ入ったところで、通行止めの看板が目に入りました。車を停めて見てみると、なんと声が乢の1キロ手前で県道450号が通行止めになっているではありませんか。夏の豪雨がこんなところでも被害をもたらしていたわけです。1キロもアスファルトの道を峠まで登って行くなんて、とてもそんな気持ちにはなりません。


こうなると、別の山に行かざるを得ないわけですが、奈義町で広戸仙に代わる山となると、もはや那岐山しか残っていません。滝山が登れれば迷わず隣の滝山にいくところですが、アプローチすらできないのでどうしようもありません。三連休とはいえ、土曜日、月曜日はいい天気ではないということを考えると、那岐山もそれほど多くの登山者はいないかもしれないので、とりあえず行ってみることにしました。


那岐山麓山の駅でトイレに立ち寄ってみると、朝だというのにけっこう車が停まっています。こんなに早くから営業していたっけと思いながら用を済ませて、那岐山の登山口に向かって登って行くと、なんと路肩の広くなっているところに車が数台停まっています。中型のバスも1台ありました。ということは、登山口の駐車場は満車になっているということにほかなりません。半信半疑で登って行くと、やはり登山者用第二駐車場は満車です。林道脇のスペースが空いているかもと思って、第三駐車場まで登ってみましたが、こちらもおよそ車が停められそうなスペースは残っていませんでした。


登って行く途中で、子供づれの家族や団体、カップルがたくさん歩いていました。もうこの時点で混雑は必至というわけです。もしも車を停める場所があったとしても、静かでのんびりとした山歩きなど望むべくもありません。


Uターンして第三駐車場まで下りて行く間にどうしたものかと考えていましたが、そういえば菩提寺から出ているAコースはまだ登ったことがないことを思い出しました。Bコース、Cコースが主に利用されている那岐山ですが、Aコースは少し離れている上に距離が長くアップダウンがあるということであまり利用されていません。ということは、たとえ連休と言えども空いているかもしれません。


菩提寺のAコース登山口まで来てみると、狙いは大当たりでした。駐車場には3台の車が停まっているだけです。これ幸いに車を停めて、すぐに出発準備にとりかかりました。

装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス ロングスリーブエアークルー
 ベースレイヤ: バーグハウス ヴェイパーベースジップSS  
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: バーグハウス サイドスナップブリムハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: ミズノ ドライベクター 7分丈タイツ
 ミドルレイヤ: ファイントラック クロノパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: ミレー オールロードGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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この日は晴れ予報となっていましたが、GPV予報では雲が多そうでしたし、実際に奈義町は完全な曇り空でした。それでも、気温は高めの予報だったので、夏山と同じ服装で来ました。ベースレイヤーのバーグハウス ヴェイパーベースジップSSは、以前セールで安くなっていたので買ったものですが、なぜか着る機会がなく、未使用のまま眠っていたものです。夏の後立山連峰で着る予定でしたが、着ることなく持って帰ってきたので、やっとデビューすることができたというわけです。涼しくて悪くないジップシャツでした。


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出発前に駐車場にあった案内板をチェックしました。那岐山のコースは基本的に覚えているので地図がなくても大丈夫ですが、それでもAコースは初めてということもあり、念のために確認しておきます。今回は菩提寺コースと書かれているAコースで山頂を目指します。帰路は、混雑するであろう大神岩コース(Cコース)を避けて蛇淵滝コース(Bコース)で下山し、B・Cコース登山口から遊歩道をたどって菩提寺まで戻ってくることにします。Aコースのピストンでもいいのですが、六合目の林道分岐からの登り返しがかなり強烈な階段になっているので、できれば避けたいというわけです。それに、蛇淵滝と菩提寺を結ぶ遊歩道はまだ歩いたことがないので、ちょうどいい機会です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:03 駐車場のすぐ隣にある登山口から登り始めます。広戸仙ならもっと早く出発できていたはずですが、なんだかんだでかなり遅くなってしまいました。


