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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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けっこうタフな鎌尾根リッジ&奥壁ルート: 和気アルプスその1 

2018年8月19日(日) 岡山県和気町 和気アルプス(神ノ上山 370m) 日帰り単独行 


夏山山行の後立山連峰縦走レポに手間取っているうちに、3回分の山行をこなしてしまったので、レポが滞ってきました。急いで消化しないと、どんどんたまってしまいかねません。情報は旬なうちに発信しないと価値が大幅になくなってしまうので、頑張って書き上げます。


後立山連峰から戻ってきた次の日曜日は、さすがにまだだるさが抜けきっていなくて、山に行くのはやめようかと思っていました。しかし、いい天気だし、1週休むと2週間のインターバルができてしまって、体をなまらせてしまいます。それではということで、2か月ぶりの低山歩きに行くことにしました。


とはいえ、岡山県南の低山でとくに行きたいところもなく、行く先を決めかねていたところ、和気アルプスの岩稜ルートをまだ歩いていないことを思い出し、鎌尾根リッジルートを登ってみることにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: ミズノ ドライアクセルEX長袖ジップネックシャツ  
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: バーグハウス サイドスナップブリムハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: フェニックス クエストパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス(ウール混)
 シューズ: ミレー オールロードGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:40 和気アルプスの東側にある鎌尾根リッジルートは、和気神社の駐車場が利用できます。一番端のやや離れたところにある第4駐車場に車を停めて、背後に見える和気アルプス東壁を目指します。東壁というのは、東に面した岩壁の総称で、前壁、奥壁、裏壁の3壁があります。鎌尾根リッジルートは、前壁と奥壁を繋ぐ岩稜ルートです。写真では、1枚の大壁に見えますが、下部が前壁で、上部が奥壁、位置も奥壁の方がずっと後ろにあります。


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第4駐車場の向かいにある陸屋根の白い民家の前を東壁に向かって入って行くと、田んぼでラジコンヘリを使った薬剤散布をしていたので、民家の前の分岐を右に入って北側を迂回する道を歩きました。山沿いを南下していくと、登山口があります。ただし、この登山口にはこれといって登山口を示す道標などは出ていません。


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ホントにこれで正しいのかと、若干疑問を感じつつ入って行きます。


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すぐにイノシシ除けの鉄柵があらわれ、「和気アルプス東壁登山口」と書かれた小さな看板が設置されていました。


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8:56 鉄柵を閉じている紐をほどいて中に入り、元通りに紐を結んでから、登山道を進みます。岩ゴロの上に落ち葉が堆積しているので、ちょっと歩きにくい道です。


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しばらく進むと、分岐がありました。今回は、右の鎌尾根リッジルートで登り、奥壁ルートで下山する予定です。


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分岐のすぐ先から岩が現れますが、黄色のペンキマークが描かれているので、道はわかりやすくなっていました。


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登り始めからけっこう急傾斜の岩場が続きます。


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スリル満点の岩稜というわけではありませんが、岩稜初心者やはじめて日本アルプスに行くという人には、事前のトレーニング場所としてよさそうです。


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途中展望がある場所で小休止。まだ登り始めて10分ほどしかたっていませんが、そこそこの高さまで登って来た感じです。といっても、40mほどしか登っていませんが。


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その後、すこし土の道も出てきましたが、おおむね岩が主体のルートです。


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9:06 巨大な岩壁の脇に出ました。おそらくこれが前壁なのでしょう。


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2分ほど登ると、目の前に奥壁が立ちふさがるように大きく聳えているのがみえました。


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すぐ先に、前壁の頭という道標がありました。


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位置的には前壁の頂上部になるのでしょうが、目の前が絶壁になっているわけではなく、木が生えていたりするので、あまり岩壁の頭にいるという感じはありませんでした。


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前壁の頭からもまだまだ岩稜は続きます。こころなしか傾斜が少し強くなったような気もします。


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頭上が開けて空が見えてきました。


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9:18 ちょっとしたピークに出ました。


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鎌尾根独標だそうです。


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岩の小ピークで、周囲に高い木がないのですこぶる展望がいい場所でした。バックパックを降ろして大休止をとりました。けっこう長く登って来たようですが、鉄柵を入ってからまだ30分も経っていません。長く感じたということは、おそらく慎緊張して慎重に登って来たということでしょうから、距離は短くてもなかなかタフなルートだといえるのでしょう。休憩するほど疲れているわけではありませんが、今日はがつがつ登るような山行はしないことにしているので、岩に座ってのんびりと風景を楽しみました。


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谷を挟んだ向かい側には、奥壁が真横に見えていました。


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自分の車が駐車場にポツンと停まっているが見えました。今日も暑い夏日ですが、空気は比較的澄んでいて遠くまでよく見えました。


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9:25 15分ほどのんびりして、出発しました。鎌尾根独標から先は、ぱっと見ナイフリッジのような岩稜ですが、幅は十分広いので危なげなく歩くことができました。


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岩稜を登りきると、普通の尾根の上に分岐がありました。


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左に下る道が奥壁ルートです。ここからまっすぐ尾根を登って行くのが東平尾根ルートで、鎌尾根リッジルートはこの分岐が終わりのようです。


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東平尾根ルートは、はじめのうちこそ急傾斜の道ですが、5分も登ると急に緩くて広い尾根道になります。


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尾根が広く、森の中の道になると、若干トレースが不明瞭になってきました。迷いやすいという道標も設置されているので、コースサインを探しながらゆっくりと進みました。


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あまり下草のない見通しのいい森ですが、歩く人が少ないのかあまり明確なトレースはありません。とはいえ、慎重に歩けば迷うほどの状況でもありません。迷いそうな場所にはロープやテープなどが設置されているので、あまり心配する必要はなさそうです。


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9:44 M2と書かれた道標がありました。まよいP峰Ⅱとも書かれています。地形図で見ると、標高280mにある楕円形の小ピークの場所になりますが、実際の雰囲気はピークというよりもただの平地という感じです。なにもなければ確かに迷いやすそうな場所ですが、マーキングなどが設置されているので、迷うことはありませんでした。


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M2から10分ぐらい歩くと、道が大きく左に回り込み、北西に向かっていた道が南西に向きを変えます。その先はだだっ広い平地のような場所でした。


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森の中に石垣があったりして、人が住んでいた痕跡があるなと思っていたら、金剛寺というお寺の跡でした。神ノ上山の南東にある平坦な場所な場所で、あちらこちらに石垣があるので、わりと大きなお寺だったようです。


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10:04 金剛寺跡の中を歩いていくと、しっかりと踏み固められた道に出て、左に進むとベンチがある三叉路になっていました。


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なんとなく見覚えがあるなと思ったら、白岩様ルートから登ってくる道との合流点でした。右に行けば神ノ上山です。ここまで1時間ちょっとでした。やはりまだ夏山山行の疲れがのこっているのか、なんとなく疲れた感じがしたので、ベンチで休んで行くことにしました。


スポーツドリンクを飲んだり、行動食を食べたりしてのんびりしていましたが、疲労感はすぐにはとれません。山頂に行くのはやめてここで引き返そうかなという気持ちにもなってきました。白岩様の上まで行って、すこしのんびりしてみるのもいいなと思ったりもしますが、山頂までは10分程度の距離です。たいして急なところもないし、このまま登らずに帰るのもなんだか不完全燃焼のような気もします。どうしようかなと、ベンチに座ってしばらく考えていました。

つづく。

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| 2018年8月 和気アルプス | 13:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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