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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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伯耆大山のバリエーションルートを行く: 一ノ沢右岸稜その1 

2018年6月24日(日) 鳥取県大山町 伯耆大山弥山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


梅雨の合間の晴天日がうまく日曜日と重なった24日は、かねてから登ってみたいと思っていた伯耆大山一ノ沢右岸稜に行ってきました。


一ノ沢右岸稜はいわゆるバリエーションルートのひとつで、当然ながら地形図にもコースは載っていません。ネットで調べるとそれなりの山行記録件数がヒットするので必要な情報は得られますが、半分ぐらいは積雪期の情報なので、無雪期の情報は案外多くはないようです。


寝不足のままだとまた息苦しいような症状がでかねないので、前夜は0時前には就寝し、午前5時30分に起床。6時間弱の睡眠は十分とはいえないまでも、体調はいいみたいです。6時30分に家を出て、一ノ沢に着いたのは8時30分頃でした。


三ノ沢と違って一ノ沢には駐車場がありません。大山パークウェイ沿いの駐車スペースを探して停めるわけですが、一ノ沢を二ノ沢方向に50mほど行ったところにあった路肩の広い場所に車を停めました。


本日の装備
●アッパー
 ドライレイヤー: ミレー ドライナミック メッシュ ノースリーブ クルー
 ベースレイヤ: マーモット ハイブリッド PP L/Sジップ 
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット(不使用)
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット(不使用)
 インサレーション: なし
 グローブ: プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: ノースフェイス バーブパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ(不使用)
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス(ウール混)
 シューズ: ミレー オールロードGTX

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし


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天気予報では真夏日になるとのことだったので、大汗をかく可能性を考慮して、汗抜けが一番いいミレー ドライナミックメッシュをドライレイヤーに持ってきました。でも、山の上はそれほど気温が高くならず、湿度もあまり高くなかったようで、さらりと快適な状態でした。なので、流れるほどの大汗をかくことはありませんでしたが、日差しはそれなりにきつい状態でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:50 出発です。


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まずは治山林道入り口まで、大山パークウェイを一ノ沢方向に向かいます。


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一ノ沢からは、これから登る一ノ沢右岸稜がきれいに見えていました。一ノ沢上部にある巨大な三角形のタケノコ岩もくっきりと見えました。


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一ノ沢を渡ったところに階段があったので、こちらの方が近道かと思い登ってみることにしました。


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一ノ沢に出たものの、どう行けばいいのかわかりません。とりあえず、右岸をそのまま登ってみました。


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しかし、堰堤で行き止まりになっていました。左岸を見ると、コンクリート舗装された道が見えたので、堰堤下を左岸に渡りました。


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左岸にあったコンクリート舗装の道を登って行きます。


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少し先で一ノ沢を横切って、右岸に出ることができました。


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治山林道に合流です。結局、近道ではなく、余計な遠回りをしてしまったようで、素直に治山林道入口からはいったほうがいいみたいです。


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治山林道に入ってすぐに分岐があります。右はまた一ノ沢に出るようなので、左へ入るわけですが、これが永らく使われていないことが明らかな草ぼうぼうの状態で、ホントにこれでいいのかとちょっと不安になるような道です。


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とはいえ、コンクリート舗装のおかげで、雑草に埋もれかけながらも道は明瞭でした。


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一つ目のヘアピンカーブを過ぎてしばらくすると、コンクリート舗装がなくなり、砂利道になりました。それでも、あまり荒れていないので歩きやすい状態です。


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さらに進んで行くと、再びコンクリート舗装になりました。どうやら、道があまり荒れそうにないしっかりしたところはコンクリート舗装をはしょったみたいです。コスト削減ということなんでしょう。その後も、砂利道とコンクリート舗装が交互にあらわれました。


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標高1100mあたりでようやく南壁が見えてきました。


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このあたりはきれいで気持ちのいいブナ林が林道の左右に広がっています。もっとも、下草も繁茂していて、ちょっと雑然とした感じが否めません。セミの声も響いていて、夏が来たことを実感しました。


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生命力がみなぎっているという感じの生い茂り方です。


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トレースの入り口らしき場所がありましたが、とりあえず林道の末端となる一ノ沢出合まで行ってみることにしました。


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9:28 一ノ沢出合です。休憩するのにいい時間だったので、とりあえず荷物を降ろしてドリンク休憩にしました。林道はもう少し先まで続いているようで、前方に見える錆びた鉄の土留めの先まで行けるみたいです。ネットでみた記録だと、この崩落激しい一ノ沢から取り付いて登ることもできるみたいですが、落石の危険があり、これを登るのはあまり賢い方法とは思えません。なので、さっき見つけたトレースの入り口から入ってみることにしました。


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一ノ沢の奥にそびえるタケノコ岩とそれに続く南壁をしげしげと眺めながら、ゆっくりとドリンクを飲みました。さすがにバリエーションルートだけあって、誰にも会いません。時折、大山パークウェイのほうからバイクのけたたましい排気音が聞こえてくるのが興ざめですが、休日の商店街のような夏山登山道に比べると天国です。


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背後のブナ林は、新緑の頃よりも緑色の深みが増してきましたが、まだ盛夏のような感じではなく、やや新緑っぽさを残しているように感じます。


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9:39 休憩後にトレースの入り口まで戻り、森へと分け入りました。ところがここからいきなり急登が始まります。かなりの急勾配を直登するトレースなので、緩やかな林道歩きに慣れた体と感覚では戸惑うぐらいのインパクトです。ストックを持って来ればよかったと思いましたが、ないものは仕方ありません。幸いグローブはいつももっているので、草や木をつかんで体を引き上げるようにしながら登りました。


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ずいぶん長く森の中を登ったように感じますが、時間にすると6分ぐらいです。森が突然なくなり、低木帯になりましたが、この低木帯は一瞬でおわりました。


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すぐに草付の斜面になり、タケノコ岩も見えてきました。


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振り返れば、すぐ下に森林限界が明確に見えていました。以前登った大山正面道は、次第に低木が増えてきて、いつの間にか灌木帯になり、最後には草付の斜面になるという感じでなだらかに変遷していきましたが、ここはなんだかデジタルっぽい切り替わり方です。


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左手の奥の方には、もっと上まで森が続いているのが見えます。単純に標高だけが森林限界の決定的要因というわけではないということです。この一帯はどういう理由で森林限界が低いのか、謎です。むしろ、あの奥に見える部分だけ森林限界が高いのかもしれませんけど。自然ってのは不思議だけど面白いです。

つづく。

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| 2018年6月 大山一ノ沢右岸稜 | 18:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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