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登山口に設置されていた注意書を見ると、なんと下山予定だったBコースが通行止めになっているというではありませんか。幸い遊歩道は通行可能らしいので、一番使いたくなかったCコースで下山するしかありません。なんだか今日は踏んだり蹴ったりです。


登山口からはしばらく緩やかな斜面のトラバース道を進みます。左下にはアスファルト道路が見えていました。地形図だとすぐにUターンするように北に向かい、菩提寺の東にある尾根の東斜面を登って行くように道が描かれていますが、実際は尾根上をまっすぐ登って行くようになっていました。


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5分ほどで林道に出ました。この林道が遊歩道の末端になるわけで、帰路は左手からここに出てくるわけです。Aコースは林道を越えて正面の尾根を登って行きます。


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林道からは延々と階段が続きます。尾根の直登なので、勾配もなかなかきつくてすぐに汗がしたたり落ちるようになりました。先日の伯耆大山では遅そうな団体より先にでようとしてペースを狂わせてしんどい目をみたのですが、今日は前にも後ろにも誰もいないので、自分のペースでゆっくりと歩くことができます。急こう配の階段が続く道も、100%自分のペースで歩けるのであれば、それほどきつく感じません。同じ山でもコースによって混雑ぐあいがこれほど違うとは、予想以上でした。


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3分ほど登ると、いったん階段はなくなりました。勾配もやや緩くなって楽になりました。このままこの調子ならいいのになと思いながら進みます。


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しかし、まだまだ序の口です。そんなわけはありません。再び階段地獄の始まりです。


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10:21 八巻城跡への分岐がありました。


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駐車場にあった案内板にも描かれていたので、案内図通りだなと思いながら通過します。


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急勾配の階段は、果てしなく続きます。


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10:27 再び八巻城跡への分岐がありました。案内板には一番下の林道との分岐点以外では、Aコースの途中には1か所しか遊歩道との分岐点は描かれていませんでしたが、2か所あるということになります。案内板を設置した後で、新しく整備されたコースなのかもしれませんが、案内板との同期はとっておいてほしいものです。


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10:34 ところが、登って行くともう一つ分岐がでてきました。これで3カ所目です。Aコースの登りで八巻城跡に行く人はいないでしょうから、下りで八巻城跡経由で大別当を通って山の駅まで帰る人が使うコースだと思うわけですが、3本も整備する必要があったのかは疑問が残るところです。といっても、基本的に新しく道を作ったわけではなく、林業の作業道をそのまま流用したという感じなので、道標を設置するだけですんだのかもしれません。


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10:38 階段地獄が一時的に終わり、ほぼ平坦な広場のような場所がありました。出発して30分経ったので、立ったまま水分補給などの小休止をとりました。ひんやりとした植林帯の中なので、ほとんど風がなくてもけっこう涼しく感じました。


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10:44 ようやく階段地獄が終わり、ピークらしいところに出ました。植林帯も終わり、自然林の道になります。ここが1009.4mの三角点かと思ったのですが、残念ながら860mの小ピークでした。


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小ピークの先は、なだらかな下りがわずかにあったものの、すぐに上りが始まりました。


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間伐材の階段はなくなったものの、それなりに勾配のきつい道です。


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やがて、岩ゴロの道になりました。前日の雨の影響で土がやや滑りやすかったので、注意しながらゆっくりと登って行きます。


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11:09 不意に開けた場所に出てきました。1009.4mの三角点ピークです。ベンチが2脚あり、夫婦らしき二人組が休憩中でした。ジーンズに綿パンといういでたちだったので、ハイキングで来たのでしょう。下山するまでにこうしたピクニックやハイキングできたという感じの人がそこそこいましたが、那岐山ってそんなにメジャーな山だったのかと改めて知りました。しかし、ここに来るまでにすれ違ったのはソロの男性だけで、メジャーな山とはいえ思っていた以上に人気のないコースでした。もちろん、こちらとしては願ったりかなったりです。


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ベンチの前からは、正面に那岐山が見えました。朝はガスで山頂が隠れていましたが、どうやらガスは消えたようです。

つづく。

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| 2018年9月 那岐山 | 23:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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