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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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灼熱地獄のはてにたどりついた雲上の花園: 別山・三ノ峰その1 

2018年7月14日(土)~15日(日) 石川県白山市 別山(標高2399m) 避難小屋泊単独行 


暑い! とにかく暑い!! 暑すぎて普通に生活しているだけで消耗している今日この頃です。


今回の山行は1泊2日と期間は短いものの、睡眠不足のまま猛暑の登山を行ったため、猛烈な消耗戦となってしまいました。7月15日に下山してからすでに5日が経ちましたが、下山翌日の16日から仕事が続いていて、しかも連日の猛暑ということで疲れを回復させる暇がなく、いまだに疲労感が消えません。体力を落とさないために毎週山行をしようと思っているものの、今回の山行前には未曽有の大雨が降って山に行くことができなかったので、2週間のインターバルができてしまい、体力が落ちてしまったことも疲れがとれない原因かもしれません。とにかく、なかなかレポにとりかかれなかったのですが、このままではズルズルといってしまいそうなので、少しづつでも書いておこうと思います。


7月の3連休は、石川県にある別山を訪れました。昨年秋にチブリ尾根から登った時は、市ノ瀬から別山・三ノ峰を経由して市ノ瀬へ戻る周回コースをたどる予定でしたが、体力がなくてチブリ尾根避難小屋で宿泊し、同じコースのピストンになってしまいました。本当は別山の南にある別山平に一番行きたかったのですが、水場がないコースのため行程で必要な水をすべて担ぎ上げなければならず、1日で別山を超えて三ノ峰避難小屋まで行くのはかなり厳しい行程でした。


今回は、別山平をリベンジする為に、福井県側の上小池登山口から三ノ峰避難小屋泊で登ることにしました。日帰りも可能なコースですが、可能であれば夕方と朝の両方の時間に別山平を訪れてみたいし、わざわざ福井まで日帰りで行くのももったいないということで、ゆとりのある避難小屋泊にしました。


この山行は出発時からどうもツキがなくて、予定がダダ遅れになってしましました。そもそも、パッキングが完了したのが13日金曜日の22時頃という体たらくでした。あらかじめ余裕をもって準備しなかった自分が悪いのですが、土曜日が空くかどうか確定するのが19時ごろにならないと何とも言えないので、はっきりするまでいまひとつやる気が出ないうえに、ちょこちょことやることがあったりして、パッキングにとりかかるタイミングがとれなかったというわけですが、まあいいわけですね。


ようやくパッキングが終わってもなんだかんだで出発できたのは23時前になってしまいました。しかも、高速の料金所を通過した直後に忘れ物に気が付きました。忘れたのは、ストックとコンタクトレンズです。どちらも無しで済ますわけにはいかず、次のICでおりてとりに戻ることにしました。なぜ高速に乗ってから気が付くのかとイラッとしたものの、もっと後で気がついたら取りに戻ることもできないわけで、それはそれでラッキーだと思うことにして気を静めました。


しかし、ストックとコンタクトレンズを取りに戻ったおかげで、大幅に時間をロスしてしまいました。結局、再び高速に乗れたのは24時前になってしまい、舞鶴若狭道路の六人部PAで2時間ほど仮眠をとっただけで登山口に向かうという強行軍になってしまいました。


上小池駐車場に着いたのは9時20分頃でした。自宅からここまでは、グーグルマップによれば6時間ほどですが、2時間の仮眠と何度かの休憩時間を入れて、かれこれ9時間ほどかかってしまいました。


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幸い、3連休の初日のわりには空いていました。紅葉のシーズンは激混みですが、この時期はそれほど人気の山でもないので、停められないほど混雑はしていないだろうと思っていましたが、予想以上でした。ただ、翌日の日曜日は道路に駐車している車もあったので、たまたま土曜日は空いていたということだったようです。


本日の装備
●アッパー
 ドライレイヤー: なし
 ベースレイヤ: マムート コンフォートジップ L/S(1日目)
         マムート アタカソライトジッププルAF(2日目)
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット(不使用)
 インサレーション: マムート フリーフライトダウンジャケット
 グローブ: プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート ランボールドアドバンスハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート トレッカーズパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ
 ソックス: ファイントラック メリノスピンソックスEXPレギュラー
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンクレスト65+L
 ストック: レキ マイクロバリオタイタニウム
 寝袋: イスカ エア 150 X
 マット: サーマレスト プロライト120


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天気予報ではかなり暑くなるとのことだったので、汗冷えの心配はないと考え、ドライレイヤは省略。素肌に直接山シャツを着ることにしました。


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今回は新しく購入した無雪期用の大型バックパックを夏山山行前に試用することが目的でもあるので、荷物の量からいえばオーバースペックですが、マムート クレオンクレスト65+Lを担いできました。新品で買うと結構高いのですが、13,000円という激安でほとんど使用感のない程度のいい中古品を入手することができました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:06 準備を整え、出発です。着替えたり、朝食を食べたりしていたら、いつの間にかけっこう時間が過ぎてしまいました。このとき、車内で食事をしたりしていたため、窓を少し開けていたのですが、それが裏目に出ました。


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駐車場の脇にある案内板でルートの確認をします。実は、地図も忘れてきてしまいました。といってもGPSの中に地形図を切り出したものは入っているので、何もないわけではありません。ストックとコンタクトレンズを取りに戻った時に思い出していればよかったのですが、さすがにそこまで都合良くはいきませんでした。念のためスマホの地図ロイドで地形図をダウンロードしておきましたが、こういう案内図のマップも写真に撮っておけばあとで役に立つことがあります。


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駐車場から5分ほど森の中を下ると、林道に出ます。目の前の橋を渡ると刈込池への近道ですが、ものすごい急登で延々と階段が続く道です。登山口へは左へ林道を進みます。


10分ほど歩いてもうすぐ登山口だというあたりで、ふと車のドアをロックしていなかったことに気が付きました。モバイルバッテリーなど盗られると困るものがないわけではありませんが、貴重品や車の鍵などは持ってきているので、とりあえずそのまま行くことにしました。こんな山奥までわざわざ車上荒らしに来る暇人もいないだろうと思うわけです。


ところが、すぐに窓も閉めていないことを思い出したのです。全開というわけではないにしても、雨や虫が入るぐらいの隙間は十分あります。天気予報では雨の心配はないようですが、山の天気なので一時的な夕立がないとは言えませんし、戻った時に車の中に虫がいるのも不愉快極まりない状況です。ドアも窓も開いているということでは、さすがにほおっておくわけにもいかず、荷物を林道脇に下ろして、空身で駐車場に戻ることにしました。寝不足で頭が働いていないということなのかもしれません。


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11:00 駐車場への往復でまたまた余計な時間を費やしてしまい、登山口に着いたのは11時でした。あわよくば避難小屋に荷物を置いて、夕方の別山平へ行ってみるつもりでしたが、こんな時間から登り始めていたのでは、とても無理です。今日はとにかく三ノ峰避難小屋にたどり着くだけで精一杯ということになりそうです。


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登山口のマップで行程を確認すると、六本檜まで1時間40分、そこから避難小屋まで2時間30分、合計4時間10分となっています。休憩時間を考慮するとざっと5時間というところでしょう。避難小屋への到着は16時頃ですから、まあ問題はなさそうです。しかし、それは甘い考えでした。これから始まる灼熱地獄の恐ろしさを、この時は知る由もありませんでした。

つづく。

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| 2018年7月 別山・三ノ峰 | 00:10 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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